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カトリーヌの日記 [全1165件] 911件~920件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
クリスマス発表会 12月22日 (木)
一年の締めくくり、クリスマス発表会でした。各クラスのテーマ活動発表と持ち寄り夕食会、クリスマスソング発表、そして「在籍表彰」と「入会おめでとう」「ティーンエイジャー入門おめでとう」その他のラボっ子たちもカードをもらう。
 昨夜は中高生クラスの最後の練習。幸福な王子、初めは50分かかった。うーん・・・次に35分。これは、苦い水をのむことになりそう。小さい子たちがじっとしていないよね。なぜ、こういうことになったのか、という話し合いでは「時間がなかった」というので、えっ?と思う。どんなに時間があっても、やり始めない子は同じ。送っていきながらTakaと話す。幸福な王子の、言葉のすばらしさについて。幸福な王子の文章は覚えやすいとTakaがいう。差し迫ってきて焦って練習したら、すーっと覚えられたと。洗練された詩の文章なのでそのリズムがもう流れていたんでしょうね。だからラストスパートが効いたのね。逆に、その流れをつかんでいない子は、どんなに付け焼き刃しても言葉が入ってこない。
 徹夜して在籍表彰その他の準備をする。ラボっ子ひとりひとりに送ることばを考えながら。四十肩がいたーい・・・字がぐちゃぐちゃになってしまった。朝、ハオたちを送り出してから少し寝る。終業式なので早く帰ってくるね。のんびりやの息子を何とかする元気はなく、Takaくんを呼んできて次男、ハオと一緒に練習させる。発表会は5時から。出来ていない中高生クラスが4時集合でロビーでセリフ練習。
 さて、発表会だ。ソングバード、ハオくんの紹介。ハオくん御自らの冗談がすべっている! 清岩院クラスのガンピーさん。3歳4歳5歳6歳と2年生。英日をかけながらやるが、ナレーションのCとKにはマイクを使わせて頑張らせる。フレッシュな、いい発表だった。ああ、今まで何度ガンピーさんをやったことだろう。いい子たちに囲まれている幸せを感じる。
 あきる野キディの「がらがらどん」にでるKaと Keが来ないので、先に田園クラスのQちゃんをする。2年生、3年生、4年生4人の総勢6人。全員にピンマイクをつけたいほどだが、全員肉声でやるしかない。英日を流せばほとんど全部シャドウイング出来る子たち。音楽CDでの発表。Qちゃんを3人で分け、白い大きなシャツを着ているのがその場面のQちゃんだ。正ちゃんは帽子をかぶって区別をつけた。人のセリフまで言ったりするので、まぎらわしいのだ。一人が何役もしなければならないしね。Toには、もう感心させられている。今まで恥ずかしがって、わざと外したりしていたのだが、今回はすごい。さすが7年表彰といえるほどに成長したね。これもじっとCDをかけ続けてくれたお母さんのおかげだ。どんなに揺れているときもただ、ただ、聞かせてくれていたから。弟、妹も、ほとんど覚えてしまったとか。同じ4年生のギャングたちも、いいがんばりだった。歌やおどりなど、本当に楽しかったね。
 ここでプレイルームさんの紹介をする。1歳になったばかりのRくん。来年の1月から仲間に加わる3歳のMちゃんと2歳のSくんも来てくれていたので、一緒に。こんなかわいい弟妹たちができたんだから、みんな頑張ってほしい。
 まだ、キディさんが来ないので先に中高生クラスの「幸福な王子」 昨日は目も当てられなかったが、まあ、よく頑張って何とかこぎ着けた。能力や年齢にかかわらず感動には出会える。SK3シリーズのすばらしさは言葉だ。その感動を小さいラボっ子たちも持ってほしい。中高生たちは今回の発表で終わったのではなく、この物語、言葉をまたかみしめてほしい。求めても得られない愛のむなしさ、自分の無力さに夜ごと涙する鉛の心臓。死ぬとわかっていても離れることのない出会い・・・人を好きになったときにまたこの物語に再会してもらいたいものだ。
 さて、Ka とKeは、違う会場に行って「誰もいない」と帰ってきたのだそうだ。そしてもうお風呂に入ってしまったそうで、もう来ないことになった。おじいちゃん、お疲れさまでした。がらがらどんの発表は、3歳のSちゃんと4歳のHちゃんと中高生クラスのお兄さんたち、それから「でたい人みんな出ていいよ!」大きい山羊になりたくておちびさんたちがぞろぞろ。雰囲気に押されて緊張しきっていたHちゃん。もし順番通りだったら出られなかったかも。でも待っている間ににぎやかなNちゃんと意気投合して、ウオーミングアップになり、Nちゃんも一緒にでるし、みんなでやるから出ることが出来た。けがの功名。大きい山羊がやっつけるトロルをお兄ちゃんたちが「たわら」になってつくったのに、いざやっつけるときには全員私の方に来てしまった。あっちあっち!お兄ちゃんたちのトロルが谷川をごろごろ流れていく。楽しかったね。
 持ち寄り夕食が一段落したところで田園クラスの[Christmas is coming] キディさんたちの[Jingle Bells] そして中高生クラスの[Joy to the world]
 そして表彰。「入会おめでとう」の子たちにはクリスマスグッズをプレゼントした。ティーンエイジャー入門(6年生)にはデイリーコンサイス。これからは人との間に言葉を探す努力と根気と楽しさを味わってほしい。在籍表彰は、3年、7年、12年、13年。それぞれ少年少女文庫あるいは文庫本を送る。ピーターパン、トムソーヤ、ロミオとジュリエット、サン・テグジュペリなど。物語に出会ってほしいので。
 さて、冬休みの宿題。?沢山のライブラリーを聞くこと。表に印を付けたり、お年玉袋に一回一円入れてもらう。新年会で倍額にしてあげるからね~。?「ニコルさんを捜せ」作戦では、どのライブラリーのどこにどうニコルさんが登場しているのが探してくること。幸福な王子のツバメの英語の声や、ワフ家木曜日の泥棒の英語の声、Qちゃんの潜水艦のことを教えてくれる人の英語の声は、ニコルさんだよ。他には??冬の短歌。五・七・五・七・七 で作ってみよう。お風呂で暖まっているときなんかにね。新年会に持ってきてね。
 新年会は1/9 百人一首をやりますから、冬休み中坊主めくりや百人一首で遊んでください。(お茶会もあるよ)おやつ持ち寄り。
 ああ、くたびれた。いい発表会だったと、言えるでしょう。ハオくんも、練習を重ね、みんなと一緒になって発表し、いい味を出してくれた。
 
市教育長さんを訪問「ホワイトホース」へのお願い 12月20日 (火)
中国交流でホームステイしているハオくんの教育長さんへの表敬訪問。議会で、また、昨今のこどもを取り巻く様々の事件でさぞお忙しいことと思いながら、お時間をつくって下さったことに感謝しつつ、「本日午後お伺いします」お願いをこめて、朝、学校へ行く途中市役所へ寄らせる。中学は市役所のすぐ近くだ。私からの手紙とラボの小学校英語教員養成講座のパンフなどを入れた封筒を持って行かせた。
 今日のハオくんの表敬訪問は4時からなのだが、そのまえに私だけ先にお伺いすることもお願いしておいた。来年の市の小学校の英語や、市の国際交流に、私の計画する「ホワイトホース」英語劇団招聘を関連させることを相談するためだ。
 3時に伺う。M教育長は、とても気さくな素晴らしい方。おはなしするだけで楽しいのだ。教育長さんも、「今日は加藤さんが来るから他に入れるな」と楽しみにしていて下さったというからうれしい。なんというか、馬が合うのだ。今の子どもたちに足りないものは何か、と聞かれ「郷土愛」と答える。自信と愛着をもって、自らの帰属するものを語れない。だから他を排除したり、上辺だけみて外にあこがれたり、逆に後ろ向きに留まったり、自らを活かす環境をよりよくしようとしない。自らが帰属するものとは、住む場所であり、団体であり、家族であり、自分自身である。そしたら、なんと、教育長さんも同じ考えだった。つい最近同じことを人から聞かれ、そう答えたのだそうだ。
 大人社会の病んだありようが、こどもを取り巻く環境に暗い影を落としていることはまちがいなく、その構成要員としてのこどもも巻き込んで(教育として)全ての大人が本気で社会をよくしていかなければ、今の子どもたちの安全も、将来の社会も、その中で育つ子どもたちの安全も悪循環になってしまう。これは誰かが何をしてくれるのかということでなく、一人一人が帰属意識を持ってその社会全体をよくしていこうとしなければね。
 ヒラリー・クリントンの『村じゅうみんなで』という本をお見せした。教育長さんは題を見ただけですぐに通じて、コピーを取り、何冊かずつ図書館におくようにすると言ってくださった。こどもを安心して産んで育てるには村中みんなで関わっていい社会を作って行かねば、というヒラリーの初めての著作だ。政策書というか。去年4-Hのシャペロンでステイしたウイスコンシンのジュディさんが読んでいて「良いから読め」とおいていったもの。スクールカウンセラーのジュディさんからはいろいろ学ばせてもらったし、教育長さんにも面会していたから「ああ、あの人が」と教育長さんも覚えていらした。ジュディさんがおいていったこの本を、私は英語で読んで、いいなと思ったので翻訳本を買い、教育長さんにお目にかけようと思っていたのだ。やはりわかってくださった。
 小学校の英語教育についても意見を交わす。アメリカの姉妹都市から先生が来ることになっているのだが、私もお役に立つには?教育に「ことば」が重要だということをよくわかっておられる方なので、成績をつけることよりも総合的な学習で出会ってきた英語のやり方の方がいいというところが同感だ。ネイティブを引っ張ってくればいいというのでもない、ということでも意見が一致。塾の講師をアルバイトの大学生が占めていること、教育に対する大人の考え方への警鐘をあの事件は知らしめていると思う。そんなことにも話が戻る。
 ホワイトホース招聘の件では、ことばや物語表現のワークショップを数回して、そのゴール的な意味合いで招聘するのだが、それにも、学校訪問などでワークショップや交流、宿泊は市内にホームステイ、そして上演の日を迎えるという、事前活動有りの総合的なものを目指したいという私の提案によく理解を示してくださった。姉妹都市から来る先生もそこにどうかかわっていくか、具体的にはまだだが、一人暮らしをするにもホストマザー的な人がいた方がいいことなども申し上げたら、教師としての生活にもアドバイザーがいるというような話にも発展した。私で良ければぜひ、お役に立ちたいと申し上げた。
 4時を過ぎ、次男とハオくんが待ちくたびれている。3時50分に来て待機していたから。彼らを呼んできて、表敬訪問だ。秋多中でどんな生活をしているのか、一人っ子政策の中国からやってきての感想など。たっぷりお時間いただいてしまって、恐縮して帰ってきた。
 翌日の今朝、なんと、私の携帯に電話だ。教育長さんから。昨日写真を撮らなかったのでまた来てくれという。ありがとうございます。
ハオくんの浅草 12月18日 ()
ハオくんがきて、一週間。毎日学校と部活に明け暮れ、ラボも水曜日のクラスと土曜日の臨時練習に出ている。日曜日、やっと観光に出かけていった。上海の学校で、浅草に行くシミュレーションをしたというので、じゃあ、実際に見ておいで、ということになった。雷門をらいもんという次男なんかよりよっぽどましだ。その次男と、東大和のKパーティに滞在中のメイちゃん、ホストの桃ちゃんが一緒に行くことになった。
 次男も桃ちゃんも中2。それぞれホストとしてエスコートしていくわけだ。私は自宅待機。前夜次男にくれぐれも気をつけるように言う。落とすな、忘れるな、間違うな・・・桃ちゃんたちとは西武線の東大和市で合流することになっていた。次男たちが拝島から一番後ろの車両に乗っていく。まず、拝島でパスネットを買う。そうすればいちいち「どこまで切符買うの?」と迷わなくてすむ。そして高田馬場で東西線に乗り換え、門前仲町で大江戸線に乗り換え、両国でおりて江戸東京博物館か国技館へ見学。その後、また地下鉄を乗り継いで浅草へ行く。帰りは銀座線、丸の内線、そして新宿から西武線に乗るんだよ。表示を見て、4人はぐれないようにね。
 今朝、もう一度おさらいしたあと、車で拝島へ送っていった。父から貸してもらった携帯忘れた、と言う次男・・・しかたなく私のを貸す。拝島でパスネットを買ったら「買えたよ」と言いなさい、ここで待っているから、といったものの、タクシーがいっぱい来て待っていられなくなり、少し離れたところへとめて歩いて駅へ戻る。次男とハオくんが心配そうな顔で私を捜していた。携帯忘れなきゃ済んだ話。とにかく行かせる。1本早いのに乗れるから、東大和でいったん降りて、ホームで桃ちゃんたちに会って、それから約束の電車に一緒に乗るように言い聞かせて、帰宅。
 そろそろ会えた頃だと思い、電話してみる。「会えた?」 な、なんと、東大和で下りずに「小川」まで来ちゃったんだって?!なにやってんだ、ばか!ぼーっとしてたって?
か~!!!連絡した?してない~!? とにかく連絡させ、桃ちゃんたちに乗ってきてもらって小川で合流するように言って電話を切る。しばらくしてから心配でまた電話してみたら「会えたよ」とあっさり。その後、地下鉄に乗れた、と言ってきたので、「4人一緒なら、いちいち連絡してこなくてもいい」「4人でよく相談して、どこへ行くにも必ず一緒に行動する」ように言う。行かないのに疲れた。
 浅草は昨日から羽子板市。伝法通りも開通して、きっとすごい人出だろうと思っていたが、やはりそうだったらしい。大江戸線の中でお相撲さんを見たと喜んでいた。国技館は今日はイベントがあり、すごい人で、近づけなかったそうだ。あとでテレビでもやっていた。お昼は両国のコンビニでお弁当を買ったとか。浅草も面白かったらしいが、何も買わないで帰ってきたと言うから、ちょっとかわいそうになった。日本の物価が高くて、びっくりしたらしい。「だって、こんな小さなバッジが、400円もする!」だって。「でも思い出はいっぱい作った」と言うから、かわいくなってしまう。今度はおかーさん、ついてってあげるからね。帰りに東大和の桃ちゃんの家によってメイちゃんが作ったというワンタンをもらって帰ってきた。
 晩ご飯は、焼き肉と、昨日のおでんの残りと、メイちゃんのワンタン。ご飯のお代わりは当たり前。最近は6合炊いている。
ハオくん、マーマ 1 12月14日 (水)
今朝は肉まん。ハオはそれとカップスープだ。三男は、カップスープにお餅を入れてエレックしたらお餅がスープに被さるようになった!と言っていた。夫は自転車のハンドルのカギが凍ったので歩いていった。寒い朝だ。
 午後中学の保護者会に行ったら、先生がハオくんのことを話し「日本語の勉強に来ているハオくんに、うちの中学生が国語の時間にアドバイスを受けています」と苦笑?苦情? まあ、うちのハオは優秀だから。バスケット部でも、背が高いので、格好の練習相手になるらしい。
 今日は初めてハオがラボに出る日。中高生クラスで自己紹介をし、みんなの名前を中国読みにしてもらい、フォークソングをやり、幸福な王子を一緒にやった。幸福な王子は元もと知っている物語である上に、まず日中CDで聞かせておいたし、さっと入ってよくやってくれる。ナレーションもわりふり、背が高いからと、教会の塔だ。
 途中、三男が「アメリカから電話」と受話器を持ってきた。えっ?誰だろう、と思ってでてみると、なんとハオのお母さん。「ハオくん、マーマ、マーマ」みんなびっくり。しばらく本人が話したあとでまたかわってくれというので出る。英語がよく通じるお母さんで、向こうでも「こんなに英語が達者とは思わなくて、コミュニケート出来るのがうれしい」と言っている。ハオは一人息子で初めての一人旅だもの。心配なのね。迷惑かけないといいんですけど、なんておっしゃる。うちの子たちよりずっといい子で、学校も楽しく行っており、大丈夫だから、と安心させる。また電話してもいいか?というので、もちろん!と言ってしまってから、「でも、上海外語学校からは電話してはいけないことになっているはずでしょう?大丈夫だから、明日ではなく、しばらくあとにしてください。来週ならいいですよ」と言った。お断り、とは言えないでしょう。あとでハオに「お母さん心配してるね。電話していいかっていっていたけど、上海の学校ではいけないことになっているのよね?ホームシックになるだけだから」ハオ、苦笑している。どこの親も同じです。子どもの成長についていけないときがある。そのやりとりを聞いていたTaka が、「えっ、そういう理由でだめなのかあ」と言っている。ま、話せば長くなるんだけど、簡単に言えばそういうことね。Taka は今年ホームステイに行ってきたんだけどね。
 終わってからおやつを食べ、中学生が帰り、またおやつを食べ・・・ハオのおみやげの甘栗を食べた。好きだという中国の「梅干し」も持ち出してきたが、しぶーい。
 車で送っていく子に便乗して次男とハオがついてきた。車が冷え切っているので人数が多いと楽しい。「たっくー!行くぞー!」車の窓からハオがどなっている。絶好調だ。近所迷惑~。ま、いっか。送り終わって家に近づく頃、ハオが「たっくーは、毎日自転車、大変ですな。上ったり、下がったり」と言っていた。そうか、ハオも上海では自転車通学だけど、上海は坂なんてないもの。自転車だと勾配がよく伝わるんだね。
梨膏糖 li gao tang 12月13日 (火)
ハオくんが持ってきてくれたおみやげに梨膏糖がある。砂糖を梨の汁で固めたもの。それにいろんなフレーバーが混ぜられている。初めの日は、「胡桃」を食べた。大きさは箸置きの倍くらいのもので、甘いので、割って少しずつ食べている。なんだか、なつかしい味・・・そうだ、昔、おじいちゃんと食べたことがあるような・・・生姜糖だ! じゃあ、次は生姜糖を食べよう。そう思って、今日は「姜汁」というのにした。辛い。でも、あと引く刺激だ。生姜や胡桃、ハッカならわかるが、肉、ハム、エビなんかもあってびっくり。三男がさっそく肉を取っていき、半分食べて弁当箱にしまっている。次男はハムを取った。
 今日、ハオくんは部活でバスケットだった。趣味でやっている程度のバスケだったらしいが、本格的に練習して相当疲れたろう。次男もつきあい、七時半頃に帰宅した。夕食は焼き魚に野菜のみそ汁、ご飯、それと焼売もつけた。小どんぶりにどっさり入れたご飯もお代わりして、みそ汁をぶっかけて食べている。次男も似たようなもの。これからは五合じゃ足りないかな。
 今、ふたりは洗濯に行っている。「洗濯は、自分でやってみますかなあ」というハオくん。もとより、我が家では子どもたちが自分のものを洗濯する事になっているので、次男と一緒に覚えるのだ。「そうか。それは、いいことです。」子ども三人、お母さんは一人ですからね。今は、四人だ。
 チャングムを見る。ハオくんは中国で見たそうだ。ヒットしているんだな。日本のチャングムは日本語、中国のチャングムは中国語で話す。チャングムを見ると、よしっ私も頑張ろう!という勇気が湧いてくる。私にはジョンホ様もいるし・・ね?
 
チェン・ハオくんがやってきた! 12月11日 ()
どんよりと寒かった今日、チェン・ハオくんが我が家にやってきた。いつものごとく夫に片づけを頼んで、三男と二人で新宿のラボセンターに迎えに行く。昨夜熱烈歓迎の札を作っていた三男が寝坊して、2本しかない9時台の電車に乗り遅れ、引き渡し式に遅れていくという大失態。ごめんね、ハオくん、申し訳ありませんでした、皆様。
 新宿でお昼を食べる。何件かのホストファミリーもご一緒してくださり、昨夜はとんかつ、これからも和食だろう、ということで、ベトナム料理のビュッフェにいった。上海の子たちは日本語が上手で、会話には本当に困らない。食後、皆さんと別れ、地下鉄、JRと乗り継いで我が家へ。電車内で三男は貸してもらったゲームボーイに夢中・・・私はハオくんといろいろ話をする。日本語も達者だし、教養もあるので、話がよく通じる。
 昨日きれいにしたはずの子ども部屋、うううっ、また足の踏み場がない・・・・不安になるだろうなあ。えらいところに来ちゃったと。中国茶器などのおみやげをいただき、緑茶とエクレアと干し柿のおやつをする。三男がクリスマスの飾り付けをはじめ、ハオくんも手伝い始めた。明日中学に着ていく制服などを用意し、やっと出てきた高3の長男に仕事をいいつけ、三男とハオくんをつれて買い物に出かけた。
 暮れの日曜日の夕方。あきる野東急は混んでいる。電球を買い、書店にいって中国語の本と中国茶の本を見つけて買う。それから食料品。今日はすきやきだ。「お母さん、運転うまいですね」なんて言われ、気をよくして狭いとこに駐車したりして・・・車の走る方向が日本と中国では逆なので、焦っているようだ。
 すき焼きの用意をしながら、ハオくんに新聞の日本語クイズをやらせる。難しいものほどよくできる。日本語の知的な語彙がいかに漢語でなりたっているかってことね。日本語検定1級を受けてきたというから、すごいよ。
 ラボの高学年活動に行っていた次男も帰り、そろって夕食。全員食べるのに専念して静かだ。食べ終わった自分の食器を洗うのを教え、さて、「義経」最終回。時代劇の言葉で、よくわからないという。鎌倉幕府のことは知っているらしいので、いろいろ教えたり、筆談したりしながら見る。この「義経」は、視覚に訴える演出なので、映像を見ているだけでも話題があるね。「義経が死んだのが惜しまれるので、どこかに逃げ延びたに違いない、そしてチンギスハーンになった」という伝説を教えると「あれえ」 ハオくんは「あれえ」が口癖のようだ。つづいてシルクロードを見る。地図を片手に、また遣唐使が唐の長安に行っていたはなしをしながら中国のハオくんと見るシルクロードは格別だ。
 明日は、中学校に行く。制服は上は大丈夫そうだが、ズボンはすねくらいまでしかないので、本人の黒いズボンでいいか。上履きはクリスが使っていた29センチのがあったから、大きすぎるけどまあ、いいか。体育館シューズは、次男が27センチのを貸すと言っている。28センチなんだけど、ね。お風呂を終え、三段ベッドの真ん中の段に収まりに行った・・・
詐欺でんわ 2 12月09日 (金)
腹が立つ!ついにうちにも詐欺電話がかかってきた。警視庁の鉄道警察隊ですってよ。「おたくの○○さんがですね、電車内でトラブルおこされまして」といいながら、住所を確認しようとしている。その手に乗るか!「どっどういうことですかっどういうことですかっ!!??」と繰り返しながらすばやく本人確認。「なんだ~?」という声にほっとしつつ、受話器どうしをくっつけた。本人の「もしもし」で、あっという間に電話が切れた。あ~、どきどきした。
 腹が立つ。どうしてやろうか! すぐ、警察に電話しようか、と思ったが、被害に遭ったわけではない。携帯を持っている二人には信頼ある行動を取るようにいい、いざというときの暗号を教えた。下の二人には、電話には出ないこと、住所電話番号、家族の名前を人に言わないこと、と教えた。昨日もマンション買いませんかっていう電話が来たもんね。今時マンションなんて、誰が買うか?友達には留守番電話に吹き込むように言えといい、留守電の声を聞いて友達だったら出るとかね。あるいは、英語でやろうとか。
 そうそう、今日は他にも電話がひっきりなし。こういう事があったので、何回か英語で出た。「あ、あのう・・・」中学の先生だった!ほんもの。昨日チェンくんの部活のことでお願いしておいたら、バスケの先生がはりきって、「合宿も一緒にどうですか」というお誘いだった。もうしわけありません! 電話に英語で出た理由を話したら、先生方もこの手の電話には煩わされているらしい。先生のお母さん「もう大人ですから、自分で解決するでしょう」と言ったとか。なっとく。
 しっかし、腹が立つ!! ダンナツイコネシ!! 憤懣やるかたないとはこのこと。まったく、どうしてやろうかね! 昔、同じ声の主からエロ電話がかかってきたとき、水戸黄門調の説教したら、かかってこなくなった。夜、ヨン様が仇敵をやっつけるのを見て、少しすかっとした。そうだ、たぬき、聞こう。
チェンくん来日近し 12月07日 (水)
チェンくんのホームステイももうすぐ。家の中はあまり「準備オッケー」とは言えないが今日はまた教育委員会に行って教育長さんへの表敬訪問の日取りを秘書の方と相談。
 それから中学へ行って副校長先生、担任の先生と細かい打ち合わせ。先日校長先生が快諾してくださったので話が早い。副校長先生はご自分の息子さん(大きい)の学生服を貸して下さった。担任の先生も机いす給食など手配済み。給食費は今日お支払いしてきた。上履きは、春に姉妹都市交流で来たクリスのがはけるといいな。自転車通学なので、ヘルメットも手に入れなきゃ。通学中や学校でのけがなど、先生方の心配もうなずけるが、バスケット部に入れてもらうことも快諾してもらえた。バスケ部は強いらしく、182センチのチェンくんもやりがいがあるだろう。日本語がわかるということで逆に社会科の授業などは、聞いて反論されたりしないだろうか、と心配も。
 そして、呼称(呼び方)の打ち合わせ。中国語式の発音で、ということで確認した。陳(Chen) 浩(Hao) 日本語読みにする必要もないし、漢字の読み方をグローバルに体感するいい機会だ。いろいろな読み方を教えてもらうチャンス。「少年老いやすく、学成りがたし」は、シャオネンイーラオ・・・・忘れちゃった、また教えてもらわなくちゃ。私の好きな漢詩の中国語の読み方、絶対、教えてもらうんだから。
 上海外語学校の許先生にファクスを送って、チェンくんに「バスケットシューズと体操服を持ってきて下さい」という言づてを頼んでおいたのだが、確かに「伝えました」と許先生からの直々のお電話! 日本の学校に通えるなんて素晴らしい体験です、ということだった。一人っ子なので、ちょっと甘いかも知れませんが、チェンくんは他の子とくらべてしっかりしている方だ、とも。うちの3人兄弟とどうつきあってくれるだろうか。
 ステイ中、学校だけでなく、ラボの方でも「幸福な王子」に出てもらう。一緒に中部まで各駅停車の旅で行くし、ウインターキャンプもあるし、スケジュール的にも日本語の勉強としても、とてもハード、かも。うちは寒いし・・・
さむーい東京 Qちゃんの練習 12月06日 (火)
今日は東京も寒かった!日中の最高気温が二けたにならないほど。朝からしーんと冷えて、体が動かない。わずかな日射しもない。こたつを出そうかなあ。長男がおそがけにでていった。弁当忘れてる。
 お昼に、何を食べようかな、と思って、おいていった弁当をみた。穴ぼこが出来ている。これは、昨日の夫の夕食と一緒に作っておいた親子丼だ。誰かが、食べたな。それでおいていったか・・・ま、いっか、わたしがたべちゃおう。ちょっと多いけど。
 小学生クラスに行く。今日はYzちゃんのお母さんが送ってこられないので、迎えに行く。最近の事件は、心が冷える。途中、三男が帰ってくるところを捕まえて車に乗せる。半袖半ズボンだ・・・・う~。朝ご飯にはトースト2枚と卵かけご飯を食べたらしい。食べ過ぎ。親子丼泥棒は次男だな。
 このクラスは2,3,4年生。今はQちゃんをやっている。4年生たちが、もう、ふざけ放題、と言えばふざけ放題。でも、あのQちゃんの早いことばを、ほとんどシャドウイングできるなんて、すごい子たちだ。覚えるほどにはまだ至っていないが、今4年生、先が楽しみだね。今日はあのマンガのテキストを持たせて、私とセリフ練習をしてみた。ちゃんと指でたどっている。読めているんだね。家でも読んでみてご覧。クリスマス発表会にどれほど間に合うかわからないが、発表会の出来なんて、どうでもいいと思えてくる(けど、やいのやいの励ます)こんな耳を育てているのがすごいと思う。
 ToとTKがパトカーで駆けつけるシーン、Toが運転しているのに左手でドアを開ける。「だめ!運転席でしょう!」「俺は左利きだから」「だめ」「外車ということで」「だめ。クラウンだから」納得の表情のToにたいし、「ねえ、何?クラウンって」とTK。「まあまあ」(there,there?)このToは気にし屋さん。毎週バンダナをかぶってQちゃんのセリフを言う箇所がある。顔、口の動きを隠しているのだ。今日はバンダナを取りあげるのに成功した(忘れて持って帰ってきてしまった)
  あの子たちに自信がついて、国際交流に挑んだら、すごいよ。なかなか先が見えない小学校の中学年時代。ふざけ放題のQちゃんが出来るほどに力が付いたか、と、うれしくてたまらない。今日、最後の歌のシーンが出来た。「先生、あれでいいって」「うそお」
 発表会にこの絶好調の楽しさが出ればいいのだが・・・時間が一杯となり、おやつタイムは外になった。さむーい。かにパンを食べて、さらにキャンディを漁り、元気な4年生たちが自転車で帰っていった。

 
 
在籍表彰と本 12月03日 ()
クリスマス発表会で在籍表彰を行う。3年、7年、12年、13年の在籍表彰と、入会おめでとう賞、そしてティーンエイジャー入門賞だ。
 在籍表彰者には、本を贈る。今日はその本を選びに行った。文庫本と少年少女文庫から選ぶ。ラボライブラリーになっているもの、それ以外の名作・・・本を選ぶのは楽しい瞬間だ。毎年、誰かに贈ることになるので、同じものを贈ってしまわないように気をつけてはいるが・・・・もっとも、もう持っていたりしたら重なってしまうのだけどね。
 本屋は混んでいた。この本屋さんは第1、第3土曜日におはなし会をしている。ラボの市販ライブラリーをおいてもらっているので、私も一緒におはなし会に加わっている。経営者の方と店員さんが、絵本や紙芝居をやってくれる。私はうちの本棚や、市販のラボライブラリーから選んで主に英語で読む。
 今日は、"Cliford's Kitten"というクリフォードのシリーズと"Jolly Old Santa Claus"というサンタクロースの絵本を読んだ。今月はクリスマス関連のものを入れようと思う。聞き手の子どもたちの年齢、様子からしてオーソドックスなものを選ぶ。クリスマスの意味を損なわないような。クリスマスソングの入っている「てぶくろ」も用意していたのだけど、次回にした。いつも2,3冊用意しておき、その場の雰囲気や、時間的制約から、選んで読む。私の英語の読み聞かせを楽しみにしてもらっているような感触もあるのがうれしい。子どもたちの様子を見ながら、英語のみで読んだり、日本語にしたり、でもなるべく英語のリズムと音を聞かせるようにしている。ラボっ子に読むよりは優しいレベル。
 読みきかせを終わって、預けておいた支払い済みの文庫本を受け取り、クリスマスラッピングペーパーをもらって帰る。 忙しそうだし、何冊もあるのでラッピングは自分でやろう。
 帰りにガソリンスタンドによって給油する。ここは最近セルフになった。あーあ、前の方が良かったのに。アメリカにいたときはセルフだった。テキサスもカリフォルニアも。オレゴンとイエローストーン公園のなかはセルフじゃなかった。州によって違うのだ。日本に帰ってきたらセルフができていてびっくりしたけど、花粉症や寒いときに外に出て自分でやるのがいやだし、やってもらっているうちに窓がきれいになるのが便利でいいと思っていた。それに、アメリカのセルフは、給油ノズルに引っかけるところがあって、手を放すことが出来る。満タンになったら自然に止まるので、給油しておいて、無料の窓ふきワイパーで自分で窓を拭いたりしていた。すごい人は、スタンドの中に買い物に行ったりしていた。日本では「車を離れられると困る」ので、手が離せないようになっている。ずっと握り続けているのは、四十肩にはつらい。
 給油用のサービスカードをつくった。自営業ラボパーティと書いて。私が事業主だ。車はもっぱらラボで使うので、ラボの経費というのがはっきりする支払いの仕方になる。自分の口座から引かれるのは、なんとなく、フクザツ・・・・もらうのはいいけど、払うのはねえ。
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