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キャンプ4日目。
家に帰るまでがキャンプです。
最終日の一番の心配が、忘れ物。
前日に荷造りはさせたが、どこからでも出てくるのが忘れ物。
名前が書いてあるのに自分のじゃないと言い張る小学生。
こういうことがあるから、荷造りはお母さんがやっちゃダメなんですよねー。
一緒に、なにをいれたかわからせないと。
…と心配をしたのですが、思ったより少なくてよかった、忘れ物。
Kantaの荷物が散乱してましたが(笑)
帰りのバスの出発時間まで時間が空いたときは絶対くる、あれ、帽子にサイン。
第3のシニアのように思われていた僕にも当然書いて欲しい人が大勢いて…
掃除や送り出し、シニアを全力でサポートしながら帽子にサインをしていく。<おおげさな~>
そういえば、サマーは小学校低学年が多いせいか、アンデス1ではシニアのことを「先生」と呼ぶ子がちらほら。
特に気にしてなかったらいつの間にか僕のあだ名が「フック船長」から「フック先生」になっていた(笑)
いや、僕はシニアじゃないんだけどな…
八王子1号はロッジを出るのが遅めの便だったのでここでもすごい助かった…。
バスに乗るとみんながすごいいい表情でキャンプのことをあれこれと話していた。
ずいぶんと楽しかったようだな…。
帰りは「となりのトトロ」を見ながら八王子へ。
<新宿解散だったら、ビデオは見せられないね。帰りの電車で寝てしまって乗り換えられなくなるから>
ここでも笑ってしまったことがひとつ。
水筒のお茶が無くなってしまった子は、責任者(加藤Pでは僕)が許可を出せば、途中のサービスエリアで何か買っていいことになってるのですが、ジュースを買ってきた…に対してKantaが
「ジュースはダメでしょ?お茶か水でしょ?」と
いや、別になんでもいいんだけど…いい教育されてるのでしょうね(笑)
<責任者がお水を買って、分け与えるんだよ>
<以前は、予備の2リットルの水を持っていったよね。>
<帰りは黒姫の水をいれてもってきたし。水筒当番が決めてあったでしょ。>
そして八王子について気づいた事がひとつ。
駅の券売機で
「自分が降りる駅までの切符買うんだよ~」と言うと
「どこで降りるかわからない」とほぼ全員。
待ってくれー(笑)
じゃあとりあえず拝島と東秋留と福生あたりの値段で買っておきなさい。
<あんた、誰がどこで降りるか、知らないの?>
そして途中拝島で青梅線組と五日市線組みに別れてそれぞれの帰路へ。 <わかってるじゃん>
3泊4日、平均睡眠時間3~4時間で毎日栄養ドリンク漬けだった体はもうぼろぼろ。
Iを見送って、お母さん方にメールを出したあと布団に潜り込み、16時間ほど寝た。
<栄養ドリンクなし、睡眠時間も確保しながら、全てに対応しているロッジマザー、偉いだろ>
とこんな感じのキャンプ生活でした。
他の子のところのロッジは見に行かなかったけど、野活や3プロで見る限り特に問題はなさそうだった。
<見に行きなさいよ~>
心残りなのがバッチ…バザー短いよ…
遅い班で知り合いのテューターとかにお願いできないかね?
Kantaとか絶対買ってないだろうし、初めてキャンプに来た子に思い出としてあげたいと思ったんだけどな…
そっちはずいぶんいいところにステイしているみたいだね。
写真を見て行きたくなったよ。 <いいとこだよう~>
シャペロンも大変だと思うけど頑張ってくださいな <ラボキャンプの体験が活きてるよ>
こっちはバイトがみつからなそうでちょっと不安気味。 <働け~>
まぁまたメールくださいな
see you
<足りないところもたくさんあるけれど、彼なりに頑張ってくれたのが伝わってきます。ありがとう。>
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キャンプ三日目
起床時間になってふと目を離した隙に、なぜか布団がもうひとつ押し入れにいれてある。
ピーンと来た。僕はその布団を出して広げてみる。
世界地図が半分描かれていた
もう半分は…まだ敷かれたままの布団に。起きたときに自分が寝ていた布団だけ証拠隠滅しようとしたのでしょう。
構図としては…二つの布団の間でやってしまった感じ。
とりあえずシーツを剥いで布団を干す。今こうやってると昔は自分も迷惑かけたんだなぁと思います。
<経験が生きてるね。でも未然に防げるともっとよかったね>
今日のメインイベントは3プロとバザーと姉妹ロッジ交流会、そしてキャンプファイヤー。
3プロのコンセプトは飛び出せ絵本の森へ、だかなんとか。
各ブースでひとつの物語を担当しており、20種類ものお話の中からみんな行きたいブースを選んで、時間が許す限りそれを巡る感じのプログラム。
みんなはどんなお話のコーナーへいったのかしら。
ちなみにたっくーさはここで腰を痛めたらしい。走りすぎて(笑)
<次男たっくーさはシニアだった。一体、何の担当だったのかしら?>
バザーはうちのロッジは初めからラストスパート並みのスピードで売りさばいていった(笑)
Mっちの持ってきたうちわが好評でしたよ。
前に比べてバザーの時間がずいぶんと短くなってる気が…
バッジを買い損ねたんだけど…なんとか買えないかしら
10個くらい買って、どうせ買ってないだろうKantaやI、Mっちたちにあげようと思ったのに…
<自分で何とかするのがキャンプ。でも、誰かこの日記を見て哀れんでくれるかな?>
姉妹ロッジ交流会では驚くほどロージーちゃんのテーマ活動がよくできていた。
ロッジ活動のときはどうしたもんかと思ったのに。
先に発表をする方だったので、発表が終わると相手の発表を見る番なのだが…
こっちのロッジの子が中学生の背中で眠ってしまった。
その中学生が発表後のソングバード大会に出たがっていたのでこっちの背中に引き取ることにした。
改めて思うけど…なんて大変なんだ。しばらくおんぶしてただけなのに手が痺れてしまった…。 <そう・だとも!>
結局その子はキャンプファイヤーで完全復活。
キャンプファイヤーはみんな楽しんでいた様子だった。
ロッジに戻ってロッジ別、別れの集い。
いつも通り、女の子はかわいらしく泣いていましたが、低学年の男の子はこんなときでも元気いっぱい。
でも黒姫登頂をした6年生の男の子が本気で泣いていたときはびっくり。
とりあえずシニアを泣かせることができたので問題なしです。
Kanta、I、Mっちの三人も楽しかったようです。
その日の夜は中学生以上で、もっていった夜食やおやつをだしてあげたり、雑談で盛り上がったり。
あっと言う間に過ぎた時間を振り返ってみたり。
to be continued・・・・
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留守パーティを率いて黒姫に参加した長男からの報告。 < >は私のコメント。
キャンプ二日目
今日の午前中は野外活動、通称「野活」なのだが…外の天気は生憎の雨模様。
でも少ししたら雨が上がったので外で活動するグループはプログラム変更にならなくてよかったかな。
KantaとIは「すきす木」、Mっちは「くろひめ冒険王」。
自分は一回目のロッジ活動で早くもホームシックで泣いていた子のコースについていった。
でもその子は昨日の様子とはえらい変わりようで、
後にわんぱくボーイズリストに追加されることになった(笑)
野外活動の後は自由時間とおひるねタイム
シニアの様子から、ロッジ活動中にソングバードを混ぜるのは難しいと判断した僕は、
この自由時間に小学生でもできるような片っ端からソングバードをかけてみることにした。
姉妹ロッジ交流会でもやるであろうホキポキやWhen I....などや、
ロックマイソウルなど安定したところをかけてみた。 <やればできるじゃ~ん>
売店のお土産に夢中だった子もいたけど、曲を重ねるごとにソングバードをやりたくて、または楽しんでくれる子達がだんだんと増えてきた。
やっぱりキャンプは楽しくないとダメだね~
それに、この自由時間でソングバードをやってある程度疲れさせておけば、
この後のお昼寝タイムで素直に寝てくれる子も出るはず…
<あんたが小さい時はそううまくいかなかったけどね~>
狙い通り、お昼ねタイムでは結構素直に寝てくれた子も多かった。
中にはお昼ね終了直前にまどろんで起こされるという可愛そうな子もいたが…(笑)
最近は、お昼ねタイムはシニアも寝ることになっているらしい。
シニア…先に寝ちゃったら…誰が寝かすのさ…
まぁ自分は寝れないの覚悟してましたけど(笑)
お昼寝のあとはロッジ活動。
ロッジの目標や家族表の説明、係り決め。
「キャプテンやりたい子~」
「は~い!」
「ヴィアスキャプテンやりたい子~」
「は~い!」
「わんぱく大将やりたい子~」
「は~い!」
…Mっくん、どれかひとつにしようか?(笑)
目標決めのときも、Mっくんはとりあえず挙手!当たってから考える…と元気いっぱいでした。
<いつものとおりだね>
共通ソングバードやらなにやらやっているうちに活動時間終了。
まだロージーちゃんをやってないけど…まずいんじゃないかな…
シニアも片方フレッシュだし、できるところで助けてあげよう。
夕ご飯後のロッジ活動ではロージーちゃんの導入、休憩を挟もうとしたシニアをさえぎって一回通して動くことを提案。
これだけ元気な子達ならそんなに休憩は要りません(笑)
導入しているときに思ったけどみんなよく聞いて来てる。
なんとか一回通して、残りの共通ソングバードも教えてロッジ活動終了。
昨日よりはだいぶいい感じになってきたと思う。
ロッジ活動中にIが目を真っ赤にしていたのでびっくりして話しかけてみるとどうやらホームシックで泣いていた様子。
う…どうしよう、ホームシックの子の対応はあまり経験がない…
とりあえず色々話をして落ち着かせてみる。話を聞くと、昨日の夜も寂しかったけど我慢してたそうだ。
それがこのロッジ活動中に溢れてしまったのだろう。
しばらく泣いて、またロッジ活動に復帰。
夕飯後のロッジ活動後にスイカを切って出したが、ここでMっくんのアレルギーが発生。
本人曰くスイカの匂いで喉が痒くなったと。とりあえずスイカから遠ざけ、のど飴を舐めさせて対処。
その日の夜もみんなを寝かせるまでが大変。
外泊については、とくに問題がなさそうだったら自分が行きますよとシニアに言うと
「お願い行かないで…男の子まとめる人がいなくなる」
と泣きつかれたので残ることに。
小学4年だか5年生の子が2年生なみにわんぱくで、しかも押入れに入って遊んでるようじゃ、泣きつきたくもなるわな…。
そしてその大きい子が小さい子と一緒になってはしゃいでいる横で、僕と一緒に黙々と布団を敷くのを手伝ってくれている三年生…この子いい子だ(笑)
こんな調子で二日目が終了、もう半分過ぎたと思うとあっという間だった。
<私が大学生シニアだった頃を思い出すね>
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留守パーティを率いて黒姫1班に行ってきた長男の報告から。< >内は、私のコメント。
キャンプ初日
ぎりぎりになるまで物事に取り掛からないのは、僕の悪い癖だ。<そうだそうだ>
わかっていながら、いつもぎりぎりになってしまう…
徹夜でキャンプの荷物を作り上げ、部屋の掃除をして、ロージーちゃんを聞く。
朝、キャンプへ行くバスの中で食べるお弁当を作っていると電話が鳴った。
Uさんからの電話で、よければ東秋留まで乗っていかないか、との事だった。
東秋留までの足は実はもうHさんにお願いしてあったのでそう伝えると、弁当は大丈夫かと聞かれた。
「今作ってます(笑)」
母親がいなくてもご飯を炊いておにぎりを作るくらいできる…きっと(笑)
おにぎりをいくつか作り、レンジでチンしたから揚げと茹で卵をアルミホイルで包む。
こんなもんかな…これ以上は無理かも。
徹夜ということもあり、コーヒーとキャンプ用に買ってきた栄養ドリンクを飲む。
出発前にティムをなでてやり、いよいよ出発
Hさんに乗せてもらい、東秋留へ
駅に着くと、Y君とKenちゃんがいて、それからすぐにKanta君が到着した。
「はい!これふっ君に渡してだって」
と大きな荷物を背負ったKantaに紙袋を渡された。
これはもしやお弁当のおかずでは?!
Uさん、ありがとうございます(笑) <本当にありがたいね>
Hちゃん、Kanta、Y君、Kenちゃんを連れ、拝島で残りのラボっ子と合流。
今回はラボランドまでのバスが八王子発着ですごいよかった…
合流して、八王子行きの電車を待っているときにラボっ子の人数を確認する…
あれ?一人足りない…?…I君がいない?!
そういえば誰がどこに来るのか全然気にしてなった… <にゃんだと?>
Tさんの連絡先が僕の携帯に入っていなかった…
だめだなぁ…出だしからぐだぐだな予感
SママがUママに電話連絡してみたところ、Iは八王子に直接来るとの事が判明…
とりあえず一安心してみんなを電車に乗せ、八王子へ <まったく・・・>
八王子で無事にIと合流していざラボランドへ
(このとき、Tさんの連絡先を聞いておくべきだった…
と思ったのは、4日目の解散の時だった…) <おそかりし・・・>
バスに乗り、ラボランドへ向かう。
僕がいることもあり、加藤Pは一番後ろの座席へ。
後ろは酔いやすいって聞くけど…大丈夫かしら…
途中途中でラボっ子を拾いながらバスは進む。
バスが出発してすぐに
「お菓子食べていい?」
と聞かれたが、お菓子を食べたせいでお弁当が食べられなくなっては困ると、
「まだダメ。おやつはお昼ご飯の後でしょ?」
と我慢させていたのだが、お腹すいたーの声が加藤Pのあちこちから聞こえてくる。
「じゃあ1個だけだよ」
と許可を出すとみんなうれしそうに飴玉を舐めていた。
前の方のパーティは何か食べてたのかも知れないけど、サービスエリアに着くまでもう少し我慢してておくれ。
いよいよお昼の時間になった。
双葉だったかどこだったか…
サービスエリアに着いたのでお弁当解禁!
みんな飢えさせてごめんよ、もう食べていいからね(笑)
各自持参したお弁当を頬張る。
僕は一番後ろの真ん中の座席に座っていたのだが(小さい子が座ると危険なので)
隣に座っていたNちゃんがおにぎりを頬張って一言
「なんて美味しいものなの!」
…思わず吹き出してしまった(笑)
空腹は最高のスパイス…かしら?(笑)
そうそう、道路交通法改正?かなんかで、バスでも後部座席でもシートベルトの着用が義務付けられたらしいのですが
さすが加藤Pと言うべきか、みんなきちんとシートベルトをつけていた。感心感心。
お弁当を食べ終わり、再びラボランドへ向かう。
お弁当を食べ終わり、お菓子も解禁され、みんな少し退屈してきただろうと
N先生がクイズ大会でもやろうかと提案してきた。
N先生司会のもと、バスに取り付けられたマイクで問題を出す人、答えを言う人、クイズ大会が始まった。
小学生らしいクイズが飛び交うバス内。なかなか盛り上がっている。
サービスエリアでの休憩を挟んでもクイズ大会は続行される。
N先生がお疲れなので司会を交代。
新しい司会は加藤PのYz&TK(笑)
加藤Pのみんなを中心に盛り上がりながらラボランドに着く寸前までクイズ大会は続いた。
元気だなぁみんな…(笑)
そしてラボランドへ入村
みんなちゃんと自分のロッジの前に並んでいる…。
あまり心配することはないかな。
自分もアンデス1の列に並び、シニアに連れられてロッジへ。
アンデス遠いなぁ…
ロッジに入ると女の子にシニアが二人。
今回はギャルズか、と思いつつ忙しいシニアに代わって
新しく来た子にお弁当のゴミを捨てさせ、水筒を洗わせ、健康管理カードを持ってシニアのもとへ行かせる。
僕のことをシニアと勘違いしたのか、みんなすんなり言うことを聞いてくれた(笑)
開営式がを終え、いよいよキャンプスタート。
アンデス1のロッジマザーは前ゆつぼでも一緒だった「びじんさん」がいるではないか。
さらにびじんさんはもちろんもう一人加藤Tのことをよく知るテューターがいた。(名古屋?のUT)
ほんとに顔が広いな…うちのテューターは…
どこに行っても
「加藤テューターの息子さんですか?」
と聞かれる気がする。こっちは相手が誰かもわからないのに(笑)
まぁそれはさておきいよいよキャンプが始まった。
まずは夕ご飯。ラボっ子を募ってぐるんぱまで食缶を取りに行く。
後から聞いた話だがこのときKantaも食缶を取りに行ってくれたらしいが、
カブトムシを取ろうとどこかに行ってしまいそうになったとか(笑)
…大変なアンデス1になる予感がしてきた
一回目の主なロッジ活動は自己紹介や野外活動のコース選択。
Kenちゃんはカヌーが第一希望だったみたいだが、セレクションで落ちてしまったので第二希望のないの滝コースに行っていた。
ロッジ活動…もっとソングバードとかキャンプソングとかやればいいのに…
まぁあまりでしゃばってはいけない、今回も自分はキャンパーなのだ。
一日目はやっぱりどたばたやってるうちに終わってしまった。
今回の一斑は人数が多く、ラボランドの収容人数が800人前後?なのに対して、集まったラボっ子はおよそ900人。
というわけでロッジの中から大きい子が、ラボランド外の民宿に外泊してもらうということになっていた。
僕は一日目だからこそ外泊はしない方がいいと思って断り、男の子は小学生の子、女の子は中学生が数人、外泊をすることになった。
寝る部屋は、男の子が二階、女の子が一階。
二階は僕が、一階はシニアが仕切る感じでみんなを寝かせつける。
ロッジ運営ミーティングでは、思ったより多くの中高大生が集まった。
自分以外は全員中学生だったが、8人くらい?は結構多いほうだと思う。
今日の感想、その他もろもろでミーティングを終えて、シニアに僕なりのアドヴァイスなどをして、家族表を作ったり明日の予定を話合う。
シニアの今日の感想を聞いてみると、とにかく元気な子が多い、と。
とにかくわんぱくな男の子がたくさんいる。
「この子と、この子と…」
シニアが名簿に丸をつけていく…えーっと、かんちゃんに、もっくんに、いっちゃんに…?
半分…というかほとんどうちのパーティの子だ!(笑)
大変なロッジになる予感がしてきた…(笑)
夜はみんなを寝かせるまでがまた大変だった…
早速懐中電灯で遊び始める子
押入れに入ってドラえもんごっこをし始める子
もう寝てる子がいるんだから静かに寝なさい!
その日は自分はお風呂は諦めて早めに布団に入る、といっても日付が変わっていたが。
午前三時。昼間は暑いが、この時間帯になるとだんだん冷えてくる黒姫ラボランド。
部屋に布団が敷けないので廊下で、敷布団のみで寝ていたせいか肌寒くて目が覚める。
起きてしまったものは仕方がない。二階で寝ているラボっ子全員に毛布をかけて回る。
えらいぞ自分
お腹出して寝てる子もいたし、起きてよかったかな
再び布団に入り、眠りに着く。
しかし午前五時にまた目が覚める。
原因は…まだ5時なのに起きて騒ぎはじめている男の子達。
「まだ寝てる子がいるんだから静かにしなさい!」
「トプー(起床のBGM)が鳴るまで布団から出てはいけない!」
ホントに元気な子たちだ…
栄養ドリンクを飲みながら思った。 <栄養ドリンクなしでやっているテューター、えらいだろ>
to be continued・・・・
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アイオワは、私が今まで夏を過ごしたどの州とも少しずつ違って、ああ、アメリカって広いんだなあと思う。
持ってきてよかったと思うもの。
パソコン:インターネットで調べ物もできるし、こうやって広場につなぐこともできる。メールも日本語対応。
4ーHのコーディネイタートレーニングでもパワーポイントやDVDを使う予定。
加藤P母の会作成の巾着:これはすごく良い贈り物になった。和風バンダナを2枚外表に縫い合わせて作ったもの。
アメリカの立方体のティッシュボックスにもぴったり。豪華。本当にありがとう。
ガムテープ:空港やちょっとしたときの修理に。いつも旅先で使う。油性マーカーも。
こんにゃくゼリーとドライプルーン:オリエンテーションキャンプのころ、まだラボっ子たちはお通じがない。
下ネタが共通の話題。「まだ出てない人は食べて。」いつまでももらいに来る子は・・・ホストに報告。
そうめん:ここの家族は、そうめんが好きだ!冷たくも温かくも、チャンプルにもできるし。
めんつゆも持ってきて良かった。お好み焼きもね。
小さなビニール袋:キティちゃんやポケモンがついている小さなジップロック。
これに小さなおみやげと名刺をいれて、Give awayをたくさん作って渡している。
いぼいぼスリッパ:これは絶対おすすめ!!歩いているだけで足の疲れが取れる。
外履きにもできるものならさらにおすすめ。アメリカ人にも好評。買いたいそうだ。
背中洗い用ブラシ:せっかく持ってきたのに、ホリディインに忘れてきた!!再購入。とほほ。
リラックスタイプのブラ:日中の屋外労働は日本の真夏の草むしりの服装。
厚手のスウエットパーカー:日本の夏には見るだに暑苦しいけど。色も赤で多少の汚れは気にならない。
持ってくるのを忘れたもの
巻きす、あく取り、かんぴょう・・・・料理当番としては、道具は重要です。鍋はいいのがある。
園芸用手袋:軍手として使う。元々アメリカで買ったので、こっちですぐ見つかると思ったけど、ない。
持ってくれば良かったと思うもの
スエットパンツか、スパッツ:家の中は長い時間いると寒い。ホームウエア用の薄いのを持ってきたがスウエットにすればよかった。
長いジーパン:ズボンは、長いのを1本と膝下丈を3本、ショートパンツを3枚もってきたが、
長いジーパンをもう1本持ってくれば良かったかな。
実はアメリカで買うつもりだったが、ちょうどいいのをまだ見つけていない。
今回必要なかったな、と思うもの
タンクトップと半袖ジャケット。いろいろ組み合わせて着ようと思ったが、こんなにはいらなかったね。
全然、バラエティの必要性を感じない。
毎日の生活は、丈夫なTシャツが最適。日本の夏には暑いから着なかったけど。買ったりもらったりして増えている。
ワンピース、サンドレス:あまり着飾る機会がない。アクセサリーも不要。毎日労働です。
北米ホームステイのお支度は、黒姫の3泊4日を基本にするといいと改めて思う。(野活、夜の冷え込み)
パーティの夏活動とキャンプに行くときの支度をちょっと拡大。雨具はあまり必要ない。
靴も、時に糞尿地獄を歩くから・・・白スニーカーはおすすめできない。黒姫用で充分。
フォーマルは、真夏の墓参りのような、着心地が良くてウオッシャブルで失礼にならないものを適当に。
もっとフォーマルに人に会う機会があるかと想像していたが、相手もTシャツにジーンズなんだもの。
今までのアメリカ生活と一番違うのは、オフィスワークやお出かけより肉体労働が主だということ。
農薬のタンクを積んだコンボイトラック。(もちろん運転しているフリ)
コーディネイターのエイミーのところにステイするはずが、どんどん状況が変わっています。
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今日は、初めて電話がかかってこなかった日です! お祝いしたい気分。みんながんばっているんだね!
私は、昨日と今日、ホストファミリーの親戚の結婚パーティでミネソタへ行っていた。
アイオワからミネソタ、といっても、ここはボーダーに近いので、3時間くらいで目的地についたし。
アイオワの州都デモインへ行くにも3時間だから、ねえ。
違う州へ行くというとものすごく遠いような気がするが、アメリカではちょっとしたロングドライブ。
日本で言えば、ここからミネソタは、私の住んでいる多摩地区から埼玉、デモインは東京、
ウイスコンシンだと茨城くらいか?感覚として。
ミネソタは、妹と私のテューターが1976年にホームステイしたところ。感慨深い。
うちの先生ったら、小さなお店で百ドル札を使って、お店中のお金をかき集めておつりもらったんだよ。
当時のコーディネイター、デビット・ペイスさんは、まだ健在と聞く。
コーディネイターをしていた頃、会議の後のダンスパーティで踊ったら(彼も背が低いので)
「見て見て、こびとのカップルが踊ってる!」とはやされたね。会いたいなあ。
今回のミネソタは、私のホストの妹さんの家に集まって、甥の結婚パーティだったのだが、
この甥御さん、なんとカンボジアの女性と結婚したのだ。
三姉妹とその家族、親戚が集まり、ファミリーリユニオンに参加させてもらったわけだが、楽しかった。
夜、私の珍談奇談が受けて、みんなおなかを抱えて笑った。
いままでの国際交流人生・・・・・いろいろ、あるからね~・・・・。
ところで、昨日ミネソタへ行く途中、2回ほど電話がかかってきた以来、一件もなし。
今日も一件もないよ。帰ってきて留守番電話も一件もなかった。気味が悪いくらい。
そろそろ私もホームステイの醍醐味味わえるかな?
ミネソタから帰り、今日の晩ご飯は私が・・・。残り物のバーガーとサラダ、そうめん。
みんなそうめんが好きになってくれてよかった。
明日も一日農機具の修理だというので、私は家中の洗濯と料理を受け持つことになった。
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時に国際交流は、集中力と気合いを要します。
忙しいなと思うとき、初めての経験をするとき、自分がちょっと遅れ気味かなと思うときなど、
「国際交流」ということばを念じていることがあります。
最近は、もっと強く「気合いだ!気合いだ!気合いだ!・・・・・・!」と念じます。
するとなぜか、克服できるような気がします。
ラボっ子たちもきっとそれぞれのやり方でがんばっているのでしょう。
すっかり見込まれて、ベビーシッター(しかも保育園へ)にかり出されている子。
到着早々、日本食を作って食べさせた子。
こちらが電話しても、「なんで電話してきたの?」くらい問題なくやっている子。
ちょっとけがして、ホストファミリーから手厚いお世話を受けてご機嫌の子など。
そうそう、自分でお好み焼きを作ってみようと挑戦したホストマザーがいました。
彼女はなんと、パンケーキミックスにキャベツとベーコンを入れ、焼いて、
バターと蜂蜜をぬってラボっ子に食べさせたそうです。
ラボっ子の感想は? おいしかったですって! 新料理の誕生です。
US and Japan freindship pancake と名付けました。
まだがんばり中の子も、気合いだ~~~~!
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マッカーティ家は、6時半には朝ご飯の支度。今朝はパンケーキ。ベーコンもソーセージもない。
マッカーティ夫妻は数年前ダイエットウオッチというのをやったそうで、まあ、言うならば体重管理キャンプ?
それでダイエットに成功してから、食べないようにしているらしい。私の方が大食いだと笑われている。
午前中は、教会に行って、日曜日ではないけれど、ミサ。
ここらあたりの巡回神父様が回ってくる日なのだそうだ。ウイークデーのミサは、普通の服装。
それから農機具の修理。といっても、日本のような鍬とかじゃなくて、トラクターの修理だ。
秋の収穫に備えて、夏の間にあちこち修理しておくのだそうだ。
フォークリフトで部品を持ち上げ、日本で言えば車の修理工場のような機械を使って作業をする。
いやあ、もう、なんでもあるよ。お父さんの作業場。
私の日本の家よりずっとでかい納屋に、道具、機械がいっぱい。
古い農機具なのでなかなかうまくいかない。となると金属カッターで切断して、それをまた溶接して・・・・
もう、まるで鉄工場。わたし?油性マーカーを持って立ってるくらいしか・・・・
お父さんとお母さんが協力して、私もちょっとは手伝う。
何を言っているのかはわかるけど、とても役には立たない。
鉄をガンガンたたく音で、おなかが空いてくる・・・・
けがをしないように、それだけ。
お昼は今までの残り物をそうざらえ。おいしかったので、捨てるのはもったいないな~と気になっていた。
さて、午後にラボっ子たちへチェックの電話をする。
到着するなりキャンプだったので、ホームステイに入ってやっと落ち着いた頃だろう。
みんな元気。食事もおいしいそうだし、え?もう、日本食作って食べさせたって?すごいね。
何か困っていることない?伝えて欲しいこととか・・・と聞いても、何もないそうで、
「なんで電話してきたの?」みたいなのもいたね。
不在の家もあったが、不在なのは元気な証拠だろう。
心配していた子もやっとスタートが切れたようで、ほっとしている。
ラボっ子と話したあとで、もう一度ホストマザーに代わってもらい、様子を伝える。
あまり楽しんでいないのではないか、と心配しているからね。ほっとされている。
遅い午後から、スペンサーという町に買い物に行く。
おとうさんがコンバインを運転していったので、私たちは買い物がてら、あとから車で。
John Deereという農機具のメーカーに行く。大きなトラクター、コンバイン類が並んでいて、壮観。
買い物。ウオールマート、グローサリー、夕食はタコベル!それから映画。
もう、息子たちがうらやましがるだろうなあ。ラボっ子たちへのおみやげを買う。
今頃、キャンプから帰って来る頃だろうか。
蛍がいる。日本のように小川や沢はないけど、広い広い平原あちこちにいる。もう、すごくたくさんいる。
よく、草葉の陰から、とか、死んだ人が蛍になって会いに来てくれた、とか言うけど、
こりゃあ、すごい死人の数だね、と言って笑っている。
夜おそく、やっと暗くなったので星を見ようとしたが、霞がかかっていてよく見えなかった。
それより蛍がすごい。
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私のホストファミリーはマッカーティ家である。トウモロコシと大豆の農家。
1976年に結婚したそうだ。アメリカ建国200年祭だね~。
私がユタにステイしたのは77年。ステイ中、エルビスが死んだとラジオでいっていたなあ。
この、ダニエルとドナの夫婦には子どもが6人・・・・・
昨日、害虫の様子を調べ、今日は、農薬を散布する。
広い・・・・農薬散布しているお父さんのトラクターが、地平線の向こうへ消えていく・・・・
娘のマリア(17歳)は、今日は芝苅り。ぶんぶん芝刈り機を運転していく。
途中、なんども家に入って、休憩したり、食事したり、水を飲んだりしながらの作業。
結構蒸し暑くて、蝉もないているから、日本と同じような感じだ。
短パンをもっと持ってくればよかったかなあ。でも長いのももっと持ってくればよかった。
家の中の冷房がありがたいと思うのは、やっぱり外が暑いから。働いている人は暑い。
夜は結構、涼しい、というか、寒いくらい。長袖長ズボン、靴下もほしい。
今日は、午前中電話でいろいろ対応。朝食はスキップした。
昼食はマカロニに挽肉のタコスミートを混ぜたものと、缶詰のグリーンビーンズ、パイナップル。
午後から一緒に外に出た。
やっと洗濯できたし。
夕食は、豚の挽肉を整形したものとピクルスなどをはさんだサンドイッチと缶詰のビーツ。
デザートは、マフィンみたいな、ショートケーキと呼ばれているもの。
夕食後、ハートレーの町の小さなグローサリーへ。
明日は水曜日だが、朝、教会でミサがあり、その後、大きな町へ買い物に行くそうだ。
夜、レックスのシャペロンと電話で話す。いろいろお互い助け合っている。
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やっと、私もホームステイに入りました。どこまでも続く空と農場!!すばらしい!!!
ここまで来るのは、長かったなあ。
シカゴでの入国審査に時間がかかり、国内線の出発時間ぎりぎりにゲートにたどり着いたのだが、既にゲートは閉鎖。
先に飛行機を降りたはずのLexのグループはもっと時間がかかったそうで全く間に合わず。
エスコートの人がいて、次の便に振り替えてもらい、待つ間にスナックを取らせる。
アメリカに来たばかりなのでお金の使い方もわからないだろうと、一人7ドルずつ配布。
みんなマクドナルドに行ってなにがしか買っていたね。えらい!
おつりは返してもらう。半分くらいしか使わなかったようだ。
横3列の小さな飛行機でアイオワ州デモインの空港に着くと、コーディネイターが出迎えてくれた。
荷物だけ、前の便で先についている。普通、間に合わない場合、降ろすよねえ?
バスは? え・・・スクールバス・・・
Lexはお金を配布しなかったそうで、誰もお金を使えず、従って食べておらず、はらぺこ。
予約していたレストランがまだ大丈夫だったのでそちらへ向かい、遅い夕食。
ラボのグループはスナックをとったのに、また食べてしまった。ステキなカントリーレストランでみんなご機嫌。
そこからキャンプに向かい、着いたのは夜中。ま、どうせ時差ぼけだから関係ないか。
と、ここまでが24日。
翌日、午前中オリエンテーションと自然科学の研修。ここは天然資源研究所なのでいろいろな体験をさせてもらえる。
偶然だがアイオワの州の鳥、ゴールドフィンチの心臓の音まで聞くことができた。
午後はラボとLexに分かれてのグループ活動。
夕方、ホストファミリーが合流して4-Hキャンプが始まった。25,26,27日。
キャンプも毎日、盛りだくさんのアクティビティである。
釣り、カヌー、水辺の生き物、カルチャーフェア、キャンプファイヤー、アーチェリー、Tシャツ染め・・・
ラボっ子もLexの子も仲良くなれたのがよかった。
今、ちょうど、カウンティフェアの時期で、ホストファミリーも来られる人、来られない人、
違うタイミングで来る人、帰る人とさまざま。ラボっ子たちもそれに会わせて五月雨式にホームステイにはいる。
最後の一人を送り出し、(来られない人は他のホストに連れて帰ってもらうなど)ああ、やれやれ、撤収。
撤収。これがまた一大事。
コーディネイターのお姉さんやらお母さんやらがノースダコタからやってきて手伝ってくれなかったら、
このキャンプは成り立たなかったね。
私も遂にスペースがなくなり、同じ町に帰る他の人にたのんで乗せていってもらうことになる。
というか、私のホストは自転車旅行中で、27日はコーディネイターのエイミーの所に泊まる・・・
はずだったらしいが、アパートの三階で、エレベーターもなく、クーラーも壊れているとかで、
手伝っていたお母さん、お姉さん姪御たちもいるので、結局、モーテルに泊まる。
ああ、ナイス!
チェックイン後、10分でカウンティフェアへ。Wow! 懐かしのカウンティフェア。
ホテルに帰ったのは夜の11時。
28日、4-Hオフィスで今までできなかった用事をかたづけ、午後ホストファミリーのいる別の町までロングドライブ。
これでやっとしばらく落ち着けるのかと思ったら、ホストファミリーがミネソタ、ウイスコンシンへ旅行に行くのだという。
かなり活動的なホストファミリーらしい。
まあ、相談の結果、基本的にはホストファミリーについていくことにした。
もし、なにかそうできない事情ができたら、エイミーの所に行くことにして・・・。
後半のステイ先はエイミーの所だし・・・・と思ったら、「ホストしたいという人がいる」ですと?
エイミーも後半、ステートフェア(家から3時間)に行ったり、リーダーミーティングに戻ったり、
それには私たちもでるそうで、いろいろあるらしく、私もそのスケジュールに合わせて適応することになった。ふ~。
エイミーだからね、まあ、こんなこともあろうかと、自分のパソコンをもっていって
こうやってメールを送受信できるようにしたし、相談の結果、私用の携帯電話も入手。
こんなに動き回っていては、家で電話を受けたりかけたりなんて、とても無理。
(エイミーと同じ携帯なので、すんでのところで取り違えるところだった!)
夕方やっと、マッカーティ家に落ち着き、荷物も解き、農場も見回り、
ファミリータイプの夕食(今まではファーストフード)を食べ、おみやげも渡し、テレビをみて、
ああ、やっとホームステイらしくなってきた。
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