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NA HALA O NAUE (SBⅡー11)
Nani wale na hala ea ea
O Naue i ke kai ea ea
Ke `oni a`e la ea ea
Pili mai Ha'ena ea ea
♪きれいなハラの木、ナウエの海岸に
ゆらゆらゆれる、ハエナの近くで ♪
ハラというのは英語だとパンダナス(タコノキ)。
ハエナはカウアイ島の北側の海岸、
なんと、バリハイで知られる映画「南太平洋」のロケ地だったハナレイの先です。
なんだかゆったりしたハワイの景色が見えるような歌ですね。
でも、ただ美しい景色を歌っているだけではありません。
この歌はこんなふうに続きます。
♪花を見るために鳥があつまる
愛する人と行ったことを思いだす
シダやモキハナの花の香りがあふれる美しい森
・・・・
あの人は大切なレイ(花飾り)
厳かに平和であれ
この歌を「Kaleleonalani」に捧げる ♪
花や木や鳥や場所の名前をあげてほめるのが、
大切な人に敬意を表することになるのでした。
では、この歌を捧げられている「Kaleleonalani」さんって誰かというと、
カメハメハ4世の奥さん、クイーンエマの未亡人になった時の名前なのです。
1862年に幼い息子(プリンスアルバート)を亡くしたときに
Kaleleokalani=ka lele o ka lani=「王族の飛翔」という名になり、
翌年に夫が亡くなると
Kaleleonalani =ka lele o na lani=「王族たちの飛翔」
と呼ばれるようになったようです。
名前の中の単数の冠詞だった「ka」が複数を表わす「na」になっています。
美しい景色を見て亡き人を想い、心を癒す、そんな歌のようです。
さてフラの時には曲に合わせたレイをつけるのですが、
この曲に限り例外的に「ハラ」より「ハラペペ」を使うことが多いそうです。
Nani wale na hala ea ea
O Naue i ke kai ea ea
Ke `oni a`e la ea ea
Pili mai Ha'ena ea ea
`Ena aku na maka
`O na manu i ka pua
A `ike i ka lehua
Miki `ala i laila
I laila no au
Me ka mana`o pu
*(Me ka anoi pu)
Nani wale ka nahele
I puia i ke `ala
Ke `ala laua`e
`O ka pua mokihana
Oni aku na Hono
Ka pua o Pi`ilani
`O ko`u lei ia
O ua la`i lani
Ha`ina ka inoa
`O Kaleleonalani |
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