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秋本番になりました。今年は猛暑続き、真夏の日差しが強すぎて木々の葉の色づきに変化をもたらし紅葉の朱や黄色が綺麗に出るのか心配されました。ですが一転、気温が下がり今年も紅葉の便りが聞かれるようになりました。
この辺りでは糸島の雷山千如寺が有名です。樹齢約400年と言われる大楓が真っ赤に色づいてそれはそれは綺麗です。11月からは人出も多くニュースになるほど。一見の価値はあります。春の桜、秋の紅葉、季節を肌で感じられるっていいですね。
「秋は2度目の春であり、すべての葉が花となる」フランスの作家カミュのことばですが、四季の移ろいにハッとするのは万国共通のようです。
さて、今週はハロウィンパーティをしていよいよ合同練習に入ります。
大昔ヨーロッパのケルト地方(現スコットランド辺り)は10月31日が1年の終わりと考えられていました。11月は1日は万聖節(これがハロウィンのはじまり、すべての聖人を祝うお祭り)
人々は1年の終わりと死を結び付け亡くなった人の霊が彷徨うこを恐れていました。中には成仏されない霊がいるので。これから夜の時間が益々長くなります。悪霊から身を守るためにお化け等に仮装し、自分が人間ではないように見せる。心が暗闇に支配されないように物語やわらべ歌の力を借りて心を強くする。同時に移り変わる自然の様々な様子
(収穫)に感謝する。畏敬の念を小さい時から育てて行けるといいですね。
仮装しておやつを頂く。「どうして?」「なぜ?」をいつも持っていてほしい。その疑問が考える力を育てる。その後どんな状況の時でも自分で考え行動できる人になるのではないかと思います。
さて、芸術祭発表まで1カ月を切りました。小学生以上は千夜一夜物語から大作
『空とぶじゅうたん』に取り組んでいます。見る。聴く。絵にする。調べる。仲間とイメージを共有し平面にあったお話を立体的に起こす。ことばから気づきも沢山でてきています。これがテーマ活動です。
ことばの習得はたくさん聞くことから始まります。赤ちゃんがお母さんをはじめとする周りの人からのことば掛けで話せるようになるように、その土台を作るためにCDを聴いてほしいのです。このお話からは、
隊商、侍女、リネンって何?ざくろって知ってる?バザールの様子、インドの子どもの遊び、結婚式をイメージするのに時間がかかっています。ことばを知ることはその国の文化を知ること。正にそうだなあと思います。
プレイさん、幼稚園生はお歌の発表をします。当日参加の他のパーティのラボっ子
(ご父母)とステージに立ちます。長丁場になるかもしれませんが観ることも大事です。
公共の場でのマナーを小さい時からこのように参加することで身につけてください。
1年に1度の大舞台、ご協力よろしくお願いいたします。
《今後の予定》
来年度も含め予定が分かっているのをお知らせします。春までの予定の参考にしてください。
★中高生ひろば 11月18日の発表までタイトなスケジュールですが自分で優先順
位を決め調整してください。福A・北九州は『なよたけのかぐやひめ』
11月4日(早良市民センター)、11月11日(中央市民センター)
★11月18日(日) 九州支部中高生テーマ活動交流発表会 久留米石橋文化センター
九州各地区から集まって中高生が発表をします。8つのお話を観ることができます。沢山の発表を観て聴いて、豊かな感性を育てていきましょう。 詳しくは薄緑色チラシをご覧ください。
パーティからは4名(H・Y・M・M)参加
『空とぶじゅうたん』発表あります。子どもだけでも行きたい方相談ください。
★芸術祭発表会 11月23日(祝) 博多市民センター 12月2日 早良市民センター
(午後13:30開場、13:40開演) 発表は5番目(最後) 午後3時15分頃
場合によってこの日の午前中、合同練習が入ることがあります(小学生以上)
集合…11月23日、午後13時20分集合 整列して会場入りします。発表を観ます。
服装…緑のパーティT(インナーは目立たない物)シャツとブルーデニム(ダメージデニムは✕)
参加費…ラボっ子お一人300円 (保護者は要りません) 袋に記名の上、持参ください。
★クリスマス会 12月22日(土) 午後3時~6時 か12月23日(日)午後5時~8時
で最終調整中 できるだけ参加者の多い方で決定させていただきます。
都合の悪い方は早めにお知らせください。
★12月26日(水)~12月29日(土) 湯坪ウインターキャンプ 小3以上参加
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★2019年1月9日(水) 初ラボ
★2019年2月17日(日) わかもの 大学生によるテーマ活動発表会 多治見市民文化会館
★2019年3月24日(日)~26日(火) 地区春合宿 新小4以上 テーマ 『ピーター・パン』 玄海
★2019年3月28日(木)~3月31日(日) 黒姫2班 スプリングキャンプ TA『空とぶじゅうたん』
『ライブライーキャンペーン』の時期が来ました。
ライブラリーはラボの根幹です。小さいころから当たり前のように口遊んできた歌、沢山聴いてきた物語はいつの間にかその子の血肉になっているのが良くわかります。
先週のパーティで中高生同士、懐かしいナーサリーに盛り上がっていました。よく覚えているのに驚きました。
一つの物語を理解するのに沢山のお話に触れてきた子は関係性がピンと来たり、歴史の一部分のことであっても視点を別のところから引っ張りだしてきて論理的に考えることができます。
このようにこれまで培ったものは無意識の時にでもポーンと出てきます。どのように育ってきたかが分かる瞬間でとても嬉しいかったです。
では、どのように育てる、育つと良いのでしょうか?その答えはありません。ただ、私が子育てをしてきて言えるのは、ヒントがたくさん物語りの中にあったということです。
『絵本で子育て』は間違いありません。
「子どもを上から見るのではなく子どもの高さに上がる」 大人が子どもに対してもう少し謙虚になれば子どもは伸び伸び育つ。子どもには自ら育つ力がありますから。子どもってすごいです。
『キャラバン隊報告』
・9月23日(日) 九州支部で活動している大学生5人に来てもらいテーマ活動『ひとうちななつ』を発表をして頂きました。3連休の中日、思うように動員ができなかったのが残念でしたが、発表は表現豊かでテンポ良く素晴らしいかったです。
以下、感想を頂きましたので掲載させて頂きます。 ありがとうございます。
大学生の子達がとても純粋で、素直で、堂々としていて、また表現力が豊かなことにすごく感心しました。それぞれのキャラクターが「ひとうちななつ」のお話の中で、絶妙に活かされていて、年が上がるとそういった面白さもあるのかなあという視点で観ていました。
一人一人のラボストーリーの中で、キャンプ経験の有無やTAへの意欲や想いなど十人十色なんだと、最後の座談会で改めて感じましたが、キャラバン隊として活躍している子達はそれぞれのストーリーの中でしっかりとラボと向き合っているように感じました。
今回私たち家族もこうした一つ一つのイベントや毎週のパーティに参加することで、どんな出逢いや思い出があの大学生の子たちのような優しさに繋がっていくのか、これからのストーリーが楽しみに感じました。
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