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「くまがり体験 野外活動編」
2007年10月20日(土)
二川Pキディ7名、石橋Pキディ3名、計10名のラボっ子と 弟妹さんと保護者の方々で集合!
合同発表に向けての「くまがり体験」です。
★野外活動スタート
♪Hello! ♪Green Green ♪Rock my soul
ソングバードで体をほぐしてから、くまがりのお話をPop up絵本で。
後ろのデッキの二階部分をベットルームにする~と皆で決めて、そこへ毛布をおきました。

★いよいよ「くまがり」へ!
音欲しい?と聞いたら、いらなーい!というので、自分達で足踏みし、台詞を唱えながら出発です。
元気よく歩き出したはいいけれど、急斜面のくさはらに、驚き、喜び、ころがる皆さんでした。

草原を抜けた先には川。
さすがに川はつくれないので、ビニールシートの中をくぐってもらいましたが、
さすがはキディさん!「あーあ、びしょぬれだよ!」ですって。良かった~
そして、次はぬかるみ。
都会っ子に、ぬかるみを体験させてあげたい思いで何度も水を運んで来たので、
絶対に足、またはせめて手だけでもどこんこになってくれ!と半ば意地でもという感じで、
どんぐりを埋めておきました。そのどんぐりを一個見つけるよう指示。
お陰で全員、どろんこにさわれました。どんぐりを見つけて嬉しそうな顔。
「どんな音する?」の問いに、「ぬるぬる」「くちゃくちゃ」「ぐちゃぐちゅ~」とのこと。

ここで、走って先を急ぐ子に、「あれ、赤ちゃんは?置いて来た?」とたずねると・・・
立ち止まってプレイルームさんたちを待ったり、手をかしたり。
一旦、各場所で拾って来た指令のアイテムをみんなが見せてくれたので、パチリ。
草原では赤い葉っぱ。川では川魚。そしてぬかるみではどんぐり。
森のアイテムは「とんぼ」にして大正解。
なぜなら、森は場所的に森に見えず、ささっと通り過ぎてしまえる距離だったので、
アイテムを探しながら、じっくりゆっくり通りました。
★We're going on a bear hunt! We're going to catch the big one!

ほらあなの中には、クマが! ダッシュで逃げる女子二人。

子どもは真剣、ママ達は終始笑顔でした。
子ども達の様子に目を細めながら、時には一緒に走って逃げたり、声をかけたり、
泥を洗い落とし、足を拭いてあげたりと大忙しのママ達だったのでした。
★くまがり体験後
終了して、お絵描きをしたり昼食の準備をしている時、三島Pの小1の男子に遭遇しました。
お父さんと一緒に虫取りに来たようでした。
彼がすかさず、「なにやってんの?ラボやってんの?」と聞いてくれたので、
「そう。きょうはみんなでくまがり行ったの。今帰って来たとこ。」と答えると、
心底残念そうに「なーんだよぉー。いいなぁ。くまがりぃ~。」とお父さんに訴えていたのを見て、
ラボっ子っていいなぁと思いました。
同じお話を知っていて、同じ世界で遊べるって大事ですよね。。。
ヒーローごっこのような勧善懲悪の日本全国共通のごっこ遊びも子どもらしくて良いのですが、
名作絵本と呼ぶべき素敵な物語の起承転結や、冒険に<出て><戻ってくる>ようなストーリには、
わくわくドキドキ、悲しいとか、可笑しいとか、最後はほっと安心・・・というような心の動きが伴います。
それを親子一緒に、お友達や兄弟姉妹で共有できるというのは、ありそうで意外にない遊び方です。
公園にぞろぞろと異年齢が集まって、「今日はにんじゃごっこやろうよ」というような時代でもないので、
自分たちで考えた動きや役作りで演じ分けるという場も、実はないのではないでしょうか?
初めまして、ですぐに友達になれるのは子どもの特権、と言われた時代は終わった気がします。
(そうしたのは大人の責任ですけれど。)
自由に想像の世界や子どもだけの世界で遊ぶ事がなくなれば、当然子どものコミュニケーション力も低下します。
だから、今ラボが余計に必要だなぁと私は感じています。(うちにとっては、特に。)
英語教室、言語教室、という意味だけでなく、子どもの居場所という意味でも枯渇しているので、
個人的には、ラボがなくなったら、子ども達がすごく困るなぁと思っています。
以上 2007年 体験会終了後の感想日記より
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