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毎日、うちの周りを何匹かの犬が散歩する。それぞれの犬が、大体同じ時間に同じ犬が、自分の主人と一緒に散歩している。彼らはかわいがられている。でも私は、勝手なことを考えてみる。この犬たち、長靴を履かせても、絵にならないなあ。愛犬と主人、飼い主に忠実な犬の話は、やはり犬という性格。
うちの庭に寝そべっているのら猫の顔を見ても、鼻先でものを考えるような感じがする。そして、それ!いまだ!というときには、しなやかに、敏捷に反応する。
森に寝そべって、まんまとウサギをしとめ、Silly little rabbit とつぶやく。ねずみになった山男を、ぱっくりのみこんで、したなめずり。ささっ!と一発やつけて、ゆったりと足音もなく去る。やはり猫は長靴が似合う。
―――この話は、一匹のねこが主役でいろいろなことをします。わたしは、ねこといえば、ひなたぼっこをしているねこのイメージがつよいけど、このねこは、長ぐつをはくと、ふつうのねこではなくなるのです。三番目の息子が、ねこしかのこっていなくて、しかたなくもらったねこが、思わぬ力を、はっきします。どんな役に立たないものでも、そまつにしてはいけないと、いっているようです。わたしが、一番おもしろいと思ったのは、山男が、ライオンになって、「大きいものになるのは、簡単ですが、ちっちゃいねずみには、なれないですよね」といわれて、山男はおこって、ねずみになります。「できないですね」といわれて、くやしがって、うっかりねずみになってしまったところです。―――Y子(小5)
―――ぼくは長ぐつをはいたねこの絵本を一しょうけんめい見ました。テープをききながら、考えました。これが、ねこだ!とわかりました。ねこの動くのが、線になっていると思います。でも、ときどき、わからなくなります。わからないけど、ぼくだけ、わかったことにしておきます。―――Y君(小4)
昔話に、新しい絵、新しい音楽がついてラボ・ライブラリーとなり、ラボっ子が、さらに物語を育てていく。テーマ活動にするとき、この絵も、音楽も、これだからこそ、イメージを自由に深めていくことが出来ると思った。
別の意味で楽しんだのは、ハンス・フィッシャーの、「長ぐつをはいたねこ」だった。フィッシャー独特の線が生きた絵。また、昔話らしくなく、フィッシャーが注釈をつけて、物語に仕立てている。でも猫もとても楽しい。猫が大主人公、その他は添景人物だ。それだけ、猫の表情が、引き立ち、実に楽しい。
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