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タイトル: 中国体験記9 上海最終日
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内容:
上海最終日は、半日自由行動の日。Oさんと「オペラ」でパンとコーヒーの朝食をとり、作戦を立てて、高架鉄道と地下鉄を乗り継いで繁華街へ出る。切符が安い。上海博物館をじっくり見て回り、そこのブティックで買い物をする。今まで「シルクのスカーフ安いよ安いよ」とどんなに言われても買う気がしなかったけど、ここですてきなのを見つけて、3枚も買ってしまった。
そこからにぎやかな南京路を通り、一日目の観光に来られなかったOさんのために、バンドへ向かう。途中のレストラン「天水」で昼食。おいしー!この日は通訳してくれる人はいないのだけど、食い気に勝るものなし?バンドは1920年代の建物が黄浦江沿いに並ぶ上海一の名所。そこに来れば世界の建築物の博物館のようなもので、古い上海と新しい上海(対岸の浦東地区)を一望できる。
バンドから金陵路へ抜ける道はレースや布地の問屋街とでもいおうか。生活感あふれる道筋。豫園も近い。金陵路は、楽器街。そこでたまたま入ったお店で藍染めの綿のチャイナブラウスを買う。いやあ、Sが元気になって上機嫌のOさんがスポンサー状態。傍目から見たらどんなカップルに見えるかしらね?ふふふ。
夕方ラボっ子たちが続々とホテルに集結。外語学校でお別れ会をし、夕食は招待所でビュッフェ・ディナー。最後の最後までいたれりつくせりで、本当に感謝感激。Sが、「一日のみのホームステイだったが、家族の愛情と上海のすごさを感じることが出来た」と言っていた。北京で別れるときに他のテューターの皆さんからいろいろ小物をいただいていたので、それをくじ引きの賞品にして、お楽しみにしてもらう。校長先生は「つまるとコミュニケーションに困ります」を引き、耳かきが当たった。「筆談に必要」を引いた先生方は、4色ボールペンなど。「中国式のお手前もすてきでした」を引いた先生は、野点セット。などなど。賞品のレベルに差があるときはこんな風なくじ引きにすると楽しくて失礼にならずにすみますね。
ディナー中ににわかに慌ただしい動き。長春から上海に着くはずのグループが黄砂?とにかく視界不良で、南京におりてしまったというのだ。旅にはそういうトラブルはつきもの。そんなときも、頼りになるRさんのおかげで、夜中の高速をバスでひた走り、朝方無事合流。
つかの間の仮眠のあと、空港へ。ここで、成田組、中部組、関空組、福岡組に別れ、それぞれ引率者が引き連れて帰国の途につく。長春から来たグループはバスの中でしっかり寝たと見え、帰りの飛行機の中では元気いっぱい。上海組の方が、ホテルで寝ずにおしゃべりしていたかな?機内食も食べずに爆睡。
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