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母の会OGのOさんとかねての約束で、出かけた。Oさんは私の初めの頃からのラボファミリーで、
長い間支えてくださった方だ。昨秋、最後のお嬢さんが卒業していき、お母さんも私も寂しかったが、
子育て苦労を共にした同志ということで友情は変わらず、これからもおつきあいしようということなのだ。
彼女の風邪が治るのを待っての外出となった。
せっかくだから立川くらい行かない?と立川のタカシマヤまで車で出かけた。
街へ出るのだし、車だし、いつもの「あきる野仕様」でない装いで・・・と思ったが、寒い一日で、
やはりダウンがはなせない。
ゆったり京風味の和食を楽しみ、おしゃべりし、デザートは場所を変え・・・。
私の長い間の努力や苦労、それに伴うラボっ子たちの成長を見てきた方だ。話題は尽きない。
ああ、この子、成長したんだなあっていう感慨も一緒。
偶然やっていた九州物産展で、鹿児島の豚足の煮込みを買った。(息子たち一人一つずつだよ!)
こういう売り子の人は、その地方の人が全国を回っているのだろうか。おもしろそうだな。
「おじさん、ときどき数、かぞえられないからね」といって、
豚バラの煮込みをたくさん買ったOさんに豚足をおまけしている楽しいおじさんだった。
「先生、ごめんなさ~い。こんなに出てきました。」Oさんがごっそり持ってきたのは・・・
私の本だった。なかでもA was an apple pieは、ちょうど取り組んでいたのに忘れていた。
もう10年も借りていたって?! ラボっ子とつきあいの長さを物語るなあ。
気軽にみんな借りていくのだけど、誰が何を借りていったか、把握できないこともある。
こちらから押しつけるように貸したこともある。頑張ってくれることに繋がりさえすればいいと思って。
発表会が終わると、安心して?CDを聞くという現象が起こる。気がついていますか?
よく、発表会では力を発揮しなかったのに、終わってからやってますっていう子、いるでしょう?
緊張が終わった後のゆったり感がいいのかな。その「あとづけ」が、結構貴重なのです。
さあ、終わったと片付けるようにしないで、しばらく余韻を楽しむといいでしょう。
この間の水曜日も、ラボっ子たちが車の中でNRのシャドウイングで盛り上がっていた。
発表会といっても、子どもたちには繋がっていく流れなのだ。
帰ってきたケイト・グリーナウエイの「A was an apple pie」さっそく今のラボっ子たちとやってみよう。
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三男がウインターキャンプに行って、忘れてきたスキーウエアの上衣。
まだ中1の三男はこれからどんどんサイズが変わるので、買いたくなくて、
なんとか去年までの防寒着で済ませて欲しかったのだが、やだとかきもいとかほざいて、
大きすぎる次男のウエアを無理矢理借りていった・・・・
人のを借りていったのに、「色がやだ」とか言ってたな。それで忘れてくるなんて!
フードとズボンだけあって上衣がない。しかもそのことに気がついたのが一ヶ月近くも後!
長男がラボランドにバイトに行くから、次男のウエアを貸してくれ、といって、
三男が持っているはずだ・・・・まだリュックの中だった・・・・ない・・・・
もう、遅すぎ、どいつもこいつも。
週明けに事務局に問い合わせるも、そのような物は届いていないという。
JR、タクシー会社、はてはゲレンデまで、問い合わせたが、ない。
きっと、どこかで落として、拾われたんだ。ホームレスの役に立っているかも。
このご時世にこの寒空だもの。暖かいウエアはうれしいだろう。しかもサイズがLL。使いでがあるよ。
そう思ってあきらめ、次男の防寒着がいるだろうと、シーズン終了のバーゲン価格でダウンを買った翌日、
「あったよ!見つかった!」
なんと、キャンプのシニアメイトの大学生が、うちのだと知り、持って帰ったのだとか。
(だったら、そう知らせろよ~・・・)
「どうせまた会うから、と思って、連絡先がわからなかったし。」
事務局に問い合わせればよかったじゃない?
「あ・・・・・とにかく、今度持ってきます」それが2月8日の高学年発表会の日。
昨日、首都圏のリーダー研修で、彼から次男が受け取ってきた。
うるわしきラボの仲間。
「長い旅路の末に・・・」だねと、うのまま。
そう、やっと聖女さまの元へたどり着いた。
ま、シーズン中に帰ってきたんだから、早いほうか。
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例年、総会資料と一緒に送られてくるスケジュールノートの差し替え。
年末の大掃除の時に、書類など片付けられるだけ片付けて、新しいノートを差し替え、
スケジュールを書き込み、新たな気持ちで新しい年に備える。
総会でもアイデアやスケジュールを書き込み、地区研では、議事メモやパーティの計画、いろいろ記入して、
ラボだけのスケジュールブックを作る。
前年のスケジュールは入れたままにしておくから前年のことやラボっ子のテストがいつ頃だったかもわかる。
パーティのラボっ子の継続年数を書き込み、在籍表彰でどの本を贈ってきたか、
会員の名簿や入会候補者への対応なども書き込んでいくラボノート。
ところが、昨年末、何もしてこなかった年末に急に受入が決まり、上を下への大騒動。
財団や事務局から矢のようにくる茶封筒・・・・という中で、
スケジュールノートだけがどうしても見つからない。
「これくらいの厚さの、書類または茶封筒を探せ」
そういう指令の下、家捜しまでしたが、出てこない。
ついに、恥を忍んで事務局に「スケジュールノートの差し替えをもう1セット下さい」と申し出た。
「え?送ってないですよ。今年から廃止です。」
え”~~~~~~~~~~~~~~~?!
なんだったの、あの、忙しい日々は・・・・・
B5からA4になった時も、え”~~~~~~~~~と思ったが(新しいB5バインダーに変えたばかり)
変わったものをいつまでもぐずぐず言っても始まらない。
いろんな書類がA4なのは仕方がないし、びろびろはみ出すのもね。
ラボからもらった二つ穴バインダーではすぐに破れてくる。
フレキシブルな私はすぐにしっかりしたA4バインダーと多穴パンチを買いに行き、
どっしりしたラボバインダーノートができあがったのだった。そうして何年か。
それが、廃止?
誰も使っていないだと・・・・・?使ってる人の声は聞かないのか。せめて買えるようにして欲しかった。
年が明けてしまってからわかったこの事実。
急遽、それに変わる物を探したが、どれも帯に短し襷に長し。
バッグに常に入れて持ち歩く手帳は、小さくて軽い物がいい。
でも、パーティ運営の記録もしながら使える物が欲しいのだ。
「原稿あるんだから、作ってやろうか?」 て、天の声!
愛着を持って使い続けている物がなくなったり、変わったりすると、とまどう。
スカイブルーノートも、パーティで愛用していたのに・・・。
変えて欲しいのは、ラボのカレンダー。
真ん中で綴じてあるノートのような形になれば持ち運びにも郵送にも便利なのに。
ラボっ子が家に一冊、各自も一冊ずつもってスケジュール管理もできる。
絵の大きさは今と同じくらいにできるはず。
綴じるのはステープルで十分だし。
世の中にはもっと困っている人がいるから、言うのをはばかっていたが、私が憤っていることの一つは、
「量目減少」
500グラムだったものが470グラムや、400グラムになってきた。
一袋で5人家族用だったお肉が・・・・物足りないので他の物を入れたり、もう一袋開けたり。
どうも太ってきたような気がする。
一袋でラボのおやつとして役に立っていたみんなの好きなお菓子が、ある時から、
「先生、ひとつ足りないよ。だからTakeががまんした」
え”~~~~~~~?!いままでだとみんなの分が足りて、私の分まであったのに?
このお菓子はこのクラスで採用できなくなった。
各クラスで使い勝手のいいおやつがあったんだけど、もう一袋ずつ常備するには、経費だけが倍増。
こんなつぶやき、レベル低い?
スケジュールノートは、地区研で聞いたら他にも使っている人がいて、注文を受け付けた。
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今年のNRリサイタル。なかなか皆さんの都合が合わず、例年より遅めの開催となったが、
それでもまだまだ調整がつかないことや急なことも入り、子どもたちのゴキゲンもいろいろ。
いつもだとNRの1から51までのトラックナンバー順に次々発表するのだが、
今年はスイミングで早く帰らなきゃいけないKaeちゃんを先にして、
幼稚園の用事で遅く来るChiちゃんを遅めに・・・そういうつもりだった。
ドッヂボール大会と重なって、会場はものすごい車の量。
みんな駐めるのに苦労したのか、時間になっても集まらない。
やっと、みんなでSBやNRをして・・・・
Kaeちゃんのゴキゲンが直らず、しかたない、トラックナンバー順で行こう。
そのうちにKaeちゃんのゴキゲンが直るのを期待しよう。いずれにしてももう、延ばせない。
こういうことをやっているので、プログラムを刷ってあらかじめ渡して・・・ということができないのです。
まず、キディさんのクラス発表。Sing a song of six pence。
それからトラックナンバー順に題名をいうと該当者がマイクのところにやってくる。
最初はRくん。この練習はいつもやっているのだけど、え?ぼく?という顔ながら、ちゃんと来てくれた。
順にどんどん行う。
一人だったり、二人だったり、4人だったり・・・・マイクを持って、ちょっと神妙な面持ち。
いつも元気なKaeちゃんが結局ゴキゲンが直らず。バイオリズムが合わなかったのか、そういうこともあるよね。
みんなはだんだん、調子が出てきた。
長い歌を歌いきったMoeちゃん、Nっちゃん。
パーティ共通で豆本に作ったA was an apple pie、みんなで英語で唱和した後、日本語でも言う。
遅れてきた子たちも、すんなり加わり、ほっとする。
小さい子は、まず発表会に出られる、マイクの前に立てる、というところから、すごい成長したなあと思う。
ゴキゲンで歌っていながら歌詞を間違え、それがかわいいとみんなが笑ってしまったので、
まさにBurst to cry!になってしまったShioriちゃん。
でもすぐお母さんのところに行かずに、ずっと私と一緒にいてくれたね。
小学生たちがクラス共通発表のThis is the house that Jack builtを苦労して、でも生き生きと発表。
小さいときは、参加することがやっとだったHちゃんがトリでTwinkle・・を歌っているのを見て感動する。
今日活躍しきれなかった子も、その内ではちゃんと成長しているので、そこをちゃんと見てください。
立派な発表だけがいいのではない。いいかげんでいいというのではない。
それぞれの身のうちに、その次、またその次を用意しているものが育っているところを見てください。
たくさんの聞き込みと経験・継続が、実を結んでいる子たちが確かにいる。
片付けも終わって帰る頃、
5年生のTakeのお母さんが、「最近、いつもこうなんです」と、Takeの仏頂面にため息をつく。
そこへもう一人の仏頂面がやってきて隣りに座ったのを見て、親二人、思わず笑い出した。
兄が、「この二人がこの顔で並んで出てたの、すごい、目立ったよ。」という。
あら、このあいだまで、あなた達がそうで、小学生低学年の弟のきらきらの笑顔がまぶしかったのに。
ちゃんと成長しているよ、ねえ。欲を言えばきりがない・・・・けどね。
課題は山積、悩みは深い。目の前にいる子どもたちのいじらしいほどの成長をくみ取ってやらねば、と思う。
さあ、次は、春の地区発表会にむけてがんばろう。
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イギリスの教育劇団ホワイトホースシアターの代表ピーター・グリフィス氏が来日しており、
今日、首都圏の開催テューターたちが会談した。
おりしも事前活動の日で、私たちは朝から照り焼きチキンなどの日本食調理実習などで大忙し。
夕方5時、ピーター、ホワイトホースジャパンの河田さん、佐藤さんを迎え、多摩地区のテューター3人と神奈川のテューター、Samiさんとサンサンが集合。
ラボで呼ぶのは2回目だし、なんといってもリクエストしていたロミオとジュリエットが来るので、
私たちの期待度も大きい。
打ち合わせを兼ねているので、熱心な質問や楽しい談話がはずんだ。
今日を迎えるまでに、既にピーターは関西、浜松で会談をしてきている。
ラボパーティへ訪問もし、テーマ活動に一緒に入って活動したそうである。
Labo is amazing!
始まったばかりのロミオとジュリエットのテーマ活動、まだまだ恥ずかしいほうが勝ってしまうラボっ子たち。
最後のシーンが一番funny になってしまったというほど、照れくささでいっぱい。
ロミオをやったピーターは実際に涙が出るほど感情移入したそうだ。
そんな彼の姿をみて、ラボっ子たちはなんと思っただろう。
ホワイトホースシアターは、4人の俳優で行う。その4人が入れ替わり立ち替わり、
いろいろな役を演じ分けているのがおもしろい。
ロミオとジュリエットは、ひとりずつだそうだが、他の二人がいろいろな役を演じ分ける。
パーティの中高生メンバーが少なくても、ロミジュリに取り組める方法があったのだね。
ラボで育った中高生なら、やっぱりロミジュリに出会わせてやりたいよ、ねえ!
大きいパーティだけでなく。
Samiさんがいう。
ラボっ子たちは、ロミオとジュリエットならセリフを覚えてしまっているので、
公演をみながら一緒にくちずさんでしまうだろう。
WHJの河田さんが言う。「ラボの子は、小さな子でも上級が楽しめるんですね。驚きです。」
普通、観客は英語を聞きもらさまいとして緊張し、楽しむどころでなくなったりするのだ。
そして英語の先生たちは、生徒たちが、「聞き取れているか、理解しているか」を見張っている。
ラボっ子たちは、小さい子たちも発表経験もあり、大きい子の難しいテーマの発表を見たり、
CDを聞いて親しんでいるし、一語一句でなく全体で掴もうとし、それが楽しめるのだ。
そういう我が子の姿をみた保護者の感動も大きい。
ワークショップの内容も伺った。
シアターワークショップといって、発声や呼吸、身体の動き、ダンス、
意志を通じ合わせるティームビルディング、などを行って、ウオームアップし、
最後に物語り表現を構成させる。
私たちはテーマ活動の前にソングバードをするけど、その意味を理解し、
また専門的にやることを知るのも素晴らしい。
シアターワークショップ?劇? それが英語教育に役に立つの?
そう聞かれるかも知れない。ラボでも幾度となく、そういう反応を受けてきた。
でも、どう? 公演をみた子どもたちの反応は、雄弁に物語っている。
ホワイトホースシアターは、今年の8月下旬にやってくる。9月上旬まで関東。
学校が始まるということもあるだろうが、なんとか、ラボっ子たちのワークショップも持ちたいなあ。
それ以降は、浜松、関西、九州、中部、また関東へと戻り、10月中旬に帰国する。
集客は、ラボ家庭がお友達家族に呼びかければ、家庭数×10くらいはいく。
ラボの教育力を公に発揮し、会員募集をするチャンスだ。
関東地方に滞在する夏休み最後の何日かがまだ空いています。
9月以降、土日の開催地は、すでに各地のラボでほぼ占められているので、平日の学校での開催を募集中。
ぜひ、お問い合わせ下さい。
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今年に入って取り組んでいるナーサリーライム。発表会を来週に控えて、作っている絵本も
今週来週で表紙をつけて完成させよう。
キディさんたちも原稿に色鉛筆でなぞり書きしたのを紙に貼り、絵もつけて、絵本ができあがっていく。
パーティ共通の”A was an apple pie”は、最初に豆本に作った。
経本のように折り返し式の豆本にアルファベットを書き、A was an apple pieの詞書き。
6年生以上が小さい子の分の原稿を作るのを手伝ってくれて、2年生以上は自分でも書いた。
キディさんたちは原稿を色鉛筆でなぞって自分の豆本に作る。
小さいマイ”A was an apple pie”の本。毎回めくりながらみんなで唱和したね。
これは今日作った絵本の表紙にハートの折り紙をポケットにしてつけ、そこに入れる。
ここのクラス共通は、Sing a song of six pence。振り付けて踊ったら楽しかったね。
キディさんたちも、各自のNRを3つほど選んでいる。
唱える、踊る、なぞり書きする、おはなし日記になぞり書きしたのを貼り付けて隣りのページに絵を描く。
先週と今日は、その中から絵本に作っているのだ。
Rくんは、3曲のなぞり書きを全部、台紙に貼り付けて絵本にした。表紙もできた。
Siちゃんは、二つを貼り、残りのひとつは、おはなし日記に貼った。
Moちゃんは、オレンジとレモンという大作。絵を描いてきてね。
Kaeちゃんは、さっさと作って、走り回る。身体が軽い!言う方もがんばっているよ~。
Keiちゃんは、大作をたくさんなぞり書きしているのだが、ほら~、絵本に作らなきゃ・・・
今日はお昼寝をしていなかったというSakiちゃんが泣いていて、お母さんと離れられなかったので、
お手伝いで入ってもらった。プレイルームのGakちゃんも参加していてこちらもお母さん付き。
Gakちゃん、持ち歌のThis little pigの指人形を作ってもらって、大ゴキゲンでもって来た。
今日は切る、貼るの作業と走り回る幼児のなかで、怒濤の13日の金曜クラス・・・・
Gakちゃんの理不尽(その年齢にしてはリーズナブル)な要求に、ちゃんと拒否できるようになったRくん。
甘ったれのKaeちゃんが火に油を注ぐ。表情が豊かになり、安心して自分の居場所として楽しんでいるんだけどね。
おとな達は切り貼りの面倒を見ながらも、暴れ者がこちらに倒れかかってくるのを、止め、
なだめ、諭し、ちゃんとやってる子の上に降りかかる災難を防ぐ。
Keiちゃんが、争いを鎮めようとする・・・・おお、成長してる~・・・
大騒動だけど、子どもたちが、ちゃんと成長しているのがよくわかる。
大人の旗下の元に整然としていないから、成長のエネルギーになるんだ。
絵本作りの後、みんなでNRを歌い踊り、一人ずつ持ち歌の発表をして、少し早いけどおやつにする。
選んだNRが結局重なっていて、どうやって個人発表したものかと思うが、
ちゃんとできた、覚えたではなく、あたしはこれにしようかなって選べることがすごいと思うのだ。
手伝ってくださったお母さんたち、お疲れ様でした。ありがとうございます。
まだ絵が描けていない子は、おうちでやってきてね。
「あたしは、ここで描いていきたい!」あ、そう?じゃ、といって場所を空ける。
やっと連絡帳に目を通し、今日の活動を書き込む。
Rくん、幼稚園のお遊戯会で「がらがらどん」と「ブレーメン」があり、がらがらどんをおうちで聞いたとのこと。
「発表会の大事さに気づきました」と、お母さんのコメントがあった。
そうなんだ。お友達のをみて、それに刺激されてライブラリーを聴く。
それも出会いだね。この出会いを制限したら、とても狭い世界になってしまう。
そして発表会があるから、自分もスピークアウトする機会が来る。
親が準備してあげられることは、とても大切。でもそれ以上に友だちから刺激を受けてくるんだものね。
そんなチャンスをしっかり受け止めてあげられるのがとても大切。
「子どもが自分からその気になる」時のために、耕して耕して、日になり雨となりして待っていよう。
お母さま方、よろしくお願いします。
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首都圏カレッジメイト会議主催の「国際交流村」に、ラボセンターに行くのは初めてというYzを連れて行く。
今年は、東京支部高学年テーマ活動発表会と日にちがずれたため、参加できることになった。
「国際交流村」というと、いろんな国の人と実際に会っての交流?と思われるかも知れないが、
そうではなく、アイデンティティを見つめ直し、世界に目を向け、国際問題や環境問題、
それに対して自分が、「行動すること」を考えるワークショップだ。
首都圏のカレッジメイトたちが念入りに計画した楽しく有意義なイベント。
今年国際交流の小6を含む中学生以上からが参加資格。
Yzは、その資格に該当するので、行こうよ、と誘って、高学年発表と事前活動の合間の今日、
はるばる参加してきたわけだ。
「覚えた?ラボセンターまでの行き方」
「だいたい」
「来年は、YzがTakeたちを連れてくるんだよ」
「パス」
以下はチラシからの抜粋。
午前中は、全体会の後、「文化」「世界問題」「コミュニケーション」「日本人」のグループに分かれ、
それぞれについて考えるワークショップ。
お昼ご飯も話しながらだそうで、お昼は必ず受付前に用意のこと。
午後は、年代別に分かれ、同年代の仲間と一緒に世界に目を向ける、というものだそうだ。
「小中学生は、実際に世界の同年代の子がどういう生活をしているかを体験してみる。
その体験をもとに、世界で起こっていることについて目を向けてみよう。」
「高校生は、世界の高校生がどんなことに時間を使っているのかを知り、自分の生活と比較する。
そしてそのことから今後の自分について考えてみる。」
「大学生は、世界の同年代の行き方や意識を知り、自分の将来について考えてみる。
それから将来の社会について、どんな社会を望み、そのために自分たちはどんなことができるのか」
終わった彼らの表情を見たら、どんなに有意義な話し合いだったか、わかった気がする。
学用品の寄付を募って、環境問題や貧困問題などへの関心を喚起する意義も。
さて、Yzがグループに入ったのを確かめて、所用を済ませに行く。
久しぶりに新宿まで往復あるいて、いい運動だった。これもエコ?
戻ってきて、みんなの様子をかいま見ながら、やっぱりラボで経験していくものは、その時は僅かずつでも
意義が大きいなあと感じる。
内弁慶なYzも、だんだんに変わっていくだろう。
Yzが同じくらいの子たちとうちとけているのをみてちょっと安心したり。
名刺交換とか、すればよかったのになあ。
今まであったことのある子の名前、地区、パーティ名を確認するとか。
出会いと再会を意識する機会があるとよかったね。
昨夏アイオワに引率したトモキを発見! (あのスーツケースの取っ手どうなった?なんてね)
以前カリフォルニアで対応したKozueは、カレッジとして生き生き活躍していたし。
笑顔が自信に繋がっていくんだなあ~!それっていいなあ!って思う。
終了して、Yzを最寄りの駅近くまで送り届けて、立川に戻る。
「国際交流村」に刺激され? お買い物。
立川中華街に行って、八宝茶を2種類と発酵豆腐の瓶詰めを買った。
そういえば、お昼はベトナム料理だったし、おなかで国際交流~。
「今度、立川中華街でお昼しない?」と国際交流委員長のうのままにメールしたら、
「いいですねえ。体験から学ぶこと大事です」と返事が来た。
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年一度の地区高学年活動の発表である。今年はオリンピックセンターで行われた。
我が多摩地区は、「プロメテウスの火」
うちのパーティからは次男(高2)三男(中1)とYzちゃん(小6)が頑張ってきた。
見に行こうね、といって参加したのは、小1のNちゃん、Mっち、小3のIk、Ki、小5のTkと
お母さんのNさんとOさん。
朝早くから人身事故でダイヤが乱れ、早立ちの次男たちはもとより、一時間後に行く私にも影響し、
お母さんたち二人がいてくれて、本当に助かりました。
発表は、午前の部「エメリヤンと太鼓」「注文の多い料理店」「ノアのはこぶね」「プロメテウスの火」
午後は、大学生表現活動の予告、
「トムソーヤ3話」「3人のおろかもの」「注文の多い料理店」「耳なし芳一」
多摩地区の「プロメテウスの火」も、今日までのがんばりの成果をよく果たしていた発表だった。
身体が大きいので、とにかく下になっている次男。柱や山の・・・・
練習や友人としてずっと支えてきたゼウスの、椅子になって今日もゼウスを支えている。
女の子のファンが見に来ていて、張り切って「権力」になっている三男。
Yzちゃんも次男も、セリフがないたくさんのラボっ子の一人になって、
後輩たちにテーマ活動のすばらしさを教えてくれている。みんなで作り上げることのすごさを。
重いテーマも多く、見に行った低学年は少し疲れたところもあったが、「行ってきた」ということがいい。
なにがわかったとか、そういうことではなく、大きい子たちの頑張っている姿をすごいと思って、
楽しんだり、すこし退屈なことさえも乗り切って、おもしろかった、と言える経験。
一緒に行って下さったお母さん方は、本当にお疲れ様でした。
朝のハプニングもあり、大変恐縮しています。
でも、お母さんたちは、ちゃんと見てくれている。子どもたちの、何が大切な経験か。
小さくても、見に行くということが大切で、
高校生になって、いきなりこういうことができるんではない、
ずっと見てきて、自分にも時がきて、そして、実現できる。
「来年、でる?」とYzに聞くと、だまってうなずいた。
去年は、なかなか行き渋ったこともあったYz。今年は2年目で、しっかり意志ができている。
今年は国際交流のYz。帰ってきたらさらに力がつくだろう。
三男のShも、昨夏国際交流に行き、自分の力を確かめてきたはずだ。
Shは、自分を兄たちと比べてしまっているらしく、ラボではなかなかスピークアウトしなかった。
でも今日、「権力」として堂々とセリフを言っていたね。ちょっとかっこよすぎるくらいに。
初めて自分からやるといって得た役だった。
実行委員の高校生が、閉会のことばとして言っていたことにも感動した。
いままでやろうとしていなかったことがもったいなかったと、悔しそうに自分の言葉で語っていた。
ゼウスのNaokiのお母さんが、我が子のあんな姿を初めて見たと感激されていて、
次男だけでなく、私にまでお礼に来られた。
どの子も一人でやっているんじゃないんだ。
みんなの中なんだけど、自分で経験するって、すごい。
帰りに、Nちゃんのお母さん、Oさんが、
「N子は、スポーツでなくて、ラボで経験させたくなりました」と言ってくださった。
子どもたちは、ラボだけでなく、どんな場でも経験しているし、成長している。
でも、それをあえて「ラボで」と言ってくれたのは、今日の発表を見たからだという。
うれしかった。
さて、うちのパーティの発表、なんにする?
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”みんな、元気で留守がいい” そんなゴキゲンな朝だった。
先輩テューターのマリリンと、突然、映画を見に行こうということになった。
今日はレディースデーなんだって。
マンマ・ミーアは、昨夏アメリカにステイしているとき、映画館で予告をしていたもの。
「見たいね」と、ホストの娘と話していたのだ。
アバのミュージックに乗せた、演技派メリル・ストリープの熟女パワー、もりもりの楽しい映画で、
マリリンの方を見ると ”楽しんでいる!”様子ありあり。
他の観客をみると、”しずか” だ。日本人だな~。この映画でこんなにおとなしく見ていられるなんて。
ふと想像した。アメリカだったら・・・・みんな歌い出す?踊り出す?
大きな声で笑ったり、Oh, my god! なんて叫んじゃうだろうな。それこそ、マンマ・ミーア!
ギリシャの小島の小さなホテルという設定で、美しい景色に、南の開放的な人々。
ロケ地に出てきた三角のテラスは、どこかのガーデニング誌でみたことがある。
先日、いつでも十代の頃の自分に戻れる・・・・なんていう話をしていたのだが、
このストーリーもそんな感じだった。
すごい元気でセクシーな熟女たち。
「ねえねえ、もし、この映画、去年見ていたら、総会でやろうって言ったかも。」
「そうよねえ。この登場人物、Kさんみたい」きゃああ~
アバが流行っていた70年代末から80年代にかけて、私は高大生だった。
一回り上のマリリンは、大人の生活をしていたんだろうなあ。
「でもさあ、あのヒッピー姿は、もうちょっと前じゃない?」そうそう。
「エルビスみたいな衣装もね~。」
今の若い人にはわからない時代考証を始める私たちであった。
映画の最中に、携帯がバイブしていた。
何だろう・・・・受験生のラボっ子からだ。
心配で心配で、かけ直す手が震える。やがて、本人からまたかかってきた。
「先生、受かりました」
ほー・・・・放心して、思わず「じゃあね」と切ってしまいそうになる馬鹿な私。
ちぐはぐな話をしてしまう。また、来てね。
夜、年の近い次男に電話をかけさせると、「スプリング、いくから~!」ということだった。
ほっ。
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もう、一昨年になる。大変好評だったホワイトホースシアター。
テーマ活動の延長線を思わせる(と言ったら手前味噌?)公演のすばらしさ。
そして、ラボっ子たちが実際にどんなようすで、生の英語のやりとりを理解しているのか、
(それも膨大な量の意味のあるかたまりを理解しているのを)かいま見た瞬間だった。
4人の俳優たちとの交流は、今思い出しても心が弾む。
大きい子たちとの交流はいうまでもなく、教育目的の興行なので、子どもたちにむける目が本当に優しい。
ラボのように小さい子たちまでが楽しんだのは、彼らにとっても新境地を開く有意義なツアーだった。
テューターや大きい子たちは、ワークショップで、声の出し方から体の動き、ダンス、
ストーリー展開など、みっちり、研修する機会もあった。
このWSは学校の先生を対象にも行われ、小学校での英語教育の展開・展望の参考になった。
今年の演目は、
初級 Pinch of solt イングリッシュフェアリーテールズをもとにしたおはなし
リア王やシンデレラの原型とも。賢いお姫様が大活躍。
中級 Food for Thought 拒食症をテーマにした中高生対象の演目
上級 Romeo and Juliet シェイクスピア英語なので大学生から一般向きとされるが、
ラボっ子たちなら、よーくライブラリーを聴いて参加しよう。わくわく!
公演・ワークショップを招致したい方は、8月末から10月半ばまでの日程。
週末は限られているのでお早めにお問い合わせを。
8月23日~9月6日 関東地方
9月8日~9月13日 中部
9月15日~10月1日 関西・四国・九州
10月3日~10月4日 中部
10月6日~10月12日 関東
既に公演がが決まっているところは、以下の通り。
8/29 東京(オリンピックセンター)
9/12 春日井
9/13 浜松
9/14 四日市
9/19 京都
10/3 岐阜
10/4 刈谷
10/11 東京(羽村市)
10/12 東京(多摩市)
先日の東京支部総会で、事務局員と神山氏によるロミオとジュリエット4幕の発表があった。
神山氏が言うように、
いくつになっても、十代の頃のわくわく、ドキドキをよみがえらせることができると思った。
と同時に、そんな体験を、今のラボっ子たちにさせてやりたい。
今年の演目「ロミオとジュリエット」は、私たちからWHTに、ぜひにと申し入れした演目です。
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