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突然のテロ警戒事態となり、関係者は緊迫している。今日は、長春のユースをラボセンターに引き渡してきた。代々木オリンピックセンターに泊まるはずだったそうだが、朝の成田空港での混乱も考え、空港近くのホテルに変更。帰国間際に慌ただしいことになってしまったが、液体は何も持ち込めないということを説明した。財団のIさんは大きな体に似合わずナーバスな表情。無理もない。
昨日は、マルボロウから帰ってきたメル先生から連絡があり、「混乱のちょっと前に到着したので、何の混乱も、待つこともなく、ほっとした」と言っていた。その直後はクレイジーだったようだ。17日にメル先生のご両親が来日予定だ。うちにもホームステイすることになっているが、これから乗るのだから、それなりの用意が出来るだろう。
ジュディさんからも今日連絡があり、4-Hの日本出発時には何事もなかったが、アメリカに到着してからが大変で、事態もわからないまま、すごいセキュリティの厳しさに驚いたそうだ。いろいろなチェックがすんでやっとあちらのスタッフに会うことが出来、真相を知ったそうだが、心配させないためあえてユースには詳しくは知らせなかったそうだ。国内線に乗り換えるのがまた一大事。ユースはカードをしたり、写真を見せ合ったり、おしゃべりをしたりして、難なくこの事態を乗り切ったそうで、ジュディさんが感心していた。とにかく、すごい時間がかかったらしい。シカゴの空港では離陸を待つ機体が20もずらーっと並んでいたそうだ。
全ての液体、口紅やローション、ジェル、歯磨き粉などもみんな、乗り換えの国内線に持ち込み禁止だったらしい。明日、長春に帰るユースにもこの試練が待っている。そして、帰国するラボっ子たちにも。私は、2001年の9/11のすぐ後、9月末にアメリカから帰国したので、経験したが、こういうときは淡々と、忍耐あるのみだ。4-Hユースたちが淡々とこなしたように、ラボっ子たちも今までの経験を生かしてのりきるだろう。日本で待つ私たちも冷静に待っていよう。
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黒姫5班のキャンプファイヤでテューターたちが歌った歌。大地に根ざした一人一人がこの地球を動かしているんだよ、というような歌。もとはアフリカの原住民の歌だ。私も好きな歌。成り行きからステージの上で歌うことになったが、私の記憶とは少し違ったので、帰宅してさっそくハリー・ベラフォンテのCDを聞いてみると、あったあった。ついでにインターネットで調べてみたらベラフォンテの他にレコーディングしていないようなので、ここに歌詞を紹介します。
TURN THE WORLD AROUND
We come from the fire
Livin' in the fire
Go back to the fire
Turn the world around
We come from the water
Livin' in the water
Go back to the water
Turn the world around
We come from the mountain
Livin' on the mountain
Go back to the mountain
Turn the world around
Oh, oh so is life
Oh, oh so is life
Oh, oh so is life
Oh, oh so is life
Do you know who I am
Do I know who you are
See we one another clearly
Do we know who we are
Oh, oh so is life
A ba tee wah ha so is life
Oh, oh so is life
A ba tee wah ha so is life
Water make the river
River wash the mountain
Fire make the sunlight
Turn the world around
Heart is of the river
Body is the mountain
Spirit is the sunlight
Turn the world around
We are of the spirit
Truly of the spirit
Only can the spirit
Turn the world around
We are of the spirit
Truly of the spirit
Only can the spirit
Turn the world around
Do you know who I am
Do I know who you are
See we one another clearly
Do we know who we are
Oh, oh so is life
A ba tee wah ha so is life
Oh, oh so is life
A ba tee wah ha so is life
Copyright ゥ 〔e Holm 2006
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ああ、疲れた。あつい~。黒姫から帰って、台風が来ていただの、英国の航空機テロ計画だの、あっというまに下界の話題に巻き込まれている。5班には小1二人、小3一人、小4一人、小5二人、中2一人。パーティ水筒はTSが持つ。小5の三男は、往路は上野集合。私たちは新宿なので、新宿まで同じ電車で、彼だけ降りずにそのまま乗っていった。4班見送りの時に練習しているので大丈夫。私はバス添乗だったので、中2のA にパーティの子の対応をさせ、最前列に座る。私たちの新宿2号はほぼ予定通りに出発し、到着した。
ナイル4のロッジでは、今年の3月の韓国派遣でパーティ訪問した韓国のテューターと偶然同じロッジ!「きゃ~」と抱き合って再会を喜んでしまった。小1のチュウヤンも一緒だ。また、セインちゃんとそのホストの女の子もいたが、まあ、韓国語でどんどん話していてびっくり。それからやはり韓国派遣で一緒だった新潟のTさんも同じロッジだったし、4-Hのコーディネイターが来日したときに出会った静浜のNさんも。ロッジの外でもなつかしい顔にたくさん出会い、新しい出会いもあり、本当にラボランドで会って、ラボランドで別れる~を実感。
野外活動は、おいもほり。4,5年に一回は行ってるな。今年はラボランドの外へ出られた。ないの滝へ行った子たちは、道路をたくさん歩いて「み・みずっ!」という感じで滝に到着したそうだ。なんだ、林道を歩きに歩いて「あともうちょっとで送水管」じゃ、ないのね。
今年のロッジのシニアは珍しく?大学生のペアだったし、落ち着いて力のある子たちだったので、安心してまかせることが出来た。楽しい4日間でした。「サンタコモギョ・・・」の歌が流れるたびに「え?もう食事」と思い、あっという間の4日間。帰りのバスに向かいながらKが「もう帰っちゃうの、やだな。もっとずっとここに住みたい。」「あれ、昨日帰りたいって言ってた人いなかった?」「えへへ~」楽しくなったんだね。
おばあちゃんの家が長野県なので、お家の方がたろう丸まで迎えに来るYとIを残し、三男とは同じバスにしてもらい、新宿まで帰ってきた。暑かった・・・
へろへろにくたびれて、夕食は食べに行こうと思ったが、ついてきたのは三男だけ。二人でぼ~っとしながら、ご飯食べてきました。「キャンプファイヤーでステージに乗ったの知ってる?」「知ってる」「今日あまり話題にならなかったね」「いつものことだからじゃない?」ええっ
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長男が部活の合宿、次男が黒姫4班に行っているので、三男は今だけ一人っ子だ。今年は国際交流受け入れが重なって、北米2人中国1人、韓国1人という予定だったので、パーティのキャンプ参加も3,4,5班に分かれていくという異常事態となってしまった。ところが、申込をしたあとで、韓国が来ないことになり、でも、こんな大所帯が動くことはもう出来ず、その他いろいろあって、4班(中学生中心)5班(小学生中心)に分かれていくことになった。
しかも、5班では私がバスの添乗で新宿からでるのだが、パーティから一人だけ「上野」になってしまい、そこはテューターの息子がその任を果たすしかない。一人中学生の女の子がいるのだが、私が添乗だし、パーティの小学生の面倒を見てもらわないと・・・
三男なら、小5だし、社交性もあるので、一人でも大丈夫だろう。
4班の送りで新宿へ行った。拝島駅で、青梅のTパーティと合流し、あちらは小学生、こちらは中学生以上でいい組み合わせ。おや、Tパーティのお母さんたちが不審そうにしている。「小さい子は行かないんですか?」「次の班です、本隊は」納得した表情。大きい子たちだけで行くよりも、Tパーティのおちびさんたちを引率して、というほうがリーダーシップ養成になるのであえてやらせてもらっているわけ。お互い様である。アイダホのブレット、長春の呂もいっしょだ。三男は新宿で降りず、そのまま一人で上野へ行く練習。ラボセンターで落ち合う手筈。
お昼にマクドナルド、その後まだ用事の残っている私をおいて、三男は帰っていった。ひとりで。家に帰ると一人っ子は大変。あれもこれも用事はみんな言いつけられる。今日は親子3人でBBQをした。ご飯が余った。
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アイダホからホームステイに来ているブレット。女の子とデザートが好き。中高大生クラスに来たときに、一緒に妖精のめうしの読み合わせをした。ブレットはもちろん、エドウインの英語役。結構乗って、歌も節回しをつけて歌ったりして。シャペロンのジュディさんに言わせるとどうしてそんなに騒ぐの?というくらい、女の子たちがきゃあきゃあいうので、いい気持ち。
キャンプで、しばしばインターナショナルユースは、テーマ活動の時取り残されてしまう。それで、今日も、明日の4班参加を控え、妖精のめうしをみんなでやってみた。丁寧な導入をする暇もなかったが、子どもたちは結構聞き込んでいる。ブレットも一度読み合わせをしているので、エドウインをさせたら、彼がいちばん動いていた。他の男の子たちは棒立ちだったのにね。ブレットは、エドウインになって、身振り手振りも交えてめうしにおべっかをいったり、歌ったり、これがキャンプまで持つことを期待している。他の男の子たちは、キャンプマジックがかかるまでは、だめだこりゃ。
来日したばかりの長春のリュウは、CDを聞かせる暇もなかったそうで、やっぱり、なにをしていいかわからない。明日のバスの中で、あらすじを説明しておくようにと、次男に言いつけたけれども、大丈夫かな。次男は日本語も不得手だから。
小学生たちが発表したブレーメンの音楽隊は、リュウにとっては長春で見たのの英日バージョン。日本語が「わかる」といっていた。小学生たち、完璧とはいかないまでも、よくやったと思います。いつもの終わりのあいさつThank you very muchに謝謝をくっつけていったら、にっこりしていた。昨日たまたまうちに来たTsちゃんが、「え?明日発表会?もう終わったと思ってた」なんていって、行きがかり上強化合宿みたいになり、泊まって夜も朝も練習。私が小学生の頃、ブレーメンとか、SK3は、大きい子のやるあこがれのテーマ活動。高学年への登竜門だった。だから、小学高学年になったらきっちりやらせたいテーマ。今日のメンバーは小1も頑張ったけどね。
さて、エドウインは、いつもさじを彫っているというくらいだし、働かないし、どうみてもあんぽん。でも憎めないのかもね。そんなエドウインが妖精との出会いから一生懸命働くようになり、牝牛のために尽くして、人生をまっとうして・・・つい、現実とダブってしまい、「ああ、うちの息子もいつかこんなに働くようになるんだろうか」とため息が出る。ブレットも、どこかエドウインと似ている。どこかの誰かさんと出会って、自分ではうまくやってるなんて思いこんでいても実は性根を据えて変わらされて、それでも結構楽しく人生をまっとうしていくんだ。国際交流とおなじだな~。案外常識のようなことを語りながら、その約束(経験)の貴重さがわからない人が、せっかくの宝を見失ってしまうんだね。
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来年の夏は、夏休みの終わりにホワイトホースシアターを招聘する。もう来年の話?と思うだろうが、今年は40周年記念行事あり、受け入れあり、合宿あり。実はいつもと変わらない暑い夏だ。このところの冷夏は、たすかるような、でもやっぱり農作物にとっては心配。来年に向けての布石として、ひとつしかない地球国際交流広場を公民館や姉妹都市交流のホストファミリークラブと共催でできたのはよかった。
ホワイトホースは、英語を母国語としない人のための教育劇団。演劇を見ることを通して英語を学ぼうというもの。ラボっ子たちもふだん自分たちで発表していることが、観客となってプロの英語劇を見る機会があったら、どんなにいいだろう。洋画をみるのもひとつだが、語学教育を目的にうたっているホワイトホースの公演を見るのは意味があると思う。演目は3種類。初級中級上級むけの演目がある。ラボっ子ならば、幼児でも初級、小学生中学年でも中級でいけるのではないか。全てわからなくても楽しめるというところがまず外国語を学ぶ姿勢の肝心なところ。
詳しくは、ブックマークのところにあるホームページ(英語・日本語)を参照の上、以下の説明を見てください。
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British Council 後援
White Horse Theatreとは・・・・?
LEARN ENGLISH THROUGH THEATRE
学校で学習した英語に生命を吹き込むプロの劇団です
1996年と1997年のあとブランクがありましたが、2007年にまたもどって参ります。
最も多かった感想は「英語劇は楽しい」「さすがはプロ、生は違う」「英語がわかった」です。
国際交流の輪が広がり、生涯学習の目標が見つかったと皆さんによころばれました。
皆さんを英語大好きにしようと意気込んでおります。
特徴
視覚的にも楽しいもの。単語が全部わからなくても楽しめます。初級、中級、上級と学習者のレベルに応じた演目から選べます。
オーディションで選ばれた本格的な演技力と才能のある俳優が出演。
テレビやビデオでは味わえない生の体験ができ生徒の集中力を高めます。
初級では俳優が客席に入り込んで観客と対話する場面があるので飽きません。
ご利用方法
授業の一環として、演劇鑑賞として、課外授業としてご利用できます。ご契約なさった学校には、予習をして観劇できるように前もって台本(初級・中級では語彙のリスト、話し合いのテーマ付き)をおわたしします。予習なしでも楽しめますが、内容をあらかじめ知らせておけばさらに楽しむことができます。
工夫された舞台装置と演出で、広がりのある物語を演じます。
ねらい
White Horse Theatreの劇を見た人は、1時間前後の劇を外国語で楽しんだという経験を通して強い自信を持つようになります。さらに英語がわかりたいと感じて、もっと勉強をしたいと思うようになります。
White Horse Theatreの誕生は1978年。当初はイギリス南西部のサマーセットを本拠地としてイギリスの学校や劇場、時には街頭で劇を上演していました。1980年ドイツに招かれ初めて学校で上演しました。ドイツの英語の先生方が劇団の趣旨に大いに興味を持たれ、1985年に本拠地はドイツに移りました。巡業方式英語劇団としては現在ヨーロッパ最大の規模となっています。毎年ドイツ、デンマーク、ポーランドで25万人以上の生徒が見て成果をあげております。今回は日本ではご好評に応えて3度目の来日公演を予定しております。
White Horse Theatreには6つのグループがあり,それぞれプロの俳優4人で構成しています。1つのグループが3つの劇を演じます。1年に2度ロンドンでオーディションを行い採用された俳優はイギリスを出てドイツや他の国で公演をします。
2007年日本公演の予定演目(作品が同レベルの別の作品に変更になる場合があります)
初級 Billy's Friend
小、中学生対象。全くの初心者にも対応できます。英語学習の最初の年に出てくる単語と構文を使っています。内容は大変面白いものですが、社会問題が絡んでいます。
中級 Sticks and Stones
中学上級生ないし高校生対象。シリアスないじめの問題をテーマにしています。被害者の苦悩、加害者とそれに追随する心無い生徒達の胸のうち。親や教師の対応などをきめ細かく表現します。 この劇は、ドイツの多くの学校で高く評価され多くの先生方に支持されています。
上級 Midsummer Nightユs Dream
大学生、一般向き Shakespeareの喜劇。輝くような英語を堪能できます。劇は今回の公演のために少し編集してありますが、本来の素晴らしさを損なうことはありません。
劇の公演の他にもご希望の学校、一般の方にシアターワークショップというレッスンも行って演劇作りを指導しています。参加者の数やレベルにより内容が変わります。
所要時間 劇は初級中級とも正味だいたい1時間。上級は90分前後
金額:初・中級..1回の公演につき生徒数かける1,200円
上級......1回の公演につき観客数かける1,600円をいただきます。
1公演につき最低金額200,000円より(167人以下の場合も)公演にうかがいます。
お支払いは公演後5日以内にお願いします。
場所:講堂、体育館、など約6m x 6m のスペースを舞台として公演できます。
英語科主任先生/演劇鑑賞担当先生/国際交流御担当
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
1996年1997年には多くの学校、先生方、国際交流協会、新聞社のご支援をいただき、東北地方から、九州地方まで、バンに揺られて、学校や交流協会を訪問しました。交流会を経験することもあり、ホームステイもしました。生徒さんから心からのご声援をいただきました。俳優たちも日本通になって帰国いたしました。
さて、2007年、White Horse Theatre はまたもや生徒さんや学生さん、一般の方におもしろくてあっと驚くような劇を持って参ります。
現在下記のような予定を組んでおります。多数のご要望があれば日程に変更が生じる場合もあります
8月下旬まで 関東地方
9月3週目まで 東京 静岡・名古屋
10月2週目まで 大阪・京都・滋賀
10月下旬 関東地方
White Horse Theatre の公演までの手順
日時・演目・場所などの決定....はっきりした内容はご相談のうえ調整いたします。
契約書の作成....学校・上演場所への地図、見取り図などをいただく。台本をご送付。
上演当日........開演1時間前に到着。できれば生徒さんや先生と舞台の道具を搬入。
上演本番........特別な物はいりません。特別な照明灯、舞台音響もなくて結構です。
上演後、短い質問を受け付けます。時間の都合で割愛する場合もございます。
公演費をお振り込みいただく...お振り込みは5日以内に。ご感想も歓迎いたします。、
下記申込書をFaxあるいは封書で下記へご送付ください。
..............................きりとりせん.......................................
御希望の日程:2007年 月 日 曜日 時 分 初級 ・中級 ・上級
第2希望 2007年 月 日 曜日 時 分 初級 ・中級 ・上級
学校名: 上演場所:
学校ご住所:
電話: fax: e-mail:
ご担当先生: ご自宅の電話:
回数 : 午前だけ 午前と午後2回 午後だけ 2日に分けて
創設者・監督・脚本
のプロフィール
1951年7月13日イギリスのケント州に生まれ、Durham 大学を終えた後、Leeds大学院の研究科で演劇と教育学を修めました。
作曲、声楽はLieentiate of Guildhall School of Music and Dramaで学び、教師、俳優、舞台監督のほか、音楽・演劇学校で作曲や歌の指導も行いました。著書「The School Play-a complete handbook(Batsford Educational, London 1981)」「Drama in Foreign Language Teaching-Animal Farm」など、教育のための演劇について執筆しています。
現在グリフィス氏は劇の脚色と演出のほかに、ツアーを各地に送り出しています。著書は好評を博し、英語劇に興味をお持ちの先生方への講演に招かれたり、ワークショップを行ったりしていろいろな組織で「英語教育における劇」の教育効果について話をしております。ドイツ人で心理カウンセラーの夫人とノルトラインヴェストファーレンのゾーストに在住。
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White Horse Theatreの由来
この劇団名は、今から1500年ほど前にヨーロッパからイギリスに侵入したアングロサクソンの旗に描かれた「白い馬」に由来します。
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ホワイトホースシアタージャパン 日本公演担当者のプロフィール
河田芳子
大学文学部英米文学科終了。後にドイツの大学に学ぶ。丸紅、ドイツ外国貿易新聞日本支社勤務を経て、現在、技術翻訳会社役員。(有)プレストを運営。翻訳を主な仕事とする。主な訳書:プリンセスダイアナシンデレラ物語、スポーツビズ他多数(以上共訳)。ダライラマとハインリッヒ・ハラーの対談記事。丸善大百科の編集協力。ホワイトホースとの接点はドイツに住んでいた関係から、依頼されたことによります。
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今日は中国長春受け入れの引き渡しで代々木オリンピックセンターへ。うちの次男が長春でお世話になった呂くんがやってくる。うちだけの交流にするよりも、と思い、パーティで呼びかけたところ、中2のRが受け入れることになった。先の「ひとつしかない地球国際交流広場」でもRとお母さんが中心になって中国ブースを受け持ち、いい事前活動になった。「先生わざわざ来なくても大丈夫ですよ」というくらい、準備万端? 私はシャペロンの王先生としばらくご一緒した。長春受け入れ第1回目の時のシャペロンを受け入れしたが、ご存じの方だったし、わずかの間にいろいろお話しして、仲良くなった。
Rのお父さんが、数日お休みをとって、富士山や、都内見学など家族で計画してくださっている。その後パーティの歓迎会やら、キャンプやら。Rの双子の姉Kは去年バーモント州にホームステイしてきたので、その経験を発揮するいいチャンスだ。呂くんが勉強中の片言の日本語と身振り手振りでコミュニケーションをとろうとしているのを見て、Kも去年こんな感じだったんだろうか、と思った。お母さんは一人一冊ずつノートを用意して、いつでも筆談できるよう準備している。
呂くんたちが明日はディズニーランドに8時半集合、と言っているそうだ。え?全体行動と思って、なんかそういう話になってしまったらしい。うちだけ行かせないのも、と言って、行かせることにしたらしいが、家族全員で行くのは大変だし、どうするどうする?心配したお父さんが車でディズニーランドまで送るとか言いだし、え~っっ?電車の方がいいですよ。全く計画してなかったことなので、てんやわんやになってしまった。
ま、今日はともかく、夜パーティの中高大生が計画していたボーリングに行って日本、アメリカ、中国の3か国の若者の交流になった。呂くんは筋肉痛。明日は起きられるかな?
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2週間のステイをおえたジュディさんを次のステイ先へ送っていった。この間忙しかったこと。来日早々、16日は「ひとつしかない地球国際交流広場」それから幼稚園・小学校訪問を始め、各クラスでの対応。国際交流に旅立つSちゃんと一緒に校長先生や市長さんへの表敬訪問も興味深い体験だっただろう。もちろん、4-Hシャペロンとしての対応もある。去年からシャペロンは携帯電話を持つこととなり、連絡もたやすくなった。うちのパソコンもやっとブロードバンドとなり、ジュディさんの役にも立ってよかった。
スケジュールがひととおり落ち着いて、さて、どこかいこうか?ラボセンターの新しいビルは?東京めぐりは?箱根もいいねえ、2年前に来たときに行ってないなら、行こうか。などと計画しているうちに、「広島に行きたい」ですってえ?ええーっっっ?
結局、23日(日)に日帰りで箱根、月曜日は歌舞伎親子劇場とラボの発表会持ち寄り夕食会、そして火曜日、水曜日に一泊で広島へ行って来た。
箱根は、すごい霧。ロープウエイにのったら、雲に吸い込まれるようで幻想的だった。廻りは何も見えない。富士山がちょっと見えなかったりすると、ぶつぶつ言う人がいるけど、ここまで見えないともう・・・・乗客は殆ど何もしゃべらず、沈黙。濃霧で芦ノ湖の船便もなく、お店もどんどん閉まる中、バスを乗り継いで関所見学。好きなあじさいが見られたのがせめても。でも、私たちラボっ子は、雨のキャンプも楽しむ。どんな状況でもいいところを見つけられる。あんな幻想的な体験はちょっとないよねえ。雲の中を散歩。
歌舞伎親子劇場は、親子用に歌舞伎の見方のワークショップあり、演目も短くなっていて初心者向けでちょうどよかった。それでも2時間半はかかったけど。ジュディさんや、ブレットくんは英語の解説イヤホン、子どもたちは日本語の子ども向け解説イヤホンで、しっかり楽しめたようだ。
いそいで帰って、持ち寄りの支度。電車の中から長男に冷凍唐揚げをオーブンで温めておくように頼んでおいたのがうまくいって助かった。大急ぎだ。この日はキディ2クラスの合同発表「だるまちゃん」だったが、病気などで来られない子が何人かいて残念。ブレットくんが「木」中学生たちが「クラウドカー」長男が「パパ」になってなんとか・・・
さて、火水は広島だ。東京駅9:50発ののぞみ。途中乗り込んでくる子どもがラボハットをかぶっているのを発見。なんと、へいぐんへ行く80人がすぐ前の車両だ。訪問してくる。広島で降りるのも一緒。私もジュディさんもシャペロン魂?でつい、働いてしまう。ラボっ子たちを在来線にのせて見送ったあと、ホテルへいき、それから原爆記念館へ行った。ここでも解説のイヤホンを借り、丁寧に見ていく。ジュディさんは解説も、説明書きも隅から隅まで。閉館時間ぎりぎりまで。平和公園も感慨深いものがあった。
私は大学生の頃、原爆画家の丸木俊さんから直接にお話を伺ったことがあり、またテレビの特集などもよく見ているので、ジュディさんといろいろな話が出来たが、戦争はいつの世も凄惨だ。しかも、苦悩は今も続いている。雨も降り出し、重い気持ちでいた。
宮島へ足を延ばす。「こんな夜に?」というジュディさんに、「夜だからいいの」と言って出かける。お店などは閉まっていたが、なま暖かい夜風のなか、何人かの浴衣に下駄の旅行者たちがそぞろ歩いていて、家々のたたずまいも伝統的で「日本の昔に迷い込んだみたい」とジュディさんは喜んでいた。
翌日もう一度宮島をたずね、活気のある観光地としての姿を見る。厳島神社もすばらしく、博物館などもよかった。また、牡蠣の殻焼きがすごくおいしくて、もう言うことなし。いらないと言うジュディさんを前に私一人で6個も食べて、大満足。新幹線で帰京。ああ、疲れた。
そして今日、館林にジュディさんを送る。Aテューターに引き継ぎ、子ども宇宙科学館でアイマックスシアターを見て、帰ってきた。ふう。
この間、受け入れだけでなく、実生活上のごちゃごちゃがあって、実に広島や車運転中にも「対応」しなければならないことが続出した。ジュディさんに言わせると「家にいるときはいつも何か料理している」し。人生並大抵じゃないね。
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連休が終わり、眠い朝。昨日はジュディさんとピザやクッキーをつくったせいか?手が動かない。全員寝坊。三男がぐずっている。
今日の午前中はジュディさん、ブレットくんと幼稚園訪問。幼稚園側がスケジュール的にいっぱいいっぱいと聞いていたが、いざいってみると、登園ごとの各グループをまわって10分くらいずつのアクティビティ。5グループくらいやったかな? ロンドンブリッジ、ピーターズハンマー、テキーラ、チキンダンス、マクドナルド、ティーポット、きらきら星などのソングバードのいろいろ、ジュディさん、ブレットくんと握手したり、シールをもらったり、子どもたちにも園にも喜んでもらえたと思う。
夕方は、今年国際交流に行くSちゃんの中学に行って、まず校長先生、副校長先生にご挨拶。ジュディさんも一緒に来て、4-Hの説明をした。校長先生にウイスコンシンの「牝牛」のピンをプレゼント。なんだかサイケな牛だと思ったら図柄はなんとチーズがいっぱい。おもしろい。副校長先生がシカゴの日本語学校に3年もいらしたそうで、アメリカの広大さを見てきてほしいとおっしゃられた。
つづいて市役所に市長さんをお訪ねする。青梅市もまもなくドイツの姉妹都市ボッパルトに中学生を派遣するそうで、市長さんが和やかにお話ししてくださり、市の案内の英語版を託された。Sちゃん、しっかり親善大使してきてね。じゅげむのさわりをやり、どんなふうに準備し、どんなスピリットで送り出しているかをお話しすることも出来た。市長さんにも牛ピンをプレゼント。
Sちゃんは、もう荷物もだしたという。もうすぐ出発。明日のラボで、クラスのメンバーが国際交流ノートの日記のしたの方に、いろいろ書き込んでくれることになっている。
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ひとつしかない地球「国際交流広場」をあきる野市で開催した。公民館の共催事業となり、マルボロ市との姉妹都市交流をささえているあきる野ホストファミリークラブも共催でおこなうことができた。ホストファミリークラブからも姉妹都市交流紹介のブースをだしてもらったが、素晴らしい出来映えでよかった。ラボからは原田P、田上P、加藤Pで対応。
前日ホームステイに入ったばかりのリードシャペロンのジュディさんと、アイダホから来たブレットくん、それから日本語研修をおえたブラジルのキッシーも駆けつけてくれ、場をもりあげてくれた。もちろんマルボロから小学校の英語の先生として来日しているメル先生も。
まず全体会。ソングバードと、この会の趣旨である国際交流をミニ体験してたのしんでもらう旨おはなしする。今年の国際交流の紹介で、ホームステイ中のジュディさん、ブレットくん、キッシー、メル先生の紹介、そしてまもなくアイオワにホームステイに行くSちゃんの決意表明。それから加藤Pの中高大生クラスによる英語の「古き良き時代」発表。やっとこさ・・・という出来であったが、英語のみであったにもかかわらず、子どもたちがじっと見てくれて、取材に訪れていた地域紙の記者のご主人がアメリカ人で、大いに受けていて、彼が笑うとみんなも「あ、ここは笑う場面なんだ」と思って笑ってくれたみたい。この話を気に入っていたメル先生も「レフリーの奥さん」の役ででてくれて、まず練習の時からとても楽しく、発表も演技力を見せてくれた。
分科会。各国文化のミニ体験をするブースをまわる。まず、あきる野市としまい都市交流のマルボロ市との中学生派遣・受け入れの紹介ブース。ホストファミリークラブの皆さんがそろいの赤いTシャツで、写真や記念品の展示やDVDの投影、ホームメイドのパンにメイプルシロップをつけての試食。
韓国ブース。アンニョンハセヨ。チョヌン ちゃんぐむ ラゴハムニダ。(チャングムのところを自分の名前に変えて練習する)などの自己紹介の仕方や、数、Head, and shoulder・・を韓国語で、など、中学生が事前準備。お母さんが韓国料理をつくってきてくれて、あっという間にはけてしまった。
北米交流ブース。アイダホのブレットくんと中3の男の子たちが受け持つ。今までの交流の写真やブレットくんのチョコレートなど。ここでやるはずだったブレットくんの「牛」プロジェクトの話は、あとの全体会で。
日本ブース。白いうちわにちぎり絵や墨絵でデコレーション。これには結構はまっていて、すごい人気。このうちわをもって各ブースをまわり、サインやあいさつの文字、シールなどを貼ってもらって、参加者は大喜び。
ブラジルブース。キッシーが数やゲームなどを書いてきてくれていた。手作りのポン・デ・ケージョは、すごい人気。
中国ブース。今年の春中国交流に行った三男と、今度受け入れをするラボっ子ががんばって中国語のあいさつ、自己紹介などをおしえた。お母さんたちが中国茶を出して試飲させてくれたし、お父さんが中国出張で買ってきてくれたお茶やおかしがありがたかった。
民族衣装ブース。ベトナムのアオザイ、日本の浴衣、下駄、カウボーイハットにブーツなどで、変身。
ジュディさんのウイスコンシンブース。ウイスコンシン州は、酪農でもつ。それでジュディさんが木で出来た牝牛の板をもってきてくれて、参加者はペイントして磁石をつけたり、バッジにしたり。これもはまっていましたね。大人気。ジュディさんがパワーポイントでつくってきてくれた紹介映像も。
そして、メル先生のミニ英語レッスン。「メル先生と一緒に遊ぶ」のが目的の催し。自己紹介やボール遊びなどで楽しんだ。
再び全体会。ジュディさんの「テキーラ」「チキンダンス」をみんなでおどり、メル先生はホキポキ。CDあるよ、といったのだが、自分で歌うからということで、メル先生が歌ってくれた。これはなかなか新鮮だった。そういえば、はじめてホキポキをやったのは、4-Herによる生のものだった。ひとつしかない地球の歌を田上Pのラボっ子たちが手話で行い、みんながそれに合わせて歌った。「いい歌ですね」と感想文に書いてくれた方があったのがうれしかった。市役所の企画課から2人も様子を見に来てくれた。
ずんずん進んで、早く終わってしまい、教育長さんが見えたときは掃除中。「なんだ、もう終わっちゃったの?ごめんな~」こんなに余裕があるならもっとゲームとかを増やせば良かったなあ。
加藤Pだけになって、今年ホームステイに行くSちゃんにラボフラッグ(みんなのサイン入り)とお母さんたちからのプレゼントを贈呈。プレゼントは、和風バンダナを2枚あわせてつくった巾着。バッグとしても使えるし、ティッシュボックスのケースにもなる。(アメリカのティッシュボックスは立方体)これで結構時間ギリギリ。
夜はジュディさん、ブレットくんを囲み、2軒でステーキハウスに行った。メル先生も。お疲れさまと、三男の誕生日ということで・・・ね。
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