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今、家を新築中の親しい人に、新築祝いにお人形を作ってあげようといった。どんなのがお気にいるか、パンフレットを見せて選んでもらった。彼女はいろいろ迷ったあげく、「やっぱり床の間には風格のある「大黒様」をもらうわ。」といった。だからこれから、その大黒様を作らねばならぬ。
大黒様といえば、本当に何時ごろからこのお姿になったのだろう。後の世の人たちの、勝手な、自分たちに都合のいい想像が、床の間に飾って、福を呼び、財を呼ぶように、うちでの小槌まで持たせてしまったのだから。昔の人は、たくましいと思う。ラボのオオクニヌシも、最後を大黒様を知らない子はないだろう、と結んでいる。
子供たちも、[国生み」に出てくる人物では誰が好き?--というと、オオクニヌシとやまさちひこ(ホオリとはいわない)という小さい子が多かった。
ーーーオオクニヌシは、とても情け深い人です。ウサギの話を聞いてやり、いい方法を教えてやりました。でもオオクニヌシはとてもかわいそうだと思います。八十神やスサノオに殺されてしまいそうになりました。でも、いいことをしておれば、きっといい事が起こると思います。どきどきしていても、必ず助かります。荒野に連れ出され、火を放たれて、どうしていいかわからぬときも、ねずみが出てきて助けました。ねずみのいった言葉が面白いと思います。「内はひろびろ、外はきゅうくつ」。この物語には、いっぱい不思議な言葉や、なぞのような言葉が出てきます。---Y君小6
ーーー僕たちの周りにも、このウサギのような人もいるし、八十神みたいな人もいる、---因幡の白兎、として知っている物語、その中に出てくる大国主命の本物の話で、(この言い方が面白いと思う)やさしくて我慢づよいオオクニヌシが、いろんな困難を仕掛けられて、それを切り抜け、成長していくところがすごいと思うし好きです。。僕たちが知っている大黒様はこのオオクニヌシの姿だと思いました。---T君小6
オオクニヌシは、いろいろな悪巧みにも、ぎりぎりまで我慢して、それでも相手が自分への攻撃をやめないときは、痛快に立ち上がってやっつける。戦えば勝つ力と知恵を内にもちながら、できる限り我慢して、争うまいとする。真の勇気とはどういうものかを教えてくれているのだろう。
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