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今日で、ラボっ子たちのホームステイは終了し、スーツケースをもって学校に集合。
ラボっ子たちの報告を聞くと、各ご家庭でいろいろ配慮してくださっているようすがありがたい。
私たちも、今朝は少しゆっくり目に登校することになった。
2時間めの音楽(中学)の時間に、ラボっ子2名がピアノの連弾をすることになり、
かねて練習していた「さくらさくら」を、すばらしい演奏で、ため息が出た。
お別れ会では、ラボっ子が感想を日本語で言うと、ホストが通訳し、
ホストが日本語で自分の感想を言った後、中国語でも言う。
まだ中1の子も、よく通訳してくれた。
たとえば、逆の立場だったらどうだろう。
あるいは、英語だったら? 中1のラボっ子が、ホームステイ感想の通訳をできるだろうか。
校長先生以下、先生方やホストの生徒たちに見送られ、月檀中学を後にする。
昼食後は、前門と王府井へ。おみやげ買えたかな?
中国では、値切ることが楽しいのだが、幼顔のラボっ子たちもたくましいよ!
夕食は、火鍋(羊肉のしゃぶしゃぶ) おいしかったね!
ほんと、中国はおいしい!!
ラボっ子たちも、北京ダックを食べた、餃子を作ったと、食べ物のお土産話がおおい。
夜はホテル泊となり、エバリュエーション、明朝早いので荷物は広げすぎないようにね。
この交流で、大変刺激を受けたという大学生たちが、建設的な意見を言ってくれた。
今後の交流にかならず役立てていきたいと思っている。
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今日は、対応する授業参観をとりかえ、私は高校2年生の授業へ、大学生たちと参加。
小学生たちとは違い、間に入って参加する形ではなく、数学は見るだけ。
すると、終了後、数学の先生が近づいてきて、小林テューターに、
「去年、黒姫で会いました!」と話しかけてきた。
小林テューターの方は、彼女を捜していたが見つけられないでいたのだ。
このときの通訳は、クラスでも日本語が堪能な男の子がすすんでやってくれた。
つづく日本語の授業では、用意してあったプレゼンテーションとゴミ問題。
プレゼンでは中国文化の紹介など、日本語で発表する。
ゴミ問題については、日本でのゴミ処理のやり方や、中国での課題など、
私たちの意見も聞きながら、実務として日本語を使うやり方だった。
中休みは、運動場でクラスごとの走る会。
大音響が鳴り響く中、いせいのよいかけ声をかけながら、走る。迫力ある。
近所の人は迷惑じゃないんだろうか・・・。(周りはマンション)
3時間め、音楽の授業は、クラシック。
バッハなどのおなじみの名曲を聞き、ふーっといい~気持ちになった。
G線上のアリアの時は、弦ではなく口で、その音を出す音楽家?の映像だったので、
???? 悪くはないけどね・・・やっぱり????
昼休みには、運動場でバザーがあり、まるでサマーキャンプみたいだった。
午後は、万里の長城へ。
午前中寒くて心配したが、午後は気温も上がってきた。
風が強くて冷たかったが、歩くのにはちょうどいい感じ。
たくさんの観光客であふれているが、日本人には2団体しか会わなかった。
うねうねとどこまでも続く長城と青い空! 広い国だね、すごいね!ため息が出る。
ラボっ子たちが学校でホストと合流して帰宅する一方、大人たちは文化体験。
中国茶のワークショップをもうけてもらった。
奥の深い中国茶を、入れ方のデモンストレーションつきでつぎつぎレクチャーを受け、
つぎつぎ試飲。
ウーロン茶、緑茶2種類、紅茶、白茶・・・・・
おいしかった~。茶芸師の先生がすてきな方だったし。感謝。
皆さん、それぞれ気に入ったお茶を購入し、長居してすっかりお世話になり、
簡単な夕食をとったあとタクシーでホテルへ帰る。
お世話してくださった福田さんご夫妻、ほんとうにありがとうございました。
明日は、月檀でお別れ会をする。みんなしっかりね。
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安心感のあるすばらしいホテルに感激!と口々にいいながら、朝6時45分、月檀へ地下鉄で登校。
底冷えがする。
もう寒くないよと言ってしまい、ごめんねと、ハオくんからメールが来ていたが・・。
ラボっ子たちと、1時間目、2時間目の授業、運動場で全校生徒に紹介、3時間目の授業、
給食、午後は市内観光。
私は、小学生ラボっ子の担当で、中2の「日本語」「英語」「美術」の授業に出た。
(大学生たちは、高校の授業)
日本語の授業は、どこどこで、誰々に会う。というような構文など。
日本語を外国語としてみるのは、面白い体験だ。
生徒たちもどんどん話しかけてくる。すばらしい。
英語の授業は、一年間の祝日を英語で。先生はすべて英語で授業をする。
美術の授業は、字の装飾。字体や意味などからいろいろなデザインを考える。
各自、名前の中から字を選んで、装飾してみた。
午後の市内観光は、天安門広場と故宮だった。
自分もこどもがいるという劉さんがラボっ子たちにやさしくて、みんなすっかりなついている。
人も多くて、私の見たいところは、ほとんど見られなかったが、
黄色に輝く壮大な故宮の瓦屋根に、雲一つない青い空!
「これを日本で心配している人たちに見せてやりたい!」とテューターたちがいう。
以前なら、あちこちで遭遇した日本人のグループにはひとつも出会わなかった。
「百聞は一見にしかず」をこれほど実感したことはない、と、みなさんがいう。
本当にその通りだよね。
上海から今日まで、マスクしている人は、通算3人くらいだった、とあるテューターがいう。
日本でマスコミが流していた映像は、ひどい日の、マスクしている人がたくさんいる場所、そこだけを何回もくりかえして報道しているようだ。
大気汚染がないわけではない、数値をインターネットで見られるという。
しかし、ひどかった時期とは今は比べ物にならないようだ。
風が強かった。飛ばされそうで、スプリングコートのボタンも全部閉めた。
日差しはけっこう暖かく、バスの中では暑いくらいだった。
昨日できなかったこと、こうすればよかったと思うことを、今日やりなさい、と渡辺団長の示唆。
ラボっ子たちは、北京HS二日め!
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ラボ中国交流、上海を終えて北京に移動する本隊と北京で合流予定。
今、成田空港。ゲートで待つ間、無線LANが使える。
北京国際空港ターミナル3に2時定刻到着、すみやかに入国審査と荷物を引き取り、
ラボ本隊が到着予定のターミナル2へ移動するため、シャトルバスに乗ったのが2時半。早い!
ところが・・・しばらく走っても、なかなかつかない。車窓の景色は、もうどう見ても空港外だ。
一般道というか高速道路というか、要するに空港内ではない道路を走っている。
しかし、バスは、いわゆる空港シャトルバスで、荷物と人で満員、つかまるポールも届かない。
空港ターミナルの移動が、こんなに遠いのか?不安になり始めた頃、ターミナル2へ到着。
えっこらえっこら、出発階から到着階へ移動。
ぐるっとみても、14時25到着予定のラボ本隊の姿はない。
もう、置いていかれたのか・・・?
掲示板をみると、よくわからないが、41分到着となっているようだ。遅れたんだな。
それじゃ、まだ出てきていないだろうと、ゲートの真ん前で目を皿のようにして待つ。
・・・・待てど暮らせど、出てこない。
30分経ち・・・・いったいどこでどうやって見過ごしたんだろうか?
月檀へ自力でいく方法を考えたほうがいいいかな・・・・
すると、まえに立っている男性が電話で話し始めた。
日本語だ!
話の内容から関係者だと推測して、見知らぬ男性に急遽アピール。やはり、出迎えの人だった!
それから二人で待つことさらに、30分。
やっと会えた~ラボー!
月檀中学に移動。
見知らぬ男性は、25周年のときにも案内してくれた中国の旅行会社の人で、劉さん。
月檀の卒業生だ。思い出した。
対面式には、日本大使館の一等書記官柳沢氏と二等書記官名子氏も出席された。
こんなことは初めてだ。
柳沢氏は、3年前、赴任直後の初仕事が、月檀とラボの交流25周年だったそうで、
今日の交流会に出席して翌日帰国とか。中国赴任の最初と最後がラボ国際交流なのだ。
対面式でも、あたたかい目で見守り、あるときは感極まって、声が詰まっておられた。
この三年間、さまざまなことがあっただろうし、
このような年に途切れることなく交流を続けていることを讃えてくださった。
月檀の張校長先生も、こうした破格の待遇に感激を隠せない様子で、
今年の交流が実現できたのは、12月に財団が来てくれたからだとおっしゃった。
三年前の25周年のご縁からつながった線が、大使館が福田さんとラボを再発見するきっかけになり、
そこからまた、月檀へ絆がつながっていき、
この困難な時期にもラボと月檀があるじゃないか、という大使館の評価を生み出したものと思える。
そしてそのことがさらに、
孤立感・疎外感があったに違いない月檀の張校長先生にも有益に作用したようだった。
校長先生のご機嫌のよかったことといったら・・・。「ラボは家族」とまで。
ぎこちない対面を果たし、ホストファミリーに引き取られていったラボっ子たち。
あなたたちは、歴史を作っているんだよ。
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ピーター・パンの1話、合同練習。踊りに力を入れている(入れすぎ?)の今回の発表。
踊りの位置や、ストーリーに関係なく走り回る2、3歳児。彼らは彼らで超たのしい。
合同練習を何回もやっているうちに、お互いの関係ができてくるから、動きがこなれてくる。
大丈夫だよ。
走り回る3歳児を活躍させようと、大きい子たちが工夫し、大砲の玉をやらせる。
1発目のKi お姉さんのあとに続いて2発目のKo ちゃん、先にいったKi が手を広げて待っている。
途中まではまっすぐに飛んでいったが・・・・
逃げ回るピーターたちを追いかけて行ってしまった!
自動追尾システム。
もう、これには、たまらず、みんな大笑いしながら崩れ落ちた。
でも、まあ、これができるようになったら、Ko ちゃんのテーマ活動参加は大成功だね。
みんなも達成感を得られるだろう。(追尾システムは、惜しいような気もするがね。)
Ko ちゃんの持ってきたスタンリーくんと記念撮影しておやつ配布。
4月のはじめまで、ラボも春休み。
なぞり書きの宿題、やってきてね。役ごとに色分けして書いてご覧。
小学生たちがすぐにやり始めた。家でやりたくないからか?(色鉛筆あるのか?)
今回は全員にお話全部のなぞり書きをさせようと、テーマ活動の友をパソコンに打ち直した。
字を中抜きにして、薄墨のようにし、なぞり書きをしないと完成しない原稿を作ってみた。
中学生たちも、ピーター・パンの英語はすごくいいから、久しぶりにやってみ、なぞり書き。
Take「先生、alive ってなんですか?」
live の仲間だよ。自動詞、他動詞って知ってる? asleep っていうのもあるんだよ。
Kaito「あ、僕のナレーションにある・・・」
Take「え?おまえの?」
さっそく原稿をTake に見せているKaito
Take「dislike のdisみたいなものですか?」
うーん、それとは違うけど、その仲間だったらpre とか、re とかがつく言葉があるよね。
辞書をいろいろ調べてみると、ただ意味だけでなく、おもしろい発見があるよ。
今日は村の「おひまち」で、お昼はごちそうがでた。
途中で席をたち、集会所から出たとたん、小石か道のくぼみかに足を取られて、ぐりん・・・。
やっちまった・・・
それでも歩いたり、運転したり、合同練習もなんの支障もなかったのに、
夜になって痛み始めた。なぜ?
歩けない。
腫れてもいないし、冷やすのはいやだ。三男にサポーターを借り、固定する。
お風呂に入ってあったまったら、すこしよくなったかな。
明日は会議だし、明後日は中国だし・・・立て込んでいるからなんとかならないと困る。
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今年も日比谷公会堂で行われた国際交流のつどい。カレッジリーダーとして参加する長男、
激励隊のKi ちゃんと中国交流の私、そして来年度参加予定のKa と Its(とお母さん)が見学。
それぞれ集合時間が違うため、3グループに分かれて行く。
受付をしていると、聞き慣れた声が・・・でもどこかわからない。きょろきょろして
やっと見つけた。グループ3のIts たちが到着している。ほっ。
彼らには先日のパーティの後で、時刻表や地図を使って、日比谷公会堂までの行き方、
電車の時間などをシュミレーションした。
12時までに会場についている、それまでに昼食を済ませる、
地下鉄のほうが駅から近いが食べる場所がない、では、JR有楽町から歩くのがいい、
有楽町に何時についていれば安心か。
相談の結果、東京駅にだいたい10時半頃についていればいいんじゃないか、となり、
ちょっと早めだな、と思ったが、自分たちの意見だし余裕があっていいね、
時刻表をみて中央線、青梅線・五日市線の時間を調べさせ、
東秋留駅を9時11分発と、自分たちで決めた。
ところが、前日の土曜日になって、「お母さんがそれじゃ早すぎると言った」という。
不思議なときに親の言うことを聞く。
ちゃんと来てくれさえすれば、いいんだけどね。(なんのために調べさせたか・・)
ま、間に合ったから、いいか。
有楽町のにぎわいに、どのマクドナルドへ行ったらいいかで迷い、
ゆっくり食べていて時間がなくなり、慌てたらしい。(笑)
今日のゲストスピーカーは、ニュージーランド特命全権大使 マーク・シンクレア氏、
カナダ大使館広報・教育プロモーション担当官 アラン・シュローダー氏、
駐日米国大使館副領事 トーマス・デュヴァル氏、
米国4ーHクラブコロラド州国際交流プログラムコーディネイター コートニー・ロフリン氏、
そして、韓国ラボ事務局長 金 好淑氏。
上記三氏は、若い頃のご自身の国際交流体験が今のキャリアを導いたとのこと。
コートニーは、コーディネイターとしてだけでなく、ホストファミリーとして、
また送り出し親として、この交流がかけがえのないものであるとお話しされた。
単に一ヶ月のイベントではなく、準備期間、計画を練っているとき、交流している間、
そして自身やプログラムを振り返って評価したり、思い出を熟成させていく事後を通して、
永遠に続く友情についてお話しされた。
韓国の金氏は、美しい色のチマチョゴリで、歓迎の旨を述べられ、文化交流のすばらしさを感じた。
北米交流団長の木原氏は、
人と人との交流は鏡のようなもの、スマイルを見せれば、相手もスマイルを映し出してくれる、
ピンチはチャンスと語られた。
激励テーマ活動の青池パーティの「ジョン万次郎物語」は、小さい子たちが魚や鳥になって
走り回り、元気いっぱいの笑顔を送ってくれた。
インターンのエリンのスピーチも清々しく、後から聞いたら、エリンは、
うちにステイしていたアレックスと同じ年に同じくオハイオ州から来たのだった。
激励隊の体験談もとてもよかった。うちのKi ちゃん、いい振り返り、追体験の機会になったね。
一年経ち、やはり経験者は違うな、という成長を見せてくれていると思う。
終了後、やっとIts、Kaたちに合流でき、一緒に帰る。
「しっかり見ました」というお母さんは、今日の意義をよく理解してくださったようだ。
二人には、どうだったかな。
帰りは、来た電車にすぐ乗らず、ホームの時刻表を見て決めるなど、今後自分たちで行動できるよう
練習しながら帰る。
来年は、あなたたちの番だよ。
まだまだ道の途中だけど、よくぞ、ここまできたもんだ。
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NHK7時のニュースに、飯澤テューターが登場。政府が東北のNPOへの資金援助を打ち切る
という。
飯澤さんたちが支援している「お茶っこ in なとり」など、東北のNPO は、
今後はボランティアが資金を持ち寄り、
規模や回数を減らすなどすることを余儀なくされるそうだ。
なんで、人がこんなにしているのに、政府が助けないのか。
いったい、どこの政府? だれのための政治?
この冬、「お茶っこ in なとり」の手芸品を、心ある人たちに買ってもらって、
本当に、皆さんのおかげで、完売でき、パーティのバザー売上金もそえて、
ささやかな援助をしたが、あっというまに消えてなくなる金額だろう。
さらなる援助を、必要とされているところへ、届けるのは、どうしても民間の力。
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今年の参加者が国際交流の集いを迎えるこの頃、次年度の参加予定者のパーティ内準備活動を開始する。
今週は、三者面談を行った。
私のところにくる前に、親子で話し合っておいてほしい。
つどいを見学し、来年の自分の姿と重ね合わせ、意識を高めていこう。
これからどんなことを準備していくのかを話し合い、
試練や面倒なことにめげず、がんばる覚悟があるか? それなら、一緒にがんばっていこう。
自分のいいところ、なおしたいところを書いてみよう。
すがたりは、何にする?書いて。
自由研究のテーマにできそうな、好きなことはなんだろう。書いて。
特技は? これから探す? これから探す、と書いておこう。
アルバムの写真を準備しはじめるんだよ。
同時期に行くもう一人への励ましの言葉や、アドバイスを書いてね。
以前に比べ、ちゃんとこちらを向いていられるようになり、いやいやでなく自分で書き出している。
これから、しっかりね。頼りにしてるよ。
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私をお母さんと呼んでくれる中国の息子から、こんなうれしいことを言われた。
彼は、中国外務省に入って本格的に実習を受けているところ。
中日関係のいろいろなことを勉強し、何をすべきか本気で考えているそうだ。
「こんな時期なのに、訪中するラボもすごいと思っている。
もちろんお母さんも、更に尊敬するようになったと思う。」
「民意はマスコミによって膨張し、政治を操っているように感じる日本、
政治がある目的で民意を操ろうとし、それが手に負えなくなる可能性に迫られる中国、
これが今僕が感じた歪んた両国です。」
国同士の利害関係は容易ではないが、民間の力は、忍耐強く継続していかなくては、と思う。
この息子のためにも、そう思う。さて、何をおごってくれるのかな?楽しみ!!
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キディのGちゃんが、やってくるなり「たいへんだよ!」
真剣な表情に、なにごとかと思ったら
「ようちえんに、ありがでた!」
この子の好きなライブラリーは「ありときりぎりす」
もう春になったんだねえ・・・
またお日様が拝める。ありがたいなあ。
「もっと大変なことにはね・・・」
なになに?
「ばったもいた! すごーい小さい、白いのがいっぱいいた!」
ありだけじゃなく、バッタまでいたのか~!? すごいね!
今日の読み聞かせは、「Happy Day」にしました。
この子は、今度一年生です。
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