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男の子は、どの子も車が大好き、といっていいのだろうか。二人の孫を見ていると、女の子、男の子、好奇心の示し方、興味のもちかたが自然にはっきり分かれてくる。3才になる男の子は、おもちゃを意識し始めた頃から、車が好きだった。テーブルの端、敷居の上、などに、並べて遊ぶ。手先と口元をやや緊張させ、自分の好きな車を一列に黙々とならべていく。そんな姿をじっと眺めていると、私の頭の中では、彼に読んでやった絵本が、次々に浮かんで動く。[じどうしゃ、じどうしゃ、じどうしゃ](渡辺茂男・あかね書房)いろんな自動車が、いわゆる渋滞を起こして(事実は、どうぶつたちが、道を横断するのをのんびり待つのだが)つながっている。いろんな自動車が居るのが面白くて大好きなのだ。消防自動車をじっとながめる。「ちいさいしょうぼうじどうしゃ」のスモールさんがいるのかもしれない。一人遊びをしている彼の頭の中は、なんと楽しいことだろう。
何十分と遊んでいたが、そのうち積み木に機関車を乗っけて、ガチャガチャがッチャン!!!きれいに並んでいた車たちは、あちこちに転げ落ちた。いたずらきかんしゃだ!・・・遊び時間終わり!・・・「おやつ・・・」
「ちゅうちゅう」が、ラボ・ライブラリーに迎えられたとき、ほとんどのラボっ子が知っているお話だった。何回も、絵本を読んでいるし、バートンのほかの絵本もふくめて、みんなが好きだった。
テーマ活動で扱えるようになって、小さい子は、大喜び。ちゅうちゅうは、彼ら自身なのだ。レールの上を走るような音楽に合わせて、走り回った。そんなちゅうちゅうを、呆れ顔で、見ながら、中高生は、懐かしく思いながらも、自分たちまで走るわけにはいかない。やさしく見守る、ジムやオーリーのように、テーマ活動の表現として、一生懸命考えていった。絵に負けないような迫力、絵に負けないような表情をと、考えるだけでも、このテーマ活動の価値はあると思った。
―――ちゅうちゅうのおはなしで、わたしは、ちゅうちゅうになったり、おきゃくになったり、ふみきりになったり、はねばしになったり、のはらになったりします。おきゃくがいちばんすきです。ちゅうちゅうは、きれいなかわいいきかんしゃで、ぴかぴかひかっています。ジムが、ちゅうちゅうをみつけにきてくれたとき、ちいさいこえで、TOOTといったところが、かわいくてすきです。―――T子(6才)
―――この話は、たしか、ぼくが、幼稚園のときに読んだことがあって、すごく好きだった。だから、この絵本が、ラボのテープになると聞いて、びっくりしたと同時に、すごくうれしかった。ラボ・テープで聞くと、音楽の効果もあって、イメージする世界がいっそう広がった。ちゅうちゅうは、子供の心を持っている。でも、古くからあったようで、もうおじいさんなんだろう。ちゅうちゅうは、その本を読む人と同じ年代になり、みんなを共鳴させる。―――M君(中3)
―――小学校6年の頃、はじめてコンテで絵を描いた。コンテ一本で明暗を出すのは、むつかしかった。それ以来コンテで描かれた絵に興味を持つようになった。ちゅうちゅうの絵は、迫力がある。そして、細かいところまで、丁寧に描かれ、ちゅうちゅうや動物や、木や森まで表情がある。何時まで見ていても飽きない。―――E子(大1)
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