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| 『本物の英語力』
~トミーさんのHPより~
文芸春秋の10月号で特集されていた『本物の英語力』で語られていることを紹介。
中身をざっとまとめるとこんな感じ。
*実用英語で必要なのは、そして難しいのは「話すこと」ではない。相手が話している内容を正確に聞き取ること。「正確に聞ければ、ほぼ自動的に話せる」
英会話学校で練習している「自己紹介」などは、全くの無駄である。
*「コミュニケーション」のために英語を身につけたいのか、「教養」として英語を学び他国の文化を理解するためなのか、その目的のよって、英語を始める時期や学習法は全く変わってくる。小学生の時は、日本語をしっかり学び、中学高校では、「聞く・話す」を中心にした英語をマスターし、その上で外国文化などを詳しく学びたいという人たちが、大学等の高等教育で「読む・書く」のトレーニングを受ければよいのではないか?
*必ず「聞く・話す」という音声言語を獲得した上で、「読む・書く」という文字言語を獲得する順番でないと定着できない。
日本語も小学前までに、自分で考え自分の言葉でしっかり話すことができるようになってから、学校での読み書きが始まる。英語も同じことですよね。
*言語を獲得するとは「言葉と、その意味がわかること」
言語の獲得には、「意味のあるやり取り」や「双方向のコミュニケーション」が起こりうる状況で、「理解できるインプット」を大量に与えることが必要。
最近の英語子育てママで心配なのは、長時間に及ぶCDやビデオで脳に刺激を与えすぎると、言語の遅い子になったり、ADHDの症状が出るという指摘があるという。親が英語で話し掛ける英語子育ても、遊びとして楽しむのなら害はないが、なかには「子供に英語でしか話し掛けない」「子供が日本語で答えたらおやつをあげない」「無視をする」という親がいて、その結果失語症になった例もあるという。暴力による幼児虐待をよく聞くが、それと同じように親の思いだけで、子供に英語を強要することで精神的な幼児虐待になってはいないか考えて欲しい。
*人との交流を愉しみ、胸を開いて積極的に人の輪の中に交わる人生を歩むことこそが、何よりの英語上達法といえるかもしれない。
こういうことを話していると、ラボは色々な人と交流しながら、世界中のお話に英語と日本語で親しみ、英語で交流することを楽しむことができる場所なのです。 |
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