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2009夏 新刊ライブラリーのなかのひとつ「生命の女神ドゥルガ」
その日本語吹き込み&挿入歌レコーディングに参加するラボっ子選考会に
参加し、録音に参加するまでのことを綴っています。
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2008年12月13日土曜日に行われた、新刊ライブラリーの日本語&歌の
吹き込みオーディション(選考会)に参加しました。
12時50分、すでに会場は、きらりと光るラボっ子たちの熱気でいっぱい。
15のグループに分かれて、これからどんなことがはじまるのか、
期待と不安を抱きつつ待ちます。
みなさんが想像できないくらいむかしむかしのことですが、
「わんぱく大将トム・ソーヤ」の同じく オーディションに参加したことがあるわたし。^^;
これもひとつの経験。行ってみる価値はあるよ、ともちかけたところ、
残念ながら他のラボっ子は参加できませんでしたが、娘だけが参加。
歌の練習も毎晩お風呂の中で一生懸命励んでいました。
ちょうど、学習発表会だの、子ども体験塾のコンサートだの、
何かと舞台づいていて、本人はその勢いに乗ってやっていたような・・。
こんにちは! のあいさつの瞬間から、
リラックスした中にも、ピンと張り詰めた空気に包まれていました。
このみんなの真剣な表情。
会の進行が川手鷹彦氏にバトンタッチされた瞬間、がらりとムードが変わって、
ひとりひとりが遠いバリ島の青い空の下へと誘われたのでした。
ワークショップで仲間と身体をほぐし、五感を研ぎ澄ませる準備が整うと、
選考会へと入りました。
すでに1時間が経過。
うしろ姿から察するに、それほど緊張しているふうには見えなかったので、
こちらは途中で空腹と睡魔?に襲われ、どのタイミングでこの部屋を出るか、などと
思案していました。実は、選考会の模様をずっと見守っていられるとは
想像もしておらず、本に資料に、ラボCDを詰め込んだウォークマン、
などが入った重たいかばんをひっさげてきていましたから。
なのに、予想外に観覧用に椅子が並べられていて
ちょっとワークショップを見たいといったん座ってしまったので
そこから立てなくなってしまい・・。
というか、ラボっ子たちの多種多様なパフォーマンスが
思った以上におもしろかったからなのですが。
言うまでもなく首都圏以外からもこの日のためにたくさん集まってきており、
その意気込みのすごさに、ほかのラボっ子たちも、
「それほどみんな強い気持ちをもってきてるのだな」と知って
さらに「がんばろう」と思ったに違いありません。
今年度でラボは卒業?の大学生の姿もあったし、
あれ?そういえばくろひめキャンプで見かけたな~の高校生。
なかなかこういうチャレンジに消極的な年代の男の子たちのなかからも
「われこそは」と参加した子達。えらいなあ~~!
また、選考会は初挑戦!の小学校高学年もたくさんいました。
なにより、ほんとに長時間にわたる選考会で、
ほかの仲間が演じたりしているあいだ、
「待っていること」が
きちんとできるラボっ子って、えらい。
それはふつうって言われるかもしれないけれど、そんなことないんです。
いま、学校でも学童保育の場でも、なかなか難しいんですよね。
そういうこと。
さて、親 兼テューターの私がのんきにしていた間、
実は大変な緊張をながく続けていたらしい娘は
選考結果を待つ間、初めて「肩が異常に痛い」といい出した。
そりゃあそうだろう。
でも、たまにはいいんじゃないだろうか。そういうの。
大人もそう。いつだったか、ママ友どうし
「胃が痛いくらい緊張することがしばらくなかった」と話した。
子育てでブランクがあいて、ひさびさ就職面接&試験にのぞんだ頃だ。
それよりいま、この生活は、日々「緊張の連続?」かもしれないが。
さて
時刻は午後6時になろうとしていた。
そういえば、私は昼食抜き。 @@;
別室にて年明け早々の今後の予定について、制作局の方からお話があって
ようやく選考会のすべてが終わる。そこではじめて「空腹」に気づき
「いつもはご法度のマ○ク」を食べた。
ささやかだが、
本日のごほうびに、と最寄の駅の「すたば」にも寄った。
「まっちゃフラペチーノ」がすきな娘のために。
長い時間おつかれさま。 とにかくよかったね。^^:
この季節だし、のどを大事に。
うちには受験生もいる、
2月がよりいっそう忙しい月になりそうだ。
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2009年2月6日、新刊ライブラリーの挿入歌レコーディング
にむけての弟2次選考会に、元気に参加できて、ほっとしました。
都内某所、大使館などが並ぶ閑静な住宅街の一角にある
川手鷹彦さんのお仕事場で、夕方6時すぎごろから二時間近くかけて行われました。
作曲を担当なさっている福田直樹さんのピアノ伴奏にあわせての
はじめての練習。くわえて、
その歌の作られた背景を、脚本を書かれた川手さんからお話いただきました。
歌詞の意味をつかんで歌うことはとても大事。
どう解釈してよいものか、悩んでいた「声」に
すこし「感情」が込められたことで、
歌そのものが、変わっていくのを感じました。
ここにいるひとたち、全員合格です。^^;
制作局の方の一言で、みんなから「安堵」の表情が伺えました。
実は、この日は最終の選考会も兼ねていたのです。
レコーディングの日まで、
というか
大事なことが終わるまで、
体調に気をつけて。
・・えっ、特にワタシですか?
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2009年2月22日
新作ライブラリーの挿入歌レコーディングに参加しました*^_^*
12月からこの日までの長かったこと・・?
せっかくいただいたチャンス、風邪をひいて無駄にしてしまわないよう、
ちょうど明日が都立高入試とあって、
我が家は「手洗い、うがい、栄養、睡眠」を合言葉に、
緊張して過ごしてきたのでなおさらです~。(**;)
ですが、この歌、歌詞も小学生には理解がややむずかしく、
たった一度あわせただけの状態で今日を迎えたので、
仮に送っていただいた音入れしたばかりのCDを家で聴くも、
歌へのイメージがはっきりしないようでした。
みんなが顔を合わせるのはこれで三回目。
まだ少し「仲間」にはなれていない感じ。
ここでちょっと、アイスブレイク(SBでも)しないのかな?
そうすれば、ラボっ子どうし、気分もほぐれていい雰囲気ができるかも・・ そう思ったぐらいです。
歌に気持ちを込める、とはよくいうものの、
これは未完成のものにひとつずつ彩を加えていくような工程。
一回、一回、指示を受けながら、丁寧に繰り返します。
ひとりひとりの迷いが伝わってきました。
柱がほしい、そう川手さんが言われたのは、
歌うみんなの強いきもち、それがまだ足りないということなのかな、 そう思いました。
>愛情を表現してほしいなあ・・
>ひとりひとりの個性をもっと出していい、
君たちがすきなアーティストみたいに。
歌をどんなふうに歌うのか、それを伝えるのはとても難しい~。
どんなふうに伝えたら、相手がストンと納得できるのか
それは予想外の展開だったり、とてもスリルに満ちている。
面白いことに、ガラッと変化した声がその場の空気を動かす瞬間がかならずいつかやってくる。
部屋の外では、ガムランの演奏のためにバリから来日した方たちがスタンバイ状態。
何度も何度も、繰り返し歌った。
>>いまのよかった!
ようやく、そんな声がかかるように。
と同時に、この歌と、そして子どもたちの声との距離が徐々に縮まってくる。
予定時間を超えて、みんながんばった。
すがすがしい笑顔で、レコーディングを終えた。
おつかれさま。
いい経験をさせていただいて、本当にありがとうございました。
あたらしいライブラリー、とてもたのしみです。
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2009年6月25日
新刊ライブラリー、「太陽へとぶ矢」が送られてきました。
こんなに待ち遠しい気持ちになったのは、はじめてです。
学校から観劇に出かけて疲れて帰ってきた娘は、
疲れも吹き飛んだかの勢いで、CDプレーヤーの前に陣取りました。
一番最初に聴いたのは、「生命の女神ドゥルガ」です。
制作担当の方が言われてたように、中盤と一番最後の場面で、
歌が流れました。じい~っと聴いて、「よかった、あのときのままだね」
娘が言いました。ひょっとすると、歌入れがさらに後から行われるかもしれなかったのでした。 自分たちの「いのち」を込めた歌に、暫し感激・・・の様子。
普段、あたらしいライブラリーに近づこうというとき、
挿入歌から入っていくことはあまりないとは思いますが、
今回ばかりは、ストーリーのテーマを歌から読み取ろうとしたことがきっかけで、
この歌、「常永遠の愛」と「古の言葉」がなによりの道しるべになりました。
・・災いの最中にこそ 生きることの尊さよ、・・ここにこめられたメッセージを
ずっしりと重く受け止めました。
それは、良き事と悪しきことの調和こそが美しいのだ、
と大地に根ざした、ナチュラルな人としての在り方を示唆してくれる
アメリカ先住民族のすがたにも重なるところがあると感じました。 |
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