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2015年 3月7日
津田沼の西川パーティの開設25周年の発表会で、小学生~中学生全員で取り組んできた「こつばめチュチュ」を発表しました。
高津パーティにとって初めての大舞台。緊張しながらも、終わった時には文字通り「割れんばかりの拍手」をいただくことができました。
西川先生は私が開設した頃からとてもお世話になっている尊敬する大先輩。
その先輩のお祝いの席にふさわしい発表にしたい!と、私なりに一生懸命に子ども達と向き合い、小さいながらも一つの形にすることができたと思います。

途中は、いろいろありましたよ~(苦笑)
「学校」「運動会」「病院(お医者さんごっこ)」と楽しい要素がたくさんあるこのお話。
昨年の11月に取り組み始めた頃は、虫食い競争したり、つばめ体操を考えたり、みんな夢中になって遊びました。
しかし!
その後、役が決まってセリフを覚える段階になると、今までの盛り上がりがうそのよう…。
1月には「覚えられない!」「チュチュ飽きた!」なんて、悲しい言葉も飛び出す始末。
モチベーションを維持するため、仕方なくリクエストで別のお話(「アリスの不思議な国」とか、「きてれつ六勇士」とか…)をやってみるとみんな楽しそう。
子ども達の盛り上がりに比例して湧き上がるテューターの不安…。「私達、どこに向かっているんだろう?」と自問する日々。
それでも2月になって、完全に音楽CDだけになると子ども達もスイッチが入ったようです。
たくさん聞いて覚えた子達を軸に、どんどんまとまってきました。
表現にもこだわりが見られ、意見や質問も活発に出るようになりました。
極めつけは西川Pとの合同リハーサル。
本番同様に発表してみると、声も小さく、表現も中途半端。あれ~?こんなはずじゃなかった…。
西川先生にも「つばめってどうやって飛ぶの?」「虫食い競争で食べる虫はどんな虫?」など尋ねられても、答えられない始末(私も目の前のことに夢中で、そこまでイメージを膨らませていなかったと反省)。


でもこのリハーサルで「普通の気持ちで発表したのでは伝わらない」ことをそれぞれが気付いたようで、これを機に加速的に表現が深まり、言葉にも気持ちを込められるようになったのでした。
実は「こつばめチュチュ」を発表するにあたりテーマ(どんなことを伝えたいか?)をずっと問いかけていたのですが、なかなか絞りきれていなかったのでした。
でも土壇場になって「頑張るチュチュを応援する!」とメンバーの意識が統一されたのでした。
本番はしっかりと声も出ていたし、子ども達も一人一人が本当に生き生きとして楽しそう。
今までのどの練習よりも本番が素晴らしく、高津パーティの子ども達の測り知れない力に感動。
コミカルな表現ではお客さんもたくさん笑ってくれて、自分たちがゼロから作った表現で大勢の人を笑わせるという貴重な体験もできました。

「こつばめチュチュ」の取組みを通して、とてもたくさんのことを学びました。
ご家庭でのサポートに加え、当日も見に来てくれたおうちの方、支えて下さった先輩テューター、そして何より高津パーティにこのような発表の機会を与えてくださった西川テューター、本当にありがとうございました。
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