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我が家の初受け入れで・・・
さるとフィレットとアニメおたく
6月中旬から約1ヶ月、日本語研修生のユースを受け入れしました。
彼女はイリノイ州出身のいわゆるアニメおたく。我が家の子供たちとの楽しいやりとりを思い出せる範囲で載せていきます。尚「さる」は小4の息子、「フィレット」は小6の娘、どちらもユースのSARAHがつけたあだ名です。そして「アニメおたく」は自分で"I am ANIMEOTAKU!"といっていたので敬意を表してここではそう呼びますね。
☆"Good night,moon"
この本を原書で読んだばかりの「さる」が寝る前に家中のものに
"Good night"をつけて言っていました。なんだか大うけの「アニメおたく」、自分も真似して大喜び。でもそれ以来、家族にもちゃんと挨拶できるようになったんですよね。
☆"so cute!""It's cool!"
口を開けばこれを連呼する「アニメおたく」。「フィレット」が何のこと?と聞いてきました。「超かわい~い!と超かっこいい!かな。」といっておきました。その後アニメキャラについて話している2人、会話の中には"おじゃまじょドレミso cute!"とか"犬夜叉so cool!"くらいしか出てこないので「フィレット」いわく「英語って思ったより簡単だね。全部わかっちゃった!」ですって。
☆"Please"
とにかく弾丸のような勢いでしかも英語オンリーでしゃべる「アニメおたく」に、会話についていけなくなったら"Japanese, please."と切り返す「さる」。時には"No English!"と強気で言ってました。Pleaseは便利な言葉らしくしょっちゅう使ってました。ある日「アニメおたく」の前にあるドレッシングを取ってほしかった「さる」は頂戴ポーズをしながら"Dressing, please."といいました。"On your hands?"といたずらっぽい顔で返す「アニメおたく」、状況がわかってもなおも"Yes,Yes."とうとう「アニメおたく」は本当にふたをあけて「さる」の手のひらにドレッシングをかけてしまいました。その時の「さる」は"Thank you."と平然としていました。これはいつまでも「アニメおたく」が話のタネにしていたことです。
☆"May I see ?"
ステイ中毎日のように日本語研修の帰りにまんがを買って帰る「アニメおたく」に「フィレット」はうらやましさいっぱい!「ママ、見せてって何ていうの?」と聞いてきてあっという間に覚えてしまった言葉でした。
☆"Pop, goes the weasel"
子供たちに「さる」と「フィレット」と名づけて数日後,けんかだったか遊びだったかは忘れたが二人でおいかけっこをしてるのを見て「アニメおたく」が"Pop, Goes The Weasel"を歌いだしました。2人は「この歌知ってるよ。SBにあるよ。」とはいうもののナゼこれを歌いだしたのかわからない様子でした。"Fillets are a kind of weasels.""And Monkey chased the weasel♪"でようやくわかりなぜだか喜ぶ二人。他にも足の指が変な動きをすることを自慢して見せながら"This Little Pig"を唱えて見せたりやはりNRはラボっ子とユースの共通語なんですね。
☆へえそうなんだ~。
英語で会話している横で静かにしていたと思ったら、話の中に
ごく自然に「へえそうなんだ~。」と入ってくる。当然「アニメおたく」にはなんのことかわからずに"What ?"と聞き返すのですが、日本語でしか返せない「さる」と「フィレット」でした。でも、なんの話をしていたかはわかっているんですよね。 |
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