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先日、小学校のボランティア「英語であそぼ」をやっていたとき、たくさん動物がいる絵本から、子供たちは勝手に動物の名前を英語で言い出した。今はもうどの子も普通の動物の英語は知っている。monkey, elephant,giraffe・・・と、どんどん拾っていたが・・・そのうち、これはなに?・・あざらし?いるかだよ。いるか?いるかって、なんだった?・・・という感じになって・・・「先生、いるかはなんていうの?」「う~ん・・」と私はすぐに出てこなくて、この「うみのがくたい」に確か「ふざけ好きのいるか」と出ていたな、と考えて、思い出して、「porpoise!」といった。「ふ~ん」と、みんな。そうしたら、隅っこのひとりが、「どるふぃんは?」という。私は「あ、そうだった」と思って、「あ、それも、いるか」と答えた。「どうちがうの?」ときた。「種類によって違うの」・・・・うちに帰って確かめた。鼻先の丸いものと、とがったもののやはり種類の違いでよかった。時々、ドキッとすることがおきる。
福音館のこどものともの中では、大きい子の気分で聞ける物語である。といっても、魚がたくさん出てきて、小さい子も楽しく表現できた。
テューター仲間で研修ともなれば、「これは鎮魂歌だよね」ということがまず頭にくる物語であるが、こどもは、まずは、三頭の鯨、それに次々出てくるたくさんの魚、それに楽器の演奏を楽しむ。魚の会話、楽器の演奏を心をこめてやるように出来れば、その子たちは、ひとりでにこの物語をよく理解しているんだと思った。
―――くじらや、さめや、いるかのがくたいがだしたおとが、だんだんきれいになって、いいおんがくになっていくところがすばらしかった。ふねののりくみいんも、さかなもみんななかよくなって、いいおとがでる。そして、うみもしずかになる。ぼくもひろいうみにいってみたい。―――H君(小1)
―――船の乗組員たちが、お礼に魚たちに楽器をあげるなんて、考えてもみなかった。夕日の美しい海、美しい音楽の聞こえる海、考えるだけで楽しい。何時までもいい音楽が流れて、魚たちを楽しませているだろうし、船で通る人たちも、長い苦しい事もある航海のなぐさめになるだろう。―――A君(小6)
―――船の楽隊の人たちは、くじらたちにいい音楽を聞かせてあげたから、あらしのとき、助けてくれたんだと思います。魚たちに大切な楽器をあげたけど、これは物語だからだと思います。船が沈没したりしたとき、人は花束を投げておまいりします。それと同じではないかと思います。魚たちの合奏も、本当はそんなに上手ではなかったと思います。心をこめた合奏は、きれいに聞こえたんだと思います。海は、何時あらしが起こるかわかりません。海が荒れないように、魚にも、海の神様にもお祈りする気持ちで、楽隊たちは演奏するのだと思います。―――T子(小6) |
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