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ラボと4-Hがホームステイ交流を始めた1972年から、長い歳月が過ぎました。
この間海を越えた友情は他に類をみないことであり、多くの若者たちを成長させてきました。
私は1998年から2001年まで、憧れの4-Hのスタッフとして、ラボとの交流に携わることができました。3人の息子たちを4-Hクラブに加入させ、自分もアダルトリーダーとして関わり、また彼らの成長に従い、保育園から中学までの教育現場でボランティアも体験できました。
そこは、アメリカの言葉の教育、青少年育成の活動の現場であり、言葉による青少年育成活動をしているラボに参考になることがたくさんありました。今後、折に触れてその話をしていこうと思っています。
米国農務省の青少年育成団体である4-Hクラブは、Learning by doing による実体験を重んじている。農業青少年団体ならではの農業(家畜を含む)技術のみならず、コンピューター、ロボット、ロケットサイエンス、キャンプ、シティズンシップなど、さまざまなプロジェクトによる体験教育、リーダーシップ教育を行っている。
100年を越える伝統を持つ4-Hクラブが、第二次世界大戦により世界がバラバラになってしまったことを嘆き、
大学生による国際交流を始めたのは戦後すぐのこと。そして、1972年、日本のラボとの間に、ティーンエイジャーの国際ホームステイ交流が始まり、現在に至っている。
私のコーディネイターとしての仕事は、州内の4-Hクラブとその家庭に国際交流プログラムを紹介し、夏のホームステイ交流のホストファミリー、日本への渡航希望者のリクルート、オリエンテーション、そして、交流期間中は、日本から来たラボっ子たちのためにオリエンテーションを企画、運営し、ステイ中の相互交流をサポートすることだった。
毎年秋に、全米コーディネイター研修が輪番開催され、周到な研修が行われた。研修内容も刺激的だったが、そこへの旅行と新しいコーディネイター仲間との出会い、旧知の仲間との再会が、私たちコーディネイターの意欲を高めたのは言うまでもない。
http://www.4-h.org/ |
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