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***** LABO MASE PARTY 2005 *****
【What is Christmas?】 ~Christmas Count Downより~
イエス・キリストの降誕記念日。
そもそもクリスマスは、英語でキリスト(Christ)のミサ(mass)の意味。
Xmasと書く場合の「X」は、ギリシア語のキリストの第一字を用いた書き方です。
("X'mas"の標記はしないそうです)
フランスではノエル(Noël)といいます。
イタリアではナターレ(Natale)、ドイツではワイナハテン(Weihnachten)といいます。
また12月25日をクリスマス・デー、
その前夜をクリスマス・イブ、
クリスマスから公現祭(1月6日)の前日までを
「降誕節(Christmastide)」と呼びます。
【起源】
クリスマスはいつ頃から祝われるようになったのでしょうか?分かる範囲で調べてみました。ちょっと長いですが、興味のある方は読んでみてください。
新約聖書には、マリアの処女懐胎に始まるキリスト誕生について、記されています。
しかしその日がいつかということは語られていません。このため初期のキリスト教徒は
1月1日、1月6日、3月27日などにキリストの降誕を祝しましたが、教会としてクリスマスを祝うことは無かったようです。
クリスマスが12月25日に本格的に祝われるようになったのは、教皇ユリウス1世の頃だといわれています。
この頃にはキリスト教国全体で、この日にクリスマスを祝うようになったようです。
また一般に、この時期に大きな祭を行うことは、古い時代の社会の習慣でもあったようです。
なかでもキリスト教会が改宗を願っていた、ローマ人やゲルマン人の間には、当時の祭が盛大に行われていたという記録が残っています。
12月25日は、ローマの当時の祭日でした。
その日は「征服されることなき太陽の誕生日」として、3~4世紀のローマに普及していたミトラス教の、重要な祭日だったのです。
12月17日から24日まではサトゥルナリアと呼ばれる、農耕神サトゥルヌスの祭が行われていました。
この期間、家々にはあかあかと火がともされ、常緑樹が飾られたようです。また贈り物が交換され、男達は女の衣服や獣皮などをまとい、ふだん禁止されていた賭け事に興じ、主人と奴隷が席を交換するといったどんちゃん騒ぎも行われたといいます。
このようなローマのサトゥルナリアと、ゲルマンのユール祭の時期がイエスの降誕を祝うクリスマスとして選ばれました。教会側は既存の祭日を、できるかぎり利用することを考えていたからです。
とくにミトラス教はキリスト教の強敵でした。コンスタンティヌス1世はこれよりさき、類似点の多いミトラス教との併合を考えて、
321年には毎週の休日を「太陽の日 dies solis = sun day」と呼ぶことに決めたのです。クリスマスについても教会の同一の方針をみることができます。
その上、当時キリスト教徒の間にも、イエスをこの世の光、太陽と考える習慣がありました。ミラノ司教アンブロシウスは、「わが主イエスの降誕したこの聖なる日を<太陽の誕生日>と呼ぼう」と述べています。
クリスマスが、はっきりいつごろから祝われたかは不明です。
初期の東方教会の人々は公現祭をキリスト受洗の日、
その神性顕示の日として祝いました。彼らはアリウス派の人々でイエスの受洗を重視し、降誕には意味を認めない人々でした。
降誕の時からイエスの神性を信じる正統派キリスト教徒は彼らを異端と考えました。325年のニカエア公会議の異端宣告とほぼ同時期に、西方教会がクリスマスを12月25日に定めたのは異端との区別を明確にするためであったかもしれません。
ともかく、ローマでクリスマスが12月25日に祝われたのは336年以前であったことはほぼ確実のようです。
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2005年も残り少なくなってまいりました。私にとりまして、この一年は思い出に残る出会いと感動の年でした。至らない点も多々あったかと存じますが、いつも暖かいエールを送ってくださるご父母の皆様に支えられ歩んでくることができました。
皆様の深いご理解とご協力に心より感謝申し上げます。
来たる2006年が皆様にとりまして最高の一年となりますようお祈り申し上げます。
I WISH YOU A MERRY CHRISTMAS AND A HAPPY NEW YEAR!! |
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