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私たちの大先輩であり仲間であった柴田T。
昨年ご病気がわかり、国際交流を目の前にしたラボっ子を担当の私に、
パーティをOテューターに託され、あわただしく闘病生活に入られました。
その前の三月には、オハイオ4-Hのジェフ・キング氏のホームステイを引き受けられ、
日中は私が、宿泊は柴田さんが、というふうにご一緒にさせていただきましたが、
受け入れの準備でお布団などを運んだとき、いつもと違う疲労感があったと、
今にして思えばおっしゃっていらしたのを思い出しました。
ごちそうになることが多く、いつも、お世話になりっぱなしでした。
優しいご主人様に、いつも言いたい放題の甘えよう。本当にうらやましいご夫婦仲でした。
同じ地区なのに、なぜかサマーキャンプで同じロッジになったこともあり、
私はカトリーヌ、柴田さんはシンデレラといって、盛り上げましたね。
ラボっ子達が、シンデレラ~と慕ってくるのが、本当にうれしそうでしたね。
楽しいキャンプでした。
私が新人の時から、いろいろと細かいことまで教えてくださって、
それまでの私では気がつかないことをいろいろ教えてくださいました。
テーマ活動や物語に関しては大変な向上心とこだわりがあり、
いつもレベルの高いものをもとめていらっしゃいましたね。
ご一緒した研修は数知れず。一昨年のジョン・ギルピンは、圧巻だったと思いますよ。
地区の発表で柴田Pのラボっ子が間に合いそうもなかったとき、
「私が手伝いましょうか」と申し出たことがありました。たぬきの3話だっけ。
そのときはラボっ子がまにあって、私の出る幕はなかったけれども、ラボっ子達に
「ラボっ子というのは、こうしてよそのパーティの発表でもいつでも出られるくらいの実力をつけるものなのよ」とおっしゃったとか。
カリフォルニアで4-Hのコーディネイターをしていたとき、
柴田Pのラボっ子がホームステイにやってきて、柴田Tは心配の種が尽きなかったようですが、
楽しい思い出を残してくれました。
その子の話は今でもカリフォルニアで語りぐさになっています。
柴田さんが闘病生活を送られている間、私は、つらくて伺えませんでした。
ファクスでお手紙を書いたりしましたが、心残りです。
先日は柴田さんが長年貯めておられたラボグッズの数々を地区のテューターにいただきました。
そのお礼に伺わなくては、と思っていた矢先でしたのに。
今日、お別れの会で、ご家族ご親族の方々の親密な関わりを改めて伺い、
そうした関わり合いの中で、素晴らしいお子さん達が、育って行かれたのだと思いました。
ラボっ子の代表のことばもすばらしいものでした。
地区のテューター代表として、引き継ぎされたOテューターは、柴田さんに本当に身近に語りかけるよう、
Aテューターは、テューター全体の代表として、柴田さんの偉業を讃え、親しい交わりをなつかしむものでした。
そしてなにより、お優しいご主人様のおことばが、涙のなかにも、いつもの柴田さんを偲ばせるもので、
涙と一緒にみなさん、笑って、笑いながらまた、涙があふれて止まりませんでした。
こんなお優しい方をおいていかれるなんて。
柴田先生、いままでありがとうございました。そのお心を忘れずにいきたいと思います。
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ライラックの幹にカブトムシ、コクワガタ、カナブン、そしてオオスズメバチまで来ている。
絶対、ライラックには良くない現象だ。もうだめかも。なんとなく葉に元気がない。
ライラックの根方は、かじられ、吸われて、穴だらけにされてしまった。
高いところの枝の方まで鈴なりだ。今日数えてみたら、カブトムシだけで20匹はいる。
こりゃ、捕獲しまくるしかないな。今日はラボの日だから、みんなにあげてしまおう。
さて、問題は、オオスズメバチだ。カブトムシを捕ろうにも、ハチが恐ろしい。
ラボっ子たちがカブトムシを見つけて大興奮したら、ハチを刺激することにもなるし。
「注意!ハチがいます。立ち止まらないで家の中まで入ってください!」と看板を出す。
もちろん、子ども達はカブトムシを見つけて、大喜びだが、送ってきたお母さん達も気をつけてくれたので、誰も刺されないで家の中に入った。
ラボ終わったら、あげるからね。
今日は、火曜クラスと金曜クラスの合同パーティ。2クラスでワフ家火曜日ピクニックの巻をやる。
金曜クラスが主に前半、火曜クラスが後半で、お互い助け合う。いわば、パッチワークテーマ活動。
ラボ歴が長くてテーマ活動のセリフもはいる火曜クラスは年長さん3人。
金曜クラスは、まだまだ発表経験が必要な、一年生が3人、幼児が3人。
今日は一年生にリーダーをさせて、エールをやったりして、ラボらしい~。
にぎやかなおやつが終わって、おまちかねのカブトムシタイム。
6年生の三男がとってきて、欲しい子たちに配った。本当は各自で捕るとよかったけど、まだハチがいるので。
樹に鈴なりのカブトムシは目撃したからね。
Good bye!
夕方で涼しくなり、少し動きが鈍くなったオオスズメバチ(樹液に夢中)を、はえたたきでたたき落として殺し(一瞬でやらないと、怒らせたら大変)、
残りのカブトムシを捕る。まだうじゃうじゃいる。
しまった!!S平ちゃんのお母さんから頼まれていた試飲用の牛乳を配るはずだったのに、カブトムシだけで帰してしまった!
しかたない、近所のラボっ子中心に配るか、とほほ。次男についてこさせて、車で配り歩く。
保護者会のため、まだお迎えが来ないS平ちゃんは、三男と一緒にお留守番。
カブトムシと牛乳がもらえるラボパーティ。(牛乳は、プロモーションなんだけど、ね)
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あきる野市は、自然に恵まれている。金曜日と今日の月曜日、ホワイトホースシアターのチラシをもって市内の公立小中学校を回ったのだが、緑濃い田園風景、山河・・・街中といっても対向車が来たら泣きそうな住宅地の路地。「そのスピードが命取り」の標識。こんな道で、どうやってスピードを出せと言うんだ?ミラーたたんで、塀にこすらないよう、田んぼに落ちないよう、冷や汗ものだというのに。山間部の2小学校へ行ったら、もう心洗われるような、水墨画の世界。成績もいいらしいのが、うなづける。
我が家の周りも、毎年カブトムシが出る。道に落ちてる。家の前の山は、腐葉土をつくっているから、土中には幼虫がきっとうじゃうじゃ住んでいるんだろうな。捕まえるのなんて簡単だ。そういえば、毎年、ジュニアリーダー広場の頃に、「JL広場に持って行って都会の子に売るか?」と話題になっていた。プログラムの妨害になっちゃうから、やっていない。
でも、まさか、我が家の庭にいるとは思わなかった。この間から、玄関前が妙に甘酸っぱいにおいがしていることは気づいていたが、びっくり!ライラックの木の根本にカブトムシがごっちゃりくっついて樹液を吸っている。ライラックで樹液が出るとは知らなかったな。なんだか、樹に悪そうだ。痛んでいるに違いない。それで樹液をだしているのに、カブトムシにたかられちゃっているんだ、きっと。直径10センチほどの樹の幹の周りに、ぐるっと、何匹ものカブトムシやカナブンやらが何重にもくっついている。かわいそうなライラック。
狂喜乱舞していた三男も、どうせうちに住んでいるのだからと、捕獲をやめた。
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今日は、東京支部のジュニアリーダー広場。小学校4,5,6年生の集まりだ。代々木オリンピックセンターに集合。三男とYzちゃん、Takeが参加。今日のテーマはダルシン、ドウールの子。三男は今年で最後のジュニアリーダー広場だ。Yzちゃんは来年下級生を連れてくるんだよ。三男は来年国際交流だから、自分たちでここへ来るんだよ。ラボっ子達の成長を見守るオリンピックセンターだね。
ホワイトホースの東京公演も、ここ、代々木オリンピックセンターで行う。8/28初級、中級、29日上級だ。チケットも初級は100枚近くすでに申し込みがあり、受け渡しを始めている。オリンピックセンターを皮切りに、あきる野、町田、北野、松本、浜松、刈谷、岐阜、大阪、広島、つくば、川崎・・・と続く。
このイベントは、ラボっ子たちに本場の英語劇を見せたくて、演じるということ、表現するということを外側から見てもらいたくて、ラボテューターの何人かがまさに「清水の舞台から飛び降りる」覚悟でやっています。開催するまでには至らなかった無念の仲間もいます。いまでも開催者を呼びかけています。ですから、参加する方、都合不都合でなく、その義を感じて、ぜひ、仲間のラボテューターの開催する会場に、一人でも多く、足を運んでください。義を見てせざるは・・・って孫悟空もいってたよね!そして自分の大事なラボっ子にすてきな体験をさせてあげてください。皆さんのパーティにいい風をおこせますように。
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先日のベビーサイン講習会のおさらい会。もっとやりたいという方で都合の合う方のみ、集まっての追加講習だ。皆さんが集まるまでゆったり子育て談義。お子さんが1歳を過ぎた方が、「子どもが動き回るので」とおばあちゃんに預けていらしたが、5ヶ月くらいの赤ちゃんを見て「なつかしい~」という。でしょう?1歳過ぎると、歩くようになって、顔もすっきりし、赤ちゃんから幼児になってくる。そうすると、あかちゃんのぽっちゃり、ゆったりが、なつかしいのよね。2人目のチャンス!今を逃すと、少しあいてしまうわよ。田嶋先生の発達心理学のお話を紹介したり、私自身の子育ての経験からお話ししたりしているうちに、全員集合。
ラボっ子のおかあさんがインストラクターになって、マタニティヨガをゆったりと行う。皆さん、身体がやわらかいのね。それからナーサリーライム。今日もHush-a-bye, babyでしずか~になり、前回お休みだった方が「え?どうして」と驚いている。「この間もそうだったのよ」と、参加した方が口を添える。いくつかナーサリーライムをして、お母さんがリラックスして楽しんでいると、赤ちゃん達ものびのび。
ベビーサインのおさらい。先日のプリントをもとに、お話をしながらサインを復習していく。話題に合わせてサインをつなげて、こんなふうにお母さんが話しかけていくといいですよ~、おばあちゃん、おじいちゃんにもいっしょにやってもらって、子育ての後は介護だから、今、親世代と孫世代に覚えてもらうと、介護も楽かも~。そうして近藤先生に教えていただいたサインを全部おさらいした。
それから、あかちゃんの絵本の話。サインも、絵本も、赤ちゃんに教え込もうとしないこと。おかあさんが、本を読んだり、新聞を読んだりということを生活の中でしていると、「大人はこういう楽しみがあるんだ」と赤ちゃんも思うでしょう。それで新聞をばしっとかやって、じゃましてくるかも。仲間にいれてって言っているのね。赤ちゃんにも本の楽しみを分けてあげましょう。赤ちゃんには、本の内容の情報伝達より、さわったり、かんだり、そんなこともできる丈夫な本がいいけど、まずお母さんがいろいろ本を手にとって、経験を積むと、いい絵本というのがわかってきますよ。今日はいくつか、いい絵本をもってきたので、見てくださいね。
それから今日は、お母さん自身に絵本の楽しさをお教えしたくて、お母さんのための絵本も持ってきたので、読み聞かせしましょう。子どもに本を読んでやるようになると、ともすると字だけよんで、情報(内容)だけを伝えようとしてしまいがち。仲のいいお母さん同士で絵本の会をして、人に読んでもらって、自分でも絵を楽しみ、聞く態度を見せてあげてくださいね。そんなことをいいながら、"Hush Little Baby Don't Say a Word"や、"Good Dog, Carl"などの絵本を読みきかせする。その絵本や歌にまつわる話もして、絵本を読み聞かせすることの大切さを、経験してもらえたと思う。皆さん達の表情がとてもよかった。
日本の子守歌「ゆりかごの歌」を歌う。最後の方は、メリーゴーラウンドがだんだんゆっくりになるように、とろ~っと。長い、7番くらいまである歌をゆったり歌っていると、絶対寝てくれますよ。そういう場合のだっこの仕方はね・・・などと、子育て術伝授。最後に"I love you so much"という歌を歌い、とても幸せな時間でした。この歌は、大きくなったお子さんに歌ってもいいし、お父さんにも歌ってあげましょう。お父さん、だんだん「よそのひと」になってきていませんか?お父さん、だいじよ、っていうメッセージは、いつも届けましょうね。(その方が楽だしね~)
I love you so much,
I love you so much,
I can't even tell you how much I love you.
You're special to me,
You're special to me,
I'm happy to have you as part of my life.
I love you, I love you, I love you,
I love you, I love you, I love you.
I love you so much,
I love you so much,
I can't even tell you how much I love you.
また、遊びに来てください。
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勇退された斉藤悠紀子テューターのご主人、画家の正三(まさみつ)先生においでいただき、ラボっ子たちに絵を描く楽しさを教えていただいた。東秋留駅、長男にお迎えに行かせると、正三先生がラボのオーバーナイトバッグを肩にかけて人待ち顔。「いやあ、こっちの方に来たことないもんで、駅員に聞いて、くわっしく教えてもらってきた」ふるさとに戻られ、すっかり、東北弁。
お昼におそばを食べながら、斉藤テューターの近況を伺う。ご近所の東北弁の会話を正三先生が「おれが通訳。昔、ラボの時は、ホームステイの人が来て、みんな英語で、俺だけ、置いてかれて。」
さて、ラボっ子達も集まってきて、正三先生を紹介した。ラボの絵本を沢山並べて、ご父母の皆さんと絵の話をしていただいている間、ラボっ子たちは、ソングバードをしている。ソングバードリーダーは小6のSh。選曲もお任せ。ソングバード1,2といろいろやってくれている。それから、トムソーヤの1話をかけ、「この音楽と物語を聞きながら、さーて、みんなだったら、何色にする?どんなもようが思い浮かぶかな?」あまり大きくない落書き帳の紙を配る。イラストにならないで描いてもらいたかったので、クレヨンはまず一色あるいは2色、「もよう」を描いてと投げかけてみる。子ども達、いとも簡単に抽象画の世界に入り込んでいる。描き上がった子に「何を考えながら描いたの?」と聞くと、「いたずらっこ」「元気な感じ」「青が子どもで、緑がおとな」「弾んでいる感じ」「うちゅう」「わかんないけど、なんとなく」「音楽きいて」などなど、さっとだけど、おもしろいものができた。
早速、正三先生に見てもらう。お母さん達も、どんなのが描けたのか、先生がなんて言うか、興味津々だ。「いやあ、おそれいったな、おれより、いいのが描けたな。」「色がきれいだな」「こりゃ、このこたちはすごいわ」なんて言われて、みんなとてもいい気分。お母さん達も、子どもの絵に対する接し方を聞いたばかりなので、なるほど、という顔で見ている。
さあ、ウオーミングアップもすんだので、いよいよ4つ切りの大きな画用紙を渡して、「好きな物語の絵を描いてご覧」 手に余るかと思っていた大きな画用紙に思い切りよく描いていく子ども達。正三先生がみんなの間を歩き回っている。絵の具を重ねたくなった子もいる。私は大きな刷毛ももっていて、クレヨンで描いた上から絵の具でさっとやるといいかと思っていたけど、正三先生が「それは楽だけど、そのやり方教えちゃうんじゃなくて、クレヨンで塗っていくという方をやらせたいな」とおっしゃるので、刷毛はださず、筆と絵の具を何色も出しておいた。自分で絵の具を持ってきて、盛大に塗りたくっている子もいる。手形もついた。グルンパの上の方、青い空がさーっと晴れ渡ったような印象的なのもある。クレヨンは、使い方で強くも淡くもなるし、線もおもしろい。色鉛筆でこぎれいに描いていて「あら、ちょっと弱いかなー」なんて思っていた絵も、絵の具で塗り加えたら、すごく違う印象になった。
描き終えた子は、隣の部屋に並べて、ソングバードをして待つ。「やらない」と言っていた子もエンジンがかかったのか、工作室ではえらいことになっているらしかった。次々、運ばれてくる絵。「いつのまに、こんなになったの?」 最後まで白紙で、苦労?していた小5、小6。「このくらいの年になると、描けなくなるんだよ。それが普通」とのことだったが、やめずに、仕上げたのは偉かったね。
絵もそうだが、ことばも、これくらいの年になると「出てこなくなる」 意味がわかるようになるときに、使うのを用心するようになるのだ。だから、何年も英語をやっているのにうちの子すこしも英語がでない、と親御さんが心配する。でも、よく見ると心の中は表現未満のことでいっぱい。自分が表現することばの意味がわかってくると、相手(親)がどう反応するか、気にするようになるのだ。わかっていない幼児、低学年の頃は大サービスだったのに、ふっと言わなくなる高学年。でも、しっかりフィルアップするのだけはしていこう。かならず、表現するようになるから。リーダーを任されたり、物語の意味を深く考えたり、仲間と話し合ったりして、積み上げていくことがとても重要だ。高学年としての自覚もあるから、もうひとふんばりして、絵も仕上げたんだね。
展覧会。ひとつひとつ、みんなで見ていきながら、正三先生がコメントしてくださる。はらぺこあおむしの顔を見て「この顔、よく描いてくれましたって、言ってるよ」「すごいのができたな。これはなんだ?トロル?へ~、たいしたもんだ」「色がきれいだな、この青がいいな」「このやぶれたのが、いいな、ばんそうこうでもはっておくと、もっと広がる、世界が」「ティッシュのだんごみたいの、これはりつけたのがいいな。ねんどやるといいな」「こういう色が使えるのは、すごいな。」「紙にいっぱいに広がって、うまーく、広がったな」「はじめのとずいぶん変わってきて、いや~、おもしろくなったな」「絵と、自分が話をしているんだ」「こう描いていいですか。いいですよ。ありがとうって、絵が喜んでるんだ」苦労していた小5,小6には「この群青が、いいな。反対側にもあるといいな」「嵐で波がこんなだ。よくやったな。もうちょっと強く描くともっとよかったな」「みんな、すごいな。いや、おれよりすごいな。勉強になりました」
もっと強く描くとよかったと、三男が夜遅くなって「これからまた描いていい?」といっている。こんなふうに、描きたい気持ちにさせてもらえるなんて、本当に素晴らしい。ありがとうございました。またぜひ、いらしてください。今度は悠紀子先生もご一緒に。
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渥美半島の親戚から、メロンが届いた。クレオパトラメロンという、プリンスメロンと昔のきなうりを合わせたような、おいしいメロン。表皮は、黄色。食べ頃で、スプーンですくって食べた。4分の1でやめておこうと思ったのに、半分食べてしまった。メロン出荷の時期は、あっという間に熟れるので、おじ達は大忙しらしい。取りに来てくれるといいが、宅配便の宛名書きをする余裕もないから、書けたら送ってやるくらいに言われていたが、今年も送ってくれて、ありがたい。
子どもが小さかった頃、一気に熟してしまうメロンを、幼稚園に持って行ってお裾分けしたり、ラボのおやつに出したり。まだ小さかったK子ちゃん(現高3)が、メロンが嫌いで、せっかくの産地直送なのに、食べられなかった。今、メロンが一番好きというので、??と思っていたら、ラボで好きになったのだそうだ。よそのうちで出されるおやつは、子どもが出会う貴重な社会体験なんだね。家庭だけでは体験し得ないことを、いろいろ教えてもらっているもんね。特に食べ物に関することが一番、印象深いと思う。礼儀や知識や、心得や、食べ物そのものだけでなく、出会わせてもらっていると思う。
おじにお礼の電話をしたら「まあ一便おくってやるでな」という。今度は種類の違うやつだそうだ。「また、感想を聞かしてくれ」忙しいだろうに、すみません。
以前、メロンのお礼にお中元を贈ったら、夫の名前だったからか、私と気がつかず、「誰からかわからんぞ。みんな、食べるな!」と家族中で不審がっていたそうな。このおじも、いろいろなことを教えてくれる一人。こんなつきあいのある親戚もだんだん少なくなっていく。
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ホワイトホースシアターの予約始めます。
8/28 初級 1:30 オリンピックセンター 1300円
中級 3:30 同 1300円
(初級中級通し券2500円)
29 上級 2:00 同 2000円
30 初級 2:30 キララホール(あきる野)1000円
(団体券11枚綴り10000円)
9/1 初級 町田 三井Tへ申し込み
2 中級 午後 北野市民センター 1300円
日程とチケット希望枚数を、だいたいで結構ですので、申し込んでください。
(10枚単位がありがたいです。)
問い合わせ、申込先 このHPの「メッセージを送る」からどうぞ。
開催者になってくださる方も引き続き募集しています。
初級 Billy's Friend
ある日突然ゴリラがやってきた!異質のものに対する大人の偏見と、純粋に本質を受け入れる子どもの素直な心を、楽しくわかりやすく表現しています。
中級 Sticks and Stones
テーマはいじめに関する問題。ヨーロッパも日本も同じ問題で子どもたちが悩んでいます。いじめはなぜ起きるのか。シリアスで、避けて通れない問題です。
上級 A Midsummer Night's Dream
シェイクスピアの有名な喜劇。公演向きに編集されています。夏の夜の、こんがらがった恋の行方はどうなるのでしょう。カラフルで視覚的にも楽しめます。
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あきる野のベビーサインに来ていただいた方、ありがとうございました。ひととひとがつきあっていくためには、コミュニケーションや社会性が必要。それを楽しく、しっかり身につけていく初めての場所は家庭です。私も長男が小さいとき、公民館主催の「家庭教育学級」に通って、貴重なお話を伺ったことがとてもありがたかったです。子育てって、そんなかんたんなもんじゃない。でも、核心にしっかりした教育理念やそれを分かち合える人がいると、楽しむ余裕もでるでしょう。トラブルはチャンス!って、思ってがんばれるでしょう。
ベビーサイン年代をはじめとして、歌っておどる乳幼児、彼らにはことばのバリアーはない。ことばも音も、物語(精神)も、いいものを浸透させてあげたいと思う。そんなことを考えるお母さん達に、会いたいと思って、今年もベビーサイン講座。近藤先生、榊原先生、お世話になりました。
小学生たちは、ことばが取り持つ社会性を育てていって欲しいと思う。自己主張できることは大切。成長に従って経験していくことが、自己主張だけでなく、社会性も育てていくので、「場に出す」ということがとても重要。社会性はどこで育つか。よそのうちで出されたおやつだったり、親戚の法事だったり、合宿、キャンプだったり。普段の家庭での生活で経験できていないことは、たくさんある。
中高生こそ、アイコンタクトは、必要。それをしなくては生きられない環境にも出会うべき。でも親と面と向かうと「説教」になってしまうから、本当に説教したいときは、車の中など逃げられない一定の時間(送り迎えの時など)に、隣に座った状態で懇々と諭す。イヤホンしていたら? わたしゃ、あんたの運転手じゃないんだよ。話す相手!と、時々ははっきり言う。子育ては、うまくいっていると思うときは、次のトラブルが水面下で進行中。ほんと、体力気力がいります。だから、友人が必要。親にも子にも。いい刺激を与えてくれる仲間が必要。
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今年も名古屋から手話通訳者の近藤先生をお招きして、あきる野でベビー・シニアサインを催すことができた。日曜日は小学生の実行委員達が、月曜日の午前中は、主に親子が、夜は、中高生がサインを学んだ。
日曜日、ひとつしかない地球の手話を、意味を詳しく説明してもらって習う。どうして、手話を習ってみようという試みをするのか、コミュニケーション育成の観点から説明する。お行儀が悪くて、恥ずかしいな!と思っていたが、子ども達もだんだん意欲的に取り組んでいく。自己紹介を手話でやるやり方も習う。たとえば、坂田は、坂を表す手話に田んぼを表す手話で、「私」の「名前」は「坂田」です、とやれる。「加藤」は、加藤清正を表す「槍でつく」手話。(加藤清正を知らない人もいるね。「きよまさじゃんけん」教えなきゃ)「はらぺこあおむし」を手話でしたらどういうふうになるか、子ども達に考えさせながら行うのは榊原先生が導入してくださった。最後に子ども達が言いたいことを手話で教えてもらって帰る。「宿題きらい」とか「おかあさん、すき」とか・・・よし、これでいつか、老人ホーム、訪問できるね。
月曜日。日曜日が運動会、開校記念日だったりした小中学校が代休で、若干の参加者を期待できた。ほとんどは赤ちゃん連れの若いお母さん達。にぎやかだ~。マイクの設備がない和室だったが、公民館の方にお願いして、古いマイクシステムをお借りすることができた。近藤先生が、なぜベビーサインがいいのか、実例を挙げて説明してもらう。じっと聞き入るお母さん達。その姿をみていると、将来お子さん達も学校で先生の話をちゃんときくだろうな、と思ってしまった。私の担当はナーサリーライム。にぎやかな赤ちゃん達を前に「赤ちゃんが静かになる魔法の歌を教えてあげましょう」と、Hush-a-bye, baby を歌う。ほんとに、水を打ったように静かになり、嘆息。Round and round the gardenや、このゆびこぶたもやる。後で「さっきの英語の歌も教えてもらえるんですか?CDありますか?」と聞いてくれたお母さんもいらして、うれしかったな。コミュニケーション育成プログラム、ということで提供している子育て支援。みんな、育児、がんばってね。
夜、中高生対象に、榊原先生の手話のカードゲーム。一枚ずつカードを引く。人には見せない。順番にそのカードの手話をしてみせる。他の人はどういう意味なのかをあてるゲーム。当たったらそのカードはもらえる。沢山カードを集めた人が勝ち。当てるときは英語で言うこと。日本語は語彙が豊かなので、逆に当てにくい。英語だと一言でどんぴしゃの意味を言うことができる。つい日本語で言ってしまってもいいけど、英語で言った人が他にいたらその人の勝ち。これ、事前活動にも使えるね!ベビーサインだもの、一番生活に即したことばばかり。
近藤先生、榊原先生、本当にありがとうございました。
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