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キディ(幼児グループ)2006年3月の記録
「かぶ」のお話は3回目の今日、これまで2回とも好きな役になってCDと一緒に動いてきました。
3回目の今日も「今日もかぶやる?」「ぼく、かぶになるわ!」「私、ねこ!!」とラボが始まるなり言ってくれる子がいました。
楽しみにしてくれてるんだな~
こんな小さな子たちでも、テーマ活動が楽しめるんですよね!
でも、今日は少しもっと違う部分に注目してもらいたいと思っていました。
好きな役になって動くことができるようになって、次はおおきな「かぶ」をみんなで表現できないかと・・・・
それで、最初に、絵を書いてもらいました。
「土を書いてね。土の下にはどんなかぶがあるの?土の上の葉っぱは、どのくらい大きくなってるの?」
さっと書く子は、土の中のかぶと、隣には抜けたかぶも書いています。
「じっちゃは、どこかな?」できた子には、じっちゃも書いてもらいました。
5人とも、自分のペースでどんどんと書いていきます。
年少さんの二人も、ページからはみでるような葉っぱと、土の中の大きなかぶを書きました。
見えないように土をかぶの上にぬってかくします。
みんなの頭の中にあるかぶが見えました!!!
しっかりイメージできているようです。
「じゃ、この大きなかぶのおはなしをやってみようか!」
次々にやりたい役を言いはじめ、ねこ役の女の子たちは、さっさと部屋の隅に行って丸くなっています。
「ねえ、みんな~。今日もK郎君がかぶになってくれるんだって。見てみて、どれくらい大きいか、みんなの書いた絵くらい大きいか見てくれる?」
そして、K郎君が、ど~んと足と手をひろげてかぶになってくれました。
「どう?」-「小さいな・・」とSちゃん
「じゃ、誰か手伝ってあげてくれないかな?」
順番に一人ずつ増えては、「まだ小さいな・・・」と言いながらかぶが大きくなっていきます。
最後、4人のかぶを見て、お母さんのそばで見ていたK君に聞きました。
「K君、どう?大きくなったかな?まだ小さいかな?」-「まだ!」
お!!きたきた!!「K君も手伝ってくれる?」-「うん!」
走ってかぶのところまで来て、みんなと一緒に背伸びして、両手をあげて、5人で、おおおおおおきなかぶができました!!!!!!!
お母さん二人が、大拍手!!!
そして、かぶのお話をしました。
じっちゃとばっちゃは、二人のお母さんがやってくれました。
出番が来るまで、部屋の隅の家から、猫や犬がその様子を見ています。
かぶが大きくなる場面は、お母さんが自然にしゃがんで、K郎君のかぶが大きく見えるようにしてくれました。
5人全員が、まごからねずみまで、「わたし、やるよ。」「やってあげる」と自分から言ってくれて(3回目にしてできた!!!)力を合わせてかぶを抜くことができました。
抜いたかぶを「ねえ、食べよう!」といつものように子供たちは言います。
「今日は、何料理にしようかな?お鍋でにてみようか?」
「いいよ~」「お鍋がないよ」「みんなでつくったら?」子供たちは思いつき、話をしています!!(うわ~今日はみんなすごいな!!)
「切ってお鍋にいれててくれる?」とお願いして、CDの準備!
まめがゆの代わりに、今日はかぶがゆです!
Pease Porridgeの歌にあわせて、かぶを煮ていきます。
歌い終わって味見。
「まだ、かたい!」
「もっと速く歌おう!」と、このナーサリーが得意なSちゃんが言います。
「じゃ、超特急でにてみようか」
お鍋の中のかぶ(K郎君)も、ぐにゃぐにゃ速い動きをしています。
最後は、みんなで食べておいしかったです。
ただ、お話を動いている時に、「かぶは、おおきく、おおきくなって、じっちゃのせより、おおきくなった」のところで、本当はみんなでさっきの大きなかぶになってほしかったけど、ひっぱる動物たちの役になって、家の中やら、外で、昼寝したりご飯を食べてるみんなに、「さあ、かぶになって~」とはいえませんでした。
んん、難しい!!!
でも、いいんです。最高に楽しんでできたから!
次をまた考えます。(^^)v |
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