幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧海外交流・留学ランダム新規登録戻る 0592936
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ KATO PARTY NEWS
 News 9月’11
 News 12月’11
 News 2月'12
 News 3月'12
 News 5月'12
 News 7月'12
・ 日本語研修ホストファミリー
 路線図
 行き先
 駅名
 道草するなら
 09日本語研修HF説明会 長男の報告
・ ラボ 青梅・あきる野ピーターパン 子育て支援講座
 ベビーサイン  
 2009年ホワイトホースシアター来日公演
・ 中国交流20周年
 中国体験記2 交流は日中間を行き来する飛行機のよう
 中国体験記3 鳳山温泉
 中国体験記4 北京
 中国体験記5 ギャップ(桂林など)
 中国体験記6 北京から上海へ
 中国体験記7 上海外語学校
 中国体験記8 豫園
 中国体験記9 上海最終日
 中国体験記10 中国料理
・ スタッフとして関わった Labo/4-H exchange program
現在ページはありません。
・ 藤井パーティ35周年
現在ページはありません。
ティム、ゲートで出迎え
カトリーヌの日記
カトリーヌの日記 [全1165件] 841件~850件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
永山展「裸のダルシン」 1 09月27日 (水)
日本橋に、永山展を訪ねた。ラボっ子と行きたかったなあ、と思いながら、雨の中を出かけていった。ハガキを家に忘れてきてしまったので、ラボセンターに聞いて、すこしぐるぐるして、やっとたどり着いてみると、そこにはくだんの永山さんがいらした。おじゃまするのを憚っていたのだが(本当です!)お話しすることになり、ラボっ子が取り組んでいる様子や、ラボでの子どもたちや中高生の成長していく現場の様子を聞かれて話しているうちにとても話が弾んでしまい、思いがけず、ダルシンの絵についてもいろいろなお話も聞かせていただくことが出来た。
 プロローグの絵。コンラ王の船団が出帆していく絵だ。ラボの本では平面なのだが、原画では浮き上がっている。どうやって浮き上がっているのかと、思わず壁に頭をくっつけて見る。ふーんなるほど。なんか低いレベルで感心している私だ。ラボの印刷が暗くて、逆に平面さを補っているように見える。カメラマンの腕か?原画は、立体的なので、どこから見るか、光の当たり具合によっても違って見えるのだ。それを平面の印刷にするのは、むずかしかっただろうなあ。永山さんは「カメラマン泣かせなんですって」と優雅に笑っておられた。
 たくさん出てくるうずまき。運命、生命、人生、自然、そういった現象の象徴だ。力強く、神秘的で、継続、循環・・・まさにうずまき。螺旋状の(スパイラル)構造がふさわしいのだそうだ。ダルシンが成長していく様子は、のびやかなうずまきだ。主人ダルシンに加勢した鹿の角は、黒い渦巻きとなって自然の力強さをもつ。アニグが密室で悪巧みをしていて扉の向こうから声がもれているところは悪の象徴として渦巻きが描かれている。そうか。善にも悪にも、両極に強くないと、力というのは、そうなりうるんだなあ。ラボっ子たちが「蚊取り線香がいっぱい」といっていた渦巻きの絵は、いきなり襲われる様子を渦巻きの持つ立体感で表したのだそうだ。そうか、初めから切り取った渦巻きではなくて、急に起きあがってくる渦巻きだったんだ。
 丸い石が、運命を表している。決闘のシーン。
 ケルトイずもうの絵は、後の決闘とはちがい「競技」的な印象を与えるために明るい色になっているそうだ。
 緑と黒の絵。ダルシンが人間の暮らしから切り離され裸になって生活するその自然と不安を緑と黒で表したのだそうだ。
 ドウルソイのトークン。金の首輪だ。存在感があるなあ。 
 ドウルソイの杖。例のウエールズの木のスプーンの柄の彫刻部分を粘土で型押ししたものがつけられている。
 ラボっ子たちが気になって仕方なかった「粘土」 確かに粘土なのだそうだ。永山さんはいつも紙粘土を持っていくのだそうだ。訪れた場所の触感の記録をとるために。石畳、城壁、木の実・・・ああ、ラボっ子に、いいおみやげ話しができた!このアイデア、いいな。そうか。紙粘土を持ち歩いて・・・かあ。やってみよっと。ラボランドの記憶、発表会の記憶。ごろごろできるね。
 ウエールズの森の絵。ラボっ子たちと、本物の葉っぱでやらなかった意味を考えていたので、聞いてみたら、あえて、本物を使わなかったそうだ。合宿でラボっ子が本物の葉っぱのコラージュをやってみたが、だいたいいつも、とてもつまらないものができあがる。でも、プロがやるとどうなのかな、とも思っていたので。永山さんによると、もちろん、本物を使うこともあるそうだが、今回は、本物のはっぱを使ってしまうと、そこに想像力が固定されてしまい、広がらなくなるという。一つ一つを丁寧に切り抜いていく作業の中で生まれるものを大切にしたかったそうだ。そしてリアリティをもっと出したくてポプリに使われているのもをアレンジしたりしたそうだ。ラボのテーマ活動でも、小道具や衣装にこだわるとそれに使われてしまうところがある。それに少し似ているかな?と強引に話を引き寄せながら聞いていた。今やっている「そらいろのたね」も本物らしい空色のタネがあったら、そこで想像はストップだ。私のとりだす「嘘に決まっている」ボール紙のたねのほうが、想像をさまだげない。そういわれてみると、ドウルソイの金の首輪も手で描いたものだ。金で作ったりすると、それの時代考証が気になってしまうよね。
 そして、エピローグの絵。私としては、これがいちばん気に入ってしまった。プロローグの絵に対して、同じ景色で、闘いに向かう青い船団が消え、太陽の黄金の輝きが海面に満ちている。すごくすてき!Peace, Peace, Peaceが響き渡ってくるようではないか。
 それから、「景気」ということばの意味を教えてもらった。景気、というと経済的なことばだが、そうではなくて、景色から発する気のことなのだそうだ。永山さんのスケッチや紙粘土の型押しは、その「景気」をつかみたいからなんだって。いいこと聞いた!
 私の方は、今現在苦労している「我が子の問題」やラボっ子たちの問題に捕らわれていて、何か聞かれてもあまりいいことが言えなかったのが後から悔やんでいる。しかし、それも見通してか、永山さんは「ラボって、生徒たちともっと精神的なつながりが強いんですね。他の英語教室とちがって」といわれた。見に行きたいとも・・・
 紙漉をなさるとも伺った。あきる野の軍道和紙の家は今再建中なので、リニューアルオープンの際にはぜひご招待しようと思いながら帰ってきた。
あきる野市民文化祭 09月22日 (金)
今年も市民文化祭の季節がやってくる。加藤Pのラボっ子たちと英語劇をやってみたい一般の子どもたちの合同発表をする。今年は「そらいろのたね」  マザーグースメドレーと「ひとつしかない地球」合唱(国際交流スライドスピーチつき)この二つは例年通り。
 毎年、テーマは、市販のラボライブラリーの中から小学生中心のテーマを選んでいる。去年は「かぶ」、一昨年は「だるまちゃんとかみなりちゃん」だった。マザーグースメドレーは、いろいろなNRを気持ちよく暗誦する。子どもたちに人気のものから選んでいる。テーマは、国際交流に行くときにすがたりをするような、そんな題材を毎年やっていこうと思っている。外に向けての発表なので、手堅くやるつもり。「ひとつしかない地球」の合唱は、国際交流のスライド写真を背景に投影する。今年は、日本語の歌には手話をつけたい。英語のところでは、例年通り、今年の国際交流参加者のスピーチを入れる。
 10月中毎週土曜日に合同練習4回。2回目の14日は、ちょうどアメリカ・ペンシルバニアのコーディネイター、ワンダさんが来日、ホームステイ中なので、持ち寄り夕食会とした。うちのパーティのラボっ子にとっては、しょっちゅう体験している「歓迎持ち寄り夕食会」だが、これも一般のお客様には、初体験となるだろう。4時から合同練習(テーマ活動、ナーサリーライム、合唱手話の練習)6時から夕食会なので、お近くの方、いらっしゃりたい方は、大歓迎です。このHPのメールにお知らせ下さい。小さいラボっ子を連れた若いテューターの方、どうぞご遠慮なく、おいで下さい。一緒にテーマ活動して、夕食会もご一緒しましょう。4-Hコーディネイターの方と直にお話しするチャンスです。
 4回目は最終リハーサルとハロウインパーティを兼ねる。11月4日の10時からが私たちの発表。ラボの活動は楽しい、英語を言うのは気持ちいい、いろんなお友達ができてうれしい、と思ってもらえたらうれしいな。当日の発表もたくさん見に来て欲しいです。
ラボに入会していなくても大きな舞台で発表会に出られる。ラボっ子の弟妹でここに参加してみて入会を決めた例もあるし、これが初めての発表体験となった新入会ラボっ子もいる。そして、世の中にラボの活動を知ってもらういい機会だ。
 今日、公民館に必要書類を提出しに行った。ありがたいことに、もうおなじみ。
秋の味覚 栗 09月20日 (水)
この間、ラボっ子のHちゃんのお宅から栗をもらった。あきる野は栗の産地。Hちゃんのお宅にも栗の木があるのだ。たくさんいただいたので、炭火で焼いて、翌日の地区研に持っていき、おすそわけした。ゆで栗とはまた違って、炭のにおいが香ばしい。
 昨日三男がまたお友達の家から両手に一杯の栗をもらってきた。おお~。ちょうど水曜日はメルもくるし、ちょうどいいから栗ご飯にしよう。そう思って、一晩水につけ、さあ、と剥きにかかったら、あら、茹でてあるじゃないの。
 栗、買いに行こうか。近所の無人野菜スタンドにもおいてある。どうせならHちゃんのところの栗を売ってもらおう。そう思って連絡したら、どうぞ、拾いに来ますか?という。後ほどHちゃんから電話が来て、「栗、取りに来て」長袖、靴下、虫除け、火ばさみ(いがいが、素手で拾えない)を持って出かけた。ところが、もう、拾っていがも取ってあって、それがまたたくさん!ありがとうございました。帰り道、隣組のKさんにおすそわけ。
 さあ、剥かなきゃ。「栗くり坊主」というはさみで剥く。面白いように剥けるが、それでも手が痛くなってきた。次男が帰るなり「おれ、剥かないよ」Kさんから「帰ったら栗剥きだよ」と言われたらしい。誰か手伝え~・・・と思っていたら、しまった、栗くり坊主のカミソリで、スパッとやってしまい、指を口にくわえたまま長男を呼ぶ。
 スパッと切れたので、そのまましっかりくっつけ、新しいタイプのバンドエイドで押さえる。ガーゼ部分がなく、直接ゲル状の接着テープを貼り付けるもの。血は止まった。後の皮むきは長男にやらせる。普段働かないが、こういうときはやってくれる。自分がリクエストしていた栗ごはんだしね。
 今日の献立は、栗とキノコの炊き込み御飯と、サバの焼いたの、トマトきゅうり春雨のサラダ、豆腐とワカメのみそ汁。作るのは後でいいや。
 メルを迎えにゆく。栗剥きのけがの件を話したら、長男のことを、「いいじゃない?きっと年取ったらよく助けてくれるってことでしょう。」「まあね。そのためにはずっとけがか病気でなくちゃね。」「あんたには我慢できないでしょう、そんな生活」「まあ、無理ね」No way!
 今やっているメルの日本語の勉強は、10月末の姉妹都市交流に行く中学生に「アメリカの中学生としての生活」を説明する文章を作っている。メルが内容を考え、私が助けて、日本語の文章にしていく。後で、パソコンで打ち込めるように、レポート用紙にローマ字で書いていく。準備会で、中学生たちにワークショップをし、あとで日本語英語のガイドブックとして渡せるように作っているのだ。まあ、脱線してばかりだけど、結構はかどり、先週は「朝起きてから学校へ行き、ステイ先へ帰ってくるまで」をやり、今日は「夕食後のおみやげタイム」までを日本語にした。もちろん、脱線も貴重な日本文化リソースと言うべきもので、有意義。そこが金曜日の文法レッスンと違うところ。
 さて、夕食。サバを焼く間に、サラダ、みそ汁をつくる。栗ご飯は炊きあがっている。「これは、季節的なものなので、何回も来ているあなたのお母さんも食べたことはないと思うよ」サバの三枚下ろしも、結構上手に食べられるようになった。うちに来るときは殆どいつも魚だね。しかも青魚。三男がデザートにフルーチェを作った。アメリカ仕込みの甘党、三男には、フルーチェは味が足りないらしい。メルは?一応ダイエットだし。だんだん日本の味になれてきたんだと思う。
 メルは日本の果物が気に入っている。給食に出る果物の、季節により変化していく様子を楽しんでいる。今は秋なので、種類も豊富。(アメリカなら殆どりんごばかり)
4-Hコーディネイターのインセンティブトリップ 09月14日 (木)
4-Hのコーディネイターたちが10月に来日する。ペンシルバニア、バージニア、オハイオ、カンザス、コロラドのコーディネイターたちだ。功績のあった州のコーディネイターに許されるいわばご褒美ツアーだ。リピーターもいる。ワークショップのため来日するリーダーたちとは別のグループだ。
 私のところには、ペンシルバニアのワンダ・ブレイマーさんから、「ホームステイしていい?」と早々連絡が来ていた。ワンダは3年くらい前にもきたと思う。その時私はカリフォルニアのコーディネイター、パット・イングリッシュさんを受け入れしたが、ワンダとホテルで会って、再会を楽しんだ。そういえば、あのときもらった小説、まだ読んでなかった!バージニアのジュディ・アンも2年前に来ていた。あのときはお昼ご飯を一緒に食べたけど、今回はどうするのかな。
 コーディネイターたちとは、全米コーディネイター研修で一緒に研修した仲間。ワンダはとても若く見えて、初めてあったとき(98年)金髪のロングヘアが縦ロール。まだ結婚前のお嬢さんだとばかり思っていたのに、うっそ・・・結婚した息子がいる!
 ホームステイは10月13日から。テューターの日常としては結構忙しいので、それにつきあってもらうことになるが、楽しみにしていてくれる。小学校の校長先生からはぜひ6年生のクラスに来て授業を、といわれているし、市民文化祭のための練習もある。もちろん歓迎の持ち寄り夕食会はいつもどおり。
 メルが「あんたんとこにはしょっちゅう誰か来てるよね」というし、カリフォルニアのパットは、「布団が空のことがないんじゃない?」なんて言うけど、本当に今年4件めのホームステイ。うーん、うちは宿としては決していいとは言えないけどね。「でも、いいカンパニーだよ」ってメルも言うし・・・そういえば、コーディネイターたち、ホームステイの後は広島に行くらしい。パンフ見せてあげよう。ジュディさんとこの夏行ったばかりで、メルも行きたいと言っていたので、話していたところだった。メルは京都にも行きたい。交通機関と宿泊の相談にのったり・・・ホストマザーとしてのホスピタリティは、自信あるよ。
 次男が修学旅行から帰ってきた。ラボのクラスに直帰。自分はあまり好きでない甘いお菓子をたくさん買ってきた。校長先生とも話したという。校長先生のお孫さんがラボっ子になったので、人柄だけでなく成績も上げないと、恥ずかしいよ。
来年のホワイトホースシアタージャパン 09月07日 (木)
来年の夏、英国の教育劇団ホワイトホースシアターの招聘を企画している。8月28日29日は、オリンピックセンターのカルチャー棟小ホール(午後の部)が取れたので、ラボの関東近辺の方へオープンの公演になる。ぜひ、ラボっ子を連れて見に来てください。30,31,9/1も東京周辺で開催地を募集中。9月中旬以降は西に進んでいく。関西で折り返し、また東京に戻ってくるので、WHJのホームページをみて、スケジュールを確認して申し込んでください。週末は主にラボ優先の公演が出来る。開催したい方、共同でやってみたい方、見に来たい方、ぜひご連絡下さい。
 先日のラボの時に、中高生で、台本を読んでみた。まず、初級向けの"Billy's Friend"
殆ど簡単な単語なので、少し辞書の助けを借りながら中1中2の女の子たちが読み進んでいく。ストーリーは、ビリーという男の子がジェラードというゴリラの友達が出来ることに始まる珍事。筋立ては簡単だが、内容は深いので、終わってからワークショップをしてじっくり考えるといいだろう。友達って何?言葉の壁って何?と考えさせられる。小学生から中学生向き。
 中級向けの"Sticks and Stones" 中2,中3の男の子たちが苦労して訳していた。律儀に日本語に訳しているので遅々として進まず、やっと最初の独白部分だけを訳したようだ。テーマはいじめ問題。いじめられている子の悲痛な叫びだ。同世代の問題なので、その訳はあらけずりだがなかなかのもの。中高生向き。
 上級向けは「夏の夜の夢」だ。こちらはシェイクスピアだから、ご存じだろう。高校生から大人向け。でも、テーマ活動を見慣れているラボっ子たちなら小学校高学年以上からいけるんじゃないかな・・・と、うちの小5の息子をみながら思っている。
 公演を開催してくださる方で、テキストがほしい方は、用意できます。
 
東京支部多摩地区国際交流報告会と事後活動 09月03日 ()
北米・オレゴンキャンプ・オーストラリア・ニュージーランド・中国、そして受入の報告会を午前中、午後はランスを囲んでの事後活動を行った。報告会のために参加者が用意してくることは、模造紙に写真を貼った展示物、4~5分の報告スピーチ、フォトプレゼンテーションのための写真(スライドかパワーポイント)を用意すること。この準備のため、必然的に、各自が所属テューターあるいは担当テューターと連絡を密にすることとなり、そのこと自体が良い事後活動となっていたと思う。報告の内容については、毎年の経験から、各Pで対応してもらうことになっている。
 去年までは全員スライドを作って来ることになっており、暗くする必要から、報告と分けてスライドの説明を行ったりした。今年はパワーポイントに作ることにしたので、あらかじめ担当の私にメールの添付で写真を送ってもらうことにした。個人で出来る人や、パーティでまとめられる人は大歓迎とした。私のところに送ってくれた人の分は、「2006年多摩地区国際交流報告会」という一連のパワーポイントに作り、カレッジリーダーのあすみちゃんは自分のパーティの分をまとめてきてくれた。各自の報告のバックにそのパワーポイントが投影される。オレゴンキャンプのYくんは自分でパソコンを操作しながら報告をしてくれた。もちろん、スライドにするのもあり。
 事前活動でも、いいグループだった多摩地区の参加者。テーマ活動も誇れるものが出来、日常会話への心配より、自分で道を開くことが出来るという力を感じて送り出すことが出来たグループだった。その彼らがどんな体験を持ち帰ってくるか、そしてそれをどう報告してくれるか、とても期待していた。といっても、ティーンエイジャーのことである。今日ご機嫌かと思えば、翌日は仏頂面だったりするではないか。私のパーティのSも帰国時の素晴らしいおみやげ話に対し、パーティでの報告は、その何分の一も伝わってこなかった。はらはら・・・
 さて、あきる野市小学校英語の先生として来日しているメル先生と、事務局のランスをスペシャルゲストとした今日の報告会は、それぞれ、リラックスした様子で、面白かったこと、楽しかったこと、こんなことした、あんなことした、と報告してくれた。おとなしかった子もそんなにリラックスして楽しい4週間をすごせたんだなと思い、最初つまらなかった子もやはりホストに支えられたという思いを持つに至ったようでよかった。大きく映し出されたパワーポイントの写真も、伸びやかな表情がその楽しい体験を物語っていた。そして、会場内を湧かせるなど、みんな、結構話がうまいんだな~と感心した。
 心配していたSちゃんも、しっかりした言葉で報告し、この体験から得た教訓として、模造紙に書き出した一覧表の中からひとつを説明してくれた。曰く「私は、今までC君だった。これからはA君や B君になりたい。」C君とは、ただ見ているだけの人。A 君とは自ら行動する人。B君はそれを支える人。人という字は、このA 君とB君が組み合わさって出来ているという。
 春の中国交流に参加した我が息子どもも、報告した。次男は、国際交流報告会で報告するの3回目だというのに、「何いえばいいんだ?」なんて昨夜言っていたので、大丈夫かなと思っていたが、まあまあ、彼にすれば・・・。5年生の三男は中国式の「独楽」を実演して見せた。
 受入をした貴(アイダホ)と龍(長春)も、なかなかいい報告だった。やっぱり、こうやって発表するのっていいよね。彼らの体験がだんだん熟成していくのがわかる。貴は、語り口がだんだんいとおしい感じになってきて、初めは「ただの出来事」だったものが彼の中で「交流」に変わりつつあることが読みとれる。龍は、パーティでの報告の時も相当緊張していたが、いい報告だったので、「あんな感じでいいから、堂々とやりなさい」といっておいたが、今日はやっぱりすごく緊張していて、それでもパーティでの時よりいい報告だった。
 ご父母を代表して、なっちゃんのお父さんが、感想を述べてくださった。ご夫婦二人きりの寂しい一夏を体験され、その心細さや不安感、またホストからのメールにどのように慰められたかを正直に語ってくださった。子育ての中で大事なステップを踏まれたと感じてくださり、送り出した我が子だけの体験でなく自分たちの体験になったこと、それを支えるラボのプログラムを一段と理解したと語ってくださった。ありがとうございました。
 最後にみんなで「ひとつしかない地球」を歌った。朝の4時までかかってパワーポイントで作った歌詞。この夏の国際交流の写真を折り込んで。それを見ながらの合唱となった。ちょっと、うまくでなかったところもあったけれど、まあ、初めてということでお許しを。
 午後は、事後活動。お弁当を食べる輪の中でも、わいわい体験を話し合っている。今日の事後活動は、体験を振り返る内容の、ランスを囲んでのワークショップ。今年の参加者と既参加者も参加オーケーとした。2年前にワシントン州にステイし、今年は中国へ行った次男と、受入をした貴と龍も参加。(貴は去年バージニア州参加)私は、ステイ直後にこうやって事後活動することの意義を強く感じていたので、とても期待している。
 さて、ランスとは事前合宿でのワークショップで出会っているので、ランスの言う「ガイジンになる体験」をしてきたみんなは、そのことについてランダムに話し合う。ランダムと言っても、「あんなことした、こんなことした」中から共通項を見つけだそうというもの。まず少人数に分かれて行い、それから全員の共通項を探した。
 続いて、日本で暮らしていたら自分の人生に絶対起こらないだろうな、というようなことに遭遇した体験について話し合う。ランスの場合は、同姓同士で裸になって一緒にお風呂に入る体験だったそうだ。銭湯ね。こんなこと、郷にかえっていえやしないよ・・・くらい強烈だったようだ。参加者にとっても、豚を洗っただとか、ご飯を食べるときにテーブルでなく床やソファだったとか、なんてことも、「あり得ない」体験だったそうだ。
 つぎにおみやげの食べ物を食べたり見たりしながら、食べ物、食文化、食事にまつわる体験について意見交換する。こういうのって、やはり生活してみないとわからないよね。それを語り合うための仲間がいる。言ったことが、一方通行にならない手応えを感じながら話せる。
 また、自分をガイジンと意識した体験について。日本語を教えたとき、国歌をみんなが歌っているとき、自分だけがはやりの歌を知らなかったとき・・・・
 それから、また小グループに分かれて、ランスの用意したフラッシュカードの絵を見て、それにまつわる思い出、体験を話し合い、報告し合った。例えば「雲」「飛行機」「庭(仕事)」「黄色」「食事」「新聞」「靴」というカードを見て話し合うのだ。
 最後に、いちばん強く印象に残ったことひとつを絞り出して報告。Sちゃんは「やっぱり、豚。30頭以上も洗って、本当に臭かった!」次男はワシントン州にステイしたとき家畜用の電流柵にさわってしまい、お父さんに揺さぶられたと思ったら、お父さんは3メートルくらい離れたところにいて、それほどの衝撃だったんだということを2年経った今でもいちばん印象に残っているらしい。貴は今度の受入でブレットの日焼け事件を話し、龍は姉と昇遠くんとのバトルを話した。
 地区の小笠原テューターが「ありがとう、はき出させる機会を持たせてくれて」と言っていたが、ホヤホヤの今の時期に出来たことを本当に時機を得たことだと確信した。すばらしい、あるいは大きすぎる体験をしてきて、日本に帰ってきてもそれを充分に受け止められないと、その体験は封じ込められてしまう。リバウンド現象さえ起こる。一緒に事前活動でがんぱってきた仲間だからこそ、なおさら話せるし、2年前の、去年の、あるいは受入から想像するホームステイ体験ということでまとまった話し合いになった。
 ランスが言う。この体験は、ひとつの道をひろげてくれて、そこからまた新しい道につながり、その新しい道からまたさらに広がっていくと。高校生の時のホームステイが、今の自分にこんな風につながってくるとは、当時は予想もしなかったと。将来を能動的にみていけるのってすてきなことだよね。
 私からもひとこと。今回の体験で、みんなは大きなブドウを手に入れたんだよ。そのひとつぶひとつぶは甘かったり、ちょうど食べ頃だったり、すっぱかったり、かたかったり、ちょっと腐っているのもあったかも知れない。でも、それを自分という樽に入れて人生かけてちゃぽちゃぽ熟成させていくんだよ。1年後、3年後、あるいは5年もの、10年もの、30年もの・・・すごいワインが出来ると思うよ。初めて体験したときの味は忘れないで。でもその時、感じなかった味も、後ででてくると思うよ。
 参加者からは、「次に集まるのはいつですか?」「事後活動って、これで終わり?」「もう集まらないの?えーっ」 ありがとう。
 
 
合宿のあとは鍋磨き 08月30日 (水)
合宿は薪で自炊なので、合宿のあとは必然的に鍋磨きとなる。今年は何度もおこげしてくれちゃって、底の方はご飯が炭。これを落とすのが大変。
 一年に一回登場するホーローの赤い大鍋。これはカレーに使った。真っ赤なぴかぴかのホーローが、無惨な真っ黒の鍋となるが、これは重曹で比較的簡単に落ちた。あんまりごしごしこすってほしくないので、合宿後自分で丁寧に洗う。もうひとつステンレスのダッチオーブン。ステンレスなので手入れが簡単だし、ご飯もよく炊けるし、煮込みも早いので重宝している。これは、2回焦がされた。最後の夜、中学生の男の子たちが交代でこすって落としてくれた。
 他の鍋は、私が普段使っているステンレスの鍋。これも真っ黒。ご飯を炊いたものは焦げたし。使っているものなので早く焦げを落としてしまわないと・・・そういうわけで、合宿の後はひたすら鍋磨き。合宿のことをあれこれ反省しながら、ひたすらこする。
 雨もふったし、夜肌寒いときもあって、長袖長ズボンでいたのに、ジーパンの上から蜂に刺されてしまった。ずっと林の中で活動していたせいか、指図が多かったせいか、のどがかれて声が出なくなってしまった。
 今年の合宿のいちばんのインシデントは、「Nちゃんトイレで吠える」事件だったなあ。詳細は差し控えるが、夕方やってきたNちゃんのお母さんに対するみんなのビミョーな表情に「なんか、あったんですかー」と優しく訪ねたお母さんにまた大受け・・・Nちゃん、伝説作っちゃったね~。
クラインご夫妻の帰国 08月24日 (木)
姉妹都市マールボロから訪れていたナンシー、デット・クラインご夫妻が帰国された。ご夫妻はお嬢さんのメル先生のところに遊びにいらしたのだが、メルのアパートが狭いため、うちにホームステイすること約1週間。毎日忙しくされていて、かなりお疲れもあったようだが、今日無事帰国の途につかれた。
 ナンシー先生はマルボロミドルスクールの先生で毎年の両市の中学生の交流の推進者。私も青少年の国際交流はプロだから、一緒におはなしできて良かった。いろいろな意見の相違も、お互い得がたい情報だったし、長年の勘違いも解消され、今後に向けてのプロモーションも二人で協力することが出来てとても良かった。
 ナンシー先生が私の家の時計を見て、「あら、いい時計だわね。どこで手に入れたのかしら~」とのたもう。去年マルボロのクリスがホームステイに来たときに公式おみやげとして持ってきたものだ。実は、いただいたときから壊れていた。大きくてスーツケースの中でさぞ場所ふさぎだったろうに、と思うと、なんでこんな・・・とつい思ってしまったが、捨てることも出来ず、飾っておいたが、時計として見たことはなかったので、どきっとしてしまった。ナンシー先生が見たときは、ちょうど、止まっていたその時間だったので壊れているとは思わなかっただろう。翌日「私はうそつけないから、白状するけど、壊れてるの」と言ってみた。ナンシー先生のせいでもクリスのせいでもないし。時計を送るには意味があって、「同じ時を一緒に過ごしたい」ということだったそうだ。以前はマルボロの小さなお店でハンドメイドの彫刻が施してあるものをあつらえていたそうだが、閉店してしまったので、仕方なく市販の適当なものを買うようになったそうだ。そうか~。
 ホストファミリーのアンケート。ラボで使っているものを手直しして、あきる野でも使うようにしている。同じような内容で双方の家族に聞いてみて、お互いエバリュエーションしたいね、という話になり、後で英訳して送ることになった。(ほどよい誤解がちょうどいいこともあるけどね)マルボロの中学生が来日するとき、10日ほどなのにいつも荷物がすごい。狭い日本の家には、ちょっと。それに、引き渡し式の時に一回しかはかないドレスシューズとか、要らないよね、中学生だもの、スニーカーで充分、と思っていた。ナンシー先生は、「きちっとするべきところできちっとした服装をさせる」というのがポリシー。そうだけどさ、 whole wardrobeを持ってくる必要ないんじゃない?と言ってみた。でも、その教育観には敬意を表する。思えば日本にはいつからかそういう概念なくなってしまった。家庭で教えるべきしつけとか。
 交流の時期。いろいろな時期に交流を行ってきているが、いつがベストとは言えない。ここ最近は、1月に渡米、4月に来日しているが、1月のマサチューセッツは寒いだけなので、今年は10月の終わりになった。4月の来日は、マルボロミドルの春休みに合わせているのだが、日本では新学期始まったばかりで、人事異動もあり、学校も市役所も機能がいまいち。アメリカの夏休みに入ってすぐだと、秋に報告するまでに気が抜けてしまうそうだし、8月の終わりでは向こうも新学期の準備で気もそぞろ。じゃあ、2月は?プレジデントホリデーがあるじゃない?交流が1,2年生に限定されるから3年生への制約がないし。そうだ、そうだ!ということになり、市役所主催のディナーの時に校長先生たちのテーブルへ行ってナンシーと二人でプロモーションした。他にも先生方が知りたい情報をいろいろと通訳。
 ホストフレンドとの関係。今までは中2で行って、中3で受けていたので、3年生は部活も最後の試合があったり、塾も忙しく、来日者が下の弟妹たちとお留守番ということがあり、「ベビーシッターにきたんじゃない」という印象があったようだ。ちょっと待って。家族として受け入れるんでしょう?だったら家族の一員として下の弟妹の面倒を見るのは当然じゃないの?と、まずかましておいて、交流の主体が3年生というのが問題なんだ、と話した。1,2年生の交流にすれば、勉強・部活の制約も少ない。受け入れした以上、全て一緒に過ごすべきだ、というのもわかるが、家庭にも、生徒の方にも事情があるし、全ての部活が受け入れ態勢が整っているわけではなく、その時顧問がいなければ安全面から「来られては困る」ともいうだろう。もちろん、それは日本の生徒に対しても安全面で同じことが言えるのだから理由にならない、と言うのもわかる。でもさ、うちは、同じように扱って、ヘルメットかぶって自転車通学させたけど、市役所では迷惑そうだった。それに、受け入れてくれる別の部活(剣道など)にうちの息子もつきあって、自分の部活を休んだから、クリスが帰った後、結局退部したんだよ~ん、と言ったら、がびーんという顔をしていたけどね。こっちもいろいろな事情がある中で精一杯やっていることを理解してほしい。
 以前温泉に行ったとき、蒙古斑のある赤ちゃんを見て、虐待だと思ってしまい、なんとも感じていない他の日本人を見てさらに驚き、日本では虐待が当たり前なのかと思っていたらしい。それで、長年交流しているのに、このことがノドに刺さった小骨のようだったことだろう。たまたま私がメルに、この件について話したことがあった。うちの次男が赤ちゃんの時、ホームステイしていたテキサスの大学生がおむつを替えてくれて、悲鳴をあげたのだ。ピンと来て、いい機会だと思って蒙古斑のことを説明した。ネイティブアメリカンにもあるし、話には聞いていたけど、初めて見た!と言っていた。そこでテキサスに住んだとき、まだ2才だった三男のデイケアで、まず最初にしたのが、保母さんたちを呼んで蒙古斑を見てもらった。虐待じゃない、増えない、移動しない、と。このことで誤解されてひどい目にあった日本人を知っている。メルから蒙古斑のことを聞いたナンシー先生が長年の胸のつかえをおろしたわけだ。交流って、やっぱり、上っ面だけじゃ何年やっててもダメだ。ナンシー先生たちはホームステイしてないもの。名所旧跡はいろいろ行っているだろう。でもやっぱり、日常生活の何気ない交流がとても大切なんだと痛感している。
 ご主人デットのご家族はドイツ移民。お母さんは86才で健在だ。大きな家に独りで住んで意気軒昂。ドイツは以前の日本と同じように、大きな家に大家族で住んで、長男が家を継いでいたそうだ。だから、お母さんにはその意識が抜けない。うちに来る前に止まった大原さんの家が、そういう昔ながらのお宅だったので、親近感もあったらしい。私はここの地の人じゃないし、いろいろな家庭が見られて良かったと思う。
 日本人はリサイクルをしない!と思っていたらしい。え・・・うちの古新聞の山を見て、考えを変えてくれたかな。たまたま、機能していない例をみたようで、どうしてそうだったのか、一緒に考えてみた。まず、古紙の値段が下がっていたとき、自治体が細々と回収しても 結局捨てられるだけということがあった。ところが中国などが古紙を輸入するようになり古紙の値段が上がると、今度は盗まれる事件が起きたり・・ただその時見たことだけで判断してくれるな。そうしたら、マルボロの学校でも、こまごまと分類したのに、ジャニター(用務員さん)が結局、捨てていた、ということがあったそうだ。ほらあ、同じじゃない。
 ひとことひとこと、もうひとことが、とても大事。今年国際交流をした人達は、そういうことを身をもって学んできただろうなあ。もちろん、完璧を求めるのではない。今が最初!開けたドアを進んでいくのは、これから、だね。

 
ナンシー先生たちがうちに来た 08月19日 ()
来日3日目、ナンシー先生(姉妹都市マルボロミドルスクールの先生)たちが今日からうちに宿泊。お世話したい方が何人もあり、その善意を考えると申し訳ないのだが、ご本人たちのお疲れ具合もあり、「今日からずっとうちに泊まることにした」という。
 午前中、大原さん宅でブランチパーティ。ご主人のデットがフレンチトーストをつくって振る舞ってくれた。おりしもBSでメジャーリーグのボストンレッドソックスとヤンキースがライブで試合中。マサチューセッツだもの、レッドソックスはホームチーム。ホームスタジアムでの試合だ。時間が長引き、メジャーリーグ史上最長の4時間45分。日本時間で朝9時からやっているライブ中継、終わるまでは帰れないな、負けたらどうしよう、ご機嫌が全然違うぞきっと。ほら、沈黙になってしまった。現地時間で真夜中の1時近くになってレッドソックスの逆転負けで終わる。ま、歴史的瞬間をごいっしょできた、ということで。大原さんちの犬がいびきをかいて寝ていた。
 メル(お嬢さんであきる野市小学校英語の先生)、ナンシー先生、デット、荷物を車に乗せる。大原さんちで敷き布団を一枚お借りしてくる。うちにやってきて、まず家中を案内する。寝る部屋(お座敷)で押入に入っている布団を見せ、これを引っ張り出して寝るんだよ、と教える。トイレ、洗面所、リビング。キッチンでは、うちの唯一自慢できるところ、水道のフットスイッチを、メルに説明させた。水道の水を出すのに、足元のスイッチを軽く踏むと水が出る。止めるときも同じ。両手がふさがっているときなどとても便利。うちのラボっ子もメルもこれが好きで、いつもやりたがるのだ。
 つづいて2階を案内し、ウオシュレットの説明をする。大原さんのお宅でもあったから、もう経験したかな?「あった。でも、使わない方がいいと言われた」(笑)「まずしっかり腰掛けて、ことが終わったら青いボタンでお尻洗浄、黄色は乾燥だけどこわれてる。ピンクは女性用、白がストップ。とにかく困ったら白をおす。」以前うちにステイしたテキサスの大学生の失敗談(深く座りすぎて股の間を水が通過し、ドアを直撃。パニック)を披露して大笑い。お風呂も2階。シャワーの使い方を説明する。
 洗濯かごをわたして洗濯機の使い方を教える。もう来日して3日。連日暑いし、そろそろ洗濯してもいい頃じゃない?「私たちが服を汚したとでも?」ナンシー先生は真顔で言うから、おもしろい。ま、たいていこういう反応だよ。だから、洗濯機の使い方を教える。それを覚えるという目的に変わるから。説明しながら、「ホストファミリーが最初に聞くことのひとつが洗濯物。日本人はほぼ毎日洗濯する。この暑い季節には晴れてれば一日に何回でも洗ってしまう。日本人は、汗をかいたら着替える。一度来たものは次の日はもう着ない。だから、洗濯ものを出してと言うのは、きわめて自然なことなの」すぐ実行。
 クーラーの効いた部屋でおしゃべりしながら別の友人が迎えに来るまで待機。今日はお好み焼きに花火大会だって? クッキーでも食べるとかいって、デット(ナンシー先生のご主人)が、チップスアホイを持ってきた。チップスアホイ!なつかしい!チョコチップクッキーだ。
 ナンシー先生、メル、デットが出かけた後、少し昼寝。ちょっと頭が痛い。息子たちが帰宅して私たちも花火に出かける。檜原村佛沢の滝の花火だ。こじんまりしていていい感じだ。駐車場もあるし。村のお祭りだ。「会えないことを前提に、探さないで。時間の無駄だから。適当な時間にうちまで送ってきてくれれば、主人がいるし。」と頼んでおいたのが良かった。狭いところだがそれなりに人出が多く、やはり会えない。帰る道で電話。「もう帰ってきたよ」「今帰る道中」
 ややあって帰宅したら、もういびきかいてた。布団とか、説明しておいてよかった~。明日は鎌倉・横浜だって。
ナンシー先生が来た 08月17日 (木)
あきる野市と姉妹都市交流のマサチューセッツ州マールボロウ市から、ナンシー先生とご主人のデットがきた。お嬢さんのメルは、あきる野の小学校で英語教師として働いている。そのメルを訪ねて、ご両親が来日されたわけだ。
 ナンシー先生は、マールボロウミドルスクールの先生で、両市の中学生の交流に尽力されている方。去年の春うちがホストした時も来日されている。あきる野に知り合い、友人も多いため、彼らとの再会を楽しみにされている。今回はプライベートな旅行だが、結局、ホストファミリークラブだの、市役所だの、なんだのと友人が集まってワイワイお世話することになりつつある。
 プライベート旅行なのでどこまでお世話していいものか・・・と躊躇されている方もあったようだが、とりあえず、うちを基点に、日中は適当に自由にしてもらうことになった。そうはいってもオファーも多い。今夜、明日は、Oさん宅である。さっそく明日の朝ご飯はジャパニーズスタイル。だよ。
<< 前の10件 | 次の10件 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.