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メアリ・アリスさんと鎌倉に行った。暑い!あきる野からだと遠いし、7時に東京駅に戻っていなければならなかったので、ハイライト鎌倉、つまり鎌倉駅から小町通を通って鶴岡八幡宮、若宮大通りを通って駅に戻り、江ノ電にのって長谷へ行き大仏をみて、それから海岸へ出て、由比ヶ浜駅から鎌倉駅に戻る、というコース。小町通では、入った途端に和食レストランの呼び込みについていってお昼に天丼を食べ、またいろいろ道草をして、「行きつけるのか?」という笑いもあったが、メアリ・アリスさんは和物柄のすてきなシャツを自分とご主人用に買い、またあちらこちらで絵はがきなど小さな買い物。そうそうレストランの入っているビルのトイレでは、暗証番号を押してお客さんだけがトイレに入れる、というトイレ体験。
大仏のあたりでは、私は待っている間にも船をこいでしまう有様で、つかれた~。お気に入りの紫芋のソフトクリームを食べ、海岸へ出て、初めて見る太平洋(相模湾だけど)に感激。
鎌倉駅から東京駅へでて、銀の鈴で待ち合わせ。やってきたのは、バージニアからきた娘のキルシュティンとホストのゆき。去年ゆきがホームステイし、すっかり意気投合したのと、二人とも高校最後の年で忙しいため1ヶ月のホームステイには参加できず、自分たちで計画を立てたショートステイ。今日からメアリ・アリスも加わって2日間お世話になる。その後名古屋に1泊でいくので、私はしばらくほっとしようというもの。
入れ違いに、へいぐんから息子たちが帰ってきた。どどっと疲れが出てきた。
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メアリ・アリスは、5時半に起きる。ホストファミリーは起きてこない。キャンプ、箱根、アメリカンスクールの疲れが出て、10時近くにやっと「おはよ~」 それまでは、朝ご飯も出ない(自分で食べりゃいいのに)
今日は五日市へ行ってみようかということで五日市郷土館へ行く。ちょうど土曜日のイベントで、繭から糸引きをやっていたので、体験させてもらうことができた。もうひとりアメリカ人らしき人を連れている人がいるな~と思ったら、市役所の人で、姉妹都市のマールボロウのナンシー先生のお嬢さんを連れていた。「加藤さん!」といきなり声をかけられ、びっくり。
ひとしきり昔のわらぶき屋根の家や道具類を見て回り、繭の煮方、糸引きのやり方を教えてもらい、繭までもらった。郷土館の他の展示もとてもよかった。アメリカの息子たちの小学校や幼稚園で、蚕を育てて繭をつくったことがある。メアリ・アリスもやったことがあるそうだ。でも、繭をつくるところまでで、絹糸を取るやり方は知らなかったので、すごい喜んでいる。
家に帰って早速とりかかる。去年三男が学校で蚕を育て、繭を取り、絹糸を作ってオブジェをつくっていたのだが、それをやってみようということになった。教えてもらったとおりに繭を茹で、糸を引いて、巻き付けていく。こんなに大変なことだったとは・・・・糸繰り機が便利なわけだ。5日のアンティークマーケットで買う?手伝ってくれそうな三男はへいぐんにいっている。そういえば去年の担任の先生が、「1時間目から始めて6時間目までかかった子もいた」といっていたっけ。糸が切れたり縺れたりで、思い詰めたように何時間も働く。女工哀史だ・・・夫に手伝えと言ったら「女工哀史なんだから、女の仕事」といわれるし。
夜、福生の盆踊りに行く。女工も楽しみがなくっちゃ。東京音頭、炭坑節、福生音頭、マイムマイムなんていうのもあった。これって何処の国のおどり?ビンゴで、自転車が当たるというのにつられて参加。メアリ・アリスはミニバラの鉢をもらった。私は「あとはまとめて大人はビール」
9時半も過ぎて帰宅し、チキンスタッフィングを作ってもらう。今日の夕飯は任せて、ということだったからなのだけど、5時半から起きている人だから、もう帰りの車の中でへろへろ。
明日は鎌倉。
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青梅の田上P主催でメアリ・アリスさんの1 day American Schoolが行われた。あきる野で行った二回のセッションを入れると、三回目。一昨年の分も入れたら5回目。私たちの息もぴったり。「どう?私を補助教員にやとわない?」「そしたらばっちりよね」なんて冗談もでる。
今日のメンバーは、親御さんに連れられた二歳児、三歳児から、幼児、一,二年生、三年生が何人かと六年生がひとり。総勢28名ほど。あきる野では完全に学年別に座らせたが、今日の青梅では、兄弟姉妹が一緒だったり、親が一緒だったり、テーブルのメンバーもコンビネーションクラス。初めは萎縮していたり、興奮状態だったりしていた子たちもだんだんに慣れてきて、じっと話を聞き、作業に打ち込んでいる。大人にとっても、アメリカの小学校情報は興味深いものがあるので、お母さんたちもじっくり聞いてくれていた。メアリ・アリスも、各テーブルをまわって声をかけている。
1. Introduction
2. Silent time & Pledge
3. Story time
4. Social Study
5. Reading
6. Exercise
7. Math
8. Science study
これを1時間半で行う。アメリカの小学校の短縮版だ。おわりにメアリ・アリス先生からシールや名刺、コイン、マシュマロをもらう。みんな楽しそうに帰っていった。
田上テューター、お疲れさま。
夕食は、今年我が子を国際交流にだしたお母さんたち3人と、バフェレストランに行った。彼らを出してもう1週間から10日になる。この切なさは経験したものにしかわからない。ホームステイしてくる方もやったものにしかわからないが、送り出す親の気持ちも、やってみなければわからないのだ。同じアドバイスを何度繰り返しても、送り出す前には受け止められていなかったが、今日またメアリ・アリスさんから言ってもらって、また別の感じがある。
3人ともまだ我が子からの手紙はない。ホテルに送っていったときの「子をとられるような」感覚。どうしているだろうか、と思ってきりがない。メアリ・アリスさんから、様々なアドバイスをもらって、たっぷり話して、2時間半も時を過ごして解散。彼らの一夏は、一夏で終わらない。どうか、ゆっくり待っていてほしい。
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キャンプから帰った翌日、メアリ・アリスさんと箱根に行った。2年前に一人で箱根に行ったときはお天気がわるく、富士山が見られなかったのと、わたしがうらやましがったので、今回一緒にいくことになった。外国人レートで予約すると安いということで、アメリカにいる間に予約を入れてもらった。キャンプの次の日しか空いてないけど、どうする?えーい、行っちゃえ!
新宿から小田急ロマンスカーにのる。これもやりたかったことのひとつらしい。箱根登山鉄道のスイッチバックもお気に入り。ホテルに荷物を預けて、大湧谷へ。もう、お昼なんかより、山の方が気がかり。ケーブルカー、ロープウエイと乗り継いで、桃源台へ出て、海賊船で箱根町へ渡り、杉並木を歩いて元箱根へ。このころずでに食堂もお店も閉まっている。夕食がない!(私は食べることがプライマリー、メアリ・アリスは食べることはセカンダリー)
芦ノ湖の岸辺でおせんべをたべながら日没をまつ。太陽が山の陰に沈んだときから、湖の照り返しはなくなり、富士山だけがくっきりと浮かび上がった。その富士山の色も刻々と変わっていく。もう、すっごいきれいで、待っていた甲斐があったというもの。
すっかり日が暮れて、バスで宮ノ下へもどり、ホテルにチェックイン。お夕食は?と言うホテルの人に、「パン買って、庭でたべてもいいか?」と聞いている!まあ、日本人にとっては、ホテルに泊まって、豪華な食事をするのもリラクゼーションなんだけど、今回はメアリ・アリス優先。蛍の里というお庭でカレーパンやら何やらを食べた。
お風呂(温泉)に行き、背中を流しっこして、ゆっくりする。
翌日の朝食は、予約しておいた。この分だと一日中食べ物は期待できそうにないから、朝だけでもちゃんと食べようと私が提案。うちの夕食よりずっと豪華な食事をし、昨夜と違って明るい中で、素晴らしい庭を散策した。私にとって、「おじいちゃんの家と庭」を彷彿とさせるホテルだったので、また、別館の建物と庭も、もうおじいちゃんの家と庭そのもの! 思い出がよみがえり、とてもいい滞在だった。祖父や父を連れてきたかった。
前日と同じコースをたどる。宮ノ下ではよく晴れて暑かったのに、大湧谷で雲がどんどん流れてきて寒くなった。富士山は見えない。ホテルで買ってきたカレーパンと大湧谷の黒玉子を食べる。行く先々のおみやげ物やさんによりながら、桃源台に下りる。そこからまたロープウエイで戻る。強羅の駅でスタンプを押すのを忘れたんだと。お土産物やさんが、クレジットカードを扱わないというので、ホテルに戻ってホテルのショップへ行く。二人ともa bit low on cash! ジョン・レノンが食べたというアップルパイをそのラウンジの「となりのテーブル」で食べたりして、じゅうぶんに楽しんで帰る。夕食はロマンスカーの中でチーズロールだった。
なにしろ、キャンプの次の2日間。あたしゃ疲れたよ。
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黒姫1班から帰ってきた。今年の参加者は、長男、とっしー(たむちゃん)、せいと(こみちゃん)、ゆずがそれぞれのロッジに、たけ、きい、ちあき、メアリ・アリスが私と同じロッジの総勢9人。
ホームシックが心配だった子たちも自分の力でのりきったようで、たくましさが感じられた。初めて参加のラボっ子たちもラボキャンプの楽しさ、独特さを、体得したようだし。歯ブラシがないといってパニクっているタケにちあきが言ったことば。「ちあきもないけど、くちゅくちゅしておけば大丈夫」へえっ!
メアリ・アリスにとっても初めてのラボキャンプ。2年前に日本語研修のシャペロンできたときは、日本語研修だけで帰国したので、キャンプは経験していないのだ。息子は九州キャンプ、娘はざおうだったしね。到着早々「メアリ・アリス・フォーモ!!」と声がかかり、旧知のラボスタッフたちと再会を楽しんでいた。
2日目の野外活動では、メアリ・アリスはないの滝へ。「カントリーロード」に出てくるブルーリッジマウンティンの辺りに住んでいる彼女にとって、山の中というのが非常に気持ちいいらしく、大変な楽しみようだったようだ。黒姫山がみられなかったのが残念。台風に見舞われ、と言っても、奇跡的に、野外活動もできたし、バザーもできた。雨の中の食缶運びも楽しんでいた。唯一キャンプファイヤーだけが室内だったが、ロッジ内の盛り上がり方は異常な?ほどで、その後のお別れプログラムでは、ほとんどが号泣。メアリ・アリスにとって、自分の教え子(小2)や小学校年代の子たちがこんなにキャンプで号泣するなんて、とても印象深かったそうだ。
一日目の夜に、子どもの足が乗っかってきた、と言っていた。こんなふうにみんなで、並んで寝るのもunusual。翌日は低学年の子どもたちを二人でひとつの布団に寝かせ(みんな大喜び)メアリ・アリスの隣を大人にしたら、もう足はこなくなった。メアリ・アリスは、いわしの缶詰のように並んで寝ている子どもたちの写真を撮っていた。
キャンプ中もシャペロンとしての仕事がある。その合間を縫って、ラボランド内を案内し、ラボの歴史について話し、バーニーの桜の写真を撮った。鴻来坊はwhitebird gathering house、集雲堂はCrowd gathering house、グルンパホール(グルンパ城)の由来を話した。鴻来坊では、その名の由来と、襖に書かれた漢詩(私の一番好きな漢詩)を書き写し、訳も書いてあげた。しろくまでおトイレに行ったら、流すレバーが見つからないと二人して一瞬あせったが、無事見つかり、ほ~っ。
ロッジ活動もできる限り参加し、テーマ活動も一緒に動くし、メアリ・アリスならではのアクティビティもやってくれて、子どもたちにもいい体験だったようだ。
帰りのバス。子どもたちを優先的に座らせたら、テューターの座る席がなくなり、補助イスや具合の悪くなった子用に取ってある席などに座ると全員前の方になった。半分から後ろは、私の長男がすべて面倒を見ることになり、「お弁当をこぼした」だの、「お弁当を二つ持ってきてしまった子がいる」だの、あれこれとよく働いてくれた。キャンプ中も、「いいわね、こんないい息子がいて!」とみんなからいわれ、これが出発の朝、ぎりぎりまで起きてこなかった人間と同一人物だろうか?と思う。ま、内と外、こんなもんでしょう。いわゆる「ラボや」の息子。生きにくいこともあるだろうが、それはそれでしょうがなかろ。育ててもらっている方が大きい。私のロッジにおとなしい「ラボや」の娘がいたけど、楽しかったと言って帰ったのがお母さんにも感激ものだったらしい。
新宿解散で、心配性のお母さん二人が迎えに出てくれた。加藤Pは、拝島集合・拝島解散。「大変でしょうから」と言って我が子だけを新宿に送り迎えするのは、お断りしている。来るなら一緒に他の子の面倒もみてもらうようお願いしている。この行き帰りも子どもたちの成長の場。行きに荷物が重そうで大変そうだったちあきも、帰りはシャンとして、お母さん曰く「来年はもう送り迎えにきません」 キャンプ中にトラブルがあったとしても、その時こそ、教育のチャンス。じっくり親子ではなしてもらういい絶好の機会なのだ。
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キャンプに備えて、キャンプオリエンテーション。キャンプに行く子も行かない子も一緒にSB、寿限無をとなえ、ジャックの建てた家をやる。それから、持ち物、集合時間の打ち合わせ。今年はくろひめ1班に7人とメアリ・アリスさんと私。へいぐん1班に3人。
アイスクリームソーシャルは、ようするにアイスクリームの持ち寄りパーティ。お母さんたちがアイスクリーム屋さんになってくれていろいろなアイス、トッピング、コーヒーフロートやクリームソーダをつくる。加藤Pの夏の発表会はこのスタイル。
先日の壮行会・歓迎会・夏の発表会で発表しなかった火曜日クラスと金曜日クラスが発表した。金曜の保育園児クラスは、SBと「ジャックとジル」の発表。興奮してうろちょろしているだけのSB発表。あはは。「ジャックとジル」は、はりぼてのバケツをもって、走ったり転んだり、新聞紙の帽子をかぶったり。CDにあわせて3回通り動く。かわいい!という声がかかり、ますます調子がでるキディさんたちでした。
火曜クラス(小3・4)は、「たぬき1話」たった5人で、よく発表したものだ。この間の火曜日の最終練習から比べると、集中力もあり、よく頑張ったと思う。こんなふうにラストスパートが効くようになったのかと思うと、とてもうれしい。自信のなかった子も、実は私のサポートで一緒に言えている。注意して聞いているととても発音がいいのだ。自信を持って言えるようになったらきっとすごいだろうな。メアリ・アリスさんも、「たぬき」に一緒に出てくれた! その雰囲気も手伝って、楽しい発表になった。もともとおもしろい話で、見ている子たちも大笑い。
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今日はメアリ・アリスさんと新宿のラボセンターへ行った。2年前の日本語研修の滞在で毎日通った経路である。感慨深げに車窓の景色を楽しんでいる。今日のミッションは、シャペロンとして大事な仕事。なんとなく二人とも口数が少なくなる。昨日次男に「一緒にいかない?」と誘ったら「おいしい昼飯食えるンならね」と言っていたが、8時半になっても起きないのでおいてきた。あ~あ、とんかつだったのに!
ン十年ぶりに?原宿へ行った。「原宿か・・・」と、あまり気乗りがしなかったのだけど、メアリ・アリスさんは100円ショップで山のように買い物するし、私もわざわざラフォーレまでもどって、バーゲンに参加してしまった!人混みがきらいだし、バーゲンはパス、なのだが、原宿のラフォーレのバーゲンに参加するなんて、中国の民族宮の物産展で買い物できたのと同じくらいすごい。(わたしにとっては)
このあとメアリ・アリスさんは、新宿でお友達と待ち合わせ。小田急デパートまで送り届け、帰り方を教えて、別れる。メアリ・アリスさんの山のような荷物を持って先に帰る。西武線で座って帰れた。
夜はラボっ子のお母さんが急なお通夜に行くということで、3歳のラボっ子を預かることになった。急いで支度する間に満足に食べなかったそうなので、ちょうどうちも食べるところ、一緒にたべることにした。今日はあまりものを片づけるオープンサンドイッチ。Sちゃんは、きゅうりトマトサンドと、ゆで卵ひとつ食べ、牛乳も飲み、おみやげに持ってきてくれたアイスを半分食べた。ゆっくり食べてお月様を見に行こうだのなんだのしてたら、お迎え。あっというまだった。
メアリ・アリスさんは、「乗り換えもこなして、ちゃんと帰って来れた!」と大満足。疲れたけど、いい一日だった。次男は、「お昼はとんかつだった」の情報に平気な振りしていたけど、「それでね、みんないっぱい残した」といったら、「えええええっっっっ行けばよかった~」
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昨日の学校訪問は、とても暑いうえ、1階から4階までいったり来たりしたのでもうくたくた。4年生の合唱、合奏。6年生の「流しそうめん」を少しごちそうになって、教育長さんを訪問した。流しそうめんは、学校の裏の竹を切ってきて行う本格的なもの。メアリ・アリスは大喜びだった。子どもたちも寄ってくるし、夏休み前のうきうきした一日をともに過ごした。教育長さんは、先日国際交流参加者を伴って伺ったときの写真を見せてくださり、「焼き増しするから、もってけ」ということになった。夕食は、塩サバとサラダ、冷や奴。
今朝はふたたび小学校へ行き、2年生のクラスでどろんこハリーをよんだりした。家に帰ってアメリカンスクールの支度、お昼ご飯・・・ふとみると、メアリ・アリスはソファーに転がって、ごんごん寝ている!ご飯だよ!今日は冷麺。きれいに盛りつけたらサラダだと思ったらしい。次男と三男には、冷凍チャーハンを食べて自転車で来るように言いつけ、私たちは先に公民館へ。青梅のTテューターが来てくれて、手伝ってくれた。助かった。南東京のKテューターも遠いところを手伝ってくださり、ありがたかった。
アメリカンスクールは、まず国や民族を越えて交流する大切さを伝えるために「どこへいくの。ともだちにあいに」を、英語と日本語でよむ。絵本を読んでもらうスタイルは、自分のイスや机から離れて、先生の前に座って聞く、というアメリカのスタイル。アメリカでは、「カーペットタイム」といって、本を読んでもらったり、指示を聞いてから、自分の席に戻る。
それからサイレントタイム。国旗に忠誠。そして社会。アメリカの国旗の色塗りをしながら建国の歴史にふれる。次は国語。A fat cat を読む練習をし、色を塗り、閉じる(ところまではいかなかった) 体育は身体を動かすゲーム。算数はお金。ペニー、ニッケル、ダイム、クオーターを習う。計算まではいかなかった。最後に理科。はらぺこあおむしで、幼虫の成長を習う。大急ぎの超特急体験だったが、子どもたちの心に残っただろうか。内容の情報の量より、アメリカ人の先生に習った!という思い出を残してほしい。子どもの頃の経験が、小さな芽となって、大きくなってどんな花を咲かせるのだろう。また、そういうとき、友達を大切にして、世界の人々のために働く人になって欲しいと思う。
夕方、急いで夕食を作っていたら、ラボっ子が来た。「え、今日ラボないの?そんな気がしたんだよな」「アメリカンスクールの方においでって言ったのに。晩ご飯食べてく?」「うん、おなかすいた」というわけで、一人分捻出。今日は豚のみそ漬けと、茹でじゃがと、サラダ。
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リードシャペロンのメアリ・アリスさんは、全4-Hのいろいろな事情を把握していなければならないので、4週間首都圏に滞在する。その間、財団、ワールドワイズ、ホストファミリー、そして4-Herたちと連絡を取り合う。私のPCでメールチェックをするのだが、うちにはまだブロードバンドが来ていないので、それが不便。
今日は午後から、八雲神社のお祭りに行った。お宮に行って、御神輿について近所をまわる。とてもこびそなおまつり。うちの部落は南郷というのだが、となりの切欠と一緒にしても10人ほどの子どもたちがやっと集まった。秋川台のほうは、もっと子どもが多い。うちからは、次男三男が出た。アイスとお菓子目当て。メアリ・アリスは、こんな小さな小さなお祭りも楽しんでくれる。この界隈のおじいさんたちは、小さい頃からの友達で、昔秋川に橋が架かっていなかった頃は、渡し船だったそうだ。それで大雨が降ったりすると川向こうの小学校から急いで帰って来たりする必要があり、孤立した状態が結束を強めたのだと思う。そんな話も興味深いらしい。バージニアのメアリ・アリスの小学校でも、似たような歴史上の事件があり、人々はそれを未だによく覚えているのだそうだ。
アイスキャンディが出た。私はメロンと抹茶の二つを食べた。メアリ・アリスはイチゴと小豆。三男も二つ、次男は3つ食べたそうだ。お菓子も袋詰めをもらって帰ってきた。暑かった。
今日の夕食は、茹で豚ととろろ、サラダ。とろろは、私が小さい頃、「今日はとろろ!」ということになると、家族みんな集まってきて、父親(またはおじいちゃん)がすりこぎをにぎり、子どもたちがすり鉢をおさえ、母(おばあちゃん)がおつゆを入れる役で、みんなで協力して作ったものだ。そういう話をしながら一緒に作る。
「コレハ~ナンデスカ」 タロということばがあり、それでわかってくれた。タロイモの類。ぬるぬるした芋はタロ。サツマイモタイプは、ヤム。ジャガイモはポテト。とろろっていうことばは、タロから来ているんだろうか。苦労しても「トロロ」といえないメアリ・アリスの日本語を聞きながらそう思った。次男と三男、メアリ・アリスとでトロロを作る。ご飯にかけて、といったら、すり鉢ごと持ち上げて、お茶碗に入れようとしている!我が子をみて、絶叫してしまった。お玉があるだろうに!
なぜこういうものを食べるの?と言う問に、よくはわからないが、まずファミリータイプの食べ物であるということ、トロロ自体健康にいいこと、それから、昔、白米だけを食べていると脚気になるから、雑穀を食べる必要があり、トロロの時は麦を混ぜるので、食べやすいということを説明した。それでよかったかしら。ま、いっか。
茹で豚のマヨネーズしょうゆがけ。サラダは千切りキャベツ、キュウリにオリーブオイルと紫蘇ワカメちりめんをかけ、だいこんとにんじんのなますをのせたのでドレッシングなしで充分味があると言っていた。
夕食後、メアリ・アリスは三男に連れられ、カブトムシを捕りに行く。捕れなかったらしいけど、いろんな虫がいたといっていた。近所の花火に参加。
明日は、小学校訪問と、教育長さんに表敬訪問だ。
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ホームステイ2日目。今日はとりたてて用事を入れていない。朝から「レイジーデイ」ということにしてある。それでも、リードシャペロンなのだからそれなりに仕事がある。今日は三男の誕生日だ。メアリ・アリスさんから、「石」のプレゼント!!大喜びの三男であった。
午後ひるねのあと、散歩に行き、そのあとで障子の張り替えをした。こういうことは年末か、お客さんが「来る前」にやるのだけれど、ふすまの張り替えだけで精一杯だったので、残っていたのだ。私たちがキャンプに行っている間にやるという話もあったのだが、「やってみたい?」ということになって、メアリ・アリスの障子貼り体験が始まった。
まず、古障子をびりびり破る。それから水で濡らしたタオルで障子の桟をふいて紙を取り除く。刷毛で桟にのりを付ける。障子紙を貼る。昔、小さいときには年末によく手伝わされたものだ。おばあちゃんがお風呂場で洗っていたなあ。各部屋に4枚としても、幾つもの部屋があったから、大変な作業だった。そんな話をしながら、作業していく。到着二日目でこんなに働かされるホームステイって・・・と思うけど、メアリ・アリスは「こんな体験、家族でなければできない。年末にやることをとっておいてくれてありがとう!」といってくれる。
三男の誕生日なので、夕食はステーキレストランに行った。もりもり食べる息子たちをよそに、さすがに眠いメアリ・アリス。帰りは新しくできたトンネルと坂道を通って帰ろうと言う夫だが、助手席のメアリ・アリスは「船こぎまくり」状態。明日も暑そうだね。
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