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KATO PARTY NEWS December ’11
この秋は2度の渡米で、青少年国際交流について考える機会を得、改めて、ラボのプログラムのよさをかみしめていました。プログラムの奥深さ、周到な準備活動、引率に於いても二重三重のチェック体制があり、またプログラムを研修し続け、共有し続けていることがいいと思います。もちろん、人間のやることですから足りないことはたくさんあるでしょう。けれども交流相手の事情を思いやりながら、教育的なプログラムの遂行を心がけているのです。それが40年築いてきたものですね。
11月のワシントンDCでの4-H会議では、現地コーディネイターたちと白熱した議論を持ち、彼らの献身的な努力もかいま見ることができました。4-Hクラブとは、米国農務省の青少年育成団体です。その4-Hクラブとラボとの交流は40年になるわけですが、毎年、全米の代表が会議研修を行っています。ホストファミリー捜し、オリエンテーションの内容、ホームステイ中のさまざまなことに親身になって対応している4-Hに、私たちラボは、しっかりした子を送り出さねばと、襟を正しました。特に気になったのは、「自分の身の回りのことができない子」「コミュニケーションに熱心さが見られない子」「帰国後に手紙やメールをださない子」の存在を、嘆いていることでした。ラボは、国際交流をその子の成長の通過点ととらえていますが、アメリカでは達成点を求められています。このようなギャップはお互い様ではありますが、こちらから送り出す方が圧倒的に多いので、問題も多く認識されてしまいます。うちのパーティからは、自立に向かって努力できる、ことばや生活の違いに適応できると認められる子を送り出し、小学校年代は多少の困難にも適応できる強さを持つよう、キャンプや日常のラボで励ましています。それでも、もっと改良するべきことがあると思いました。私も帰国して10年、感覚がさび付かないよう、リフレッシュしないと、と思いました。
先日、2012年度の国際交流参加者の親子オリエンテーションがあり、Kiちゃん、お母さんと一緒に参加しました。みな、いい意味で緊張して、とてもすがすがしい一日でした。Kiちゃんのがんばりを期待しています。中1でいく子は、身体全体で相手を受け入れるダイナミズムを、中2でいく子は、英語を使うおもしろさと同時に適応能力を求められることを体験してきます。高校生でいく子は、年齢にあったコミュニケーションの難しさも実感することでしょう。延期することはできますので、早めに申込みをおすすめします。成長における教育的意義を常に考え、精神的に強い、しっかりした子になるよう、保護者のみなさまと協力したいと思います。(積み立てが必要ない国もあります。現小6以上で来年のオレゴンキャンプはまだ申し込めます。春の中国、夏の韓国は現小4以上参加可)積み立てはやる気につながります。ご相談下さい。
Tさんのお宅に韓国のセジンさんが一泊ホームステイし、楽しい時間を過ごしました。桜美林大学ではたくさんの留学生たちがこの行事に参加したかったそうで、漏れた人達が残念がっているそうです。
クリスマスに向け、小学生とGちゃんは、「ジョン万次郎物語1話」 中高生とYちゃんは「ピーターパン1話」に取り組んでいます。プレイルームのKちゃんは、How are you, my friend? やHey, Diddle, Diddleが大好き。クリスマス発表会は、12月17日(土)4時半集合、中央公民館第6,7研修室、バザーと持ち寄り、在籍表彰、聞き込みの賞品授与をします。 |
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