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今日(水曜日)は、午後小学生のラボがある。4時半から6時10分まで、福生の会場を借りて行っている。青梅から来るYくんは、お母さんがうちに落としていく場合もあれば、会場まで送ってくれる場合もある。昨日そのお母さんがダウンしているといっていたので、そんなら私がお迎えに行こうかといっていた。いつもは、ラボが終わるとYくんはまたうちに来て、三男と遊びながらお迎えを待つ。
今日は、発表会も間近になってきたので、中高大生も臨時練習をくんでいる。試験中でも来るというTくんのために早くから集まって、Tくんを早く帰してあげようということになり、5時半からやるという。え、それじゃ、私はまだ小学生のクラスに行っているよ。まあ、中高大生なので、自主練でやるということになり、家に近くの「いきいきセンター」という会場を借りた。うちのラボルームより広いところでそろそろやらなきゃね。いい?しっかり、やってね。5時から会場借りてあるから、みんなが集まるまでセリフ練習、5時半から必ず動いて、1幕2幕、6時半からスナックタイム。6時45分から音楽CDだよ。8時にTくん帰すんだからね。
今週は、リフレッシュ休暇だとかで、夫が家にいる。鉄道マニアなので、気ままに電車に乗りに行くのが楽しみらしい。しかも、安く、日帰りで。月曜日は地区研に送り迎えしてもらった。火曜日はどこかへお出かけ。今日もどこかへ行くというのを「アッシーくん」を頼む。Yくんのお母さんは「回復したから大丈夫」と、直接福生に送って来るという。夫は4時に出発して私と三男を福生まで送り、家に戻って長男次男CDラジカセその他をいきいきセンターまで送り、ファミレスの駐車場までメルを迎えに行っていきいきセンターへ送り届け、今度は私たちを迎えに福生へ来てくれた。
小学生の「ながぐつをはいたねこ」も、たいへんだ~。がんばれえ・・・初めて聞き書きをしてきた小3のタケが、プログレスを見せる一方、実力あるはずの小4のYzと小5の三男がまだ出てこない。音楽CDでは、一語一語教えてやっと言える状態だ。まあ、この二人は自分でもうちょっとできるはずなんだけどね。しっかりしなさいよ!何をどうやったらいいかわかんない、という顔の、小1のYくんが、びびりまくっている。
小学生クラスの会場から、中高大生の会場へ急ぐ。途中ドライブスルーでバーガーを20個買って、夫と三男と彼らの分のバーガーを途中の「お地蔵さん」でおろす。中高大生とスナックタイムをして、すぐ、音楽CDでやる。これでどのクラスもみな、音楽CDでやったことになった。うーん。いかに言えないかがよくわかるよね。
T君を帰してから、一幕の舞踏会の所の踊りを練り直そうということになった。今度の金曜日に、完成させてね。とにかく、セリフを入れてきて。それに、どこ見て言ってるの?何で今こういう動きをするのか、つながりを考えてよね。わらってんじゃない!人が目の前で二人も殺されたんだよ!何で知らん顔なの!メルは明日、日本語の特訓だよ。ほとんど何も覚えてきていないKaちゃん、どうするつもりかなあ。あと1週間だよ。
いつも「もっと時間があれば」という。でも、期間がたっぷりあったら、何もしない時間がふえるだけで、結局ラストスパートは同じ。だったら、しょっちゅう発表会やる方がましだ。ラストスパートする回数が増えるからね。がんばりな。若いときの苦労は買ってでもしろというでしょ。
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10周年で中高生がロミオとジュリエットをする。昨日の練習で、やっとなんとか、なってきた。まだまだだけど。これが新刊の時、全国で開催されたロミジュリ大会の名古屋会場に出た。70年代の頃だ。その後パーティで次々取り組み、私は初代4幕ジュリエット。それから後輩達が何十年も受け継いで、いまもFパーティでは毎年R&J大会(全幕)が行われている。私も、マイパーティで、R&Jに取り組みたいとずっと思ってきた。それがやっとかなって、クリスマスに1幕、そしてこの10周年記念発表会に、1幕2幕。
ラボっ子たちの取り組みを見守りながら、忍耐忍耐の日々。何十年もこの物語を温めてきたわけではないこの子達が、初めて取り組んでいるなりの、ものがあるはず。やっと、やっと、動き始めた感がある。おとなしいAちゃん(中2)が、一幕のジュリエット。高校生のK子ちゃんとKaちゃん(中2)が2幕に取り組む。Kaちゃんは、まだ、入り込んできていない。やばいよね。周りを見て、刺激をうけてほしいな。
男の子達は、比較的セリフが多い。セリフを覚える、という淡々とした作業を通して入り込んでくるのが男の子達だ。Mっちゃん、うまくなったなあ、と思う。6年生で入会して、発音など、初めはどうしても他の子達について行けないものがあったけど、もう中2、このところずば抜けて成長したと思う。感心するくらいうまくなった。ロミオに取り組んで、クリスマス発表の時にはあがってうわずっていたけれど、確実によくなったと思う。姉妹都市交流でアメリカにも滞在したのもよかったね。2幕のロレンスも、なかなかいいよ。Rちゃん、はずかしいような2幕のバルコニーシーンのロミオのセリフ。棒読みで有名なRちゃんだったが、黙々と練習したんだね。先週と違ってきたよ。昨夏中国の子を受け入れして一回り大きく、しっかりしたと思う。Tくん。2幕のバルコニー、決闘シーンのあと、独白。これがいやだ!といいながら「今日ので何かをつかんだ気がする」なんていうセリフを吐いて帰って行った。はあ~、そんなこと言ってくれるか。次男のT。巧みなマキューシオを頼もしくやっている。ロミオの不安やベンヴォリオの細さをカバーするマキューシオのユニークさが出ていると思う。右手のギブスがなけりゃね、もっといいね。長男のF。いったん始めると調子いいんだけど、なかなかエンジンがかからないこの大学生を、中学生達が忍耐強く待つ。ありがとう。1幕のキャピュレット、2幕のティボルト、そして、10周年を統括してがんばってほしい。
Kenちゃん、パリスのセリフを猛特訓した。Kenちゃんは、自分一人では、周りを見て判断して行動することはできない。でも丁寧につきっきりで対応するとよくわかることがある。記憶力も抜群なので、漢字検定は高得点らしい。ライブラリーを聞き取って来ることはできないが、1対1でセリフを教える。Sir, I really cannot say how very delighted I am.というのを三つに分けて練習したら、Sirがなかなか言えなくて、sureのような発音になってしまった。Sir!Sure? Sir! Sure? ・・・メルが大爆笑。特訓の甲斐あって、できてきた!Kenちゃん、楽しくなってきたらしい。特に決闘のシーンはすきらしい。決闘している二人(ティボルトとマキューシオや、ティボルトとロミオ)の間に浮かれ出てきたりして、こら~っ!Kenちゃ~ん!と合唱がわき起こる。
女の子でジュリエットをやらないSoちゃん。まだ中1だから、来年受験に入ってしまう子達に譲った形だ。1幕ティボルト、2幕ベンヴォリオ。いわゆる目力のある子だから。Soちゃんは、芸術的センスがあるので、Tシャツのデザインなどで大活躍してもらった。ライブラリーを聞いてことばを聞き取る作業の時に、聞き取れず、途中で切るんだと思う。それで音がとぎれたまま覚えてきてしまうので、今回は厳しく「ちがうよ」ということにした。今回、私の目標は、英語として聞こえるレベルを達成すること。メルもいるので、みんながんばっている。Soちゃんが、メルと会話しているのを見てへえ~と感心している。中1だよ、この、自然な会話。Soちゃんもこの次はジュリエットやろうね。「私は誰とやるの?」「今回余ってるやつ。」「え、うそお、勘弁してよ」今回ロミオからはずれたのは長男Fと次男Tだもの。
さて、ジュリエットたちよ、もうちょっとアップするために、刺激を考えている。なんか、ジュリエットテイストのかわいいお洋服でも買いに行こうか。近くにできた大きなショッピングモールに行こうよ。Kaちゃんは、お墓参り?AちゃんとK子ちゃんが行くって。「あたし、自分で作ろうと思うの」Aちゃんが言う。ええ~っっ?じゃあ、似たようなテイストのものを見に行こうよ。ショッピングモールの端から歩いて、結局、ユニ○○で買ってしまった。(あきる野でも間に合ったじゃん)それから、立川のユザ○○へ行く。布地を選ぶ。光に波打つ真っ赤な衣装だよね。「綿じゃないと、縫えない・・・」ええ~っ。さて、どんなのができあがるか、楽しみ。買ったのも、作るのも、ジュリエット達が気に入ったものだもの、きっとモチベーションが上がると信じている。ジュリエット達とスパゲティを食べながら、いろいろな話をする。パーティの時だけでは、成し得ない人間関係が必要だよね。あと、もうすこし、アップしてほしい。
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4-Hのコーディネイター、ワンダさんが日本にやってきたとき、財団のSaさん、Suさんと私、ワンダの4人でお昼を食べたことがある。女ばかりの楽しいにぎやかな昼食で、会話はもちろん英語だが、このメンバーだと全く不自由しない。ワンダも感心して、いろいろ質問してきた。
「どうやって、日本語、英語を切り替えるの?」日本人同士では日本語で話したりしていて、ワンダに向き合うとたちまち英語に切り替わるので。そ、そりゃあ、相手が英語を話す人だと認識すると、即座に切り替わります。
「まず考えてから、話すの?」いいえ、考えたり、訳したりせずにいきなり、話します。母国語と全く同じ。Wow!というワンダ。話しながら、同時に組み立てていると思います。
「じゃあ、普段、ものを考えるときは、何語?」それは、日本語ですが、英語でも考えますよね。そう、考えている内容や相手によって、英語で考えていますね。そうそう、それにそのことを意識していなかったりする。映画をみたりすると、英語で見たのか、日本語吹き替えで見たのか、覚えていないことがあるよね。Wow!と、ワンダ。
AERAで、OGの話が載っていて、「妄想癖」というのがおもしろかったが、ラボっ子って、みんなそうしているんだなあ、と思った。状況をシュミレーションしているんだ。そんなことができるのは、ライブラリーを聞き込み、テーマ活動に取り組むという活動を長年続けているから。
これは、一朝一夕にできることではない。長年、ライブラリーをふんだんにきき、テーマ活動するという環境を持ち続けてこそ、だと思う。「うちの子もそうなってもらいたい」と思うお母様方、その環境維持がお母様の役割です。ライブラリーを豊富に持ち、お話が好き、ラボ活動を続けたいと思うように交流活動にも出し続ける。Simple!
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映画を見ていると、設定がサンフランシスコのことがある。まずは、坂道。舗装してある坂道ならほぼまちがいない。特徴のある住宅街。やがて海が見えてきて、ゴールデンゲートブリッジやベイブリッジが出てきて、決定!よく見ていると、ギラデリというチョコレート工場や、ケーブルカー、名物建築も出てきたりする。車が日本とは逆の方向を走るのを見ながら、あそこをフツーに運転していたとは、想像できないね。
ラボ高校生留学の最後の滞在地にサンフランシスコが選ばれていたとき、私も対応しに行ったことがある。他州から来る4-Hコーディネイター達に混じって、私がジモティ(地元人)というわけで呼ばれたのだ。笑えるでしょ。1年間の留学生活を終えた高校生達が「英語が通じない」と青ざめていたバスの運転手なんかも、実はロシア人やグルジア人だったりして。
サンフランシスコは、私たちが住んでいたところから、近いというわけではない。フリーウエイで1時間半くらいはかかったと思う。たまに行くときは、Macy's などのデパートや、ピアなどでの買い物や、フィッシャマンズワーフで食事とか。日本から来たお客さんも必ずお連れする場所。くねくねしたロンバードストリートは、曲がり男が曲がり道行き・・・にぴったりの道。あじさいの頃がきれいだった。ここも、映画のシーンにあった。
ダーティ・ハリーもサンフランシスコ。この土曜日のテレビ映画、ドクター・ドリトルも、月曜のBSミセス・ダウトもそう。ロビン・ウイリアムズは、サンフランシスコの映画が多いと思う。ゲイで有名なレインボーストリートがでてくる。チャイナタウンも。サンフランシスコは映画のロケ地になることが多いので、楽しめる。
坂道が多いので、車を路上駐車するときは、タイヤを縁石に向けて当てて止める。あまり縦列駐車はしたくないけど、こうしておけばいざというとき、役に立つ。縦列駐車してはいけないのは、坂が急なところ。あまり急なところでは、道が途中でとぎれていたりする。都市にありがちなことだけど、一方通行が多い。だから、行きと帰りで道が違ってくる。映画を見ていると、そんな車のシーンに、つい目をこらしてしまう。
いつか見た、スタートレックの、鯨を絶滅から救うシリーズ、映画の何作目だったかな。モントレーの水族館が、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジから「ウオーキングディスタンス」のような感覚で、笑っちゃった。本当は、車で2,3時間かかるのに。西部劇を見ていると、馬で行くのに数日で着くような印象があり、うっそ~!と思う。ほら、OK牧場の決闘でも、ワイアット・アープが、ララミー砦、シャイアン、そしてトウームストーンまで馬で野宿シーン一回で来る。車でも何日もかかるの、本当は。西部の州は広い。そこを横切るだけでも、車でも一日かかったりする。
アメリカはだだっぴろいから、地域、地方によってそこにしかない味があると思う。同じカリフォルニアでも、サンフランシスコにはロスには出せない味がある。映画で見る「都会」は、ニューヨークもシカゴもロスも、それぞれ少しずつ違う。それから、田舎も、ニューイングランド地方と中西部、西部、南部とは、景色がまるで違う。スーパーマンが宇宙から落ちてくるところはアイオワ州。笑える。他に何も特徴らしい特徴がないから選んだとも言える。南部でも大西洋岸とメキシコ湾岸、湿地の多い地方と乾燥した所、もう、全然違う。映画によく出てくる果物や食べ物などもよく観察していると、ああ、その土地ならでは、と思えることがある。ことばもそうだ。フォレスト・ガンプは、いかにもアラバマ。うまいなあ、と思った。そういえば、「奇跡の人」でサリバン先生がふと口ずさむNRは、Hush, little baby・・・で、その歌ひとつで、サリバン先生(東部から来た)が南部のケラー家で遭遇する苦難と覚悟を暗示していて見事だった。
設定が物語るものを見る楽しみも、映画にはあるよね。そうそう、ミセス・ダウトの中に、シャーロット・ウエブやステュアート・リトルが当時の人気読み物として出てくる。
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この二日間、特にひどい。金曜日はクラスが二つで、特に幼児クラスの腕白達相手にもう、息も絶え絶え。そこへ、土曜日のあの、すごい花粉。もう、起きたときから、今日はひどそうだ、と思う。午後、すぐ近所のラボっ子の家で母の会の「ゆきむすめ」練習というので、行かなくちゃと思ったが、車でおくってってといったら、みんなにあきれられた。歩いて数分だものね。結局歩いていき、しばらくおじゃましているうちに、頭がずきずきしてきた。顔がいたい。ほお骨の静脈がぱんぱんに張っているような感じ。
続いて、市内の本屋さんで読み聞かせのボランティア。ラボっ子のお宅の前で夫に拾ってもらって本屋へ行く。今日は4人、子供が聞いてくれた。毎月第1,第3土曜日の3時から行っている。ラボの用事がなければなるべく参加させてもらっている。この日は"Owl Baby" を読んだ。
続いて、ホームセンターへ行く。ティムが来てから庭の整備を少しずつしていて、雨樋からの水をためるタンクを、もう一つ買うことにした。庭が水浸しにならないし、たまった水で、庭の水やりにも使える。家の東側にひとつおいているのだが、もう一つ。イベントに備えて、ラッピング用品も見なければ・・・このころから、立っていられないほど、症状が悪化してきて、車の中で待機。帰宅後、そのまま、ソファに倒れ込む。
晩ご飯は水炊き。白菜がたくさんあるし。でものどに通っていかない。胃が全く働かない。お風呂に入っても、夜遅くなっても、顔は痛い、頭は痛い、のどは痛い、鼻水は垂れ流し、なんだか、奥歯も痛くなってきた。親知らず?!とにかく、寝よう。寝られなくても寝よう。
今朝もさらにひどい。今日は「わかもの」の発表の日だったのに、朝7時半の電車で行くと言っていたのに、とても無理。脳みそが破裂しそう。同じような症状の次男も、「今日行くんじゃなかったっけ。俺はこれからでも行こうかな」といいながら、出られなかったらしい。夫は淡々と天水タンクの設置をしたらしい。昼日中から、お風呂をたいて、入る。入った後、また寝る。眠れないけど、寝る以外に何もできない。元気な三男がご飯を炊いて、晩ご飯は解凍したお刺身で手巻き寿司。胃は相変わらず働いていないけど。帰宅した長男が、「花粉症の薬か何か、ない?」だと。ことばも出ない。
夜遅くなって、やっとすこし、息がつけるようになった。ああ・・・・
今日は暖かかったから、ティムを洗ってやりたかったんだけど、自分がお風呂はいるのが精一杯だったなあ。ティムは相変わらず、がらくたを集めちゃって。散らかしていると思っていたのだが、あれは、「集めているのだ」 ペットボトル、ボール、プランター、その他ゴミ、がらくたを、一カ所に。ティム、花粉まみれだ。早くこの季節が終わって欲しい。
この間、夢に亡くなった父が出てきた。「ほや、こっちはえーぞ。花粉なんか、あやへんだ。おじいさんもおるし、まあ、ゴルフやりからかいて、日に焼けちゃった」パパ、よかったね~なんて言っていた。
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今日は、メルとひな祭りディナー。たいしたことをするわけではない。ご飯を小さいおにぎりにして、たまごを薄く焼いた打ち掛けをかけ、ウズラ卵のあたま。のりを髪の毛にする。今日はごまの目は省略したけどね。
次男とメルが一緒におひなさまをつくる。メルは作り方がわからないし、次男は右手骨折。協力してね。次男にテレビを消された三男はすねて、来ない。女びなのほうは、梅ふりかけでおにぎりをつくる。男びなのほうは、カルビ丼の具を入れたおにぎり。私は次々卵焼きを作って渡す。他には、鶏肉、にんじん、椎茸、ほうれんそうのソテー。お吸い物は、はまぐりとあられはんぺん、手鞠麩。ひな祭りふうでしょ。デザートは大粒ミカン入りヨーグルト。
作ることがメインのディナー。子供の頃は喜んでみんな手伝ったけど、最近はあまり。
中高大生のロミオとジュリエットにメルがばあや役で加わることになり、いい刺激をもらっている。みんなの英語とメルの日本語、どちらも聞いててわかるけど、すっと言えないという感じなので、「聞くのは外国語話すのは母国語」というごちゃ混ぜカンバセーション。よく通じていると感心する。メルの忍耐力に感謝。
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火曜日は、午前プレイルーム、午後幼稚園キディ、その合間に生協の受け取り。今週は、毎日埋まっていて、月曜は一日広場、水曜も午後小学生、夜中高大生の臨時。木、金、土、日・・・というわけで、ゆっくり晩ご飯を作っている暇がなく、食材はたくさんあるので、うまく使ってせっせと食べなければならない。木曜日はメルが来ることになっていて、この日はひな祭りのディナーにすることになっているし。
というわけで、幼稚園に行く前に、その日の鍋ものと、翌日用のポトフを仕込んでいく。仕込むと言っても、自然解凍、昆布を水につけておいたり、クロックポットに厚切りの豚肉と水、塩を入れてスイッチを入れておくだけ。帰宅してすぐ、鍋物を火にかけ、野菜を切っては入れ、切ては入れして今日の分はできあがり。ご飯も炊けた。さあ、晩ご飯だよ!クロックポットの方は豚肉が煮えているから、そこにタマネギを十文字に切り込みを入れて丸ごと入れ、ブイヨンをいれ、にんじんを切って入れ、ジャガイモを切って入れ・・・しておく。煮くずれると困るので大きめに切る。
私たちの晩ご飯ははみぞれ鍋。鶏肉、白菜、ほうれん草、椎茸、豆腐・・・ほうれん草の上に、おろした大根を大量に広げてのせる。大根おろしがみぞれみたいでしょう。大根がたくさん食べられるし。醤油、ポン酢でたべる。七味もいい。つゆがとろとろして、とてもおいしい。「鍋?カレーのにおいがしたと思ったけどな」あぶないあぶない。
遅く帰ってくる夫には、クロックポットのポトフができあがっている。肉とにんじん、ジャガイモだけをとり、醤油で食べさせる。残りはとられないように「お父さん用」の張り紙をしておく。実は翌日のシチュー用。食べる直前に牛乳だけ加えればいいから、6時までの小学生(出張クラス)6時半からの中高大生クラス(自宅)の合間にできる魔法。
クロックポットは、アメリカで友人達がよく使っていて、私も買いたかったもののひとつ。だが、どの大きさのものを買ったらいいか、迷っていて。日本の台所は狭いし、肉だけ煮込むなら小さくていい。でも野菜も入れるとなると、5人家族の食べ盛りに間に合うのか?大きいのはじゃまだし、小さいのは役に立たないかも、と、迷いに迷ったあげく、買ってこなかった!それが、実家の納戸の整理をしたら使った形跡のないのが出てきて、これからも使わないだろうと、もらってきた。きっとラボのお母さん達で買ったんだな。F 先生の家にもあるもの。同じのが。先生はちゃんと使いこなしてたけどね。
クロックポットは、電気鍋。陶器の壺がうち鍋で、外側の鉄の部分にコードが着いていて、コンセントに差しこんでつかう。スイッチはHigh と Low がある。出かけるときや数時間後にできていればいいものの時、食材を入れてスイッチを入れておくと、帰る頃に煮えている。ガスコンロに空きがないときも便利。時間のあるときの温め直しも、スイッチを入れておけば、煮えすぎることなく温まる。電子レンジは、すぐ温まるけどすぐ冷めるでしょう。家にいなくてもできるところがいい。大きさも、ちょうどいいみたいだ。色々あると迷うけど、これしかなければ、それに合わせた使い方になる。
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一日広場に出て・・・うーん、もっとしっかり年間計画を打ち出し、伝えていかねば・・・と反省している。私は、どうも、その場の雰囲気で子供の様子に合わせて、と言うと聞こえはいいけれど、実は行き当たりばったり。ラボの大きな目標に向かって、遊べれば大成功、と思っているけれど、お母さん始め、互いのリーダーシップを育成していくためには、もっと「謀った」方がいいんだと思う。その暇がないから、自分一人でやっているけれど、それでは、お互いが育たないのかも。リーダーシップとは、相手が自分の土俵に自ずと乗ってこようとする気持ちを起こさせること。ただついて行くのとは違う。
最初のソングバードは、私が受け持ち。センターへ行く道すがら、花粉症で鼻だけでなく、頭はくらくら、のども枯れ枯れ、なんで引き受けたかね~、こういう時期に、と思いながら歩いていた。コーヒーを買い、クッキーを食べていたら、ぼちこさんが「朝ご飯食べないんでしたよね。朝から元気!というイメージなのに」という。そう、もう死にそうだ。でも、ソングバードの時間だって。さあ、やるわよ!
Simple Simonの易しいバージョンを紹介。易しいバージョンといっても、あの「アルプス一万尺」の手遊びを半分・4分の1のスピードにしただけ。それとその導入の仕方。Simple Simon says ・・・・という命令ゲームをご存じだろうか。それで、動作、手拍子などを入れていき、アルプス・・の手遊びの所作も命令する。Simple Simon says make a pair, Simple Simon says high touch! など、それでチャンツの間は一通り所作をやり、曲に合わせて半分のスピードで所作を行う。続いて4分の1のスピード。あの速さについてこれずにあきらめていた年代の子達もついてこられるようになる。Clap, right hand, clap, left hand, clap, both hands, clap, once again, clap twice, elbow,elbow, make a wheel! と、英語で指示するのもいい。Simple Simon says・・・で一通りやっているから、なじんでいる。それでもまだまだのおちびさんには、最初の4拍は膝をたたく、次の4拍は手拍子、その次の4拍はお母さんの両手をたたく、そしてイエイ、イエーイと右手、左手でガッツポーズ。たたくときに1/2/3/4と英語で号令をかけると勇ましい。NRやSBの易しいバージョンを作るとき、なるべくオリジナルの所作を取り入れるようにしている。そうすると小さい子たちは、大きい子と同じ場で、その気になって一緒にやれるし、移行もスムーズに行く。Send my brown jug down to townや、John Henryなんかも楽しい。パートナーチェンジやステップが難しいだけで、所作はできることもある。お試し下さい。Send My・・・は、私が高校生の時、パーティの夏合宿で正規のものを3歳から全員、100人でできるようにしたけど、ね。(後年、後輩に「偉大・・・・」と畏れられた)いやー、達成感ありましたよ。
一日広場の、プレイルームのライブラリー、テーマ活動の取り組みは、とても参考になった。大反省。やらなくちゃね。あしたから、早速始めよう。入会活動も丁寧に準備してこそ、備えられる。そういえば、私は、NRも身ひとつでできるもの、準備なくできるのもが多い。うーん、これだけじゃだめだ。
広場の後、Hitさんに会いに行く。10周年の記念グッズを作るのだが、そのプリントの相談に乗っていただいたのだ。でも、すごく忙しい時期のようで、申し訳ありません!!!
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坂口さんからの荷物に、ふきのとうも入っていた。ふきのとうといえば、思い出がある。昔、スプリングキャンプで、私は高校生シニアメイトだった。ロッジマザーが野外活動に行った先で「ふきのとうが出ていた!」と山のように収穫してきてしまい、どっさりわたされた。どうすんの、これ・・・昔のラボランドといえば、キャンプ中テーマ活動は半端じゃなくやる。ソングバードもキャンプソングも、もう朝から晩までなりっぱなし状態だ。そんな中で、ロッジの台所でお料理。なぜか、ロッジマザーは、私に渡しただけで手伝わないし、なんか私も意地になって(?)絶対、みんなに食べさせると心に誓い・・・・
今から思うと、高校生で何も知らないのによくぞ、と思うが、まず、山菜はあくが強い、とは知っていたので、大量の湯でゆでこぼし、あく取りをすることにした。ロッジ運営はどうしたかって?大丈夫。シニアはもう一人いるし。私は一日目にしっかり乗せてしまうやり方なので、二日目の夕方にはキャプテン中心にロッジがまわっていく。それにスプリングだしね。目の前でロッジ活動を見ながら、ふきのとうをゆでていた。さて、茹でたはいいが、味見すると、うわっ、苦い。これじゃ、みんな食べないね。何とかして晩ご飯に食べさせたい。そうだ!
たろー丸へ行って、「みそ、かしてください」と頼みに行った。みそで味付けすれば、何とかなるんじゃないかと思ったのだ。たろー丸も、なにすんの?といいながら、みそをひとかたまりくれたので、それでふきみそを作った。実は、蕗みそというもの自体、食べたことはなく、存在も知らなかった。やっているうちの行きがかりじょう、そうなってしまっただけ。晩ご飯?みんな、食べたよ。文句言えなかったんじゃない?ひとすくいずつ、スプーンでご飯の上に載せられて。
さて、茹でてあく抜きしても大して苦みが抜けないことをこのとき思い知ったので、今回は、坂口さんに調理法を聞いてみた。私の経験でも、こういう苦みの強い野菜の場合、逆にあくぬきより油で炒めた方がいいと思っているが、それがふきのとうに通用するか。坂口さんも「油炒め」だ!よし。
オリーブオイルでまず、坂口さんの椎茸を丁寧に炒める。そこに海の牡蠣をいれ、バターを加え、塩こしょうする。ふきのとう、ニラ、小松菜を加え、さらに炒める。うーん、どうかなあ。牡蠣のバター風味がいい味付けになるに違いないが。他に豆腐とわかめのみそ汁、チキンカツをそえて、晩ご飯とする。
昨日はメルの日本語のレッスンだったので、メルにも一緒に晩ご飯。メルがテーブルセッティングをしてくれて、さあ、いただきます。牡蠣が嫌いな次男が牡蠣をよけて食べている。三男はテレビが切れないでうろうろしている。長男は寝ていて出てこない。ふきのとうのことは、メルには、春先にはこういう苦みの強いもの、あくの強いものがでること、そういう旬のものをとるのが身体にいいこと、そう、坂口さんもいっていたこと、でもかなり苦いと思うので、びっくりするかも、と警告しておく。「そうそう、坂口さんから干し柿届いたんだよ。晩ご飯ちゃんと食べないと、あげないからね」とたんに次男が牡蠣を食べ、三男がテレビを消して飛んできた。大笑いするメル。「それほどのリワードって、なに?」
大きなふきのとうの固まりをほおりこんだとたん、三男がものすごい顔になり、麦茶を流し込んでいる。でも、干し柿のためにがんばる。まるで薬だ。すべてを真正面から見ていたメルが大爆笑。次男は?え、気がつかなかった?味わってもいないで食べ終わっている。油炒めはやはり正解だったよ。坂口さんは、油で炒めたものを蕗みそにする、といっていたけど、牡蠣と合わせたのは、絶品だった。私って、天才。(ひとりよがり?)
そんなこんなで、やっとデザートタイム。干し柿をひとつずつ。メルは、「これがリワード?」と思いながら、食べただろうなあ。来週は、ひな祭りのお料理をしようね。
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今年は暖冬で、生協などで注文しておいた干し柿はことごとく欠品。「ねえ、ラボランドの干し柿、今年は頼んでないの?」と息子達が言う。頼んだんだけどね、この暖冬でどこも欠品でしょ、たぶん、坂口さんとこもだめなんじゃないかな。ラボランドでできたのでなく、ラボランドの管理の仕事をしてくれている坂口さんの農園の柿だ。リンゴ狩りのリンゴもそう。毎年、リンゴ狩りに行って、そのとき干し柿を注文してくるのだ。
今年は、ちっとも来ないし、もうだめなんだろうとあきらめていたところへ、届いた!坂口さん曰く、やはり今年は出来がよくないのだそうだ。冬が来るときに、まだ木になっているときに急に寒さが来て、熟しすぎてしまい、収穫して干すのもいつもと違っていたとか。干したら今度は暖冬。生協の干し柿は「カビが発生しました」という理由で欠品だった。なかなかいつものように糖分が粉を吹いたようになって周りを覆うのが遅くなったらしい。干している間も手で揉んでやるのだそうだ。だから手がかかって、あんなにおいしくなるんだね。自然と協働でできるんだ。今年はだめだ、そうだ。
「でも、おとうさんが、それでも送ってみればと言うので送ります」とあり、越冬リンゴや椎茸、ふきのとうが入れてあった。うわあ!ありがとうございます!早速、干し柿ひとつ、口に入れる。おいしいじゃないかあ!早速電話してお礼を言う。ふきのとうは油で炒めるとあく抜きもしなくていいんだって。今日早速やってみよう。メルも来るし。晩ご飯はふきみそだ。柿も、ひとつくらい、使うかね。チャングムで熟し柿を調味料に使うというのがあって、それをヒントにあんぽ柿で調味液を作って鶏の手羽先を焼いたら、好評だった。
うーん、さて、この干し柿をどうやって、分配するか・・・その辺に出しておいたら、あっという間に不公平な事態が起こって、不平不満が充満して、せっかくの到来物が台無しだ。じゃ、もう一個、私が食べて、と。いつもの年だと、坂口さんのは隠しておいて、他で買ったのを食べさせて満足させる手があるが、今年はこれしかないからね。やはり料理に使う余裕はないかもね。
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