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☆兵庫地区テーマ活動報告
テーマ活動 “Stone Soup-石からスープができるかな”
取組期間:2008年12月上旬~2009年3月20日発表
合同ラボ:各月2回づつ …計8回
①テーマの決定
11月初めより秋の活動の中でいろいろな物語を取り上げて実際に動いてきました。
そして、来年春の地区テーマ活動大会について話し合いました。
ラボっ子達の希望、何の物語に取り組むのかということです。
今までの皆の様子からあがったのは・・・
①ピノッキオ ②ロージーちゃんのひみつ ③ロバのシルベスターとまほうの小石
④石からスープができるかな ⑤トム・ティット・トット ⑥ふしぎの国のアリス
⑦はるかぜとぷう ⑧大草原の小さな家 などでした。
そして、①④⑤⑥の4つに絞られたうえでのテーマ決定です。
何回か動いてきた中で「お話カード」にそれぞれ自分の希望のタイトルとその推薦理由を書いてもらいました。 結果は「石からスープができるかな」が他より圧倒的な数でした。
多数決で決めるのではなく、高学年グループでそのお話カードの意見結果を参考にして話合いました。 多数の子がやりたいと言っているのがやはり大きいのに変わりなく、それが取り上げられたならきっと前向きな気持ちでやるだろうし、逆になった場合は問題になるだろうという意見がありました。 中には「アリス」や「トム・ティット・トット」も少数派でしたが迷いがあったのですが3才からのキディ年代から小学生がイキイキとやれるように、また、高学年に至っても合同でやるならこれだと一押しでしたから、異議はないということに落ち着きました。
②テーマ学習
・"Stone Soup"石からスープができるかな?の絵本を見ているとあるページに雨上がりの絵があります。 前から気になっていたので、いろいろ調べてみました。 お話の舞台はフランスのブルターニュ地方ということで、特にこの地域は海に突き出ている地形なので雨が急に降ることが多いのだと思いました。 この絵本を描いたのはコルデコット賞を何度もとっているマーシャ・ブラウンさんですので、なるほど細かなところまでうそがないのですね。 表紙の見開きの所にもおじさんがバブパイプを吹いていますが、これもイギリスのバグパイプと違って村人が持っているのですから、庶民的な楽器の形になっています。 カナダにもバブパイプは伝わったようですが、もっと立派な形でした。
・"Stone Soup"の日本語絵本のタイトルは「世界一おいしいスープ」ですが、どんなおいしいスープがあるのかを子供たちに聞いてみたい。 「石から味噌汁ができるかな?」と洒落てみたのは大学生のTo君、合同ラボではどんなスープができるかな?というところ
・子供たちにも読み聞かせてみたいすてきな絵本を見つけました。
ケイト・グリナウェイ賞を取ったヘレン・クーパー作の「かぼちゃスープ」と「とびきりおいしいスープができた」という絵本です。
あひるとりすとねこの3びきが絶妙のチームワークで暮らしているのですが、嬉しい事にねこがバグパイプを吹くんですよね。 作者はロンドン生れだそうですから納得です、リスはバンジョーを弾き、あひるは歌を歌います。 世界一おいしいスープはそんな仲良し3びきが協力してそれぞれの分担で作ります。 かぼちゃを切って、かきまぜ、味付けは塩です!
中国が舞台の「しあわせの石のスープ」ジョン・J・ミュース作絵 も参考にしました。
同じテーマのお話ですが、西洋と東洋の考え方、感じ方を比べることができました。
③テーマ活動に用意したもの
・村人の家の絵(野菜などを隠すところ) ・ラボっ子のスープの具財の絵 ・絵カード
・ストーンスープのクイズシート ・カルタ ・絵本を拡大コピーしたもの
・テーマ活動マップ ・ラボっ子手作りリスニングシート ・意見やイメージ用模造紙
・他の絵本 等‥
④言葉の気づきから表現へ
・わからない言葉探し
・気になることを解決しよう。
・絵本を見ながら「絵とき」をする。
・ナレーションになっている言葉にも村人が言っているセリフがあった。
・キーワードがいっぱい。
⑤ ナレーションと役決めは1月末
・小学生もナレーションに挑戦しよう。(Kaちゃんは「一人でやりたい!」)
・言いたいセリフはどれかな。
・言ってみたい場面はどこかな。
・いろんな役を動いてから決めていく。
⑥登場人物のキャラクターについて
・名前のない兵隊たち1,2,3のキャラクターも考えよう。
・名前のある村人のキャラクターを話し合う。
・スープの具材の表現をキャラクターのように表現する。
⑦奥野パーティのテーマ活動として何を表現し、何を伝えようとするのか。
*物語の最後に伝えたいこと…
・村人の気持ちは、初め怖がっていて食べ物も何もないと嘘をついていたが、野菜など兵隊にあればな~と言われるにつれて、だんだん自分から持ってくるようになる。 最後にはすごい人、素晴らしい人たちと思うようになる。
だませれていると薄々感じたとしても、好奇心いっぱいで、もうそのままおいしいスープができたんだから(プラス思考で)いいじゃないかという気持ち。
・兵隊の気持ちは、なんとか食べ物を分けてもらおうと思ったがダメだったので、「石からスープを作る」なんてことを考えついた。 金持ちのスープになるとか、王様がごしょうもうなさったなど、うまく村人たちをのせる。 結局は村人たちから感謝されるほどになって、お祭り騒ぎにもなる。 食べて飲んで、踊って皆がハッピーな気持ちになれた。 いいベッドで眠ることもでき、お土産までもらって見送られながら去っていくのだが、、、
⇒ここで考えるべきことがあるのではないか? すんなりとハッピーで去っていくのか、それともちょっと後ろめたい気持ちで逃げていくのか。。。
・絵本をみると逃げているように描かれている。
・ハッピーで終わっていいと思う。
・互いに幸せな気持ちになったのだから、前向きにそうだねということでいい。
・村人から言えば、だんだん楽しくなってきたのだからいいよ。
・中国が背景の絵本をみると、お坊さんがスープを作るので教えとして諭しているが これは、フランスが背景だからウイットにたけているし、西洋と東洋の生活感覚の格差を思う。
…では、どう表現するかだが→どうやら逃げていくのではないが、兵隊たちが何かを言い合いながら歩いていく表現になる。
3月19日最終合同ラボ
3月8日8回目-合同Big Labo 青山2丁目集会所にて4時~7時
今日は一応、総仕上げのつもりで取り組みました。
西宮からMaテューターにも応援いただき緊張感をもって始めました。
今日のリーダー担当はAS君です。 まずはソングバーズ"The Paw-paw Patch"のいつものバージョンで体をほぐし、続いて'Stone Soup'バージョン(スープの具材)でも表現を楽しみました。
*さて、テーマ活動の「ストーンスープ会議」です。
各グループからでていた課題を話し合いました。
・木曜G.からスープの煮え方をダイナミックに。
・金曜G.からはスープの湯気の出方でおいしそうに。
・高学年G.から3つの家族の表現を今一度決めたい。
話し合いの後実際に場面ごとに動きました。 どんどん工夫なり思いがでてきましたし、小さい子から大きいラボっ子まで互いにバランスを取りながら表現を共有していきました。
10分休憩後、
*Maテューターに率直な意見をお願いしました。
①場面転換が多いお話になっているので、全部表現しようとするのはどうなのか。
②表したいところのイメージを共有して何がしたいのかを協力していくとよいのでは。
③名前がある村人の役のキャラクターをもっと出そう。
④村人対兵隊の敵対関係から、だまされているにもかかわらず、うまくハッピーになるところはどう解釈して表現に活かすのか、特に高学年は考えてみよう。
⑤言葉は自信を持って。
⑥兵隊は何を相談したのか。
これらのアドバイスを踏まえて話し合う…
・家族やその家の表現―1人ひとりが何をしているのかを考えてやろう。
・メリハリ
・スープの中身の動きは、でんぐり返し、ジャンプはするが横転、側転は危ないかも。
もう一度本番のつもりで動く。
・ことばのメリハリ
・表現をアピールするぐらいに!
ナベは大きく表現してみよう。
Maテューターから
①皆が好きなところと言ったぐらいでから、ダンスの場面は楽しそうでよかったし、村人の全体の表現も出来ていた。
②誰に向かって言っている言葉なのかを考えて言うと、言葉を届けられる。
聴いていても安心してみていられる。
3月1日7回目-合同Big Labo 青山2丁目集会所にて4時~7時
ソングバーズ"The Paw-paw-Patch"でスタート
①パート練習(言葉)
②みんなで「ストーン・スープ会議」part1
・ヴィンセントとマリーが終わったらみんな家の形を作って兵隊が訪ねてきたらドアの表現をして中から5人が出てきて手でダメのXを作ってりして追い出す。
(ドアは全員倒れる。 それまでにナレーションを終わらせる。)
・寝る場所に連れていく場面は、もう憧れの人たちみたいに我が家に来てほしい様にしよう。 牧師、パン屋、村長さんを家に連れていく人達を確認する。
③表現してみよう!-1回目
④「ストーン・スープ会議」part2 話し合い
・スープが出来上がったら、机をならべる人以外はスープをもらうように並ぶ。
・村人たちは食べ物を隠し終わったら、兵隊たちを待つので客席の方に向いて覗く様子を表現する。
そして、兵隊のセリフでビクッとして、家の人だけ出てくる。
村の人たちは兵隊を見る代わりにもっーと前を見る。
⑤音楽CDで動いてみよう!-2回目
・家を訪問する表現が微妙では、(今日の集まりがわるかったこともあるのでは、)
・タイトルの時、兵隊はもっと兵隊らしくしてほしい。
はらぺこの感じにしているがリュックを背負うなどやってみよう。
⑥まとめと反省タイム
話し合った内容と課題…
・いろいろと今日はお休みが多かったが、力を合わせてやり抜こう。
・何といってもナレーションがお話の語り手だから頑張りましょう。
・合同ラボはあと1回だから、20日あると思わずに8日には覚えてくる。
2月22日6回目-合同Big Labo 青山2丁目集会所にて4時~7時
“The Paw paw patch”“The Alle-Alle-O”を楽しんだ後、早速テーマ活動です!
*初めは「スープ会議」です。 中高大生グループから先週、各グループから出ていたアイディアも含めて今日の課題を出してもらいました。
①物語のタイトルをどういう気持ちでいうのか。
⇒兵隊たちと村人たちで向かい合って言う。
②3つの家族をどう表現するか。
⇒真ん中で1づつ違う表現で作って、兵隊たちがそこへ訪ねて行く。
③3つの石は兵隊に渡して欲しい。
⇒3つの石はプレイR.の3人がゴロンところがり表現してもらって、兵隊は手の中に石があるつもりで表現する。 他の野菜の表現と同じように。
④野菜を表現する時は・・・
⇒フランソワーズ、やマリーが家に取りに行く時に他の子達も取りに行って、今度は野菜の表現で戻ってくる。 そして、兵隊に切られる(料理される)
⑤ダンスの場面・・・
⇒1曲目はパートナーを誘ってから挨拶して踊り始める。
飲んでいる人、まだ食べている人がいてもよい。 バイオリンやバグパイプを演奏している人もいる。
2曲目は、“Let's make a circle”ということで大きな輪になり、オリジナルステップで踊る。 だんだん酔っ払いや眠たそうな子供など疲れた人達がでてきて、、、
⑥スープが出来あがる前は・・・
⇒ぐつぐつ感を小さくジャンプして表わす。途中からちょっとづつ湯気になってでてくる。
寝ているところが変だが、、、
*どんな家族かを各グループで話し合う。
①ポールとフランソワーズの家族
・ドアが引き戸 ・窓がいっぱい ・2階建て ・屋根裏 ・家のとなりに倉庫 ・庭が広い ・花が咲いている。 (結構立派な家らしい)
⇒家の形は長方形で表わす。
②アルバートとルイーズの家族
・ワラで中はレンガ ・ドアは自動 ・暗唱番号 ・防犯カメラ ・1階建て、地下がある
・ライオンとトラと毒ヘビ (等など時代とはかけ離れているがユニークな意見)
⇒家の中じゃなくて、庭で兵隊と話すようにする。
③ヴィンセントとマリーの家族
・家が大っきい ・庭も広い ・戸が様式風 ・窓が多い ・倉庫がある(へそくり、食べ物) ・煙突がある、とうぜん暖炉がある ・木が生えている
⇒①より大きな家を表わす。
どの家も返事は同じなので兵隊は角かどを他の家ドアに見たてて訪ねていく。
その後、音楽CDで動いてみましたが、面白い表現になりそうでした。
言葉はまだまだでしたが、「ここは誰のセリフ?」と言いながらなんとか進みました。
最後に「物語のテーマとして何を伝え様としているのか」を考えてもらい、それをどのようにひょうげんして終わるのか、と声かけました。
全体の表現は確認のためまとめてもらいましたが、これでほぼ決まりのようです。
あとは言葉をしっかり入れることです!!!ここが一番肝心なのですがあと1ヶ月あります、一歩一歩発語を進めていきましょう。
2月15日5回目-合同Big Labo 青山2丁目集会所にて4時~7時
“The Alle-Alle-O”人間ロープゲームで体をほぐす。
早速テーマ活動開始!
*リーダーの下、まずは1回動いてみた…
①イントロ部分は高学年の意見で兵隊が歩いている森を作ろうとアイディアが上がった。
⇒Aちゃんの声かけで、そこを兵隊たちがくねくねと歩いていくがキディ、小学生達はなかなか動きづらい様子、やはり却下となる。 元どおり兵隊は兵隊で自由に動き、お話しを伴奏(伴走)するようにお百姓たちは畑を耕して野菜を収穫している感じになった。
②村人たち、家族のグループ、野菜のグループなど確認する…
⇒一人一人が何を表現しているか、または表現したいかを気持ちの確認をする。
その後に気づいた事を話し合う・・・
・セリフを忘れている。
・ごちゃごちゃしすぎていた。
・CDが聞こえない。
・家族の感じをもっと出そう。
・背景の工夫―スープが出来あがって、湯気があがる場面
*2回目を動いてみる…
・兵隊たちもどう表現したら兵隊に見えるか。
・村人の家族もどうしたら家族の様子が感じられるかをパートに分かれて話し合う。
⇒細かな所も表現の工夫があった。今少しさらなる工夫を、、、
⇒To君のリードで野菜などスープの具材の表現―Carrots, Cabbage, Potatoesの表現の時、 兵隊に料理され切られていく表現に動きがついて面白くなった。
*最後の30分は初めて音楽CDで動いてみた。。。
①日本語だけは覚えてくる事となっていたが、数人だったような。 それでも強行してみた。
どれだけダメかが分かると言う事で。
⇒言葉の大切さが実感する。 表現と言葉は同時進行かと思いますが、、、行きつ戻りつしながら完成していくことに!
*今回よかった事
・タイトルコールが元気だった。 “Stone Soup-石からスープができるかな?”と呼びかけているようにも聞こえるし、自分たちに問いかけているようにも感じた。
・ダンスの場面がパーティの雰囲気で実に楽しくリアリティが溢れていた。
・最後の村人たちのセリフ“Such Men Don't Grow on Every Bush-なかなかいないよ、あんなすごいひとたちは”ハッピー・エンドの方向に終わりそうだ。
*次回までの課題
①ナレーションに耳を傾けること。
意識して欲しい大切な言葉がたくさんある。
“feared”“sad face”“sighed”“as hungry as they could”“The peasants stared”“eyes grew round”“They were tired”等‥
言葉を面白がってそれぞれの役柄を表現しよう。
②プレイRのKoちゃんもちゃんとテーマ活動に入って表現出来ていることに感動―縦長の活動の良さがアピールできることが大切。
1月25日4回目-合同Big Labo ローラの家にて4時~7時
*今日の目標…
①絵本から絵ときをしよう。マーシャ・ブラウン氏の絵本から発見していく。
②役とナレーションを相談して決定する。
③積極的にテーマ活動に取り組む為に、自分のイメージや表現を出し合う。
*中高大生のリードで進めていく事、尚且つテーマ活動は、メンバーみんなの力でリーダーと他のメンバーの協力が必要だということを確認した上で、3つグループに分かれてスタートしました。
①リーダーからの提案で「スープを作る場面をグループごとに分かれてアイディアを練る。 後で見せ合ってシェアをしよう。」
Aグループ―兵隊はとても料理を楽しんでいた。
村人たちがナベを重たそうに運んできた。
塩、こしょうを入れる時、村人はちゃんとくしゃみをしていた。
フランソワ―ズやマリーさんがいかにも今思いついたように走って具材を取りに行った。皆が揃って肉とじゃがいもを取りに行くところもぞろぞろと雰囲気が出ていた。
Bグループ―Kちゃんが石になって表現しているのが、回りを和ませてくれた。
キャロットは手を頭の上で三角に表現1回まわってナベに入る。
キャベツは手を頭の上で丸く輪のようにして1回まわってナベに入る。
ジャガイモはゴツゴツ感をだしたいので、両手のひじを胸の前で合わせて変化をつけるなどの工夫をしていた。
肉はヘロヘロ感を出したいとのことだが、、、?
Cグループ―兵隊と村人たちのやり取りが面白い。
まず、水を入れる。
丸い石になっているUちゃんが実に丸くなってできているので見ていて楽しい。
キャロットはスライスされるにつれて、だんだん低くなっていく。
キャベツは千切り(線切り)を意識して切られてバタンとたおれる。
兵隊のT君はいろいろとジャガイモは半月切りを表現するつもり、牛肉はぶつ切りなどとそれぞれきり方を変えているので、具材の子達もそれを受けて切られていた。 さらに、大麦は袋を持ち上げる感じでラボっ子を持ち上げたりもしていた。
王様に作ってあげたというナレーションに合わせて、王様も表現していたのも面白い。
*3つのグループ表現を見せ合っての感想…
・3つともミックスして作っていくと良いのではないか。
・村人は最初から積極的に具材を持っていったが、村人は初め兵隊を怖がっていたのだから、、、そこはもう少し考えてみよう。
これを踏まえて、スープ作りの場面が見せ所なので、その他の場面はついてくるでしょう。
休憩後、役ぎめにはいりました。
ナレーションは高学年1人づつしかあがっていなかったが、チャレンジしようという声かけで小学生からも出て2人づつになりました。
野菜や具材の表現も希望者が集まって小学生リーダー格がやり振りしていましたし、村人役もリーダーが中心になって希望を聴き取り決定しました!
まずはまとまり、今日の目標は達成です。
*すぐに2月になりますが、これからは言葉をいれて元気な大きい声で発語できるようにしていきましょう。
発表会のパンフレット用に各パーティの紹介メッセージを考えてもらいました。
『奥野パーティ “Stone Soup-石からスープができるかな”
奥野パーティは「ローラの家」でみんなが楽しく活動しています。小さい子から大きい子までトライ精神いっぱいです。そんな奥野パーティも20才になりました。
今回は、フランスの昔話“Stone Soup”をユーモアたっぷりに発表します。
実際に「石からスープができるかな」のタイトルどおり、火をおこし大ナベに水を入れ石を3つ入れてスープを作りました。皆で持ち寄った野菜やソーセージ、お肉も入れて、世界一おいしいスープが出来あがりました。そして皆で協力すれば素晴らしいスープが出来るんだと分かりました。さて、3才から大学生まで力を合わせて、奥野パーティらしいストーン・スープを作ります。どんな味になるでしょうか?どうぞ召し上がれ~!』
300字以内ということでした。
1月17日 3回目-合同Big Labo 青山公民館にて4時~7時
全員集合にはなりませんでしたが、インフルエンザやサッカーの試合などで仕方がありません。まずはソングバーズで“The Hokey Pokey”“Rock My Soul”“London Bridge”体を温めました。
今日の目標:
①各グループの報告をもとに表現を共有しよう。
②役をの希望があればどんどん言い合おう。
③ダンスのステップを考えてみよう。
①木曜日グループ・・・
・スープの中に入れる野菜、ジャガイモ、キャベツ、ニンジンの表現を工夫した。
兵隊が棒でナベの材料を混ぜたら野菜を表現している子はゆっくり動く。
・金曜日グループ・・・
鉄のなべの大きさと重さが表現できた。
具材の野菜を楽しく表現できた。
②・ナレーションを今回は一人でしたいというKaちゃんを筆頭にどんどん希望がでていました。
・兵隊は高大生の男子三人は決定! 一緒に小学生のR君とキディのR君が試しにやっていた!
・村人は一言づつ皆が誰かをやってみることに!
③ダンスは中高大生がベースになるように、やって見せてくれました。
1曲目は2,3人で自由に踊り、2曲目はソングの“The Frog”を取り入れて考えて工夫し てくれていましたので、一重の輪になり楽しく踊れました。
合同ラボの度に工夫を重ねていくことにする。
今日は2回動けましたので、とてもいい感じです。
一回目動いた感想・・・
<ラボっ子から>
・ゴマ塩になれていなかった。(ダンスの時、男女交互に)
・皆が楽しくやれたからいい。
・スープ作りの時に村人がいなくなってしまった。
・もっと話に入ろう。
・スープの具材がまざっていなかった。
・スープの具材がまざっていたが、ちょっと。。
・CDが聞えにくかった。
・ダンスが楽しかった。
2回目はそれらを受けて動きました。
<テューターから>
・石のスープと聞いて、目を丸くする表現は?
・鉄のナベが途中で見えてこなくなるが、、、?
⇒兵隊が3方に立っていることにする。 具材の表現も丸く動く工夫をすることになる。
・野菜がナベに入る時の工夫。
・道を作って見送っていたのが良かった。
・ダンスがリズムにのっていた。
でも、まだまだ、テューターが発言している事が多いようにおもいますよ。 どんどん皆からの意見がほしいですね。 それにはライブラリーの聴き込みが一番大切です!!!
ラボっ子の協力とイメージ豊かな表現を心待ちにしています。
さあ、“Pitch Up!”してくださいよー!
*次回の合同Big Laboは25日(日)です!!
12月20日 2回目-合同Big Labo 志染公民館にて4時~7時
皆が集合するまで、ソングバーズ“Jingle Bell”“7 Steps”をしました。
初めにThe Hokey Pokys のママバンドも合同でクリスマス交流会の練習です。
「ひとつしかない地球」の手話と“We wish you a Merry Christmas”“Rudolph, the
Red Noed Reindeer”そして「崖の上のポニョ」を歌いました。 歌う事すなわち、声を出す! 気持ちを合わせる! 心地よさを共有する! など良い事ばかりです。
英語の発音もとても良くなりますし、何回も繰り返し聴くのでよい練習になりますね。
クリスマスソングはこの時期いろんなところで耳に入ってくるので歌うきっかけがたくさんありますね。
*さて、テーマ活動です・・・
今日の目標は「登場する人たちに注目! どんな表現ができるかな?」
進行役のリーダーから今日のところはさらっと聞き出してもらいました。 「やっぱり、まず動こう!」の声に押されて、それでも元気に1回動けました。 これだけでもかなり前向きな形だと思います。
・よかった点は~
①家族に分かれていたので、動きやすかった。
②兵隊がちゃんと3人した。
③大きな鍋のイメージが共有出来ていた。⇒もう少し大きい方がいいと思うのですが、、、
④スープの具材になって表現しようとしていた。⇒一つ一つどんな野菜なのかついう風に表現したい。
兵隊のキャラクターも野菜を剣できるなど楽しめていた。
*本当に「石からスープ」を来年7日(水)4時から6時まで、ローラの家にて
皆が持ち寄ったものでおいしいスープを作りましょう。 Surpried!でびっくりするほどおいしいのができますように。 そうそう、塩とこしょうは絶対です。
*交流会のソングをもう1度最後に30分練習して、本番に備えました。
12月14日 1回目-合同Big Labo ローラの家にて4時~7時
ソングバーズで体をほぐす。 “London Bridge”“7 Steps”“Baw waw, says the dog”等
続いて「ひとつしかない地球」とクリスマスソング“We wish you a Merry Christmas”“Rudolph, the Red Nosed Reindeer”を歌いました。
☆テーマ活動“Stone Soup-石からスープができるかな”
さて、いよいよ合同です。 始めにテューターからプレゼンテーションです。
地図を見てフランスの昔話についてお話。 皆の関心事を引き出したく思いましたので、身近なことからいろいろ発言してもらいました。
*3つのグループに分かれました。
*わからない言葉を解決しよう。
実際に表現してみる⇒目で見てわかる。⇒テーマ活動で活かせる。
ex.「とぼとぼ歩く」「味がひきたつ」「目をみはる」「たいまつ」「おあえつらえむき」「火をたきつける」「いちもくさん」「あかあかと火のともった」
*気になることを話し合おう。
①「兵隊はどこから来て、どこへ行ったの?」
・戦争が終わって、実家へ帰る。・・・笑いがおこりましたね。
・イギリスから来て、スペインに行くところ。・・・MSちゃんの意見でした。 とてもありえる答えです。皆も感心していました。
②「おみやげに何をあげたの?」絵本からの質問
・皆だったら何をあげるでしょうか?
☆実際に動いて見ました。
まず、村人達の家族を3つ作りました。 それと兵隊たちです。
①ポール ファミリー
家畜を飼っていて、農作業をしている。
②アルバート ファミリー
病気のお父さんがいる。
③ヴィンセント ファミリー
他の兵隊に食べるものはみんなやってしまった家族
という具合に・・・
○兵隊の希望者が大勢になりました。
TA君、NA君、RO君、RT君、KNちゃん、AKちゃんです。
今日のポイント
‘大きな鉄のなべは表現するのかどうか。’
LT:なべに次々に体で表現して具材を入れていくと、いっぱいになって表現する人がいなくなるし、村人も少なくなるね。
MY:入ったり出たりしたら、、、
TA:いっぱいになってもいいと思う。
スープを配る時にまた出ていくから、、
AS:で、、なべは作らないで(表現しないで)ここの全部が大きななべにしては!
LT:舞台全部がなべということ? おもしろいじゃない!
LT:兵隊は料理を作っているので、切ったり混ぜたりしてるね。
TA君は寝転んでログになり、誰かがその間にもフーフー火をたきつけている。
3つの石を運んでいる。 水やら人参になっている。
All:Kちゃんらが石になってくれるんやろ?
LT:そうそうなってくれるの?
AKちゃんとMTちゃんとKNちゃんが丸るまって石になっていた。
皆で運んで楽しそう。
RO:テューター肉になって~
いろいろな具材がごろごろ、ぐつぐつしながらお話は進みスープが出来てきました。
今日はダンスの所までできました! 思い思いに踊り、バグパイプとバイオリン奏者もいました。
♪おにぎりを食べて休憩です。
クリスマスソングとひとつしかない地球をやってFinish!
皆小さい子もよく頑張りました!!!
12月11日
14日の1回目の合同ラボで“Stone Soup”をいかに手繰り寄せるかを話し合いました。
話し合いの中で先週からの意見をかみあわせて、、、
・村人たちで家族を作る。(グループをつくることになる。)
・気になるところ、気になる言葉などをだして話したり、動いたりしよう。
1.兵隊がもらったおみやげは何でしょう。
2.兵隊たちはその後どこへ行ったのだろう。
3.村人には名前があるのに、兵隊には名前がないのはどうして?
4.「火をたきつける」とか「とぼとぼ歩く」などの意味しらべ⇒表現が変る。
・まずは仲良くなろう。
・村の地図を作ったので活用しよう。
・この昔話のテーマ主題はなんだろう?
*リスニング・シートがたくさんラボっ子から出ています。 とにもかくにも聴き込みが一番大切です!
12月2日
☆STONE SOUPクイズ
1)3人の兵隊がとぼとぼ歩いていましたがどこ
からの帰りでしたか? ( )
2) 3人が歩いていたら何を見つけましたか?
( )
3)村のお百姓たちは何を怖がっていましたか?
( )
4)村人たちは何を困っていましたか?
( )
5)大麦の袋は( )下に隠す。
6)牛乳のはいったバケツは( )に
ぶらさげる。
7)にんじんは( )に入れ( )
をかけた。
8)キャベツとじゃがいもは( )の下に
いれた。
9)肉のかたまりは( )につるした。
10)3人の兵隊はまず、( )と
( )の家にいきました。
11)次は( )と( )
の家に行きました。
12)また、次は( )と( )
の家を尋ねました。
13)村人の言いわけは
・( )
・( )
・( )
14)スープを作るために何が必要でしたか?
・( )・( )・( )
・( )・( )・( )
・( )・( )・( )
・( )・( )・( )
15)兵隊は肉とじゃがいもで誰のスープになる
と言いましたか? ( )
16)大麦と牛乳では誰のスープになると言い
ましたか? ( )
17)大きなテーブルはどこに用意されました
か? ( )
18)あかりにするために何がたてられました
か? ( )
19)テーブルには他に何が用意されましたか?
・( )・( )・( )
・石からスープができるかな?
20)村人たちは踊って、食べて、歌いましたが、
どんな楽器を持っていましたか?
・( )・( )
21)兵隊たちはどこに泊めてもらえましたか?
・( )・( )・( )
22)よく朝、村人たちは兵隊たちを見送る時何
をしましたか? ( )
23)最後になんと言いましたか? 英語で、、
“Such ( )don’t ( ) on every ( ).”
24)では、日本語でなんと言いましたか?
「 」
***重箱のすみクイズ***
25)この昔話はどこの国のどの地方のものでし
ょう? ・( )・( )
26)絵本の中で広場に水たまりができている絵
がありますが、なぜだと思いますか?
( )
27)この昔話はいつ頃の時代だと思いますか?
( )
28)よく似た昔話が他の国にもあります。
どこでしょう? ・( )・( )
29)フランスと言えばどんな事を思いますか?
・( )・( )・( )
・( )・( )・( )
30)この昔話を再話したのは誰でしょう?
( )作・絵
すばらしい絵本に与えられる賞をもらって
いますがなんと言う賞でしょう?
( )賞
11月24日
"Stone Soup"の日本語絵本のタイトルは「世界一おいしいスープ」ですが、どんなおいしいスープがあるのかを子供たちに聞いてみたい。 「石から味噌汁ができるかな?」と洒落てみたのは大学生のTo君だが、、、Big Labo合同ラボではどんなスープができるかな?というところ
子供たちにも読み聞かせてみたいすてきな絵本を見つけました。
ケイト・グリナウェイ賞を取ったヘレン・クーパー作の「かぼちゃスープ」と「とびきりおいしいスープができた」という絵本です。
あひるとりすとねこの3びきが絶妙のチームワークで暮らしているのですが、嬉しい事にねこがバグパイプを吹くんですよね。 作者はロンドン生れだそうですから納得です、リスはバンジョーを弾き、あひるは歌を歌います。 世界一おいしいスープはそんな仲良し3びきが協力してそれぞれの分担で作ります。 かぼちゃを切って、かきまぜ、味付けは塩です!
先日、私もスープを作ってみました。 スープの素を入れなくてもいろんな野菜の味とソーセージの味でおいしくできました。 決めては塩とこしょうです!
ぜひ、ラボっ子の個性的な味を混ぜ入れておいしいスープのテーマ活動にしたいものです!!
P.S. 他にも"Stone Soup"というタイトルの絵本がたくさんありました。
昔話として石からスープを作る話は舞台を変えてイギリス、フランスを初めとして中国、日本にもあるようです。
11月21日
"Stone Soup"石からスープができるかな?の絵本を見ているとあるページに雨上がりの絵があります。 前から気になっていたので、いろいろ調べてみて分かりました。 お話の舞台はフランスのブルターニュ地方ということで、特にこの地域は海に突き出ている地形なので雨が急に降ることが多いのだと分かりました。 この絵本を描いたのはコルデコット賞を何度もとっているマーシャ・ブラウンさんですので、なるほど細かなところまでうそがないのですね。 表紙の見開きの所にもおじさんがバブパイプを吹いていますが、これもイギリスのバグパイプと違って村人が持っているのですから、庶民的な楽器の形になっています。 カナダにもバブパイプは伝わったようですが、もっと立派な形でした。
ラボっ子たちの描いたスープの絵から…
スープにはもっといろいろ入れたいようで、トマト、かぼちゃ、なすび、みそ、しょうゆ 等など
大麦を入れてもおいしいのかな?という質問がありましたよ。 今度皆でレシピどおり作ってみましょう。
11月13日
秋の活動の中でいろいろな物語を取り上げて実際に動いてきました。
そして、来年春の地区テーマ活動大会について話し合いました。
ラボっ子達の希望、何の物語に取り組むのかということです。
今までの皆の様子からあがったのは・・・
①ピノッキオ
②ロージーちゃんのひみつ
③ロバのシルベスターとまほうの小石
④石からスープができるかな
⑤トム・ティット・トット
⑥ふしぎの国のアリス
⑦はるかぜとぷう
⑧大草原の小さな家
などでした。 そして、①④⑤⑥の4つに絞られたうえでのテーマ決定です。
何回か動いてきた中で「お話カード」にそれぞれ自分の希望のタイトルとその推薦理由を書いてもらいました。 結果は「石からスープができるかな」が他より圧倒的な数でした。
多数決で決めるのではなく、高学年グループでそのお話カードの意見結果を参考にして話合いました。 多数の子がやりたいと言っているのがやはり大きいのに変わりなく、それが取り上げられたならきっと前向きな気持ちでやるだろうし、逆になった場合は問題になるだろうという意見がありました。 中には「アリス」や「トム・ティット・トット」も少数派でしたが迷いがあったのですが3才からのキディ年代から小学生がイキイキとやれるように、また、高学年に至っても合同でやるならこれだと一押しでしたから、異議はないということに落ち着きました。
テーマ決めに時間をかけて分、春の発表に向けてよいスタートがきれそうです。 |
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