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連休が終わってラボ。葬儀があったので、火曜日のラボを移動して、プレイルームは金曜日に、幼稚園は木曜日だった。金曜の朝、プレイさん達が、久しぶりにやってきた。いいお天気、「おはよー」といってくれる。ティムも大興奮。
ひさしぶりに大好きな「しろくまちゃんのホットケーキ」をよむ。こぐまちゃんシリーズの絵本は、うちの子ども達も大好きだった。しろくまちゃんがホットケーキを作るというこの絵本は人気のひとつ。たまごが割れちゃったというところが一番印象的らしい。ホットケーキができていくところも大好きだ。あんまり集中して聞いてくれたので、ご褒美に本当にホットケーキを焼くことにした。
雑穀入りホットケーキミックスがまだ一袋あった。卵はひとつ、牛乳も入れて、「こなはふわふわ、ボールはごとごと、誰かボールをおさえてて」・・・絵本の通りにホットケーキを作る。カセットコンロを持ち出し、プライパンでやく。本当に絵本の通り、ぷつぷつしてきた!ひっくり返してまた焼く。おいしそうなにおい!バターとメープルシロップで食べる。
RくんもSりんも、いっぱい食べたね。おいしかったね。来週からは「かぶ」をやろうね。
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イギリスの教育劇団ホワイトホースを日本に呼ぶ活動をしています。8月末に来日し、代々木オリンピックセンター、私のあきる野市、八王子、町田など関東を出発して、中部、関西に行きます。まだスケジュールに余裕があるので、開催を呼びかけているところです。ラボっ子たちにもいい刺激になりますし、外に呼びかけるにもいい機会です。以下にチラシの内容を載せてみました。興味関心のある方は、どうぞメールを下さい。詳細を送ります。
“演劇表現を通して英語教育を世界中の子どもたちに”
第3回日本公演希望学校・団体・企業募集しています
英語でも物語を楽しめるという新しい体験をどうぞ
White Horse Theatre とは…?
◆教育現場や国際交流の場に赴き上演します
☆英語を母国語としない子どもたちに生きた英語を学んでもらおうと、世界中で英語劇を公演している劇団。
☆ドイツの英語教科書にも採用された劇作家Peter Griffithが製作・監督。
◆10年前ラボっ子が浜松公演でホワイトホースシアターを体験しました。その声をご紹介します。
「海賊が近くまで来て”Do you want to be a pirate?”って聞いたとき、どきどきしたけれど大きな声で”No!”って言えた。だって海賊はまるで“ピーターパン”の中のフック船長のようだったから。」(小3・男子 初級)
「一緒に、海賊をやっつける英語の歌を歌った。思いっきり大きな声で歌えたよ。」(小1・女子 初級)
「英語で丸ごと物語とそのテーマを共感することができた。ラボと同じだ!と思った。プロの俳優さんたちの言葉の力はすごかった。嬉しくて『私たちも”Romeo & Juliet”やりました』って言って握手した。」(高2女子・中級)
◆2007年の予定
8月下旬ツアを開始
9月上旬 関東、中部
9月中旬 関東、東海、九州も可能
9月下旬 関西、九州も可能
10月上旬 関酉
10月中旬 関西、東海、関東
10月下旬 関東
◆3つの級の演目から選べます
?初級:Bi11y's Friend:観る人を引き込み、会場一体となって、幼い子から大人まで楽しめる演目です。
?中級:Sticks and Stones:高校英語以上のレベルで、テーマ性、ストーリー性を共感できる演目です。今回はいじめの問題をテーマにしています。
?上級:夏の夜の夢:シェークスピア作品を原語で堪能できます。
◆必要な費用:(税金、交通費、運搬費は含まれます。)
初・中級 1公演最低18万円
上級 1公演最低 交渉中
公演する場所:ホール、体育館、レクチャールームなど、6mx6mのスペースがあれば上演可能です。それにもちろん観客のスペースが必要です。
含まれないもの(お申し込み側で負担):ポスター、チラシ、上演場所代金など 飲料水
ホームページ http://www15.ocn.ne.jp/~whorse/
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ただ、寝ているだけなのに、その姿には癒されるゴールデンレトリーバーのティム。ただいま、終わったよ・・・・この、のんびりとした姿には、まったく・・・・いいなあ、あんたは。一日中、ひなたぼっこでさあ。ごっろ~ん。昨日の朝、なんか人声がすると思って、なんだろうと見回したが、誰もいない。変だな、庭から聞こえてきたけど・・・・と思ったら、
なんとティムの寝言!気持ちよさそうに寝ながら、ひっひっひっひゃひゃひゃひゃひひひひひ、と笑っている。なんか、「ふるやのもり」の山のお犬の狼が笑うっていうのもわかるなあ。昔飼っていた狆も、よく寝ながらにた~と笑っていたっけ。犬も夢みるのかなあ。
ゴールデンウイークは、ガーデニングをしたり、BBQしたり、ティムの設備拡充したり、家の片付けをしたり、というのんびりした予定だった。ティムにとっては、毎日だれかが一緒にいてくれるウイーク。それが突然、留守番になってしまった。この子は、英語も青少年育成も世界平和もな~んにも、我関せず。でもいちばん幸せそうだね。大きくなって、まあ・・・
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小金井千草先生の突然の訃報。40年前、ラボの草創期に、100人以上のラボっ子を擁し、第一線に立っていらした小金井テューター。ラボを退かれてからも独自の英語・青少年育成教育に人生を捧げておられたが、本日未明、事故により急死された。昨年、小金井先生の教育活動40周年を祝う会では、相変わらずお元気で、こちらがびっくりしたほど。
エキセントリックなほどのカリスマ性をもち、人を圧倒させるものがあった小金井先生。出会った人に強烈な印象を残しておられることだろう。OBOGである夫と私に第一報が来たのは今日の午後だった。突然のお別れに呆然としながらも、方々に連絡をしたり、対応に追われている。
お通夜は5月7日(月)18時から19時、告別式は8日(火)10時から11時、いずれも大田区平和の森会館で。平和の森会館は、京浜急行平和島駅から徒歩14分、タクシーあり、バスならJR大森駅東口9番乗り場より「平和島循環」レジャーランド平和島下車1分
40年の歴史を持つラボの大きな礎のひとつとなった小金井P。古くからの事務局、テューターにお知らせすると同時に、古いパーティのラボっ子は、ご自分のテューターにお伝えいただけるとありがたいのです。
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家の近くに散歩。ぐいぐいひっぱるので、すごい運動になってしまう。まだ開いていないキャンプ場は草ぼうぼう。ティムは喜んで走り回る。フリスビーやボールをもっていったが、そんなもの、いらないらしい。三男を追いかけて走り回る。

川にも行ってみた。川の中に座ってしまい、伏せまでしてしまった。こんなところで?
川ではBBQをやっている人がたくさんいるが、うちは今日はBBQお休み。しばらく遊んで、帰宅。疲れた。ティムがいると普段行かないような所も行くし、人にも会う。ティム用ラボバッグでもしょわせて、宣伝しながら歩く?チラシいれて。
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ゴールデンウイークは、BBQ三昧。特別なことをするわけではないけど、BBQが好き。炭火で網の上で焼くと、それだけでおいしい。野菜を大きめに切って、オリーブオイルとハーブで和えたものを用意する。こうすると野菜がひからびないでおいしく焼ける。なす、かぼちゃ、にんじん、たまねぎ、椎茸、にんにく・・・そのとき冷蔵庫にあるもので。お芋は、フォイルに包んで、昨日はさつまいもで焼き芋、今日はジャガイモでベイクドポテト。肉は、昨日は牛ステーキ肉、今日は鶏の半身を二つ、豪快に焼く。明日はどうする?まだサンマがあるよ。ソーセージも。昨日はデザートに、ホットケーキも焼いた。
肉にもコショウ、ローズマリー、タイム、セージと一緒にオリーブオイルでマリネしておくと味がよく、火も通りやすい。肉も野菜も、塩は焼きながらふる。あらかじめしてしまうと、水気(肉汁)がでてしまう。オリーブオイルでコーティングして、水分を逃がさないで焼くと、じゅわーっとおいしく焼ける。たまらん~。
火を燃やすのが好きな夫は、焼く係。冬でも外で焼いてくれて、私たちは部屋の中で待ち、焼き上がったのを窓越しに受け取っては食べる。今は、蚊も少なく、ちょうどいい季節。昨日は寒かったから部屋の中で食べたけど、今日は外に出て火を囲む。鶏を焼くのに時間がかかるが皮がぱりぱり!で最高。ちょっと肌寒いけど、火があるのでちょうどいい。カリフォルニアって感じだね。夫は真っ黒だけどね。
ティムは、おりこうで座っている。もちろん、もらえれば大喜び。昨日狂犬病の予防接種に行ってきた。動物病院でもハッピーで、獣医さんをべろべろなめちゃって、大騒ぎ。今日はホームセンターで「豚の鼻」を買ってきた。BBQしているときにしゃぶって。この連休中に、ガーデニングをしなきゃ。ティムがおしっこかけられないような、背の高い、大きい植木鉢がほしい。小さい植木鉢は、しっぽを振るので、みんななぎ倒してしまう。わざとじゃないんだけど、しっぽだけで小型犬くらいあるからね。
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ながぐつをはいたねこで、ネコをやったYzちゃん。CDと一緒だとすらすらシャドウイングしているのだが、覚えるところまでなかなかいかない。ねこのセリフは結構長いし、仮定法だったり、カンマでつないであったり。小学生が、これを、どんなふうに聞き取って、発声していくのかなあ?と楽しみだった。自分の力だけでやるのだもの、すごいことだと思う。
すらすらと言えるところの発音は、抜群だ。英語が読める大人が落としてしまう子音を、しっかりとらえて、eとか rとかまできちんと発音している。Good afternoon, my friends.ていうのがなんとうまいことか。ちょっとまねできないよね。当然ながら日本語もすごくうまい。日本語に感情がしっかり入って、英語の覚えられる範囲の発音がすごくいい、そんなプロセスをたどって、だんだん英語が入っていくのがわかる。If you don't, I shall have you all chopped up into mincemeat!というところは、聞こえやすい、強いところからまず、入ってくるので、弱い音が落ちており、Welcome to the castle of the Marquis of Carabas! と言うところは、the が落ちているが、きわめて自然に聞こえる。聞こえるとおりに言っているのだ。小学生のたどって欲しい道を、たどってくれているなあ!と感激して見守っている。
不完全のように見えるが、この「訓練」をみっちり積んだ子は、中学生になると劇的にうまくなる。自分で読むようになったときに、音が身に付いているからだ。音が身に付いていない子の例は、普通の大人の例。読んだとおり、書いてあるとおりに、平坦に発音してしまう。その一語一語の子音に、母音が入ってしまって、カタカナ英語になる。
私は、発音が悪くても、伝える内容を持っているのが重要だと思う。英語だけうまくても中身のないのは最低だ。でも、ラボで育った以上、CDライブラリーを楽しみ、テーマ活動で動いて身につけた以上、中身も発音も、よくなって欲しい。また発音がよければ本人の気持ちがよくて、伝える内容も身につけていくではないか?初めから立派な伝える内容なんて、持ってなくても、当然。よく手入れし磨き上げた道具を使いこなして、すばらしいものをつくっていくことだろう。
Yzちゃんたちと、山男の客について話し合った。山男の客は、どうなったんだろう。もう城に到着していて、食事を待っていたのか、それともこれから来るところだったのか、いずれにしても、王様と鉢合わせしたらまずいはず。だますか、殺すか、とにかくなんとかしなければ。Yzちゃんはいろいろやってみた。王様達が食事をしている部屋(あるいは建物)の外で、ことばでだます、適当にいなして、帰らせる、多少荒っぽいこともして追い返す、殺して食べる、など。でも、どうも表現にしたときに、落ち着かないというのだ。どうも、いらない動きのようだという。そこで、ネコがいったん姿を消し、一仕事終わった、というふうに、舞台に戻ってきて、長靴を脱ぎ、くつろいでみせることで、暗示することになった。
ながぐつをはいたねこというと、私はロワール河のお城を思い出す。中高生達にはロワール河沿いのお城の写真を見せて話をしてみた。まだ中央集権国家になっていない頃のこと。山男といいながら、実は、王権に屈しない勢力ある貴族のことだったんだろうね。権謀術数、毒殺、裏切り・・・カトリーヌ・ド・メディチなんていうのもいたっけ。馬であがっていける階段や、会いたくない人に会わないための裏階段、隠し扉・・・美しい城、庭園とそれにまつわる数々のエピソード。もちろん、ペローは、王権側だが、しっかりと風刺しているのだよ。
ところで、粉屋は、死ぬ前に財産の配分を決めておいたのか、あるいは、死んでから息子達が決めたのか。小学生の初めの意見は、死んでから、息子達がてんでにとった、というものだった。3人兄弟姉妹のラボっ子が多い加藤P。「うちだったら、おにいちゃんがいいおかずとる」「いや、ぼくが」などと、兄弟の話題で盛り上がっていた。あるとき、その部分のナレーションを担当していて、英語を聞いていたShが、To his eldest son, he left his mill. というのに気がついた。He left・・・・行動の主体は、粉屋だ。しかも、風車小屋とろばとねこを遺した、のではなく、誰に何をとちゃんと言っている。だから、父親が財産配分を決めていたとわかるという。日本語はどちらともとれる言い方。(しかし、英語にしても、意志が入っていたかどうかまでは、ちょっとわからないか・・・)じゃあ、父親はネコが招く幸運を予測していたか?シフカブールカでは、お父さんにはわかっていたけどね。フランスのエスプリでは、どうかなあ。
英語と日本語で、微妙に違うニュアンスを、同時に心に入れているので、ことばの幅がぐっと広がる。それを心のポケットにいれておき、さっと取り出すのだけど、いろいろなポケットが豊富にあるので、ヒットする件数が多くなる。
高校留学で北米に行く子達にも、仮定法を使いこなせ、とアドバイスしている。ながぐつをはいたねこを思い出して、If you・・・, I will ・・・・だとか I have a favor to ask you.だとか、丁寧な言い方がいっぱい。He will be very glad if you accept it as the gift.アメリカにいた頃、聞き覚えのある言い回しに「これ、知ってる!」と何度思ったことか、気の利いたことを言えてしまう自分に驚いたことか。何でか、と思ったら、みんなライブラリーがベースになっていた。応用力のある子達よ、こんな言い回しがすらすら出てきたら、気持ちいいよお!
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今日は、地区発表会。我がパーティは、小学生が中心の「ながぐつをはいたねこ」だ。小学生中心、というのは、ついこのあいだの10周年で、小学生が6人で発表した「ながぐつ」をパーティみんなで手伝う形のテーマ活動だったから。主要な役はすべて小学生がそのままがんばり、中高大生がナレーションを受け持ち、小さい子達をまとめて、3週間で仕上げた。
カラバス侯爵は、2年生になったばかりの I ちゃん。ひとりで全部やり通したね。忘れてしまったところもあったけれど、えっと!っていう体験も私は大切だと思う。小学生どうしで助け合っていたね。ネコは、黄色いバンダナをつけたKiちゃん、Yo くん、Yzちゃん。Kiちゃんは、幼稚園の時と比べて失敗を畏れるようになったね。それも成長。運動神経がいいので、梁から逆さまにぶら下がって・・・というところの宙返りを、引き受けていたのだけど、今日は回りすぎてしまったね。Yoくんは、ことばに心をこめた言い方を一生懸命していたね。Oh, how terrible, oh, how horrible! というところがすごくよかった。王様をやったShは、CDと一緒なら全てシャドウイングできていたけど、なかなか覚えられなくて、それを最後に猛練習して2日で全て覚えたね。うちの息子達の中ではいちばん「英語ができない」と思っているらしいけど、「Shちゃん、発音がいいですね」って、誰か言ってくれてたよ。Kiちゃんは、お姫様もやっていたね。Kiちゃんと一緒にNちゃん、Hちゃんがお姫様。ピンクのバンダナで、かわいくて、はりきっていたね~。
急遽、音楽CD係に名乗り出てくれたToくん。ありがとう。あなたのおかげで楽しい発表になりました。また一緒に活動しようね。みんな、待っているから。
Kaもやまうずらのときに忘れないで出てきたし、いつも動きの激しかったIきも、今日は気をつけ!していたよ。おちびさんたちひとりひとりにペアの大きい子がついて、うれしそうにしていたね。練習の時に悪のりしすぎて、怒られたMっちも、のびのび。舞台の上でうれしそうにおしゃべりしていたKeも、後何年かすると、恥ずかしがったり、あがったりするのだろう。Keは王様の馬車(舞台の後ろの通路を通って下手から上手へ移動する)に、間違ってついて行ってしまいそうだったので、私が急いで首根っこをつかまえた。Keを捕まえている間に、馬車グループは行ってしまい、お姫様のひとりHちゃんが舞台上、牧場に行ってしまった。御者役のRが気がついて拾いに行ったことも、感心感心。
Kdeちゃんは、泣いちゃって、舞台に上がろうとしなかった。それでも私にだっこされて一緒にあがったね。2歳のSiりんは、舞台に上がってお得意のpease porridge、最近大好きなPick a bale of cotton を披露してくれた。黄色いながぐつをはいてね!!テーマ活動のタイトルミュージックとともに舞台から降り、最後の音楽でまたあがって、ねこになって踊ったね。Kdeちゃんも、今度はあがれた!こんな体験をすこしずつしていこうね。
中学生達は、わずか3週間の間に、ロミジュリから切り替えてながぐつのナレーション。彼らの実力がついてきたことを示す発表と言えるだろう。忘れてしまったところもあったけど、good try! だったと思うよ。悔しかった思い出は、ばねになるだろう。高校生達は、わずかの間に、よく覚えて、やはり力があるんだね。たいしたものだと思う。逆に、自分の力を過信してなめていた者は、それだけのことしかできなかったと思う。
そして、Kちゃん。山男の役になって、へーんしん!は、よかったよ!「あの、マイクは?」なんて要求しちゃって。堂々とよくやれました。直前にお母さんが心配していた。Kちゃんがお昼を食べ損ねていたことが発覚したから。パーティTシャツ(黒)と普通の黒いラボTと間違えて持ってきてしまった。私が持ってきていた予備を貸したので、問題なかったのだが、それもお母さんとしては心配の種になっていたようだ。大丈夫ですよという私と、心配するお母さん。「きっとできないと思います」なんておっしゃる。でも、Kちゃんは、けっこうのりのりで、前の発表のピーターパンを見ながら楽しんでいた。「タイガーリリーが出るなら、シャドウムーンは出るかな」「うーん、出ないと思うよ」(なんだ、シャドウムーンって?)当然、私より、お母さんの方が、Kちゃんをよりよく知っているのだ。それでもやれてしまうことがあるのが、人間関係の力なんだね。
加藤Pの発表が終わって、皆さんほっとして、わ~っとなってしまったが、舞台の上では実行委員長のH先生が1部閉会の挨拶をされている。もうちょっとのあいだ、しずかにしていましょうと、お願いする。2年生以上は、初めから5パーティの発表を全部見て、NR広場にも出て、最後の番の発表に出て、さぞ、ほっとして帰って行ったことだろう。
私たちは、2部にも最後まで対応して、撤収して帰る。立川だもの、当然、トンカツだ!キャベツとご飯としじみ汁はおかわりし放題。ああ、疲れた。我が子に一番疲れた。次男は、用意しときなさいよ、ってさんざん言ってたのに、ラボシャツを用意していなくて、パーティTシャツも前日も着ていて、突然、夜中に洗濯したらしいが、朝、洗濯機の中に残っていて唖然・・・・しかも、濡れたパーティTシャツと濡れたラボシャツを2枚重ねて着ている・・・・それしか、思いつかんのか・・・しかたなく、予備のパーティTシャツをおろし、だるまちゃん衣装用に買い置きしてある赤いラボシャツを出してきて着せる。三男もちんちくりんのだるまちゃんTシャツを着ている。ラボシャツはたくさんあるのに、探すのが面倒なのか、見つけられないのか・・・長男は出発時間に間に合わず、後から電車でやってきた。朝から私は、のど限界。それでも、帰り道、次は何やりたい?と話しながら帰る。え?トム・ソーヤ?ピーターパン?ドン・キホーテ?ギリシャ神話?・・・・
帰宅したら、玄関の所に「母の会」からお花が届いていた!!!!!!!!!!!そんな、私じゃなくて、こどもたちだよ、がんばったのは、すばらしいのは、讃えられるべきは!!もう夜遅かったので、まとめ役のOさんに電話してお礼を言う。「子ども達の発表が本当に楽しみなんです」といってくださる。高校生K子ちゃんの長年の成長をみながら、他の子達の姿がその成長の姿に重なるのだという。みんなかわいいのだという。そんな風に見守ってくださるお母さま方が、本当にありがたいと思う。子ども達がたてながなら、お母さん達もたてなが。そんな交流が、素晴らしいと思う。
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代々木オリンピックセンターで行われた第20期ラボ高校留学事前合宿に対応。北米生活についてのレクチャーをする。アメリカで4-Hのコーディネイターをやっていた関係で、受け入れ側が期待する留学生生活について、話をする。日本で生まれ育って10数年。それなりに自然に受け継いでいるものがあると思う。同時に、留学先では、その常識が欠落しているということだ。北米は、子どもの安全について、大人が非常な努力をして守っている社会だ。ホストファミリーやコーディネイター、学校の先生から言われることには、理由がある。服装や持ち物がうっかりひんしゅくを買うこともあり、危険な目に遭うきっかけを作ったりする。始めにゴール設定をしっかりして、ときどきエバリュエーションしながら、有意義な留学生活を送って欲しい。13歳までは、車もリアシートでシートベルトをし、守られてきたこどもたちが、自分でハンドルを握るようになる年代。君たちも、しっかり自分を持って、勝負してきてね。
英語は、ことばそのものが論理的思考を表している。そして、行動にも生き方にも論理性を求められる。移民・個人主義の人々が社会としてのまとまりを持つために、ことばによる教育が重要とされる社会。もともとあった日本とは違い、作った国。歴史とは、その国の存在理由を表すイデオロギーでもあることを理解してみよう。前向きに、頑張らないと、とてもやってはいけないよ。そのためには健康でいないとね。
何人か知った顔もいる。以前キャンプで会いました!なんて言ってくれるラボっ子も。インターンのポールは、私がカリフォルニアでコーディネイターをしていたとき、お世話したホストファミリーの一人、すてきになったなあ!
レクチャーは、時々英語混じりで行うが、重要なことを理解してもらいたいので、しっかり伝えたいときは、日本語で説得力のある言い方になる。インターンのライランが「え?今のわからなかった。英語で言ってよ」という。え、ちょっと、ライランのために誰か、通訳してやってよ(と、英語で言う)「なぜ?通訳?彼女完璧に話せるのに、通訳なんて」ちょっとまって、今日はライランのためのレクチャーではなく、ここにいるラボっ子のためなんだよ~。周りがそう説明してくれている。英語が混じるとき、インターン達が特によく反応して(当然だが)話を盛り上げてくれる。私の話の信憑性があがるっていうわけだね。
今日は、小学校のPTA総会もあり、副会長になってしまった私は、外の雷雨を聞きながら、これから務まるだろうか?と心配していた。降ってくるもの、わいてくるものは、拒まず、受け入れていく。まだ修行中。明日は、地区の発表会だ。ラボっ子たち、元気に集まってきてね。
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毎年、ベビーサインの近藤先生、榊原先生のご厚意で、あきる野・青梅に足を運んでいただいている。今年のベビーサイン講習会は6月4日(月)あきる野、5日(火)青梅会場だ。一昨年ベビーサインで知り合い、入会したRくんたちも今では2歳。「いやだいやだ」が大得意。最近はHi!も手拍子ではなく横に回れるようになって、運動能力の発達がまぶしい。プレイルームさん達のPick a bale of cottonのなんとかわいらしいことか。
ベビーサインは、赤ちゃんとのコミュニケーション能力を高めるもの。大人側のキャッチ力を高めるものだ。初めて「本を読んで」とベビーサインでRくんからいわれたときの感動は、忘れられない。私がベビーサインを知らなかったら、受け取れなかった表現だ。赤ちゃんが何かを伝えようとしているのに、大人がわからないと、それはただ「泣いている」「ぐずっている」になってしまう。せっかく親子でベビーサインを覚えても、保育園や、祖父母が知らなかったら、無視されてしまう。だから日本手話。もっともベビーサインは、象徴的な表現だから、ユニバーサルだけどね。彼らが痛いところ、具合の悪いところを伝えることができれば、病気も伝えられる。病院でベビーサインで自分の病気を伝えられる赤ちゃんがいたら?!それをわかるお医者さんや看護士さんがいたら?!もっと早く気づいてあげればよかった、と思うこと、あるでしょう?
ベビーサインがもっと広まれば、子育てに悩む親がへり、赤ちゃんの情緒が安定し、病気の赤ちゃんが早くよくなり、中耳炎などが原因で後天的に聴覚障害になる子どもが減り、そして、聴覚障害の方を理解し、助ける子どもや大人が増える。もっともっと広めるべきだ。ことば(サイン)は、そのためにあるべきだ。
私が、お母さん達に言いたいのは、我が子のコミュニケーション力が、世界に広がって欲しいということ。人間は伝え合うことができる。親とも、家族とも、先生とも、外国の人とも、そして、耳の聞こえない人とも。元々のサインランゲージの基本である、耳の聞こえない人とも話ができる!ということは、子ども達の表現力を、必然性とともに大きく伸ばすのではないだろうか。通じない相手はいない!と思えることが彼らの将来をどんなに自信に満ちたものにしていくか。そして、シニアサインにも通じる!病気や加齢のため、口でことばを伝え合うことが困難になった方とも、コミュニケーションがもてる! そういう「自分とは異なる」人に対して、わかりたい、伝えたい、何かしたいという気持ちを持ってもらいたい。
コミュニケーション能力とは、外国語の単語をいくつ知っているかではなく、伝えたい、わかりたいと思う気持ちを伸ばすことだと思うのだ。相手に、向かっていく気持ちだ。だから、コミュニケーション能力育成のためとして、ベビーサインをやる。今年も。
たくさん、来てくれるといいな。
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