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幼稚園の子でも、しってる!というくらいで、ギリシア神話という構えた気持ちでなく、取り組んだ。
―――ギリシャの神様は音楽が好き、というなら、ふえもたてごとも、たのしめばいいのに。「パンのかち」と、ミダス王がいったから、アポロンはおこって、ミダス王の耳をロバの耳にしてしまうなんて、アポロンは権力があるんだ。
ミダス王のかみを切ったとこやも、「だれにもいうな」といったミダス王の権力におびえていた。おかみさんの「あなの中にでも、しゃべったら」といったところは、いい考えだと思った。
「王さまの耳はロバの耳」と、国中にひろがって、みんなによろこばれて、ミダス王も、よかったと思う。―――K君(小4)
―――はじめのおんがくって、きれいなおんがくだね。アポロンのたてごとはきれいだな、とおもいます。でもミダスおうは、パンにみかたしてしまったので、アポロンに、ロバの耳にされてしまったんだよ。もう、みんなしっているから、ミダスおうも、もうはずかしがらなくてもいいんだよ。―――S子(小1)
―――どうして、あしがしゃべるの?そんなことは、だれも思はなかっただろうに。ミダス王は、パンのためになったのだから、パンにまほうをといてもらえばいいのに。パンには、ちからがないのかな。ミダス王はそのために、みんなから好かれるようになって、よかったと思います。
それから、わたしは、アポロンという名前をプラネタリュウムでききました。おにいちゃんが、せいざの名前は、いっぱいギリシャのかみさまの名前がでてくるぞ、といいました。―――M子(小2)
テーマ活動の友には、「注」がついている。ミダス王について、「フギリアの伝説的な王。黄金が好きで、なんでも金になる話は、有名。」とある。やはりパーティでは、このあたりを読んであげたくなる。こういう部分も2行で済ましてある本もあるし、目的によって本を選んだほうがいい。小さい子も含めてのパーティでは、楽しいほうがいいから。
・・・・「初めての酒盛りで、酔ったシノレスは、ミダス王の庭園で眠り込んでしまいました。王がシノレスを手厚く介抱したので、ディオニュソスは、何でも望みのものを贈ると、王に約束しました。「私の触るものは何でも、金に変えてくだされ!」と強欲なミダス王は、一心に叫びました。そこで、ディオニュソスは、おかしそうに目を輝かせながら、その願いをかなえてやりました。
ミダス王は、邸に帰るとすぐさま、その邸を、金に変えました。庭も、木や花もろとも、金に変わりました。しかし、食物や、飲み物でさえ、自分の唇が触れたとたん、金に変わると分かると、ミダス王は、自分がどんなにおろかだったかを悟り、ディオニュソスを探し出して、魔法の贈り物を返したいと必死に頼みました。
こんなことがあったのに、ミダス王は、ちっとも賢くなりませんでした。しばらく後、こんどは、アポロンをおこらせてしまったのです。」・・・・
なんだか読んだことあるお話、と思った子がいた筈。みんな何かで、ギリシャ神話に触れているのだ。
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