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姉妹都市交流のマルボロ一行が、帰国していった。今朝、市役所でお別れ式。あきる野市長はじめ、教育長、校長先生方、市役所の方々、ホストファミリークラブ、青年の会、そして今年のホストファミリー。ホストの中学生達は、今日が全国テストと重なってしまい、今年は見送ることができず、残念がっていた。10日間の日本滞在を終え、帰国するマルボロミドルスクールの生徒達、ナンシー先生、ジェフ先生。ラボっ子もラボママも今年の交流に少しずつ関わることが出来、とてもよかった。
昨日はナンシー先生達とのお別れパーティだった。次男は歯医者の予約があり、挨拶だけして、歯医者に行った。親知らずを抜くというのだ。しばらくして「麻酔とレントゲンだけとったけど、紹介状のカルテがまちがっていて、抜かなかった。」とパーティ会場のレストランに帰ってきて、食べ始めた。どういうこと・・・・?お金だけ払って?
帰宅したら、三男がチョコレートを持っている。ナンシー先生が「他の人には内緒」って言って、くれたんだって。三男は自分では英語を話さないが、言われていることはほとんどわかる。ナンシー先生がなんとかして、三男に一言でも言わせようとしていろいろ画策しているのだが・・・三男は6年生。来年はひとりだちへの旅だ!!
今朝、次男は学校をサボって市役所のお別れ式に行きたいとほざいていたが、結局学校にいかせた。ふと見ると、靴が残っている。え?いるの・・・・? なんと、長男の靴を履いて行ってしまったのだ。革靴とスニーカーと間違うくらいならあるけど、人の靴は履いていかないよね、普通。長男の古い革靴を履いていって、新品のが残っている。「俺は、どうすればいいんだ。靴がない・・・」長男は、仕方なく次男のを履いていった。よく、お葬式とかで、人の靴を間違える人がいるけど、こういう人種なんだな。
今日は、プレイルームとキディクラス。キディクラスでPick a bale of cotton, Send my brown jug down to townを楽しむ。ああ、一息ついた。明日は寝坊しよう。今度の日曜は、発表会だ。
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東京支部一日広場で、杉浦宏昌先生のお話をきいた。以前から、「楽しい方」という印象だったが、やっぱり、愛知県出身者は、元気がいい、と思ってしまった。それに、岡崎ですって?やっぱり・・・杉浦といい、宏昌といい、こういってはなんですが、三河のどこにでもあるお名前。ふふふ。三河弁でしゃべってみたなった。
お話の内容は、ラボを知り尽くした、という感じの「賞賛」とも受け取れるもので、ありがたいなあと思ってしまった。それでも私としては、質問してみたいこともあったのだが、時間もおしているし、直感的に、今日は黙っていようと思ったじゃんね。
感心したのは、ラボパーティらしい様相ができあがってくるまでには10年くらいの時間がかかってしまうため、それに届かないテューターはどうするのか、若いテューターは先輩に対抗して追いつき追い越せという態度なのだと思っとらしたが、それは男の考えで、ラボのテューターは、「子育てを先輩に教えてもらいながら一緒に学んでいる」というスタンスだと聞き、驚いたということ。したがって、初めの何年かのつらい時期はテューターのネットワークで乗り越えられる、自分たちの事例をお互いにしっかり研修することで、職人技とも言うべきテューターの仕事を継承していくのが、「研修」だと明言されたのだ。しかも、自分で知りたければ自分で盗みに行くほどの熱意、とまで。
最近、テューターは芸術家たれ、という考えを見直さなければならないのかと自問自答していた。芸術家のように崇高なセンスを持ち、職人のように黙々と技を磨き、個々の現象、事例について、個々に対応しながら、同時に大所高所からみていく、リーダーシップを持ちたいものだと。(リーダーシップとは、相手が自らその気になって土俵に上がってくるようにしむけること)そして、そういうことは、誰にでもできることではなく、時間でいくらとか、何をしたからどうなったとか、そのための研修はテューター同士というアマチュアの研修ではなく専門のコーチを事務局がプロバイドすべき、あるいは外部から常に招聘するべき、という意見を聞いて、がっくりしていた。杉浦先生はそうは思っていないようだ。ほーだがね。
そして、先生のお話の中に出てきたパーティ、テューターに、親近感を持ったのは、私の直感力もまだまだ捨てたもんじゃなかった!と思えて、ますます楽しくなった。ジョン・ギルピンにわくわくする小さい子ども達! 先生の次の報告を聞きたくなった。
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マルボロミドルスクールの生徒達も、それぞれホームステイでうまくやっているらしい。引率のナンシー先生、ジェフ先生たちは、ホームステイではないが、ホストファミリークラブ(ホストファミリー経験者の会)の私たちが交代でサポートしている。週日は学校訪問があったり、市長、教育委員会、校長先生達との会食などがあるが、週末はホストファミリークラブの出番だ。土曜日は、浅草、原宿など都内へ。すっかり疲れて、帰るなりバタンキューだったそうだ。
今日は、地元で教会に行ったり、買い物がしたいというので、午前中はO原夫妻が教会に連れて行ったあと、昼食のレストランで待ち合わせして、午後は私と次男がエスコートして買い物に連れて行った。夜はO原家に戻り、餃子パーティだ。
午後は、まずラボの幼稚園クラスをやっているS岩院へ。ここは曹洞宗のお寺で、建物もお庭もすばらしい。みごとな鯉を間近に見て、ジェフ先生がとても喜んでいた。それから百円ショップへ。百円ショップならどこも同じ、大きいのなら原宿にあるのに、昨日行かなかったのかな・・・?と思っていたが、なるほど、福生の百円ショップは原宿のそれくらいの規模。ナンシー先生に私が、ジェフ先生に次男が、おもについてエスコートする。ジェフ先生は習字の道具だのなんだの、いろいろ買っていた。ナンシー先生は「こわれ物注意」のテープをおもしろがって買い、ジェフ先生は何か、おもしろい札を・・と探していて、「ただいま燃料補給中」にした。意味は、要するに食事中という意味だが、札に書いてあるそのままの意味を説明したら非常におもしろがって、後になっても死ぬほど笑っていた。
次に木工品の店へ。技術科のジェフ先生がその前を通る度に「気になっていた」という店。ナンシー先生は興味がないので、ジェフ先生と次男をおろして、私とナンシー先生はその先のホームセンターでぶらぶらする。私は次男の弁当箱を買った。ジェフ先生と次男はなかなか現れないと思っていたら、木象眼のお盆を買って(高価な!)コーヒーブレイクしていたらしい。その木工品店は喫茶店でもあるのだ。ホームセンターもジェフ先生には気に入って、またぞろ買い物。毎年来ているナンシー先生は、まあ、それほど、クレイジーじゃない。
さて、夕食はO原家にホストファミリークラブの有志が集まって餃子パーティ。ラボっ子Mを連れて行く。Mちゃん(中3男子)は、去年10月にあきる野市からマルボロに派遣された中学生の一行には入っていたが、今回来日した子が女の子だったため、ホストファミリーにはなれず、なんとなく寂しかったのだ。うちの次男は逆に、ホストはしたが、マルボロ派遣団には入っていない。次男のエスコートぶりは、ナンシー先生も賞賛して「メルの弟分として、いつでも来て」と言ってくださった。
パーティは、餃子、手打ちのそば、さまざまな煮物、チヂミ、ちらし寿司、ケーキ、ドーナツ、いろいろな食べ物あり、飲み物ありで盛り上がる。ナンシー先生の娘のメル先生が乳母をやって、Mちゃんがロミオでね、なんていう話から、マキューシオもいることだし、リクエストにお答えして、1幕の、キャピュレット家へ向かうシーンをやってみせることになった。私がベンヴォリオをやる。"Give me the torch・・・・・” 拍手喝采である。次男の”not much deference from my own face!”に、ジェフ先生が大爆笑。それに触発されて、いやがっていたO原家の次女がサックスを吹いてくれたりして、楽しいパーティになった。うちの次男とMは、さすがラボっ子、いい性格だよ、ほんと。
残り物をもらって、市役所のKさんを送りながら帰る。明日の夜は「お別れパーティ」
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今日は、合同パーティ。Kちゃんのお母さんから、ビデオデッキが壊れてしまい、大好きなウルトラマンなどのビデオが見られないのと、おそらく中に入っていたのであろうレンタルビデオも壊れてしまって、Kちゃんが相当に落ち込んでいるというメールが来た。え・・・・気の毒に。「かなり引きずると思います」とのこと。うーん・・・
一緒に来るSちゃんにそのことを伝えたら、幼なじみでKちゃんのことをよくわかっているSちゃんは、明るく笑っていた。
中学生以上は2時半集合。KちゃんとSちゃんがやってきた。SちゃんにKちゃんの様子をきくと、車の中ではだいぶ落ち込んでいて、いろいろ言っていたらしいが、ラボにきたらもう、そのことは言わないし、こちらからもあえて聞かなかった。今までKちゃんは発表会間近にいろいろなことがあっても、結構適応してきたので、ま、だいじょうぶだろう。
「あのー、本日の予定とかを書くチョークがありません」ホワイトボードマーカーなんだけどね。これは事務室に借りに行かなければならない。今日必要かなあ。Kちゃんがしつこく「チョークがないと、本日の予定とかが書けない」と言っているので、「じゃあ、Kちゃん、事務室に行って借りてきてくれる?ホワイトボードマーカーを貸してくださいっていうんだよ」と頼んだ。しばらくして、Kちゃんがホワイトボードに、グーチョコランタンの落書きを始めた。「あ、Kちゃん、えらい。ちゃんと言えたんだ」と、Sちゃんがつぶやいている。すっかり、ビデオのことはいいみたいね。
今日の練習は、「ながぐつをはいたねこ」英日で2回、音楽CDで1回、やった。うーん・・・・まだまだだなあ。なかなか、小さい子達を思うように動かせない、小さい子達は飽きてくるし、中心となる小学生がだらしないし、大きい子達も、自分たちの力不足もあってどうしようもないかんじだ。登り坂のきつさ・・・だね。がんばって。登っているときは前が見えないけど、もう少しだよ。こういうところで、我慢強さを育てていると思う。頑張れば、行ける!という、ね。さて、Kちゃんは山男の役。どこから出てくるか、毎回違うのでネコが驚いている「予想外だ」こういう偶然って、なかなかおもしろいと思う。
3回の練習を終わって、もう、いっぱいいっぱいの小さい子達におやつを配っている間に、小2以上は反省会。その小学生にもお迎えが来て・・・・おや、Kちゃんが、自分が持ってきたチョコボールを、子ども達に配っている。二箱もあけちゃって、みんなに、何個ずつもあげている。Kちゃんのまわりに小さい子達が群がっているではないか!チョコボールは、Kちゃんのお気に入りのお菓子だ。へえ~!予想外。
お迎えに来たKちゃんのお母さんが、「どうでした?迷惑かけませんでした?」と気にしていたが、チョコボールの話をしたら、「え?いつのまに、そんなもの持っていったんでしょうか」と驚いていた。Kちゃんは、彼なりのやり方で、かとうPに適応しているんだなあと思う。
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我が家のゴールデンレトリーバーのティムが、1歳になった。最近、ゴールデンらしい頭の格好になり、身体もたくましくなってきたなあ、と思っている。でもまだ、遊びたい盛り?大きな体で飛びついて、遊び回るので、こちらも体力がいる。この間の土日は暖かかったのでよかった。土曜日にティムのおせんたく。お風呂場で石けんシャンプーでごしごし洗い(翌日筋肉痛)外にだした。おや?お隣のラブラドールも濡れてるような・・・うちが洗っているので、洗うことにしたとか。どうしてわかるんだろう?やっぱり聞こえるんだろうか。
ティム、ふわふわ。庭をきれいにする間、山に連れて行ってつなぐ。

暖かい夜なので、急にバーベキューがやりたくなり、材料もあるだけで、とにかく焼いて食べると、おいしい。ティムは少し離れたところにつないだ。焼いている人の腕のしたに入り込んでノックアウトしてくるから。離れたところで、おとなしく座っている。
月曜日からお天気が悪い。雨よけのタープは、ティムが引きずり下ろして、食いちぎって、穴だらけにしたので、取り外してあった。今度の週末にでも、新しいのにしようとして。新しいのは、透明のビニールにする?上げ下げはどうする?なんていっていたのだが、そんな余裕もなく天気はますます悪くなる一方なので、穴だらけのビニールシートをガムテープで塞いで、もう一度軒下に取り付けることにした。雨が降って、広くしたデッキに雨がはねて、ティムが濡れている。早くつけろと、長男をせかして取り付け。以前は2階のベランダから引き上げられるようにひもを付けてあったのだけど、そのひもをティムが引っぱって、シートごと引きずり下ろしたので、今度はひもは付けない。「雨じゃないときはどうするんだ?」「そのまま」「え~?そりゃないだろう」「だって、これからは雨が降れば必要だし、天気がいい日は暑いんだから、日よけでいいんじゃない?とりあえずは、だよ」
それ以来、寒い。家の中も暗い。でも、ティムはデッキで濡れずにいられるからね。明日は、マルボロ一行の市内見学の通訳で出る。お天気になるといいなあ。
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今日は、夕方からあきる野ルピアで、マルボロのウエルカムパーティだ。私のラボパーティ10周年記念発表会をした、同じ会場。今日は午前午後、ラボのクラスがある。昨日疲れて、朝起きにくかった。午前中のプレイルームを終え、まだ午前降園のスケジュールのため幼稚園にNちゃんとMっちを迎えに行く。二人を連れて東急のマクドナルドへ行き、二人はハッピーセットでおもちゃをゲットして大喜び。東急の子ども広場で少し遊んでから、今度は S 平ちゃんの幼児園へお迎えに行く。それからうちでキディクラス。今日はソングバードをたくさんして、「ながぐつをはいたねこ」を半分やった。
大車輪でパーティの用意をしているところへ、長男から「駅まで迎えに来て。すごい雨」という電話。「私今、手が離せないの。今日はマルボロの歓迎パーティで、用意して行くところ。秋川で降りてそっちへ行って。晩ご飯はそこだよ。」というわけで、長男には、連絡がついた。言ってなかったっけね?うちの幽霊部員。三男が手伝って次々用意させ、玄関に出す。次男が学校からまだ帰ってこない。この雨だと、次男も秋川まで直接行った方がよかったかなあと、思っているところへ、帰ってきた。ま、これで、荷物積み降ろし要員はそろった。私が着替えている間に、玄関の荷物が積み込まれている。ちょっと感心。
現場へ急行すると、もう、ホストファミリークラブの皆さんが立ち働いている。昨日市役所で急遽手伝ってくれた I さんは、今日は通訳サポートで行ってくれた中学で大活躍。パーティにも差し入れを持って駆けつけてくれた。ラボっ子何人かとそのお母さん達も友達の輪なんだな!東中のテーブルは10脚いすが入るところをいくつも押し込んでぎゅうぎゅう。マルボロからの生徒達一人一人とホストファミリーに声をかけ、いかがでした?と訪ねる。皆さんがんばっておられるようだ。市役所の方達も何人もいらして、中にはお子さんを連れている方も。お母さんは仕事なんだって。しっかり晩ご飯食べてお行き。楽しいプログラムもあるよ。
打ち合わせが万全でない上に、変更変更、時間もおしてしまうし、料理も取りやすいように、時間短縮できるように並べ替えたり、テーブルまで配ったりした。プログラムはマジッククラブの手品ショー、青年の会のゲーム、マルボロのダンス、あきる野音頭など。やっぱり、最後の締めはあきる野音頭だよね。反省点はたくさんあるけれど、ホストファミリークラブ、青年の会の人たちも活躍できてよかったと思う。マルボロのチャチャスライド(ダンス)も楽しかった。こんなふうに、お互いにプレゼンしあう、というというのが定例になってきたのはとてもいいことだと思う。ナンシー先生のエッグハントや卵のデコレーションも小さい子達にいい体験になったと思う。
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あきる野市の姉妹都市、マサチューセッツ州マルボロ市から、友好使節団がやってきた。メルのお母さん、ナンシー先生率いるマルボロミドルスクールの6人の生徒達。技術科のジェフ先生もご一緒だ。私たちも午後に市役所に集合して、市のお迎えバスに乗り、ナンシー先生達を迎えに八王子へ。一行は、広島で原爆資料館、宮島を見学して来ての帰りだ。
ナンシー!久しぶり!!八月にうちにステイして以来だ。家族の様子はどう?久しぶりに会話がはずみ、明日のレセプションの打ち合わせなど、あきる野までの道中もあっという間だ。え?テープ?ああ、おみやげを包装するのに、包装紙とはさみは持ってきたけど、テープを忘れたって?すぐ、市役所の方に手配していただく。時間は充分あるから、包装できるよ。
市役所について、あれこれしていると、うちのラボっ子のお母さん、I さんがいらして、もう手伝っている。さすが、ラボママ。どうすればいいんですか~?なんて言わない。秋にマルボロに訪問したラボっ子Mちゃん(男)は、今回来るのが女の子ということで、受け入れはしない。代わりに受け入れることになった女の子のお宅を、Mちゃんはじめラボの中学生たちがサポートするという。I さんはそのうちの一人、Kaちゃんのお母さんだ。通訳サポートで入っていただく。明日のレセプションは、私が総合司会、ラボっ子達も何人か来ることになっている。会費制だが、持ち寄り歓迎ということで、ラボファミリーにはお願いした。こういうことになれているからね。
ハプニング!ナンシー先生がおみやげにと持ってきた写真立てのガラスが割れていたそうだ。どうする?ガラス屋を呼ぶか、行くか。え?今日渡すの?このすぐ後の歓迎式で?!じゃあ、新しいフレームを買いに走った方が簡単かも。じゃ、行ってくる!というわけで私が3窓がひとつと、5窓のが3つ?え?もっと?買いに走ったが、ちょうどいいのがない!写真屋2軒、文房具売り場2軒と走って、仕方がないので、似たようなフレームと窓なしフレーム、台紙にする紙を買ってきた。これで精一杯。雨がひどいので、ホストファミリークラブの人を一人市役所の玄関まで呼び出して車から直接渡す。
私も車を駐め、急いであがっていくと、歓迎式の隣の部屋で大急ぎでフレーム作りをしている。ラボママの I さんも当然のように、手伝っていて、ああ、ほっとする。お偉いさん達が次々に挨拶やら、ホストファミリーたちが対面したり、仰々しくやっているとなりで、あせあせっっ・・・カッターナイフで、台紙を切り、窓をあけ、写真をちょうどいい大きさに切って、きれいにフレームに納めて・・・これが一つや二つじゃないんだから・・・歓迎式は終わり、教育長のM林先生がこっちの部屋にいらして、「なんだ、顔が見えないから、どうしたのかと思ったら、こりゃ、世話だな」
結局、今日は渡せず、明日以降、ナンシー先生達が中学校へ行って渡すことになったらしい。それで、もう一つ、ほんの少しフレームがゆがんでいるやつも新しいのに取り替えたいという。結構な作業だよ、と言ったら、勘弁してもらえた。だって、またフレーム買って来なきゃならないし、切ったりはったり、大変だよ。丁寧な作業で気を遣ってくたびれた。不器用なのに。もう7時過ぎてるし!おなかぺこぺこ。電池切れだよ・・・・
明日、レセプションの時にナンシー先生がイースターエッグを染めるというので、卵を買いにスーパーへよる。30個もあればいいか。うちの夕食には、コロッケを買う。2個で100円がさらに半額だ。買い占めっ。トンカツも半額だ~。レバニラ炒めも~。三男がすごい大ごちそうだ、なにごとだと、目を輝かせていた。いいこだな~。
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10周年にすばらしい「さんびきのこぶた」を発表したNちゃんたち。発表が始まる前に「あたしさあ、オオカミもやってもいいかな」っていうのを「え~?先生、オオカミ練習してきたから、やらせてよ~」って、お願いして、Nちゃんははじめのナレーションの一部と、かあさんぶた、2ばんめのこぶた、わらのおじさん、れんが、そして三番目のこぶただけにしてもらった。でもきっと、やりたくてやりたくてしかたなかったんだろうね。発表の時にオオカミのセリフ、訂正してくれたしね。マイクを持って、他の二人にさしかけたり、リーダーシップを発揮してくれたNちゃん。
発表が終わって、春休み。なにやらこつこつ作っているらしいとお母さんが不思議に思っていると、なんと「はらぺこあおむし」の自作絵本。まず製本して、表紙に折り紙をはりつけ、それから内容をお絵かきしていったそうだ。その間、お母さんにも何も聞かず、一人で何日もかけて作っていたのだそう。年中から年長さんになったNちゃん。他のクラスの「はらぺこ」の発表を楽しんでみてくれていたんだね。

表紙

In the light of the moon・・・・・








He was a beautiful butterfly!
ページ数もぴったりに作っていけたところがすごい。何日もかけて、何という集中力だろう。「これね、先生にあげようと思って!」ありがとう!!ぞくぞくするほど将来が楽しみ。
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小学生のラボっ子のお母さんが、シェイクスピアのロミオとジュリエットの年齢の若さについての記述を読んだということを聞いていた。10周年の発表で中高大生の1幕2幕の発表を見て、ますます思いを強めたらしく、記述をコピーして持ってきてくれた。「だから先生は、ティーンエイジャーにロミジュリさせるんですね」と。
この著者は、シェイクスピアが「14歳」の恐ろしさをいかに的確に生き生きと描いているか、さすがは天才とうなっている。二人の純愛の周りに登場する人物たちが多種多彩、猥雑で、争いが絶えず、何人もの若者が簡単に命を落とす。こうしたすべての登場人物が、実は若者の心の中にあるものだといっている。「限りなく猥雑で、限りなく純粋で、というのが14歳なのだ。それを生きることは大変であり、ちょっとした『偶然』が命を奪い、悲劇を生む。そのことをシェイクスピアは、16世紀の時代によくよく知っていたのだ。その知恵はどこへ行ったのか。近代人は人間はもっと理性的で、子どももちゃんと育てれば、馬鹿なことはしない、などと思いあがったのではないだろうか。ところが、どっこい。現在、われわれは14歳の恐ろしさをはっきりと思い知らされているのではなかろうか。」
ロミオとジュリエットのオリジナルになる物語は、古代からあり、ギリシャ神話でも、騎士物語でも、このモチーフは繰り返されているが、シェイクスピアのすごいところは、ジュリエットの年齢を14歳にまでぐっと下げたことと、言われている。そして魅力的な登場人物たち。それは、思春期の若者たちに、どうしても体験してもらいたいライブラリーとなるゆえんだ。私自身、そしてこのライブラリーに出会った後輩たちも、初めは、え!?14歳?やばっ!くらいの反応だった。他の登場人物の俗物性を侮り、二人の純愛を高めていく時期をへて、また、彼らを取り巻く大人たちへと意識が届いていく。10代を過ぎていくに従い、切なさだけでなく、愚かさも見えてくる時期もある。ジュリエットだけがある意味強く成長してしまい、男たちが引きずられていくような印象も受ける。
ところが、私自身、思春期のラボっ子と我が子を育てながら、久しぶりに取り組んでみて、上記の著者と同じことを思い至った。いつも母の会などで「思春期の若者の頭と身体と心は、別々」と言っている私。この現象が、シェイクスピアがえがいているものではないか。
映画などでは、乳母は実に下劣で、マキューシオたちの乳母に対する態度もひどい。それすら、実はジュリエット(思春期の子)の心の中にあるものなのだ。それでもひたすら純愛に導かれていき、あろうことか死にまで突き進む。善意の大人もいるわけだが、若者の突っ走りの前ではなんと無力なことか。4幕でロレンスが「この二人はどちらも自分の手で命を絶ったのです」というくだりは、いいわけがましくて、ロレンスを嫌いになるシーンだったが、これは、無力な大人の、悲痛な叫びか・・・
いまはまだ、シェイクスピアの入り口に立ったばかりの我がラボっ子たちよ。先は長いよ。
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できたかな。初めての画像取り込み。なかなかうまくいかなくて・・・・やっと卵とバニーの画像の取り込み方を理解しました。
10周年の画像も、おいおい、取り込んでいこうと思う。いままで、画像がなく、文字ばっかりだったから、これからは・・・・hit さん、ありがとう。
さて、このバニーちゃんは、10周年のお祝いに地区の皆さんからいただいたもの。正確には、地区代表のTテューターが、選んでくださったもの。彼女によると、これはおまけ?で、メインは時計だったそうだ。そう、スプリングに持って行って、時計だと思っていたらもう一人のロッジマザーの手を握って寝ていたという、あれ。私が朝起きないので、起きて仕事しろ~っていうのが、念じられているのかな?ありがとうございました。
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