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*今月の「パーティーだより」
パーティーだより ‘04。9.30 仁衡パーティー
10月活動日
ラボ秋活動の帰国報告会、東京支部大学生キャラバン隊との秋の交流会、東京支部中高生合宿等への参加ありがとうございました。
国際交流参加の子ども達は、顔つきがまるで別人の様ににこやかで、自信に満ち溢れていて、去年の箱崎君を思い出してしまいました。
また「トム・ティット・トット」の劇表現を食い入るように見つめていた幼児、大学生とのお話ワークショップ、お母様と大学生の懇談会、どのプログラムも充実していた様に思います。感想もそれを物語るものばかりでした。
グループ パーティ日
火曜(プレイ、キデイ、小学生) 5、12、19,26 ,*23日はハロウィンパーティー
木曜(プレイ、キデイ、小学生) 7、14、21,28 *23日はハロウィンパーティー
小学生の時間は: 4:45-―6:30です
土曜(中学生) 2、9、30 *16日は振替休講 *23日Halloween
*冬季時間として6:30―8:00
10月~12月行事予定
10月23日(土) 日立地域ハロウィンパーティーをインターン
(カナダの大学生)と楽しもう(仮称)赤沢山荘 *詳細チラシ参照
10月24日(日)茨城地区中高生活動1時~5時(ひたちなか市中央公民館)
11月7日(日)‘05ラボ国際交流参加予定者 親子オリエンテーション
12月23日(祝)ラボ日立地区クリスマス交流発表会 シビックセンター
お知らせ:
*新入会員紹介:仲良くしてね!
*秋の体験教室にお友達をご紹介ください!お願いします!
10月5日(火):塙山、7日(木):兎平、8日(金):塙山
いずれも11時~12時、3時~4時 4時半~6時
*通常パーティー日(上記以外の日)もご相談下さい。
*マザーグースのつどい:10月1日(プラザ)、7日(シビック)もよろしく。
キャラバン隊との活動(9月23日)*東海村中央公民館にて
*テューターより(参考までに)
10月号の「文芸春秋」に特集記事で「本物の英語力」と言う記事があります。“英語コンプレックスをすてよう。日本人に必要な英語力はこれだ!
との副題で、各界の著名人が色々な勉強法や考え方を述べています。大人向けではあるけれど、これからの子ども達にとって、方向性を教えてくれていると思います。興味のある方は一読してみたら如何でしょうか。
1例:通勤電車で学ぶ英語<超>勉強法:ビジネスマンに必要なのは「聞き取る」ことだ 野口悠紀雄(スタンフォード大学客員教授)
*報告(9月24日~25日に東京支部の中高生合宿に参加した中学生の事)
忙しい合間に参加したラボっ子。「ドリーム・タイム」と言う少々難しいテーマに取り組んできました。首都圏大学生達が7月から、実行委員として
高校生の委員と準備してきたものです。有意義な合宿だったようです。
彼の心の成長が楽しみです。ご家庭で、チャンスを捉えて出して下さる事はうれしいです。
各グループテーマ(お話)
*小学生は「みにくいあひるのこ」役きめ、ナレーションの部分もきめる。
セリフをおぼえよう!表現の話し合い。11月は2会場合同で練習。
*(プレイルーム)、キデイコース
塙山:(すてきなワフ家)はらぺこあおむし、だるまちゃんと
かみなりちゃん、どんなにきみがすきだかあててごらん、ぐりとぐら
兎平:きょうはみんなでくまがりだ、どらんこハリー、うみがたずねてき
た、トム ティット トット、みにくいあひるのこ ほか
*中学生:ドン・キホーテ(銀月の騎士)、みにくいあひるのこ
今月のSongbirds
*Today is Monday (GTS-1 Disc2-7)
*3びきのクマ (GTS-1 Disc4-5)
*Over the River and Throgh the Wood (GT7 Disc4-13) 11月
<★講演会記録(鈴木小百合氏):翻訳家 ’11.2記録
前の日記に書いた「鈴木小百合」氏の講演会についてやっと書けます。
年に一度の東京支部テューター総会2日目は今回のライブラリー「かさじぞう」「ももたろう」の英語訳を担当して下さった「鈴木小百合」氏の講演です。
氏はTV等でも皆さんご存知で通訳もされていらっしゃいますね。前日は「王様のブランチ」に出ておられたそうですが。
先生のHPにもありますが、ハリウッドのスターが来られると良く通訳されていらっしゃいます。「ジョニー デップ」アリス・イン・ワンダーランド出演、「ハリー・ポッター」の出演者が来日した時の通訳:ロン・ウィーズリー役のルパート・グリント、妹ジニー・ウィーズリー役のボニー・ライト、そしてルナ・ラヴグッド役のイヴァンナ・リンチ等。「サム・ワーシントン」「アバター」の主役等です。
先ずは「ももたろう」の英語訳についての(苦労話)
★<ももたろう>
中村とも子氏のもの:自分の知っている「ももたろう」と違っていた。
各地域で少しづつ異なるお話がたくさんあった。
ラボ制作側:Labo versionを作るという→意識が高かった。
EX、[どんぶりこんぶり すっこんごう]
(どんぶりこんぶり)rumbly -tumbly すぐ頭に浮かぶ。
音感も合っているものを考える。
すっこんごう]→勢いのあることば:ripply-roar(ごう:音感あわせた)
*むかしばなしの特徴のひとつ(発句・結句あり)
発句:「なんとむかしがあったそうな」→普通:Once upon a time
Ex.「三びきのヤギのがらがらどん」
しかし<Let’s unfold a story of old. >とした。
昔話だよと分かった方が良いので。Let’s unfoldは「古めかしい のじゃないか、かしこまった感じも含めて使用。その後もold storyじゃなく、古めかしい雰囲気に訳した。
結句:西洋のむかしばなしには無かった。
「むかしこっぽり」→The story of old has now been told
*oldとtold韻をふませた。
<その他のことば>
「しょいこ」→back flame *西洋にはないものだから苦労。
Back pack(?) (西洋は荷車のような物で運ぶ)
「おに」→(Oni monster) 怪物、怪獣。Ogre シュレッグ(Green Ogre)
「鬼がしま」→普通Oni Iland
中村さん:鬼が暮らしている地域・国・場所→島ではない。
そこで「Oniland」に落ち着いた。
〇BIGがたくさん出てきた:おおきなもも・おおきな男の赤んぼう 、
おおきなあくび・太くて長い木・大きな木・おおきなきびだ んご
「ことばと文化」関係あり。西洋文化:<大きい>のことば沢山ある。
huge big large enormous gigantic massive
類語辞典を見たりして学ぶのも良いのでは?(子ども達と)
( gargantuan titanic)
*Japan:稲・米・ごはん English:Rice のみ。
*スキモー:雪の言葉多い。
〇あきれる→flabbergasted(普通よく使う言葉:amaze shock)
★あえて面白いことば、あまり聞いた事のないもの使ってみた。
●ラボの子ども達と話題にしてみたら面白いと思う。(にひら感想)
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引き続き「鈴木小百合」氏の講演記録です。注:父母会用に準備中のレジュメで代用させて頂きます。少しでも早くお知らせしたいので。
(日本の昔話:「かさじぞう」の英語訳)
★<かさじぞう>
*タイトルも苦労した?「The March of the Jizo」
(歩く:*行進:地蔵のイメージ、お話全体の不思議な雰囲気提案したので英訳。)
<ことば>
かさじぞう:かさ→umbrella(傘)に聞こえてしまう。 外国語:Hat
日本語:あみがさ straw hat(麦わら帽子)イメージしてまずいのでは?と思う。それにすげがさでは?:すげ(セージ:ハット)*馴染みが無いと思う。〇言いようが無い *文化の違いで苦労した。
地蔵さま :Jizo statue (”こういうもんだよ”と言う意味で英訳)
発句 :「むかしあったけどな」Here’s a tale of yore. 古めかしい 事を重視して英訳。
結句 :「とんびすかんこ ねっけど」Jingle jangle,jees-oh my!
*文中に「たくさんの宝物やごちそうを、じゃらんじゃらんと
にぐるまからおろし、、、、」の文がある。そこで<Jingling and jangling>とした。
jees-oh my→工夫した所
*絵を担当されている本田豊国氏が絵の中に「探す楽しみ」を入れて描いている。ヒントを頂きjees-oh→地蔵(音の中に隠れていると思いませんか)
<ラボについて>
●すばらしいと思う所
(「国際交流のつどい」や広島・福岡・宮崎・名古屋・大宮等でテーマ活動 を見てきた。それらを見て感じた事)
★テューターが子供達の表現活動に関して:演出しているのじゃない事。
EX.「15少年漂流記」で洞窟を身体で表現してしまっていた所。
感動した所:小さい幼児~大学生まで一緒にやっている。
しかも生き生きと!
大きい子:忍耐も必要と思うのに。
小さい子:ああいう風になりたいと思う。
*これらは今の学校・社会に無いものだと思う。
★膨大なセリフの量やテキストの暗記→びっくり!
EX.「寿限無」を語った12,3歳の女の子のDVDを見た時。
表現を交えて全部暗記していた。私が訳したのに自分では出来ない。
*中学時代から大学生位に覚えた事は忘れない。
自分:シェイクスピア劇が好きだったので、セリフを今でも覚えている。
●英語は耳から聞いて(遅くとも10~11歳くらいまでに)おくと
なまった英語にならないと思う。勿論人によっては高校、大学からでも出来る人は居るけれど。
口の中の下の使い方(成長過程)はその年代(柔軟性がある時期)までが忠実に再表現できるらしい。それには大きくなる前の方が良いのでは
耳からきれいな英語を聞くのは良いと思う。(これは「小学校英語が始まりますが?先生の考えは?と言う質問に答えられた事の記録)
映画など(スラングが多いものなどは別として)から入るのも良いと思う。お勧め:耳から楽しいものを聞くと良いと思います。
Labo Partyにとっては力強い味方の先生のお話でした!
今日はここまで報告します。
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