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タイトル: 中国体験記7 上海外語学校
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内容:
上海外語学校での授業。グループを2つにわけ、書道と手芸のクラスへ行く。気が重い。書道と手芸。私の最も苦手とするところ。仕方ないか、これも国際交流。そう思って書道のクラスへ行く。ところが、私につきっきりで教えてくれたのは、次男と同い年(中2)の男の子ふたり。日本語専攻ではないのに、こんなに親切にしてくれる。筆の持ち方から墨の付け方、下ろし方、はね、はらい、とめ・・・かんべんしてくれー。妥協というものがない。言葉が通じないと、日本語専攻のかっこいい高校生(長男と同い年)を呼んできて丁寧に教えてくれる。高校生の方は適当に社交的に、「上手ですよ」なんて言うのだけどね。そのうちに中学生二人が英語専攻ということが分かり、にわかに話が通じ始めた。一生懸命でかわいい。おかげですごく上手になったと思う。時間ぎりぎりで書き上がった「中日友好」 今までこんなに上手な字を書いたことがない。しかし彼らには満足できるものでなかったのか、自分たちで書いた「中日友好」に贈加藤倫子といれたものを持ってきてくれた。なんてかわいい子たちなの!
手芸。書道で精神力を使い果たして、もうだめだと思いながら次に挑戦。中国結びをつくる。板にビスを差し込んだ型を使って編んでいく。結構やれる、と思っていたが、フィニッシュでわけが分からなくなり、救援要請。先生が呼ばれてきて、それこそ真剣に直そうとしてくださったが修正不能。ご自分の首に掛かっていたものを外してくださった。「あ、ラッキー」とラボっ子。ほんと。
ああ、腹ぺこ。食堂へ行く。前日ラボっ子がたくさん残して、心苦しかったので、この日はうどん一杯だけにしてもらっていた。これは正解。みんなほとんど残さず食べた。午後の再集合まで、ラボっ子たちは自由行動。それぞれにボールあそびをしたり、おしゃべりしたり。
私たち大人も、一息入れようということで、「ケーキとコーヒー、行こうよ!」と誘う。調べはついてる! 朝、ホテルから学校までの道のりを反対まわりして好ましげな喫茶店「オペラ」を見つけておいたのだ。おいしそうなケーキやベーカリー。そこでケーキとコーヒーを食べ、ああ、ひさしぶり~。甘いものが食べたかったのよね。
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