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NHKの解体新ショーで、猫舌のことをやっていたが、これと似たようなプレゼン?アメリカでやったことがある。
(私が自己流でしたことで、科学的学術的リサーチをもってしたことではない)
日本人は、すする。飲み物、麺類などを食べるときに、音をたててしまうのだ。
ところが、これがすばらしい?叡智のさせる技、と考えてみたら?
熱いものを熱いままで身体に入れることが出来、あったまるのだ。
4-Hのホストファミリーオリエンテーションや、学校での日本文化紹介でのこと。
日本人や日本の生活習慣についての理解、関心を深めるプレゼンテーションをおこなった。
よく誤解されるようなことがらについて、日本の生活習慣ではまあ、普通なんだよ、って言うお話。
食べるときについ出てしまう音で、ホストファミリーが耐え難い思いをするという場合も、
説明すると「なるほど、これは、マナーが悪いのではなく、異文化なんだ」
と、興味の対象に変わる。
熱いものを熱いままで摂取することができる叡智なんだ、と説明し、実際にトライしてもらう。
「できた!」と喜ぶ子どもに、困ったような顔の親たち。ふふふ。
お互いの文化を、リスペクトを持って見るには、努力も必要なのだ、ということを体験してもらう。
そんな話をしていたら、えらく感動しているホストファミリーがいた。
ネイティブアメリカンの家族。彼らの文化も、すする、というのだ。
それを西欧文化からは未開、不躾のように言われ続けたのが、納得できなかったらしい。
日本人とネイティブアメリカンの人類史的近さを立証されたと感じて、
ますます、ホームステイに興味を持ってくれた。
ラボっ子も13歳くらいでは、それほど日本人としての生活習慣、礼儀作法が確立しているわけではない。
でも、自分が当たり前だと思っていることが相手にとってはそうではないという発見は、
異文化交流の醍醐味。
他の家族という、異社会にふれるホームステイは、素晴らしい体験だね。
行きつ戻りつ物語で、他とふれあい、戻って反芻し、だんだん自己確立しながら成長していく。
こどもにとって初めの異文化は、お母さん。
ピーターパンはそれを受け入れないで飛んでいってしまったんだよね。
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ラボランドに一泊して、りんごとり。土曜日にリンゴ取りする人もいれば、日曜日の人もいる。
私たちは、まずラボランド入り。やっぱり寒い。もっと暖かい服をもってくればよかったかな。
ティムは三男と一緒に黒姫駅あたりで車から降り、歩いて(走って)ラボランド入り。
ティムは人が大好きなので、すぐ人のいるところに行ってしまう。
夕食は収穫祭のBBQだ。今年はたくさんの人が来ているなあ。
グルンパ城前ひろばにたくさんのテーブルを出し、BBQグリルを出し、BBQをする。
きのこ汁や山菜炊き込みご飯もある。いわなの塩焼きも。(ヤマメかな)
いろいろな人と会う。みんな家族連れだったり、リラックスしているね。
おなかがいっぱいになって、ロッジでついうとうと。
夜遅くなって起き出し、ティムの散歩。雲の合間から見える星がきれい。流れ星だ。遠くで稲妻も光る。
変な時間に寝たり起きたりして、眠れなくなり、翌朝寝坊。ゆっくり出る。
リンゴ取りだ~。坂口さんとおしゃべりするのが楽しみ。昨夜は会えなかったしね。
ここで食べるおにぎりや豚汁なんかがすごく好き。「今年はシイタケの佃煮はどうしたの?」
もう、来る人来る人に同じこと言われて、耳がたこになっているらしい坂口さんの奥さん。
みんな楽しみにしているんだね~。
採ったリンゴは、いいのをお使いものにする。収穫を手伝ってくれたFちゃん、Nちゃん、ありがとね。
他にもラフランスや巨峰、シイタケなんかを買う。干し柿も注文する。
Fちゃん、Nちゃんをまたラボランドまで送っていく。疲れてぐっすり眠る二人。
「うわ、うわ、うわ~!」起きたら辺りが真っ白雪景色なのでびっくり。予想以上の反応。
吹雪いている。黒姫の林に雪が舞う。すご~くきれいだ。(寒いけど!)
信濃町の道の駅に、以前買った牛乳の瓶を返しに行く。105円返ってきた。
初雪だって。あろうことか半袖でいる三男に、土地の人が驚いている。
ティムもおつかれ。帰宅しても眠そうだ。
土曜日学校、日曜日リーダー研修で、同行できなかった次男をあずかってくれたうのまま、ありがとう。
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このあたりの二市一郡合同音楽祭というのが福生市民会館ホールで行われた。
PTAの役員あてに招待状が来ていたので、6年生の三男が出るということもあり、行ってみた。
三男の通う小学校は、このあたりでも落ち着いているとして有名?な小学校だそうで、
低学年の頃は「猿軍団」だったのがうそのように、静かに落ち着いている。
うちの三男に限って言えば、良くも悪くもトム・ソーヤみたいなやつで、昨日も、ど叱ったところ。
たくさんの小学校の、主に6年生の音楽会で、今日明日で全部の学校が来る。一般保護者の観客はいない。
6年生で埋め尽くされた会場。もう、にぎやか~。元気な子どもたちがこんなにいるかと思うと、うれしくなっちゃうね。
でも、静かになるのかなあ。音楽会、だよ。私の前の小学校、斜め前の小学校が、やかましいなあ。
こういうところでの態度、って、どう形成されるものなんだろう。
ラボっ子は、年に何回も大きな劇場で、出演したり、お友達の発表を見たりしているし、
グループとしてのまとまりがあるから、なあ。6年生だと、小さい子たちの引率の役割だ。
一体静かになるのだろうか、と思っていたが、初めの曲を全員で歌うときには、やっぱり小学生だね。
みんな歌っちゃう。
さて、発表第一番は、我が南秋留小学校だ。
人数も格段に多いし、全員ステージに上がるまでにもずいぶん時間がかかっている。
この人数じゃ、どこかに待機していられないし、その間におしゃべりされたら大変、
やっぱり、客席からあがるのがいちばんなんだろうなあ。
並んでいるときに、糟谷先生がみんなをリラックスさせている。
肩をほぐしたり、顔の筋肉を刺激したり。それさえも前向きで、おお、やる気十分だ。
「With you smile」 なのに緊張した怒ったような顔じゃだめだって、先生が笑わせている。
合唱がはじまった。す、すばらしい・・・みんないい声だし、一生懸命。
第一、指揮の糟谷先生がさっと構えたときのみんなの反応といったら・・・
先生がいつ何時始めようとも、俺たち、やってやるぞ!みたいな気迫が伝わってくる。
合奏は、「剣の舞」だ。ニジンスキーも踊り出したくなるような・・・ははは。
次男の時もそうだったが、こういう曲を自信持って合奏できるようになるって、本当にすごい。
チャレンジ、チャレンジの積み重ねを、楽しんでやったということだ。
芸術を感じる気持ちを育てるのは並大抵のことではないし、それ以前のしつけの問題がたくさん。
でも、そういうことにも、芸術だから、子どもを動かしていけるのだと思う。
感動する心、高めたい意欲。芸術こそがそれを育てるのだという、先生の心が伝わってくる。
演奏が終わり、客席からは、「すごーい」「なんでこんなにできるの」というため息が。
そう、ざわざわした会場の、お行儀の悪い連中を、すっかり WOWED OUT したね。
一番目の南秋留小が全体の雰囲気を作ってくれたのか、「今日は音楽会なんだ」とわかったのか、
あとは比較的聴く態度もよくなり、小学生の音楽会としてふさわしい、楽しい会になった。
他の小学校の演奏も、みんな、すばらしかったよ。珍しい楽器を取り入れた楽しい演奏や、
トライアングルの子もなんと忙しかったろう、一生懸命よくやっていたね。
ひとつひとつの楽器が本当によく役割を果たして、全体を作り上げていたと思う。
そういう気持ちになれたこと、こんな思い出をつくれたこと、本当に良かったね。
どの学校も選曲には苦労したと思うが、やはり、テーマが感じられる学校は、歌も演奏も素晴らしかった。
この年代の子どもたちに、出会って欲しい「音楽」「ことば」を考えたら、
本当に芸術性の高いものを取り上げて欲しいと思う。
最初難しくても、芸術性の高いものは、奥が深く、どんどん高められ、自信もついてくる。
したがって、そういう演奏、発表になる。
苦労されているんだな、と思ったのは、会場でのお行儀も悪かった学校。
ディズニーの It's the Small World合唱 と、アニメ映画の挿入曲合奏で、
Small Worldのほうは、はじめ何語で歌ってるんだろうと思った。
結局最後まで英語には聞こえなかったが、この歌は、幼稚園くらいの選曲じゃない?
それをなんとか英語で・・・(すごいカタカナ英語)
やはり、歌詞に感動しながら歌いたい。日本語の素晴らしい曲に出会うべきだと思う。
「ふるさと」を歌った山の中の小さな学校。まさに自分たちのまわりの景色だろうなあ。
歌としては、一番感動した。「こころざしをはたして・・・」と本当にそう思った。
やはり、ことば。
この子たちも、今は少しお行儀が悪いけど、きっと、大丈夫だろう。
うちのパーティのラボっ子たちにも、自信持って歌える、精神年齢にあった、
自分の好きな歌を持って欲しいなあ。
そういう歌(ことば)との出会いをさせていかなくては・・・と思った。
一生懸命やることは、たのしい。真ん中を見つけ、たかいなあと感動する、そういう心。
うちのトムソーヤ(悪ガキ)が帰ってきた。ほめてやりたいところだけど、まだ、怒っているからね。母は。
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カリフォルニアでは、モーガンヒルという町にも住んでいた。サンノゼの南、ゆったりとした街。
戦前からの日系人も農場を経営していたりする地帯。東西に丘陵、その間をハイウエイが通る。
サンノゼから近いので、シリコンバレー地帯のベッドタウンとしてどんどん発展しつつあった。
モーガンヒルはマッシュルームの産地、南のギルロイはニンニクの産地。
秋の、ちょうど今頃は、ニンニクのにおいが低くたれ込める感じだった。
うちから少し北に行くとマッシュルームやシイタケのにおい。
うちの近くの山には、朝早くから牛が登っていき、一日かけてまた下りてくる、そういう山があった。
マッシュルームマルディグラというお祭りでは、4-Hもブースを出して、茸のオリーブオイル漬けを売った。
子どもたちは、そこでデイケア、幼稚園、小学校、中学校に通い、4-Hの活動をし、
独立記念日のパレードにも出たりした。
私も学校でのボランティア、地元4-Hの活動、州の4-Hのコーディネイター、友人たち・・
アメリカ生活を満喫していたなあ。
今日、たまたま旅の情報誌でうちの近くの記事をみていたら・・・・
え?東京都瑞穂町の姉妹都市?米国モーガンヒル市?なにこれ。
調べてみたら、私のモーガンヒルだ!2006年締結とあるので、最近の話。
知らない建物もふえ、まさにグローイングシティ。
私のアメリカは遠くなりにけり・・・・か。
懐かしくなって、モーガンヒルの友人たちに、メールした。
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日本に留学、研修にきている方をお迎えしての交流会。多摩地区で開催を始めてもう20年になる。
ラボ日本語学校からの参加は韓国の方5人。
桜美林大学の留学生5人(インド、モンゴル、中国2人、台湾)
JICA東京から5人(インドネシア、タンザニア、イラク、マダガスカル、ボツワナ)のはずが
残念ながらボツワナの方が熱で来られなかった。最近、寒いもんね。
交流会の後、一泊ホームステイ。それぞれ日本の家庭に入って交流する。
今年、うちのパーティからは、実行委員3人、ホストファミリー2家族。
JR八王子駅にラボ日本語学校の5人と桜美林の5人を迎えに車2台で行く。
交流会に先立って、比較的若いラボ日本語学校の方たちと桜美林の留学生は、
多摩の高大生とディスカッションしたりして交流。
それからJICA東京の4人を京王八王子駅に迎えに行く。車を駐めていられないので、
Hテューターに改札に行ってもらい、運転手の私は、ぐるぐるしながら待つ。
コンビニの前に、着物を着たHテューターと、民族色豊かな4人が立っている・・・。
交流会は、多摩のラボっ子実行委員たちが楽しい企画をしていた。
高校生ラボっ子による太鼓のダイナミックな生演奏もあり、
「日本文化紹介」「相手の国を知ろう」など興味深いプログラム。
「相手の国を知ろう」では、それぞれの国の参加者が、準備してきてくれた。
インドネシアのダンス、タンザニアの挨拶やことば、マダガスカルの民族儀式、
中国の挨拶やことば、モンゴルの遊び、インドの踊り・・・・などなど。
私が日本語学校に説明に行った韓国のグループは、「料理」「ことば」の話を用意してきてくれた。
張さんは、調理師志望なので、おいしそうな料理の話をしてくれた。ホームステイ先で腕をふるうらしい!!
「ことば」については、日本語と同じ発音なのに、全く違う意味の韓国語を披露してくれた。
おいなりさん好きでしょう?でも、韓国でイナリは、人の名前に多いんですって。
コピーは、なんと鼻血。だからコピーして、なんていったら殴られるかも。
オナラは、また来てくださいって、チャングムのタイトルバックの歌にもあるよね。
驚いたのは、ケッセキ。犬の子という意味で、人を動物扱いするのはひどい侮辱。
「今日は誰々さん欠席ですね」と初めて日本語学校で聞いたとき、本当にびっくりしたって。
さて、すごい!と思ったのは、イラクのハイダーさん。なんとシュメール文化の研究者。
ギルガメシュのこともいっぱい教えてもらったね。
en ki doって、どういう意味だと思う? en はLord(王)ki(land)土 do(built)作られた
つまり、enkidoという名前は、読んで字のごとし、「土から作られた王」だったのだ。
ことばって、おもしろいよねえ。そして、イスラム化するまえのイラク、シリアあたりがキリスト教圏だったことや、西の文化や文字、言葉を東へ伝えていく十字路だったことも。
一晩中聞いていたいくらい。
それから持ち寄り夕食会。
たくさんの手料理が会場いっぱいに並べられていて、百人を超す参加者のおなかに収まった。
お稲荷さんもあった!
私は、おにぎり6合分、大盛りのそうめんの炒め物二皿と、麻婆豆腐をクロックポットに。
クロックポットは温めておけるので便利。
麻婆豆腐は、四川省の呉さんもおいしいといってくれたとかで・・・(ありがとう生活クラブ)
毎年、量が足りるか心配するのだが、今年はお料理もデザートも充分あり、
一人暮らしのかつおくんの明日の糧にもなってよかったね。
ホストファミリーのSさんがモンゴルの方、Oさんがタンザニアの方を連れて帰る。いい交流を。
実行委員のYzちゃん(小5)Shくん(小6)よく頑張ったね。高校生のTは司会よかったよ。
ああ、疲れた~。明日は、国際交流親子オリエンテーション・・・だ~。
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秋のテューター研修でスペイン語のこつばめチュチュに取組中。
まもなく発表だというのに、四苦八苦の状態。
でも、皆さん、すごいなあ。私なんて、30年くらい聞いているのに・・・・
よく覚えられるなあと、感心する。
昔チュチュのスペイン語に初めて取り組んだときは、中学生だった。
みんなぶざまで、あの年齢で考えられないほどぼろぼろの発表。
「次は誰のナレーション?あたしじゃないわよ」ともめた末、
自分のナレーションの場所がわからず発表を終えてしまった人も出現・・・
もう二度と多言語には手を出すまいと皆で固く誓ったのに、
翌年、スペイン語のワフで国際交流の結団式にでることに。80人のワフ。
ほとんどがテープ(当時は)も持っていなくて、急遽買うことになり、
年末のラボセンターまで何人かで取りに行った。
まだ宅急便なんてない時代。手分けして、自転車で配り歩いた。
それから必死で聞き込んで、週に2日の練習で、3週間で発表。
すっかり気をよくして、それ以来、フランス語のかいだんこぞうとか、
多言語(すきなことば)のポアンホワンとか、韓国語のはだかの王様とか、いろいろ手を出した。
今、秋の研修で、またチュチュに取り組む。
ほとんどCDについてシャドウイングできるようになったけど、なかなか覚えられない。
人のセリフやナレーションはプロンプトできるのにね。ラボっ子みたいでしょ。
チュチュの話は、ほとんど全編走って(飛んで?)いるので、もうくたくただ。
チュチュのはつらつとした、生への前向きな喜びを表現するより、顔が疲れていたりして・・・
忙しかったり、いろいろ立て込んでいるので、ついつい「自分へのご褒美」がふえ、
なんか太ってきたみたい。まずいぞ。身体が重い。
スペイン語の音感がすきだ。
ピーチュさんが喜んで飛んでいくところ、todo el camino(all the way)
カリフォルニアにエル・カミノ・リアルという名前の通りがあったなあ。
カミノが道という意味だよね。男性名詞なので、todoになる。
女性名詞につく場合は、toda clase de sabrosos insectos(all kinds of delicious insects)
みたいに、todaになる・・・
結構、文法もおもしろいね。小道、という場合は、カミニートだよね。
アミーゴは友だけど、子どもで複数だから、アミギトスっていうのかなあ。
カリフォルニアは、スペイン領だったので、地名、人名に結構スペイン語が入っている。
友人はLlyagas通りに住んでいた。中国系アメリカ人だったのにワニータという名前だった!
Gallyegosという家族がいて、そのスペル、ラボっ子がどうしても読めない。
あんちょこに「外英語す」って書いてあげたら、ラボっ子の顔がぱっと輝いた。
英語が簡単に思える瞬間だ。
スペインに行ったとき、ドンデスタ・・といって髪の毛をとかすまねをしたら、すぐ化粧室を教えてくれた。
次男の出産の時、ブラジルの人と同室になり、こちらはあやふやなスペイン語、
あちらはポルトガル語、あとは出産経験がものをいい、いろいろ教えてあげて頼りにされ、
看護婦さんが私を「通訳」が都合良く?一緒に入院していると勘違いしたほど。
韓国に行ったときも、ブレーメンの発表があったので、そのセリフの練習をとおして
ホストファミリーと仲良くなれ、タクシーの運転手の韓国語オンリーにも違和感がなかった。
チャングムのゆかりの地をひとりでいろいろ回ってこれたからね。
ちゃんと勉強してマスターしたわけではない多言語も、結構楽しいし、
役にも立っているところがすごい。
「英語を何年も勉強したのに、できないから使わない」という人がたくさんいるのにね。
この超ド心臓。のっしのっし。
明日は、タガログ語と出会う。magandang umaga おはよう。
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11月に入り、にわかに冷えてきた。フリースを着て、膝掛けも。ついにエアコン登場。
友が去る。好きなことを続けていけるのは、希有なことと知る。
彼女のようなパーティになるのは、一体何年後?と思っていた。
いつか、こんなパーティに、と考えて突っ走ってきたが、実っているだろうか?とふと考える。
たしかに、認知度は上がり、忙しくなった。
年に4回のテーマ活動発表とNRの発表は、成長への道しるべとなってきたし、
多言語月間は子どもたちに言葉の楽しさを伝え、留学生との集いにも関心が高まり、
3年前より成長したパーティとなったと思う。
イギリスの教育劇団を招致してのあきる野公演も、興行自体は成功と言えよう。
あのホールを何百人もの観客で埋めようとは、夢にも思わなかった3年前。
でも、確実な数字がほしい。目に見える成果がほしい。ダイナミックな成長がほしい。
縦には伸びたが、横に太くなっていかないと・・・(身体じゃなくてね~)
そうしないと、人に「ほらね」っていえないではないか。
がんばっても、その程度なのねって思われないために、がんばっている。
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ホワイトホースシアターが残していった、Billy's Friend・・・
私たちの心に、本当に大きなものを残していったね。
にわかビリー、ジェラルド、お母さん、お父さん・・・・
エルリ、オラフ、サリー、そしてジェイソン・・・ありがとう!をもう一度。
今頃本当のハロウイーンをしているのかな?
今日は小学生が中心。私たちも楽しみました。
普通のクラスの日だったので、他のクラス曜日の子や大きい子たちがあまり参加できなかったのが残念。
Happy Halloween!
会場の事務室の方も、協力してくださり、楽しい会になりました。
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10月30日。トム・ティット・トットでいえば、名前が言えなければ娘は魔物のものにされてしまうころだ。
English Fairy Tales のトム・ティット・トット。一年の一番最後の月というのは12月ではなく、10月。
ケルト暦の大晦日は、10月。ほら、魔物の力がいよいよ強くなってくるでしょう。
グリーシュもそうだ。アイルランドの話だからね。ケルトの色彩が色濃いのは当然。
西洋文明はキリスト教文化だと思われているけど、実は、ケルトの下地がしっかり存在する。
市民文化祭も終わり、急にトム・ティット・トットがやりたくなって、キディクラスでやる。
もともと、好きなお話。読み聞かせをすると、ぐいぐい引き込まれていき、全部聞いてしまった。
じゃ、なにやる?N「あたし、むすめ」M「ぼくおうさま」
S「ぼくおうさまのけらいがいい」私「じゃあ、トム・ティット・トットは?」
結局、Nっちゃんがむすめ、S平ちゃんが王様になり、Mっちがトム、私がおっかさん。
パイはSとM。トム・ティット・トットのしっぽはS平ちゃん・・と、3人だけでもどんどんやっていく。
すごくいい感じだったけど、クリスマスには何がやりたい?と言ったら、ピーターパンだって。やっぱり。
明日は、ハロウイーンだね。
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帰国生の多い学校で拍手喝采、最後のビリーの公演を終え、日本公演も終了。
全てのツアーを終了して戻り、大道具小道具をおろした。
旅立ちは慌ただしい。今日のうちに、多摩センター駅前から成田空港行きのバスに乗るという。
2ヶ月乗り続けたバンも今日のうちに返しに行くという。え、今日何もかも?
それじゃあ、スーツケースはみんな私のオデッセイに載せて、役者4人も乗れるし。
オラフが、座って落ち着いてご飯食べたいという。そうだよね。
今日はお昼も、適当な買い弁だったというから。
この1週間は本当に忙しかったしね。本当にお疲れ様。
じゃあ、バンを返しに行く組とは別に出発して、多摩センターの近くまで行って夕食にしよう。
ということで、バスターミナルの真ん前の京王プラザホテルのレストランに行く。
そこに車も駐められるし。It's my treat。わお~!
最後の日本食。疲れもあるし、最後のという感慨もあって、しばし黙ってご飯を食べる。
そう時間の余裕もない。食べ終わってお手洗いをすませ、急いでバスターミナルへ。
河田さんからも催促の電話が・・・ごめんなさ~い。
追われるようにバスに乗り込み、出発。こんなに慌ただしいとは・・・・
もっと、ゆっくりお別れを惜しみたかったね。そう、本当に。
もう捨てるという大道具小道具衣装。
とりわけ汗がしたたっている衣装を引き取ってきて、洗濯機に入れた。
ハッピーハロウイーン。
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