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毎年2月を過ぎるころ、私は庭の枯れ枝を取ってきて、部屋に飾る。その枝に私のトプーたちが止まるのだ。
私のトプー。それは何年か前、テーマ活動をやっていて、幼児が紙を切ったり、ティッシュをちぎって飛ばしていたとき生まれた。その後、毎年春を待つ頃、このテーマ活動を思い出し、このはるかぜたち、「私のトプー」を作って、楽しみ、みんなにプレゼントもしてきた。
それは、綿を大豆よりやや大きめに丸め、ストッキングを4cm角位にきって、のばしながら綿を包み糸で縛る。縛った元のところで余分の布を切ると、小さいかわいいはるかぜのからだができるというわけ。それに、一辺5mm位の三角形にきったフェルトを糸の先につけ、ぶらぶら動く手足にする。サインペンの先で、トン、トンと小さい目を入れると、かわいい(小野かおるさん風?)はるかぜになる。手足が、糸なので、ぶらぶら動くのが、表情があって面白い。
こんなのが部屋のあちこちにそっといると、なんだか楽しく、春を待つ気持ちとしてもいい。物語を知らない近所のおばさんまでが「かわいいね」といって、作って飾っている。
小野かおるさんは、ずいぶんたくさん絵本、児童書を出している。私はどれも大好き。暖かい感じがする。はるかぜトプーのテーマ活動をやっていたら、小学低学年の子が、「これと同じ・・・」といって「ねずみおことわり」(小野かおる作・絵)という絵本を本棚のたくさんの本の中からすっと出してきた。そして、「こっちは春のお日さま、こっちは夏の太陽だよ」といった。
あるとき、庭に出て「春見つけをしよう」といった・・・・みんなで見つけた春の報告。
「黄色い花が咲いていた」[すいせんが咲いていた」「かれた草のところに青い草が出ていた。白い花も咲いていた]・・・「あのね、うめの木からはね、もうトプーがでてっちゃったの,もうお花がしなびてたから。あっちのはっぱのない木にいったんだよ。」
「春一番」が吹いたといわれた翌日。「昨日、ひどい風だったねー」
「うん、うちの庭もキイロホッペターズとモモイロビンターズの大喧嘩」・・・なんとラボっ子ならではの会話である。
何かにつけて、物語が浮かぶというのは、心温かく、いいものである。春先、今も、思い出される会話である。
はるかぜとぷーのし
とぷーは はるかぜのこ
ふわりとうかんで おでかけ
みんなをつれて ふわり ひらり
お花を咲かせ ちょうちょをとばす
ライオンのたてがみ もうふのよう
あらあら ここはいけない
けんかがはじまる
イエローチークス
がんばれ スイーッシュ
ピンクチークス
ぼうしがとぶよ めがいたい
クワーィエッ!
もう、やめよう みんなが こまってる ーーーN子(小4)
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