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息子から、「Supecial Lady」と赤いバラの絵の入ったTシャツをもらったとしたら、どう思いますか?パーティの帰国報告会。中2のT君のお母さんが真新しいTシャツを着ていらした。真っ白な地に金文字で「Supecial Lady」「Virginia」とあり、真っ赤なバラの絵が。バージニアにステイしたT君のおみやげだ。なんだか、目頭が熱くなってしまった。Tくんの、おみやげを選んでいる様子やお母さんに上げる様子を想像して。息子にとってお母さんがどんなに特別な存在か、国際交流で教えてもらったのですね。普段あまり何もいわない、というTくんだけにお母さんの感激もひとしお。
そのT君の報告はとてもいいものであった。どういうステイだったか、脈絡のある話し方でわかりやすく、T君の楽しいホームステイや、頑張りが伝わってきた。どんな準備が役に立ったか、という質問に対して、「事前活動で作ったアルバムや自由研究。ぼくはあまり上手にできなかったけど、それをやったおかげで日本のことがわかったし、みんなが何度も聞いてくれてうれしかった。すがたり(くるりんぼうず)は、結構うまくいって、早口ことばもうまくできて英語がうまいと褒められたことで自信がついた。」どのくらいでホストファミリーに適応したと思ったか、という質問に対しては、「ああ、それはすぐ。オリエンテーションの場所からホストの家まで行く車の中で、いろいろしゃべってうちとけた。」にみんな「へえ~。」
また、日本語に対して「日本語って結構いいことばだな、と思った」といっており、根っこのある国際人の片鱗を見せてくれた。ステイ中日本語を見たりしたときに、懐かしさを感じることはあるだろうが、こういう風にいう子はあまりなかった。
T君は、決してすべてよかったと思っているわけではないようだ。だが、そんな点も、ユーモアや、表現を選んで話しており、小さい子もこれからいく子も、お母さん達もいる場での報告という点をふまえていたようだ。そういう成長がうれしいと思う。T君のパーティへのおみやげはどでかいクッキージャーに入ったアルファベットクッキーとM&Mなど。小さいラボっ子たちがうれしそうにもらっていた。こんな大きなクッキージャー、スーツケースに入れて持ってくるの大変だっただろうなあ。ありがとうね。
帰り道、車の中でお母さんに、「ああ、ぼく話したかったんだ。話せてよかった」といったそうだ。「いい話だったし、話の仕方も結構上手だったンじゃない?」とお母さんが言うと「うん。去年行ったふっくんが、こういう点で話をして、と言ってくれたから、話しやすかったんだ」ふっくんとは、私の長男である。報告会のまえに、私が国内交流、長男が国際交流というふうに、手分けして作戦タイムをもったのだ。こういう配慮にも手応えがあるように成長したんだなあ。
Tくんは、英語の日記を頑張って書いてきてくれた。その他に日本語の日記も毎日つけたそうで、こちらは学校の宿題になるそうだ。日記を書いて、というのは私からもリクエストしたことだったが、いい思い出になるのはまちがいない。ホストファミリーも日記を書き込んでくれている。ホストファミリーには私から手紙で、「日記を英語で少なくとも10日から15日くらいは頑張って書くようにいってあるので、地名、人名など、手伝ってあげてください。また、今は読めなくても一生の思い出になりますから、ぜひ、メッセージを書き込んでください。」とお願いしておいた。よくやって下さり、本当に感謝している。
不肖の次男は、T君と同い年。T君からおみやげにともらった水泳パンツがパンパンで、がっかり。仕方ない、私がもらったXXLのTシャツをあげるから水泳パンツは弟にやりなさい、で、三男大喜び。
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秋にむけてもうひとがんばり、というところ、台風が来ている。今日は夕方合宿の実行委員会の予定だったが、警報もでて中止に。去年も合宿の時に台風が来て、2泊するところを1泊で雨の中のりきったっけ。中高生クラスで話し合ったことをもとに小学生のクラスも合流していろいろ決めたりする予定だったが。まあ、合宿当日は台風一過だろうから、いいか。
午前中、マザーグース広場。青梅のTテューターをお招きしての「連続教育講演会」の一環だ。ちょうどカナダのインターンのサムが来ていて、手伝ってくれる、ということだったのだが、フライトの関係で帰国が今日になり、さらに台風のおかげでフライトが1時間早まり、マザーグース始まったところで、お別れに。場を離れることのできないTテューターと私のかわりに、Oさんが立川のリムジンバス乗り場まで送ってくださった。Oさんは、今年貴くんを国際交流におくり出したラボ母。お別れを印象深く見てくださったようだ。
サムありがとう!また会おうね!サムが青梅に来ていたときは、病気になったりして大変だったけど、引っ込み思案の子どもたちといつのまにか本当に仲良くなって、ホームステイ交流がどういうことなのか、私たちに教えてくれましたね。カナダに帰ったら、インディアンサマー!新学期も始まるし、体力つけて頑張ってね。サム、田上ファミリーも、私たちも、成田まで行きたかったよお!
NRをいくつかやり、SBのフルーツソングをやってフルーツバスケットをやり・・・高校生のK子ちゃんと中学生の次男が、おねえさん、おにいさんとして手伝ってくれたのもいい感じだった。はらぺこあおむしは、この二人が何年か前に二人で韓英で発表したときに使ったシアターをしたので、なつかしかったそうだ。シアターのあと、手に手にあおむしを持ってリンゴ(あか)なし(きいろ)というふうに紙片を貼り付けていく。その合間にも早く貼れた子を先頭にしてみんながつながり、「あおむしごろごろ、まだまだおなかはぺっこぺこ」と、お部屋を練り歩く。チョコレートケーキやら、いっぱい食べ過ぎたときは「あおむしごろごろ、あおむしごろごろ、あおむしおなかがちょといたい」といって苦しそうに練り歩く。「ちょといたい」が「とってもいたい」になって葉っぱを食べに(貼りに)行く。大きなあおむしになってくっついているあいだに茶色の布が被さり、その下であおむしはチョウチョになって子どもたちの手にはめられている。Are you ready?で茶色の布がとれると、みんな飛び出しチョウチョを手にひらひら~。Pat-a-cakeでおやつ。チョウチョ(あおむし)はおみやげに。
マザーグース広場が終わり、Oさんの末っ子Nちゃんを家まで送る。K子ちゃんが助手席、Nちゃんは次男と三男に挟まれてシートベルトオーケーで、ご機嫌。Oさんも立川から帰ってくるところ。ところが、車が家の方に向かっていることがわかったNちゃんが「どこへいくの?いやだいやだ!おうちいやだあ!ラボラボ行くんだったのにい!」と怒り出し、K子ちゃんも次男も三男も、もう大笑い。
先日は市民祭の打ち合わせに、Aちゃんのお母さんが一緒に行ってくださり、私が行かれないときも代理ででてくださることに。駅で長男がK子ちゃんのお父さんと偶然会って、アイスクリームだの何だのもらってるし、今日もOさんに立川まで。ラボ母、ラボ父の皆さんにはなんとお世話になっていることか。この方達に支えられてラボを続けられることを本当にありがたいと思っています。明後日は合宿、ファミリーバーベキューです。よろしくお願いします。
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今日は、あきる野市民祭の打ち合わせ。 あきる野市のいろいろな文化団体の発表の場である市民祭に今年も参加する。私たち「あきる野パーターパンとラボパーティ」の番は11月6日(日)の15時から、キララホールで発表だ。ラボっ子以外に一般の参加も呼びかけ、バイリンガルミュージカル「かぶ」暗誦メドレー「マザーグース」国際交流スピーチ「ひとつしかない地球」の3本立て。
同じ日の発表団体は順に、「秋川太鼓」、「秋川民謡連盟」、「あきる野歌謡連盟」、「イリマレイアロハあきる野・秋川・五日市」そして「あきる野ピーターパンとラボ・パーティ」だ。同じように11/3、5,6,13日にわたって18団体の発表が行われる。
「あきる野ピーターパン」はラボのテーマ活動と発表を体験してもらうための公開ワークショップ。市販版ラボライブラリー「かぶ」を購入してもらい、ラボっ子たちに交じって発表する。そこにNRの発表を組み入れ、「ひとつしかない地球」の合唱にスライド投影、今年の国際交流参加者の英日のスピーチを組み入れて仕立てる予定。
これから出演者募集です。
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帰国第一日目!バージニア州から貴くんが帰国した。4歳の妹がいるので夕方から夜にかけての出迎えがむずかしいお母さんに代わって、次男と二人で東京駅に出迎えた。去年の長男次男の帰国を思い出す。刈谷の藤井パーティのさっちゃんもバージニアで、お母さん(私のラボシスター)から言付かっている。
東京駅へ向かう途中、口数の少ない次男とむりやり話す。これもいいチャンスだ。貴くんのおかげです。運動部でもないくせに、突然坊主狩りにしてきて、ほれぼれするようないい形の頭だが中身はさっぱり、わけのわからない次男だ。同じ年の貴くんが国際交流から帰国で、出迎え志願。国際交流は同じラインについたが、学校の勉強の方は、大丈夫なのかねえ。少しは刺激を受けてほしいが、あくせくするのがばからしく見えてくるほのぼのとした次男だ。
東京駅日本橋口に向かう。次男はへいぐんの集合で来たはずで、覚えているはずだが、今年二度目のへいぐん参加も、逸話がいっぱいの次男だ。人の話を聞いていない!
早めに東京駅に着いてしまい、スターバックスで待つ。ここはバスから下りてくるラボっ子達の列が見える位置にあり、待ち合わせにはちょうどいいのでお勧めです。
いよいよ貴くん到着!おお、貴くん!逞しくなって!と思わずアメリカ流にハグ。バージニアも直前に人数が増え、シャペロンもコーディネイターも、さぞお疲れだろうと推察申し上げる。それでもシャペロンのKテューターは相変わらず颯爽としてかっこよかった。藤井パーティのさっちゃんも、「なぜこの人がいるの?」という顔だったが、すぐにわかったらしい。また、名古屋へ帰る子達に「全員いっぺんに寝るんじゃないよ!」とげきを飛ばして送り出す。さて、帰ろうか。
貴くん、スリーチョイス。1お腹がすいていないので直行で帰る。2少しお腹がすいているので、うどんか何かちょっとだけ食べる。3すごくお腹がすいているのでとんかつでも食べに行く。貴くん1を選択。とんかつねらいの次男大ショック。
お母さん待ってるしね。早く帰ろう。弟妹も待ってるよ。今日はお寿司かな?ホストマザーも、「タカフミは、どれほど私たち家族にとって大切な存在か、実感してないかも」というメールを送ってきた。すごくやさしかったというホストマザー。でも優しすぎてマックがわがままになったかも、という分析もしており、これから自分自身の家族に対しての認識も育っていくことだろう。
オハイオから帰国したあゆちゃんも、電話がきた。あゆちゃんも相変わらず口数が少ないが、楽しかったとのこと。またゆっくり聞かせてね。
さて、我が家の遅い夕食は、昨日夫の実家でもらってきたとりご飯とあり合わせのおかず。さあ、とりご飯をよそって電子レンジで・・・ありゃりゃ!糸引いてる!食べるな!食中毒になるぞ。あーあ、がっかり。
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お盆で帰省。あきる野から、中央道、富士五湖を抜けて東名富士にでた。途中朝霧高原をとおった。ラボランドができる前のサマーキャンプは、ここ、朝霧高原で行われた。野外で「お~たまじゃくしはカエルの子」という、キャンプソングをやったことは覚えているのだが、泊まった記憶がない。「朝霧高原」に行ったことのあるラボっ子って、シーラカンス?
13日は豊橋のホテルに泊まった。夕食はバイキングだ。うちの息子たちはそりゃもう、食べるの何の。長男は「ここにはあまり食べるものがない」ときた。あれだけ食べて・・・翌14日は田原のお寺へいく。今年も暑い。
実家では、叔父(母の弟)も手伝ってくれて、母の重い腰があがり、物置の整理をした。いや実に、20何年ぶりで物置に入った。すごいことだが、私の一家5人と、叔父、母の7人でやるわけだから、さすがにはかどる。うちの息子たちも、長男は背が高いし、次男三男は使いっ走りで、まあ、よくやってくれたよ。ひと言じゃ言えない、大仕事だったけど。雨が降り出し、外へ引きずり出した物をまた運び込み、一日目は終了。翌日もがんばって、母が使いやすいようにすることができた。出したゴミの量も、はんぱじゃない。
うちで引き取る荷物の量も、はんぱじゃなく、一生、タオルは買わない。孫の代までいきそう。タオルケットなんかもね。要するにもらい物で来るような物が山のように死蔵してあったわけだ。練炭も、大きな段ボールに一箱きた。(全体量の1/3程だけど)母方の祖父母の家で使っていたもので、もう、20年以上も前。捨てるに捨てられず、使うこともできず、今まであったわけだが、ラボのパーティ合宿などで少しずつ使っていくことにした。
毎日働いてくたびれて、叔父が貸してくれたゲルマニウムのネックレスも効いているのか、何とか片づき、ほっとしている。帰京する前日、藤井テューターの家におじゃまして、次男三男はプール三昧、夕食もごちそうになり、私はお風呂(ジャグジー!)まで入らせてもらい、ああ、極楽極楽。
山のような荷物を載せるため、オデッセイを荷車のようにして積み込み(よくつめたもんだ)一番後ろまで座席を下げた運転席の夫以下、大きい順に、長男が座席を前に出した助手席、次男がその後ろ、私が運転席の後ろ。三男は、私と次男の間で、足元はクーラーボックスがあるため足は運転席と助手席の間へのばす。みんな、少しずつ我慢。途中恵那峡で遅めの昼食。人の定食のご飯やみそ汁に黙って手を出してくるほど空腹とはねえ。
小仏トンネルの渋滞をさけるため塩山~411~奥多摩というコースをとろうと中央道をおりたのだが、なんと411が途中通行止め。しかたなく20号の渋滞にはまりながら上野原まで行き、そこから山道を五日市へ抜けた。身体が折れ曲がった。
家に帰ると、なんと、金魚の死体が縁側にあってナメクジがたかっている。ナメクジが金魚を食べるなんて初めて知った。そもそもなんで金魚が縁側に?他の金魚も一匹もおらず全滅。どうしてこんなことが起こるのだろう?たった何日か留守にしただけなのに。ネコ?カラス?うーん。
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メアリ・アリスさんが帰国してしまった。一緒に見送りに行ったのに、「メアリ・アリスさんもう今日は帰ってこないんでしょう?」などと言う息子。忙しい毎日で、お留守番も多かったので、そのうちまた帰ってくるような気がするのかな。2年前にステイして、思ったより早くまた2度目の来日だったということもあるかもしれない。
最後の日まで「出かける前に、昨日行ったディスカウントショップにフイルム買いに行きたい」「えーっ?」「3ロールでいくらだった。普通の店より安い。」「でも開店は10時だから、フィルムなら、あげるから。」結局、キットカットイチゴ味、アイロンバッグは買えなかった。
最後の買い物は、ヨモギパン。ヨモギの入ったパンが珍しいので、できるだけぎりぎりに買ってアメリカに持ち帰ろうというもの。ベーカリーでヨモギロールを買い、新宿に向かった。
新宿でお好み焼き屋に行く。私の家にステイしたら、家族での楽しみは食べること。長男次男三男が送りに来ているので、このメンバーなら、お好み焼き屋。長男がクーポンを手に入れていたしね。去年のジュディさんもこの店のお好み焼きで気に入ってその後の1ヶ月のステイでも何度かリクエストしたらしい。長男が「焼きやさん」をやってくれて、最後の食事を満喫・・・と、何を見ているのかと思ったら、ははは。スピーチの原稿。来日120人を代表するリードシャペロンですから、スピーチももっとも。朝5時に起きて原稿を書き、電車の中で「日本語にして」 3~5行は日本語で言いたいというわけだ。それをご飯食べている最中も気になって、ちらちら見ている。ははは。食べる専門の我が息子たちとは大違い。お別れ会の会場についても、気になっていた子たちのチェックやら、あいさつやらすませると「練習」 あっはっは。
スピーチは、すばらしいものでした。日本語部分もとてもよかったしね。他の来日者たちの話もとても楽しかった。特に、いろいろトラブルのあった子たちが、泣いて別れを惜しんでいるのを見ると、やはり、私たちのするべきは「障害をとりのぞいてあげる」のではなく「試練を与えて成長させる」こと。別の涙がそれを物語っている。
翌日。疲れて昼まで寝る。昨夜「絶対肩こりをなおすんだから」と宣言して寝た。2日後には、実家へ里帰りする。これもまた、準備が必要。行った先でもいろいろあるし。午後、絶望的に片づいていない子ども部屋を「攻撃」する。暑い!なんでこんな暑いさなかにスキーウエアなんかを片づけなきゃならないの!暑さこのうえなく、雷をバンバン落としながら子どもたちを働かせる。夕立のように汗が流れる。もう、どうしてこんな、自分で働かない子どもたちを育ててしまったのか・・・きったないふとん!何で季節感がないんだ!暑い暑いと言いながら真冬と同じ布団!洗濯機に入れて布団を洗う。えーっ?明日は雨?
メアリ・アリスも、帰ったらすぐ新学期の用意だ。
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メアリ・アリスのホームステイもあとわずか。昨日も今日も最後リストにしたがって買い物に出かけた。昨日はすごいぞ。吉祥寺のユザワヤでカーテンなどを買い、渋谷のハチ公をみて、原宿のダイソーでミニチュアの姿見をかう。この前に来たときに日本の伝統的家具のミニチュアをいくつか買ったのだが、その後鴻来坊で鏡台を見たりして、日本の家に必要だ!と思ったらしい。閉まりかけた明治神宮に飛び込んでお守りを買う。親戚に未熟児の赤ちゃんが生まれたんだって。原宿から新宿にでて、おにぎりショップでサケのおにぎり(すっかりお気に入り)を食べて、西武新宿線で西武遊園地へ行く。目的は花火だ。花火大会を楽しみにしていたのだが、がせインターネットのおかげ!?で、え、もうすんじゃったの?もう遊園地しかない!というわけで出かけた。
今日はちょこちょこ買い物。そう大きな物はもうない。あとほしい物は、キットカットイチゴ味、アイロンバッグ、ひょうたんの種。見つからないんだな、これが・・・キットカットイチゴ味は、一昨年の季節限定か何かだったんだろうな。アイロンバッグは・アイロンシートがバッグになってアイロンがしまえるというもので、私のを見て「絶対ほしい!」ひょうたんは、箱根の宮ノ下で山にひょうたんの形の篝火をみたり、それが小田原責めのときの豊臣秀吉の千成りびょうたんから来ていることなどを知ってにわかにほしくなったのだ。ひょうたんがただの入れ物としてではなく、西遊記で人を吸い込んで溶かしたり、不思議な力を持つということも興味を引いたようだ。
東急をでるとすごい雨。うそっ!さっき庭に水をまいたばかり。メアリ・アリスが次男に電話して窓を閉めるように言うのだが「え?雨?ふってないよ」とのたまう。電話の5分後にすごいのが来たんだって。ファーマーズセンターによるが、車から外に出られないほどの雨。雷もなってる。ファーマーズセンターは、農家の人が直接作物を持ち込むので、鮮度がよく、誰の作物かもわかるので信頼度が高いというわけだ。午前中であらかたなくなってしまう。あきる野に来たら一度はおいで、という場所のひとつ。ひょうたんの種は見つからなかった。
帰り道、道路に木の枝がばしばし落ちている。すごい雨だったんだ、やっぱり。昼食に昨日のカレーをカツカレーにして食べ、「あと帰るまでに何が食べたい?」すかさず次男が「スシ!」という。そうね、まだ回転寿司には行ってなかった。メアリ・アリスは「ギョーザ」という。ギョーザもカレーも、アメリカでは日本食レストランにある。
夕方、お別れ夕涼み会だというのに、来られたのはK子ちゃんだけ。一緒にいきいきセンターに向かって歩く。また雨だ!いきいきセンターで雨宿りさせて、私だけ車を取りに帰る。Kaが来ていた。Kaと三男を車に乗せ「レスキューメアリ・アリス!」と言ったら、三男が「Ka、わかる?今の英語。」「わかんない」「メアリ・アリスさんを助けに行こうって言っているんだよ」へえっ!三男が初めて「通訳」してるよ。うちでは最後尾に甘んじている三男も5歳児の前では先輩づらだ。
次男も合流し、三男、KaとK子ちゃん、メアリ・アリスを乗せて、雨の中をドライブする。散歩と花火の予定を大幅変更。車でお菓子屋さんに行くが、やっぱりキットカットイチゴ味はみつからない。大はしゃぎのKaを家に送り届け、K子ちゃんをつれてバーミヤンへ行く。ギョーザね。
家に帰ってメアリ・アリスは急いでデザートを作る。これも「やってないリスト」のひとつ。雨が上がったので花火をやろうと言うことになるが、そういっているうちにまた降り出す。どんどん時間が過ぎていく。しかたなく、玄関先でやる。煙もうもう。打ち上げをひとつだけ道路に出てやる。お向かいの子が寝ないで窓から見ている。近所迷惑だあ。ごめんね。あしたね。明日晴れたら、いっしょにやろうね。
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立川防災館へ行った。パーティのフィールドトリップだ。もうぼちぼち実家に帰ったりしているため、参加者はメアリ・アリスと、うちの次男三男、SeとChの兄妹、それからTo。拝島で集合。立川へ。そこからバスに乗って立川消防署へ。夏休み中はバスの子ども料金は50円!バスが止まっている間にお金を両替したり、それも新しい経験。子どもたちはキャンプの行き帰りに比べリラックスムードで、ちょっとわんぱく。暑い。
立川防災館では、まずミニシアターで地震の映画を見る。すごい迫力。なんか、いやになってきた。絶望的な感じ。本当に地震になったら、どうしよう。都心に住んでいなくてよかったな。あきる野なら、ビル倒壊に遭遇する危険性も低いだろう。みんな「ちょっとこわくなってしまった」
それから煙体験。煙の中、薄暗い迷路のような部屋を出口を探しながら避難する。ハンカチで鼻と口をおさえ、低い姿勢で。まず腕白どもが突入。うまく出口を探して出てきた。楽しそうに。最後に私とメアリ・アリス、次男のチームが入った。うわ、こりゃ結構大変だ。メアリ・アリスが私の背中に捕まって歩く。これははぐれなくていいやり方だ。壁を伝いながら出口を探して歩く。開くドアと開かないドアがあり、開くドアを探しながら進んでいく。急に広い部屋に出た、と思った途端、真っ暗。狭い廊下より、手探りで届かない広い場所の方がこういう場合恐く感じるということを知る。壁を伝って歩かなければ、と思っているところで誰か先行者がドアを開け、辺りが見えるようになって出口の方向がわかった。
続いて、地震体験。家具セットのおかれた部屋ごと揺れる仕組み。5,6人ずつ入る。すごい揺れ。いずれの体験も適切な行動を取らなければ、カードに悪い成績が記録されてしまう。メアリ・アリスが子どもたちと入ったので私は写真係になった。「地震だ!火を消せ!」「避難経路確保!」「テーブルの下に入ってテーブルの足に捕まれ!」メアリ・アリスの背中にたんすがゴン! 先日の東京震度5という地震を不覚にも?気がつかないでしまったメアリ・アリスには初めての地震体験。
あぶれた私が他の大人たちのグループと一緒に入った。大人ばかりなので震度7まで行くという。すごい。テーブルの下に入ってみんなでそれぞれテーブルの足に捕まる。そうしないとテーブルが動いてしまうというのだが、ホントにそう!せっかく入ったのにテーブルが飛んでいってしまう。捕まっていても捕まっている人間ごと飛んでいきそうな勢い。見ている側も大騒動。「すごかったね」
ゲームやアニメなどもあり、結構満喫して帰る。これだけやって無料なんだから。メアリ・アリスも売店でおみやげ買って、ちっとも帰りたがらないみんなを叱咤激励してまたバスに乗る。今日は立川で解散。
次男がリーダーで拝島まで連れて帰ることになっている。彼らを駅のファーストフードのお店に送り届け、30分で食べて電車に乗るように言い、私とメアリ・アリスは、午後の本屋でのプレゼンテーションの打ち合わせに行く。
午後は立川の本屋さんで、英語絵本の読み聞かせのプレゼンテーションだ。残念ながらお客さんが集まらず、せっかくの企画がもったいなかった。お客集めに、指人形をつけて店内を巡回する。呼び込みも、クマちゃんだのうさぎさんだのがやると、怪しく見えない。それでもお客が集まらない。Tテューターも来てくれたのに、もったいないメンバー。メアリ・アリスが次々に絵本を読む。私も次々に読む。ジャックの建てた家もやった。大人は英語の絵本は英語だけで、と思いがちだが、子どもの表情を見ていると日本語があったほうがより楽しんでいる。
夜はあきる野姉妹都市交流のホストファミリーをやった人とミーティング。お昼と同じレストランチェーンで、メアリ・アリスの次男の名前のレストラン。まさか一日に2度同じレストランチェーンに行くとは・・・メアリ・アリスは記念に名前入りのナプキンをゲットしているし・・・! 姉妹都市交流は中学生の交流なので、メアリ・アリスからいろいろ良いアイデア、アドバイスをもらい、とても有意義。アメリカらしいアイデア。
昨日愛・地球博へ行って名古屋から夜遅く帰ってきたメアリ・アリスはさすがに眠そう。明日はキャラバン隊との交流とあきる野のお祭りだあ。
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連日あつい。グリーンカーテンの計画は、朝顔のツルが思うように伸びず、花が咲いてしまったので失敗。ネットに届きもしなかった。猛暑の去年はどうしてたんだっけ。そうだ、よしずだ。
というわけで家の裏に吊してあったよしずを、次男を指揮して取り外しにかかる。軒下にひもで吊してあるのをはさみで切って・・・ところがその軒下になんと蜂の巣があって、いわゆる猛攻をうけ、泣き叫びながら次男退散。小指と眉毛の上を刺された。毎年、蜂の巣は家のまわりをよく見回って、大きくならないうちにホースの水で打ち落としたりしていたのだが、ここは見落としていたなあ。
急いでドクダミを揉んで患部にあてる。家に入って毒を吸い出したり洗ったり、キンカンを塗ったり、大騒動である。少し落ち着いたのでもう一度ドクダミを揉んだのを貼り付けて絆創膏でとめた。
暑い。もう一度挑戦だ。今度は高枝切りのはさみで遠くからひもを切る。用心して蜂を刺激しないように。よしずの束がごろんと落ちた。よし。三男と運び出す。次男はもう「恐くて外に出られない」から。よしずをリビングの前の窓のところに立てかける。これでよし。
蜂の巣はどうするかな。三男がビービーガンで攻撃するというのを押しとどめ、一発でやっつける方法を考える。三男の魚撮り網で捕獲しよう。蜂が取り付いている巣ごと網で撮って踏みつぶせばよい。やるぞ。えいっ。捕獲失敗!巣が落ちた。逃げろ!三男と玄関に逃げ込み、しばし休憩。
しばし後、長袖長ズボン帽子の重装備で(暑い)出て行く。巣はどこだ? あった。巣を探している何匹かが飛んでいるのを除いて、他の蜂はいない。巣にも取り付いていない。巣を拾ってきて踏みつぶす。意外に簡単。重装備するまでもなかったな。
ブルーベリーが大きく実っている。月末の合宿の実行委員会の頃にはどれくらい収穫できるかな。
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久しぶりに昼寝をたっぷりした。夕食もどっさり作った。メアリ・アリスはいないけど、その何倍も食べる人達が帰ってきたから。ご飯、あじの干物、酢の物、実がどっさり入ったみそ汁、大根と豚肉の煮込み。庭でとれたミニトマト、チャイブ、しそなどもテーブルに。梨がたくさんなって枝がしなってしまったので三男にひもで吊るように言った。食べられるほどになるかなあ。
夜帰ってきた夫が、まだ白いアブラゼミとカブト虫のメスを拾ってきた。蝉は羽化したばかり。喜んだ三男が握っているので、外にとまらせるように言う。網戸にとまらせてきた。これで部屋の中から見える。でも、明日の朝にはもういないだろうなあ。夫の夕食には、ご飯と麻婆豆腐と庭の初物の枝豆、鮭、みそ汁。枝豆はおいしかった。「ずいぶん豆腐料理ばかりだな。余ってるのか?」
カブトムシは箱に入れている。さっそく部屋の中を飛び回って大変。カブトムシ、部屋の中で飛ぶの禁止! 去年はそうやって迷子になって力つきた個体があちこちでみつかったから。まったく!
長男は黒姫1班のラボっ子から手紙なんぞ来ている。次男は再来年はへいぐんでシニアをやるとはりきっている。三男は「来年は黒姫でないの滝。そのつぎに登頂!」「メアリ・アリスさん、ないの滝行ったよ」「先越された~」
夜遅く帰ってきた長男は、ケチャップご飯と干物、酢の物、みそ汁、豚肉の煮込み。わかります?冷蔵庫の整理大会。野菜は買わず庭で調達。
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