幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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カトリーヌの日記 [全1165件] 471件~480件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
やってきたぞアレックス! 3 06月13日 ()
オハイオからアレックスがやってきた。トム・クルーズの子ども時代?みたいなかっこいい子だ。
先週母が入院して、実家に行ったりしていた関係で、掃除片付けがまだ。昨夜も遅くまで・・・
先に長男が出迎えてくれていたので、あてにして少し遅れて対面式の部屋にはいる。
すぐにわかった、アレックス! 向こうもすぐにわかって手を振る。
平野さんが「前から知り合い?」 いえ、今日初めて対面。
「タクミは?」 うん、まだ片付けしてる。お父さんとね。


一行が到着したのは昨日。成田出迎えと一泊オリエンテーションの対応に長男が行っていた。
4-Hのグループはシアトルに集合し、まとまっての来日だが、ほかは三々五々成田に到着。
こういうのの出迎えは結構大変なんだよ。4-Hのコーディネイター時代を思い出す。
「そういうのはインターンたちがやって、俺は待機組だったから」
最初の組と一緒に6時間待ち・・・だったとか。
宿泊はオリンピックセンターだ。(今日、今年国際交流にいく子たちが事前合宿で使っている)
どういう部屋だった?
「クローゼットみたいな部屋」 あはは、A棟だね。シャワー浴びれた?
「スポーツジムみたいだった」 そのとおり。

引き渡しがすみ、新宿でお昼を食べる。いつもだとうどんかお好み焼きだ、受入の時は。
今日は、若者だからお好み焼きがいいかなあ。
二組のホスト達と一緒にいつものぱすたかんへ行く。
アレックスは受け入れ体験もあるから、お好み焼きを食べたことがあるんじゃないかと思ったが、
初めてだという。
「ここで料理するの?」 そう、この鉄板でね。え?ベニハナ式のレストランみたいだって?
自分で料理するんだけどね。
「野菜のパンケーキ?」そこに肉やシーフードが入る。
「・・?・・」 まあ、オムレツみたいなもんだね。
「ああオムレツか、なるほど」 やってみればわかるし。
お好み焼きは、中身もわかるし、パフォーマンス的要素もあって楽しいよね。
(今年いく子たち、がんばってきてね)
「え~?今、お昼ごはんなのか~。身体は、もう晩ご飯の感じなんだけど」
そうだね。時差ぼけお疲れ~。


食事の後、新宿駅のみどりの窓口へ行って、定期を手に入れる。
「やった~!」
チャージしておけばルート外でも乗り降りできるよ。さあ、帰ろう。荷物も着いてるって。
今朝はなにを食べたの?
「納豆」 え~?初日からすごい経験しちゃったね。
「すごかった~。まず、開けてみたらすごいにおいで・・・・。それでねそれでね・・・」
それでもやっぱり眠そうだ。
少し寝たら?寝てもいいんだよ。え?電車の中のコマーシャルが見たい?
水虫の足の指が追いかけてくる宣伝が話題になってたし。

到着。遠くの方の山がかすんで見えるのを喜んでいる。すごく曇っているけどね。
オハイオは真っ平らだから、山あり川ありが楽しみだって。
雨上がりなんて、山に水蒸気が沸き立ってすごくきれいだよ!

さあ、ここが次男三男とアレックスの部屋だよ。
「Wow、ドミトリーみたい」 た、たしかに、うちは男子寮みたいだよ。

お土産が出てきた! 
なつかしい~。お菓子やLongabergerというカゴ。ロンガバーガーは、オハイオだったんだ。
すごく人気があって、集めている人がたくさんいて、でも、けっこう高いんだよね。
アレックスの犬Zoeyからうちのティムにカードももらった。ゾウイかわいい~。
「ティムは何歳?」 三歳。「だからか~」 そう、まだ元気いっぱい(とびついてくる)

少し横になったらどうかといってみたが(パワーナップという)
ナップじゃなくて本格的に寝そうだから、やっぱり身体を動かしていた方がいいというので、
次男と一緒に自転車で出かけていった。
駅までの道や、川に行っておいで。
帰ってきたらBBQだよ。今日は、野菜のディップもするから、サワークリーム買ってきて。

BBQの途中で睡魔に勝てなくなったアレックスはついにリタイヤ。また、明日ね。
いよいよ受入秒読み段階 1 06月10日 (水)
ラボ日本語研修に参加するオハイオ州のアレックス君が我が家にやってくるのは13日(土)。
いよいよだあ~。みんなしっかり掃除片付け~!
先週、実家の母が突然入院したので、急遽そちらに行っており、
妹と交替して、日曜日の夜に帰宅してみると、けっこう頑張ってかたづけしていて、感心感心。
「あとは、君の荷物だけだ」 そ、そうだね・・・。
実家に行っている間、メールが打てないので、
私から返事がないと心配したアレックスのお母さんも、事情を知って、
「まず、祈っています。それからアレックスを手伝わせてやって」と。

そう、助け合ってやっていこう。とてもいい子みたいだし。
もとより、洗濯と朝食は自分でやるのが我が家流。
犬が好きだそうだから、ティムの散歩とかも頼めそう。
アレックスのうちにはラブラドールがいるそうだ。(かわいいんだよ!)
こちらからもティムの写真を送ったら、お母さんから「We already love Tim!」ときた。

ホームステイは、条件整った施設へお客様に行くのではない。
普通の家庭に行くのだから、家族が病気になったり、事件が起こったりするのはあり得ること。
日本語研修だから、基本的に毎日出かけることは、息子たちと同じ。
どうしようもないときにはバックアップしてもらえることになったので、まず一安心し、
アレックスも一緒に、やれることをやっていこうと思う。
多少(ずいぶん)とっちらかっているのは、勘弁してね。

実家に行っている間、息子たちに、「けがするな、問題起こすな」と厳命していた。
そう、私の用事をふやすなよ!とね。(しょっちゅう!なんだから)
日曜日は、高速が安いのでと思って乗っては見たが、やはり渋滞が激しかった。
実家からは大量の瓶ごみなども積んできた。(集積所まで持って行けなくて貯めちゃったらしい)
渋滞もあり、事故もあり、現場を見ながら、くーわばらくわばら・・・・・・
いま、事故なんてやったら、このガラスが散乱してえらいことになる! と慎重運転。

月曜日、さっそく、「弁当忘れた。金もない」という情けないメールが次男からきた。
前夜自分で弁当を詰めていて、感心感心・・・と思っていたんだけど、なあ。
(忘れた弁当は長男が見つけて食べちゃったし、地区研へ行く途中に買い弁して届けた)

リビングの窓を拭いた。ティムも最近「姿焼き」しなくなったから、泥足つかなくなったし。
古くなったフリースとか、靴下とかで拭くときれいになる。水拭きとから拭きを両手に持って・・・・
うわ!鼻くっつけるんじゃない! 鼻水がすーっとガラス窓にたれた~。

ティムも含め、しみじみ、家族のありがたさを思う今日この頃です。
グリンピースの新入生歓迎BBQ 05月31日 ()
地区の高学年活動で新入生歓迎会。立川の昭和記念公園でBBQをするのが恒例になっている。
インフルエンザの影響や雨の心配、それに付随する運動会の順延など・・・・。
また、楽しみにしていた管啓次郎氏の講演がぶつかってしまい、そちらは長男に行ってもらった。
次男は、高校生リーダーとして歓迎会を準備する側、三男は中学生の参加者だ。
運動会の順延や急な病気などでかねての申込みより人数が減り、当日の天気も危ぶまれたが、
「開催を目標に」小雨決行だ!!プログラムも前倒しに臨機応変で行くよっ。(リーダーたち)
前日までの連絡はPCのメールで、当日は携帯のメールで各テューターに知らせが行くようにし、
テューターから参加者に責任を持って連絡をしてもらう。
同時にリーダーたちにも連絡を回す。買い出しにいってもらうしね。

当日、7時の時点で判断して、開催か雨天プログラム(その場合、場所時間も変わる)かを連絡・・・・
しようと天気予報にかじりついている時に、「今日、予定通りやりますよね!云々かんんぬん」というメールが来る。
慌て者は誰だい?
待っておれ・・・。い~ま連絡するから・・・。
天気予報は「曇りのち大雨」だが、なんとかお昼過ぎまで保ちそうなので、「開催」連絡を出す。

昭和記念公演は、大きな広い公園だ。そのBBQガーデンを予約してある。
9時半集合。(高校生は9時)私は駐車場が開き次第入って、荷物を運び込む。
ゲート前で集合、参加費を徴収し、団体券を買って入り、
「みんなのはらっぱ」で自己紹介ゲームやティームビルディング的な遊びなど、たくさんやる予定だったが、
BBQガーデンの方への移動を早めにしようと打ち合わせておき、
担当テューターの私たちと大学生が先にBBQの方へ行って準備を始める。
「移動開始したそうです!」それっと大学生たちがBBQを始め、みんなを迎え撃つ用意。

たくさん食べている最中、ぽつっぽつっときた。そうれ~、早く料理しちゃいなさい~。
大学生が一品ずつ焼いているところへ割り込んで、どばどばっと食材を入れる。
「せ、せんせ~・・・・」大丈夫、焼ける。どんどん食べるのじゃ~。


高校生リーダーがやってきて言う。
大雨が来ると困るので、先に今後の予定などを話し合い、いつでも解散できるようにしようと。
うん。そうしよう。

さっさと食べ終わり、片付けもして、高校生以下はまた「はらっぱ」へ移動。
大学生とテューターで撤収して合流。
さてテューターたちはコーヒータイム。
ラボっ子たちの活動が見える所でパラソルとテーブルを囲み、持参のコーヒーとお菓子を広げる。
「寒いね。」「暗くなってきたね」「BBQができてよかった~」
などと言っているうちに、どあ~~~~っ!!!と降ってきた。
飲みかけのコーヒーを飲み干し、急いでパラソルの下に移動、傘を開き、
それから「はらっぱ」の方を見ると、ラボっ子たちが慌てず騒がず?大木の周りに移動中。
「なんか、かわいいね~」(最年少でも小5なのだが)
大雨で、しばらくどうすることもできずにいるが、ラボっ子たちも木の回りにいる。
「指示をだそうか」 いや、彼らがどうするか、見ていようよ。大学生もついているし。
「そうよね。こういうときにテューターの言いなりじゃね。」
比較的小降りになったところで、ビニールテントのしたに避難し、一息入れる。
この後の天気は予報では大雨だ。(朝の予報より早く来たな)
時間は早いが、「ここで解散にします」とのこと。

小中学生をかえし、高校生はさらにミーティングだという。
とにかくゲートをでるところまで荷物を持ってもらい、大学生たちに車に積み込んでもらった。


帰宅して洗い物、かたづけ、残った食材を鍋に放り込んでトマトソースを入れてBBQスープ。
肉はほとんど残っていないので冷蔵庫にあったソーセージを加える。しっかり加熱。
晩ご飯用に深鍋にいっぱいあったのに、
今日の残り物は?という息子たちが、きれいさっぱり、たいらげておった。
その直後、帰宅した長男にはなんにも残らなかった・・・・。

BBQスープは、BBQの残り物の肉や野菜の活用法。(ステーキスープとも)
スープというより、シチューだな。
とにかく残ったBBQ食材は、いったん焼いて火を通し、
(帰宅してすぐ、あるいは家なら冷蔵庫に保存し翌日)スープ鍋に入れる。
ホールトマトやトマトジュース、チキンブイヨン(必要なら水も)を入れて煮立てる。
好みでお米や麦を少し入れるととろみがでる。
ステーキの脂の部分や、鶏肉の骨、ソーセージ・ベーコンもいいだしが出る。
アメリカのレストランでは、「ドギーバッグ」という残飯を入れる容器をくれるので、
ステーキの脂やTボーンなどはしっかり持ち帰り、翌日はステーキスープがお楽しみだった。
こうなるともう、残飯整理ではなく、好物。
日本語研修ホストファミリー説明会 長男からの報告 05月29日 (金)
日本語研修の受入は何度かあるし、母の会、ラボで忙しいこともあり、長男に行ってもらった。
以下、長男からの報告である。


「コミュニケーションは言葉ではなく気持ち(心)」

新宿のラボセンターで日本語研修生受け入れの父母オリエンテーションがあった。
始めに平野常務理事から新型インフルエンザへの対応について説明、
次に埼玉地区大宮エリアの渡辺Tの体験報告紹介、
そして日本語研修所の黒崎事務局長からの日本語プラグラムの概要の説明。

渡辺テューターのお宅は過去に2回、受け入れを体験したことがあるとのことで、
その時の様子や不安に思ったことなどをお話しされた。
まず不安に思ったことは言葉だったそうだ。
しかし、コミュニケーションは言葉ではなく気持ちとあるように、言葉が通じなくてもなんとかなるものだそうだ。
(ジェスチャーや絵、簡単な単語などを用いただけでも相手はその意図を汲み取ってくれますし、
相手が言いたいこともなんとなくわかります)

そして次に気になったのは年の差だそうだ。
受け入れをする子は大学生くらいの年代、果たして自分の子供は小学生。
ホストでこんなに年の差があって大丈夫なのだろうか。
しかしホストの年の差なんて気にすることはない。
なぜなら、受け入れはホスト一人でするもではなく、家族ぐるみでするものだからだ。
テューターのお宅の場合では、お子さんとおとうさんが受け入れに反対だったそう。
しかしいざ受け入れてみると、受け入れが嫌だと言っていたテューターのお子さんは
来年ホームステイに行くのだから頑張ってみようと前向きに考えるようになり、
おとうさんはあんなに嫌がっていたのに映っている写真には満面の笑み、そして一番頑張っておられたそうだ。
(ラボの世界に掲載)

そして最後に食事について。
日本食は食べられるのか、という不安があるかと思うが、日本食を食べる、食べないは
あまり問題ではないそうだ。大切なのは、食べられるものを食べてもらうこと、
そうすると少しずつその子の好きな食べ物、嫌いな食べ物が見えてくる、ということだ。
なんでも一口はトライしてみる子、全く食わず嫌いな子、色々なタイプがいますが、
まずは食べられるものを食べてもらう、というのが大切なことみたいですね。

渡辺Tの体験報告の後は、日本語研修所の黒崎事務局長からの日本語プラグラムの概要の説明があった。
初級中級クラスの説明、文化プログラムの説明など、研修生が一ヶ月を通して行う事の説明。
文化プログラムでは、原宿や秋葉原、浅草を散策したり、書道、茶道などの体験をするようだ。
そして国際交流しおりにもあるように、
Japan Cool!と呼ばれているアニメや漫画などの日本のポップカルチャーが、現在外国で大変人気となっている。
来日する者の中には、これらに非常に興味を持っている者もいる。
日本ではアニメや漫画が好きな人に対してオタク的であると、あまり良い印象を抱かないが、
外国人に対してオタク的であると言うと、とても良い印象で取られるそうだ。
他の受け入れ報告で、伝統的な文化に関心を示さず、漫画やアニメにばかり熱中していた、
と批判的な意見も聞かれるそうだが、そのような場合、来日者に対してあまりネガティブな向き合い方ではなく、
日本のポップカルチャーに対して興味を持っている、ということをプラス思考で受け止めてください、との事。
6月25日(木)の文化プログラムでは、茶道orアニメミュージアム(ジブリの森)のどちらかを選ぶ形をなっているが、アニメに興味がある方を受け入れした場合、ここでは茶道を選んでもらい、
土日などにアニメミュージアムに連れて行くと、両方の体験ができる、とのこと。

最後に、質疑応答で出た質問などを少し取りあげて、今回の報告を終わりたいと思う。
来日者の希望は全て叶えなくてはならないのか?
出来る範囲でお願いします。
たまに北海道や沖縄に行きたい、と言う方がいるようだがNoと言える日本人になりましょう。

一ヶ月のステイのあとに他のお宅にまた一ヶ月ステイをする予定の方もいるが、
2軒目の方のために活動は自重したほうが良いのか?
これもそんなことはありません。基本的に1度行って楽しかった場所は、2度目でも楽しいものです。
ただこちらも、出来る範囲でとのことでした。

携帯電話を持たせても良いか?
持たせてはいけない、という決まりはないが我々にとって便利な道具でも、
彼らにとっては玩具になってしまう可能性もある。
持たせる、持たせないはお任せしますが新たに契約をする必要は特にはないとのこと。

家族全員が来日者より先に通学、出勤してしまう日の場合、家の鍵を持たせても良いか?
これもお任せするそうですが、授業開始の一時間前から教室は開けているので、
早めに家を出てもらうことも出来る。
その逆の家族の帰りが遅い場合も、放課後を自習時間として使うこともできるそうだ。

以上、オリエンテーションを軽く報告しました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 言葉が通じないから不安・・・・・・ということで気がついたらこんなに書いていた。
日本語研修で日本に来ているとはいえ、日本語が通じるとは限らず、こちらの英語にも自信がない、
どうしたらいいのかわからないなど、やはり言葉の面では不安を抱く方が大勢いるのではないでしょうか。
言葉が通じないからどうしていいかわからない、意思を伝えられない、
何を言っているのかわからないなどというのは、
言葉が通じないからと相手の言う事を聞こうとせず、また自分の言いたいことは飲み込んでしまい、
「言葉」というものに全てを押し付け
知らず知らずのうちに相手に対しての心を閉ざしてしまっている具体的な例ではないでしょうか。
わからないと決め付けてしまうと、相手がいくら頑張ろうとしていても
コミュニケーションを取る事はむずかしくなってしまいます。

言葉、と一言に言いますが、言葉とは一体どんなものなのでしょう。
言葉がわからないから…と言う人は、言葉を完璧に扱おうとする人が多いような気がします。
相手の言うことを完璧に聞き取ろうとする、自分の言いたいことを完璧に伝えようとする。
そのため、少しでもわからないところがあると、わからないという結論に至ってしまい、
意思の疎通を諦めてしまうのです。
そこでよく私が人に言っているのは、言葉が無理なら単語を使えばいいのではないか、ということです。
たったひとつの文に自分の伝えたいこと全てを乗せきるのは難しいことです。
自分の伝えたいことがうまく伝えられない、英語にできないという場合があるかとおもいますが、
無理に文で伝えようとするからです。
文としての構成がなくても、単語だけでも、ある程度単語が揃ってくれば相手は理解してくれると思います。
単語がわからなければ辞書があります。
その逆も然り、相手が伝えようとしていることがよくわからない時はその文をまず単語に分解し、
単語がわからないときは辞書を引く。
そうすると少しずつ、ひとつずつ相手の言いたい事がわかってくるはずです。
日常会話は、一番簡単な部類の言葉です。
自分も相手も、言いたいことを相手に伝えるために無意識のうちに簡単な言葉、単語、
を選んで発語しているはずです。
いきなり全部理解しようとするのではなく、ひとつずつ理解していけばコミュニケーションは十分成立すると思います。
更に、ジェスチャーや表情、声のトーンなど、相手の気持ちが表れる部分はたくさんあります。
わからなくて当たり前!とまず開き直り、ネガティブに考えるよりまずトライ!
自分が言ったことの半分でも伝われば十分です。
ネガティブになるのは、辞書は調べつくした…考え付くことを全て試した…
それでも自分の意思が伝わらない…その後で十分です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
長男からの報告を読んでみて、
ふうん・・・・Hookん、こんなふうに考えているんだ~って、思った。
11歳直前でいきなりテキサスでの生活。
取り出し授業のESLがあるとはいえ、基本的にレギュラーのクラスで、アメリカ人の中での生活。
まもなくカリフォルニアに引っ越し。新しく日本からやってくる子が多い環境だったが、
それからまた田舎に引っ越し、小学校を卒業してミドルに入った。
いろんなことがあったねえ。
4-Hの受入の手伝いをしながらラボっ子迎える側になり、「アメリカ初心者」に対して配慮していたね。
帰国後は、帰国子女としての苦労をひととおり。
まだまだ迷いの多い人生のようだが、
がんばりな。
Gちゃんのいちご 05月26日 (火)
今日は母の会。10時半から来てくれたMさんとゆっくりお話しでき、そのうちOさん、Hさんがいらした。
新刊ライブラリーのこと、キャンプのこと、日頃のラボ活動のこと、いろいろ話し、
やがて未就園児のイチゴ狩りだったというプレイルームのGちゃんがお母さんと共に現れた。
「せんせ~、これ」
うわ、あったかいよ・・・このイチゴ。
とにかく、冷蔵庫に入れる。
もうお昼だったので、長男に新刊ライブラリー紹介DVDを頼んで、私はお昼の用意。
今日はナシゴレンと鶏手羽元のゆずジャム焼き。アジアンテイストで・・・。
アメリカ、アフリカ、インドネシア・・・どこの料理にしようかと思ったが、ナシゴレンがお手軽だった。
焼きめしにナシゴレンの素を混ぜればできあがり。手羽元は昨夜からマリネしておいた。
ナシゴレンの上に、野菜炒め、目玉焼きをトッピング。手羽元を添えたらそれらしいものができあがった。
次男もテストで早く帰宅していたので、Gちゃんは次男と遊んでもらっているらしい。
「ふーふーするの。次はHookん。」と長男が呼ばれた。ふーふーって、なんだろう。
タンポポの季節じゃないし・・・。
ま、とにかくゴキゲンであそんでいてくれたおかげで、お母さんもゆっくりお話しでき、
「落ち着いてご飯食べれました!」
(次男のお皿の盛りようをみて、皆さん、絶句)

先日の録音を聞いてみる。ひとりずつ、みにくいあひるのこのすきなところをすがたりし、録音した。
それぞれ、すがたりのあとに「ぽりぷたけとろんをやります」
「ぱったけーをやります」
「はっぴーばーすで、やります」 BGMにティムの吠える声や、玄関のピンポンなどが入る。
3年生になったHちゃんは、すがたりもたくさんやってくれたんですよ。
「ひとりずつテープがあるんですか?」 そうなの。
「すごい記録になりますね」 そうなんです。
一年に一度の録音だからね。成長がよくわかる。それになによりいじらしいほどの一生懸命さ。

今日はありがとうございました。
今ちょうど、黒竹のタケノコが出ているし、桑の実もなっているから、採って行ってね。
「この間のタケノコ、ぬかがなかったのでまだ茹でてないんですけど」
あー、大丈夫。そのままぶち込んで調理して。
黒竹は、細いので(太いところで物干し竿くらい)剥いて、そのままおみそ汁に入れたりね。

母の会のあと、片付ける暇もなく幼稚園のクラスに行き、夕方もどったら、
頼んでおいた片付けもほぼできていて感激。
残りをかたづけ・・・、ねえ、Gちゃんが言ってた「ふーふー」ってなに?
「あれだよ。ドライアイス」
え~、ドライアイスで遊んでたの?(今日は生協) あぶないよ、触ったりすると。
「だから付き添いが必要だったんじゃないか」
プライベートエリアで遊んでもらっているときは、「せんせ~、おじゃましてますっ」
3歳の子のことばとは思えないね。おもしろいよ、Gちゃん。

夜、Gちゃんのイチゴをいただく。
「ジュースになってるよ」 誰か、このイチゴの上に、ものを置いた人がいる(冷蔵庫の)
だから、今日中に食べちゃわないと。
ひさしぶり、路地のイチゴの味。

幼稚園の方は、お母さんが出産でしばらくお休みしていたChiちゃんが復活!会いたかったよ~!
たろう丸、長男からの報告3 2 05月24日 ()
ジム・ケイン氏ティームビルディングワークショップに参加した長男の報告の続き。

感想を言うときに使ったアクティビティ。

一重の円、ワンダフルサークルになり、時計回りに回る。
何か感想がある人が、ストップ!といい、感想を言う。
観想を言った人が今度は右回りか左回りかを指示し、次に感想がある人がストップという。


想像型の感想タイム。クリッカー(カチッと鳴るおもちゃ)を使った感想タイム。
感想を、心のデジタルカメラで撮った写真としてみんなに伝える。
たとえば、どのアクティビティが楽しかったのか、そのアクティビティの様子と感想を想像しながら言う。
するとみんなにもそのときの写真が想像できるはずである。


もうなんかいろいろありすぎて思い出せてないのがあるかも知れないけど
とりあえずこんなもんでいいかしら
あといぐいぐさんがHPに書いてたチェンジスイッチローテートのアクティビティは書かなかったけどいいかな

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくさんの有意義な体験をして帰ってきたようです・・・・以上、長男からの報告でした。
うちのラボでぜひ、やってほしいな。

玄関脇のつるアイスバーグ

さて、我が家ではまたまた週末のBBQ。
まだ夜ははだ寒いので、暖房用に七輪に練炭を燃やしている。
実家に、亡くなった祖父の練炭が山のように積んであって、困っていたのをもらってきたのは何年か前。
この練炭、すごく古くて、たぶんもう、30年くらいは経っていると思う。
一生分あるかと思うほどたくさんあって場所ふさぎで、なんとか使ってしまいたいわけだ。
冬場のBBQの友にと七輪におこして使っている。BBQと平行して、湯豆腐やもつ鍋などもいい。
練炭のにおいとすすが着くので、直火の料理はしない。
BBQはとなりの鋳鉄製BBQコンロで木炭を使って行う。炭が悪いとカスが飛んで、食材に着いてしまう。
ふと思い立って、薫製をやってみることにした。練炭をただ燃やしているのもなんだから。
チップは、今週ずっとためていたお茶がらだ。
毎日出るお茶がらを絞って、アルミの鍋焼きうどんの容器にひろげ、
湯沸かしポットの上に置いておくと、すぐにからからに乾く。(そうしないとすぐカビが生える)
というわけで、お茶がらの準備も充分。薫製鍋の底に薄く広げる。
鶏の手羽元に塩をこすりつけて網の上に並べ、蓋をかぶせて、七輪の上におく。火力は弱めに。
いろいろなお茶のにおいが混ざって漂う。この一週間に飲んだお茶だ。
緑茶、高山茶、ウーロン茶、プーアール茶、プリンスオブウェールズ、チャイ・・・
BBQは、まずベイクドポテト(炭が落ち着く間にできる)から、それからマリネした野菜。
山に生えてる黒竹のタケノコもね。(昨日、キディさんと採った)
肉は最後。(まず野菜などでおなかいっぱいにしてからね)
今日は塩だれに揉み込んだ骨付きカルビ。いか。
そのころには薫製もできあがっていた。お茶がら薫製、けっこういける!お茶の味はしないけどね。

外出していた長男が、駅についたら大雨だと、電話がかかってきた。「迎えに来てくれない?」
いま、BBQ、肉が出て盛り上がってるところ。こっちは1滴も降ってないから。
濡れて帰ってきた長男が「橋を越えたらぜんぜん小降り」と言っていたが、やがてどあ~っと来た。
ティムのひさしのおかげで濡れずにBBQができる幸せ。
今日はティムも、豚の鼻(乾燥させた犬用のおやつ)とカルビの骨をもらった。
たろう丸、長男からの報告2 05月23日 ()
ジム・ケイン氏ワークショップに参加した長男からの報告のつづきです。
タイトルがないものや忘れたものは、内容から長男がつけたりしているそうです。

○ティームビルディング系
・名前不明
二人組みで行うアクティビティ。2人で前後に並び、後ろの人は前の人の肩に手を置く。
前の人は車の運転手、しかしものすごい霧で前が見えない。目を閉じましょう。
後ろの人は高性能GPS。運転手に指示してあげましょう。
「右に曲がってください」「このまままっすぐです」「とまってください!」
前の人はパートナーの声だけが頼り。
このアクティビティにより、どのようにすれば自分の意思をより良く伝えることができるのか、
また相手を信じるということが学べるはずだ。

・Robots and Controlers
上記と似たアクティビティだが、今度は設定が、ロボットと操縦者。
同じように前の人がロボット、後ろの人が操縦者。今回は目は閉じなくてもよい。
操縦者はロボットの背中、肩を軽く叩いてロボットを操縦する。
背中を一回ポン、ロボットは歩き出す。二回タップされたら止まれ。右折左折は右肩左肩をタップ。
ロボットは命令された通りに動くが、誰かにぶつかりそうになると両手を挙げ、
手でサイレンを作りながらセーフティーモードに突入する。「Woop woop woop!」。
基本はぶつからないようにロボットを歩ませるゲームだが、
いざ操縦者になるとぶつけたくてしょうがなくなる。ぶつかるとお互いに楽しいからだ。

2人で動きに慣れたら今度は4人編成。
ロボット一人に対し、操縦者が三人。ロボットは過剰な命令の数にどうしていいかわからなくなる。
今度は逆に、ロボット三体に操縦者が1人。
こうなると操縦者が大変、こっちのロボットを止めている間にあっちのロボットが誰かにぶつかりそうになり、
そっちのロボットは時既に遅し、セーフティーモードに突入している。

このアクティビティの後にジムが一言。
「これは現実でも起こっていることではないか?」
たとえば企業、たとえば学校、この様な状況は容易に想像できる。
後にも記述するが、チームビルディングのアクティビティにはLV1とLV2がある。
LV1は実際にこのアクティビティをやること。
LV2はそこから価値あるものを見つけ出すこと。
このロボットと操縦者にしても、ただ遊ぶだけで終わるのではなく、これを現実に置き換えて考えてみるなど、
アクティビティをすることで見えてくるなにかを見つけ出すことが大事なのだ。


・パタッカ
パタッカという道具(手で打つ羽根、シャトルのようなもの)を使うアクティビティ。
まずはこの羽根を与え、21回打ち続けるように言う。
これは大体のグループで達成できることだろう。
次に、利き腕と反対の手で打つ、両手を使っても良いが片足で立つ、打った後に三回手を叩く、
打った後に一回転する、打った後に誰かとハイタッチ、打つときに自分の名前を言うなど、
いろいろなルールで羽根突きをさせる。これがLV1の部分。
LV2は、
続いたグループも続かなかったグループも、何がいけなかったのか何がよかったのかを話し合いをする。
ただ面白おかしく遊ぶだけでなく、そこから何が得られるのか、それが重要だ。

・ブルリング(今回は3チームだった)
直径4センチほどのリングから12本のそれぞれ色つきの糸が伸びている道具を使ったアクティビティ。
このリングの上にテニスボールを乗せ、落とさないように台座に乗せたりするゲームである。
台座はペットボトルなどでも代用が可能。まず、ステージ1からステージ3までを説明する。
ステージ1 台座に乗っているボールを持ち上げ、また台座に下ろす。
ステージ2 台座に乗っているボールを持ち上げ、全体で半回転してから台座に下ろす。
ステージ3 台座に乗っているボールを持ち上げ、ほかのチームの台座に乗せる。乗せるときは全チーム一緒に。
ここまでできたらステージ4の登場。
ボールを乗せる場所が上から下まで4,5箇所ある台座を使用する。
この台座に、ステージ3と同じように、全チーム同じタイミングでボールを乗せる。

ステージ1では自分のチームのことだけを考えれば目的は達成できるが、
ステージがあがるにつれ、ほかのチームの事も考えなくてはいけないのが特徴である。
このアクティビティでも、作戦タイムやチーム間の話し合いが重要になってくる。
「もうちょっとあっち!そっち!」だったのが、「もうちょっと○○さんの方引っ張ってください」や、
「○色もうすこし引っ張って」など具体的な指示ができるようになってくる。
時計に当てはめて、12時の方向、3時の方向などと呼んでいたグループもあった。
ボールを運べるようになるのがLV1、
どうすればより具体的に自分の意思を伝えられるかなど、その遊びに価値観を見出す、
それがLV2ではないだろうか。


・Knot or Straight
一本のロープがとてもトリッキーな形でおいてあり、
その端と端を持って引っ張った場合結び目が出来るか出来ないか、というアクティビティ。
まず結び目が出来ると思う人と出来ないと思う人で別れ、その後パートナーを見つけ、相手を説得する。
ロープには触らないことが条件。
パートナーを納得させることができたら、二人そろってどちらかに決める。
パートナーは分かれてはならない。ゆっくりと端を引いていく。
この間も移動はしても良いので、結び目が出来るか出来ないかを最後まで決めることが出来る。
このアクティビティでは、自分の意見を人に伝えることや決断すること、
うまく意思表示の出来ない人もいるということに気づけるはずである。
なおゆっくり引いていき、その間も場所の移動が出来るのは、
勝ち負けというくくりで優劣を決めたくないなどの理由がある。みんなが勝ち組。


・チーム神経衰弱
24枚ほどのカードで行う神経衰弱。
並べられたカードの前にラインが引いてあり、このラインは超えてはならない。
ラインを超えていいのは一度に一人だけ。順番を決め、順にカードをめくっていく。
一度に2枚までのカードしか返せない。
一番早くすべてのカードをあけたチームが勝ち、と競争心をあおり、作戦タイムをとらせる。これがLV1。
今回カードには「チームワーク」「コミュニケーション」「リーダーシップ」「責任感」など、
12種類の言葉が印刷されていた。
すべてのカードを開け終わったら、自分が重要だと思うカードを一枚選び、
なぜそれを選んだかをチームメンバーとディスカッションする。
その後、チームでこれは重要だと思うカードを5枚選ぶ。これがLV2。
安く簡単に出来るゲームだが、とてもパワフルなエフェクトを持つゲームだとジム氏は語る。


・名前不明
穴の開いたシートとテニスボールを使ったアクティビティ。
トランプの5のように穴が開けられたシートを用意する。
真ん中の穴はテニスボールが収まるように小さめにし、ほかの穴は落ちる用に大きめにする。
チーム全員でこのシートの端を持ち、真ん中のテニスボールを4つの穴の周りを回らせる。
これも単にやるだけではただの遊びになってしまうが、どうしたらよいのか、など
話し合いをすることで一層パワフルなアクティビティになる。
4つの穴の周りを回らせることが出来たら、次はシートの裏面にボールを乗せるようにする。
ボールを空中に飛ばしている間に急いでシートを裏返すなど、方法は様々であるが、これも話し合いが必須である。




チームチャレンジは単にそのゲームが出来た出来なかったを問題にするものではなく、
そのゲームをするにあたって、なぜできたのか(できなかったのか)、
何が良かったのか(いけなかったのか)などを参加者に考えさせることが重要である。
チームチャンレンジに参加することで、チームワークの大切さなどを自然に学んでいくことが狙いだ。

三つのキーワード
What(何をしたのか、どう考えたか)

So what(どうだったのか、何を学んだか)

Now what(気づいたことは これからどう考えるか)

良いファシリテーターになるにはいかにそのアクティビティから価値観を見出すか、
LV2の段階まで持っていくかも重要になってくる


・・・・・・・・・to be continued. この続きはまたね・・・・・・・
たろう丸より、長男からの報告1 2 05月22日 (金)
ジム・ケイン氏によるチームビルディングワークショップ。

チーム育成と指導者研修のワークショップということで、ゲームやアクティビティなど、
基本的に体を動かすことでチームビルディングをしていく方法を実際にやりつつ学ぶ。
学んですぐ次に活かせるようなものということで、どれも面白そうなものばかりである。

彼が教えてくれた様々なアクティビティをとりあえずここに紹介してみようと思う。
なお、名前がわからないやつは適当につけた。

○自己紹介系
・Wraped around my finger
大人数の場合はグループ分けをし、5,6人のグループを作り、
ラクーンテイルと呼ばれる4,5メートルほどの紐(テープ)を使い、
自己紹介をしながらその紐を指に巻きつけてゆく。
全部巻き終わるまでなんでもよいので喋る。巻き終わったら地面に放り、次の人に手渡す。
初めは多くの人が紐が長すぎて話すことがないのではないかと思うようだが、
やってみると意外と喋ることがあり、足りないくらいである。
ただ単に自己紹介をするよりも多くのことが話せたり、
手で何か作業をしつつ話すことでリラックスできる効果があるようだ。

・Where are you from? or Where do you want to go?
同じく少人数グループでラクーンテープを使ったアクティビティ。
ラクーンテープの端と端を結び円を作り、全員がその円を持つ。
初めの人から自己紹介をし、Where are you from? or Where do you want to go?の質問に答える。
ここでラクーンテイルの出番、これを使ってその場所の地図を描くのだ。
自己紹介をした人がみんなに指示を与え、一本の紐でその場所の地図を作り上げていく。
たとえば、アラスカに行きたい!とするとその紐でアラスカの輪郭を作り上げてゆく。
このアクティビティは自己紹介をしながら、その場所の地図を作るために自分の意思を人に伝える、
ということが主な狙いだろうか。
(ほかのメンバーはその場所を知らない場合が当たり前のようにあるが、
本人は絵に描けるほどわかっているはずであるからだ)

・名前不明(挨拶の仕方)二人組みで行った
ここでは様々な面白い挨拶の仕方を紹介。ただ握手をするだけではつまらない。
まずはカナダ、ランバージャック(きこり)風挨拶の仕方。
まず一人が親指を立て、パートナーがそれをつかみまた親指を立てる。
そうして両手を縦につながった状態にする。
そしてお互い自己紹介をした後、その繋がった手をのこぎりを引くように自分、相手、自分、と動かすが、
このときに手があるほうの人の名前を言う。
たとえばジムとビルがペアになったとする
Hello I'm Jim
Hi I',m Bill
(ここで手を繋ぐ、そして)
Jim! Bill! Jim! Bill!
(ここでのこぎりを引くように手を前後に動かす)

ノルウェー風握手
漁師風の挨拶
自己紹介のあと、左手を伸ばして相手の手を取りに行くがミス、
手のひらと腕が重なったところで鮭のように相手の腕をピチピチ叩く。

アメリカ、オハイオ州風握手
両手を頭の上で組んで、Oを作る。このときにオー!という
相手と握手をしてHI!
再びOを作りオー!

日本風スタババージョン
左手にはスターバックスのコーヒーを持ち、左脇に新聞紙を挟んでいる。
相手の名前を言いながら右手を上げ、ハイタッチしようとするがミス。
そのまま右手を相手側に下げつつ足を上げる。相手の足をつかむ。

といった流れでいろいろな挨拶をすることで楽しく、リラックスして自己紹介が出来る。
場所や○○風はかなり適当だが面白い。


・名前不明(find your partner仮)
まず2人組みになる。が、相手を探すところからもうアクティビティは始まっている。
まず外見で自分と似ている人を見つけ出す。身長、髪型、目の色、何でもよい。
パートナーが見つかったらとりあえず自己紹介。
その後、そのパートナーと軽く散歩をしながら自己紹介をするが、
今度は外見ではなく内面で何か共通するものがないか探し出す。
このアクティビティの特徴は、大勢対1ではなく1対1、しかも散歩をしながらということ。
たとえば、大勢の前で話すのが苦手な人、相手の顔を見ながらうまく話せない人、
そういう人にもっとリラックスして自己紹介ができるアクティビティではないだろうか。
(補足:見つけた共通性などの発表などは一切行わなかった。共通するものが見つかった組もいれば、その時間内では見つからなかった組もいる。
重要なのは共通性を見つけることではなく、リラックスして自己紹介をするということだからだ。)



と、まあ、こんなふうに楽しそうなティームビルディングのワークショップだったようです。
・・・・・・・・・・to be continued.   まだまだ続く・・・・・・・
こっくさいこおっりゅう!! 4 05月21日 (木)
姉妹都市交流は延期になっちゃったけど、ラボはやるよっ!国際交流~。
このご時世だと、ホストファミリー探すのも大変かも。
要請されたら、うちはやるよ、ホストファミリー。
「い、いいよ・・・。」
というわけで、やっぱり、来ました。事務局から「受入してくれませんか?」コール。
わっかりました。

やってくるのは、オハイオの16歳、アレックスくん。なんか、トム・クルーズみたいなイケメンだよ。
「これ、学校の写真だね」とSoちゃん。学校で撮るポートレート写真だ。ブロマイドみたいだよね。
中高大生クラスで、PISを見る。ほら、Yzちゃん、自分のホストが決まったと思って、読んでご覧。
「うーんと・・・・・」
辞書を片手に、困っていると、Soちゃんが隣から手伝う。黙ってみているTakkusa。
すきなテレビは・・・・
「もしかしてまた、アニメ系?」うーくんで疲れたTakkusaがぽつり・・・。違うみたいよ。
「ギターにサッカー、ジャズ、いいじゃん。」
「身長が書いてない。TシャツサイズはM。うそだ~。なわけないよな。」
「あれー、カントリーウエスタンにチェックがついていない~」
日本の伝統的な建物に興味があるんだってよ。
まえ、エリザベスの時は、TakkusaとK子ちゃんで鎌倉連れて行ったよね。
じゃあ、あんたち、計画してどこかへ連れて行ったら?
「どれくらいいる系? 楽勝じゃん。どこ行く?」
掃除片付け、しなくちゃ・・・・
ワイルドな過去 05月20日 (水)
川手くんの講演で、ワイルドな過去をいろいろ思い出した。私のだけでなく、いろんなひとの。
当時若者のエネルギーの現れくらいのことが、今ではまず、あり得ない体験じゃんね。
「あなた、覚えてる?中部のラボセンターの屋上でロックコンサートやって、下を通る人をびっくりさせた?」
管さんの中部講演を聴いた人からの電話だった。(管さんも一期生のラボっ子)
え? ロックコンサートは、私は覚えとらんけど、ソングバード大会ならやったし、結構、屋上を使っとったね。

突然盛り上がって、先生のうちで「地区合宿」やったじゃん。むりやり100人泊まったよね。
よく、やらしてくれたよね。他の先生達も、よくまあ、中高生を送り出してくれたと思う。

この間、事務局のOさんが、「なんで60歳以上の人がインフルエンザにかからないか」と言っていた。
今の高校生くらいって、抗菌グッズだの、なんだのの世代なんだって。
そういや、私たちが子どもの頃は、ばっちいことは当たり前だったよね。
川で遊んどったら、死体(魚や動物)やゴミが浮いてるの触っちゃったりさ。
学校や市のプールだって、藻がすごく浮いとった。目を開けて泳いどったら目の前にうようよ。
水着のパンツの中に藻が入っちゃってさあ。
ザリガニ捕るとき、餌は、蛙だったが。
ほいだで、まず蛙つかまえて、地面に投げつけて殺し、皮をはいで、足と手とかバラバラにした。
ほいで、蛙をつかまえられない小さい子にも分けてやって、どぶ池でみんなでザリガニをとった。
捕ったザリガニが腐って、くっさかったな。「俺らは昔、食ったがな」と父。

父といえば、戦後米軍に接収されていた(日本海軍の潜水艦に長波を送っていた)無線の鉄塔に登って、
てっぺんから立ち○○するというのをやり始めただげな。
だんだんにばれて、後の方でやった子達は、思いっきり絞られただげな。
鉄塔の下に下駄が脱いだるでばれるんだげな。
おじいちゃんのたばこを巻くのが(わかります?刻みたばこを薄紙で巻くんです)
父のお手伝いで、くすねて吸ったり・・・

大叔父は、太平洋戦争で海軍の潜水艦の整備士にとられて、
家族から出るというので、おじいちゃんがそれはすごい壮行会をしてやったそうだが、
どこか南方の島で、極秘に潜水艦の整備をしろという命令から、上層部だけの退却を知り、
(全員連れては帰れないとかいうことで限られたものだけが乗船命令を受けていた)
いいなあ、俺たちも帰りたいなあ・・・・と港をうろうろしていたら、
「そこの馬鹿者、なにしとる!早く乗らんか!」とどやされ、うまいこと乗船してしまったとか。
その船がアメリカの飛行機にやられて沈み、タイタニックさながら、板きれにしがみついて
「駆逐艦も通るのに、速度が遅くなるからって助けちゃくれん。」
やっと救助されるまで、南シナ海に三日三晩。
「そいでな、わしゃあな・・・・」
そのおじさんの話を聞くのが、父たちの少年時代の楽しみだったそうだ。

大学受験をしようと思って、国立大学を受けたら、「やったこともない理科がでて、まあ、あかん」
(そういうのって事前に調べないんだろうか)
私立大学に行かせてもらって、毎日、麻雀やって遊んどったら、テーベーになってサナトリウムに入れられちゃった。
(テーベーっていうのは、TB。結核のこと)
実際は結核ではなかったらしいが、ゆっくり療養して、その間おじいちゃん(父親)が
すごい差し入れを毎週持ってきてくれて、他の人にも振る舞う。涙が出たって。
サナトリウムを出てから必死で勉強して、2年で大学を出た。
(1年は遊んどった、もう一年はサナトリウムにいた)

そんな、武勇伝がおもしろかった。

小さいとき、私もすごい子だったらしい。
お上品なカトリックの幼稚園にいた。ドイツ人の神父様が園長先生で、「沈黙」と言ったら全員、沈黙。
悪いことをすると神父様に耳を引っ張られる。「おらはしんじまっただ~」は禁止。
でもみんな神父様を尊敬していた。私も。
何事も一生懸命だった。ある時、一生懸命歌を歌っていたら、すごい顔した先生に見つかった。
私が行方不明になったと、幼稚園中を探していたらしい。私は休み時間が終わったのを知らずにいた。
トイレで、お尻出したまま、歌っていたのだ。大漁節を。(和式だし) 
幼稚園の先生のひきつった顔は覚えている。

ラボも、逃亡して公園に遊びに行ったりした。みんなを誘って。「いい天気なのに、こんなのつまらん」と言って。
市民会館の、借りてた会場なのに。
先生がどうしたら怒るか、見たかったんだね。それでも怒らないんだもの。だめだ、この人は。
ある意味であきらめ、ある意味で尊敬し、以後、やらなくなった。

後に、先生が「夏活動はお願いね」といってシャペロンに行ってしまったので、
パーティの夏活動は当時中3だった私と高校生で運営した。補習の合間をぬうようにしてラボ。
ラボ機、拡声器(!)ラボテープ・・・たくさんあるよ。自転車には積みきれない。
乳母車を調達して運んでいたら、おじさん(ミスター)が車をだしてくれた。
「先生がいないうちに100人パーティにしよう」といって、会員募集したりね。

中部の結団式のため、3週間で発表したスペイン語のワフ家・・・・
150人(地区のあつまり)のジャックと豆の木は、野球場でやった。
ピーターパン、ロミオとジュリエット・・・・
暑い夏合宿に100人全員で達成したSend my brown jug down to town。下は三歳から。

夫の小金井パーティは、もおおっと、破天荒なエネルギーあふれるパーティだった。
批判的なおとな達ももちろんいたが、子どもたちは惹かれた。
強すぎる影響を心配する若いテューターに
「若者が育つということは・・!」小金井先生がいつも言っていた。
もちろん、テーマ活動だってすごかった。テーマ活動というものを始めたのはこのパーティ。
全員でするということも。いま普通にやっているいろいろなことの発祥地だ。
(もちろん、全国規模のエネルギーがあって、同時発祥したものもある)
くるりんぼうず、ピーターパン、ロミオとジュリエット、うみがたずねてきた、
そしてウエストサイドストーリー、国生み・・・
表へ出ろ!ガラスは割れる、そんなの、若者が育っていくのになんだって言うの。
ここでもおじさんは尊敬の対象だった。
今から思えば、3,40代の若いお父さんだったんだ。悪ガキどもがみんな尊敬する。
おじさんは、いつも茶の間に座っていて、決して騒がない人、というふうに皆思っていて、できた小話。
「おじさん、火事です!!!」
「消しとけ」

(だから、うちのパーティのおじさんにもがんばってもらお)

私が高2の時だったか・・・・サマーキャンプに白根開善学校というのが来た。
事情のある子たちがいく、山の中の学校だった。この子たちが、ラボキャンプを経験するためにやってきた。
ロッジ二つ、この学校の生徒たちが占め、とにかく4日間、ラボをやれという。
シニアはそれぞれのロッジに一人で対応。
「君、対応してくれ」と言われた。もう一つのロッジは、小金井Pの高1の女の子が対応する。
発達障害やこころに傷を持つ子たち100パーセントのロッジで、やったこともないラボをやらせる・・・・
ソングバード! (しら~っ) せーの、ちゃちゃちゃ、ぐっぐっ!!(しーん)
キャンプソング!!(こいつ、ばか、なのか?)
テーマ活動は「おおかみと七匹のこやぎ」 (やらないといけないのか)
もう、何週間、お風呂に入らない子、逆に潔癖性の子・・・・
死ぬかと思うくらいの4日間。
もう、何が何でも全力投球するしかない!どんなに小さなことでも手がかりにして。
一人一人は、結構、魅力的でいいところのある子たちだった。
男の子たちがぽつぽつ協力しだした。大げさに喜んでみせる。
無表情の女の子たち4人を無理矢理誘って一緒にお風呂に入り、「女の子はさ、きれいにしないとだめだよ」
こっちのストレス解消?もかけて、ひとりひとり、思いっきり、こすって洗ってやった。
そして、テーマ活動の表現に私の全感情をかけた。
4日めの朝、感想文には「感動した」ということが書いてあって、みんな泣いていた。
そういう、感情を表現することがほとんど無い子たちだったそうで、先生方が驚いていた。
その勢いで生まれたのが、「にんじん・だいこん・かぼちゃ」

たろー丸のスタッフが、二つのロッジから出てきた感想文を読んで、首をかしげていた。
「同じ学校で同じ環境でキャンプしたのに、どうしてこう、違った結果になるんだろう。」
私のロッジは「感動した」、もう一つのロッジは「ばかになった」という文章。
たぶん、どちらも、日常では味わえなかった精神の解放を経験したんだと思う。
私は精力を使い果たし、次の班では初めの二日くらいアウト。
これもたろー丸の配慮か、私と同じパーティの男の子を組ませてくれたので(三人対応だったし)
あうんの呼吸の彼にまかせて、ごろごろしていた。

どんなことでも自分を信じてくれるはずのテューターたちのもとで、なんでもできた。
そして、若者が、有頂天になっているようなときに、ちょっと反抗しながらも
どっしりと尊敬されているおとな達がいた。
雁さん(谷川雁)、陽さん(榊原陽)、事務局員、(テューターの)おじさんたち・・・・

ラボの「子どもをどう育てるか」は、ライブラリーに貫かれている。
でもテーマ活動だけをやらせようとしたらだめなんだよな。
小学生クラスのIkを迎えに来たお母さんが、しみじみ言っていた。
「先週、この山で遊んでいるラボっ子たちが、本当にいい顔をしていました」
アフターラボが楽しいのは、昔も一緒だけど、それが「外」っていうのがいいよね。
「キャンプの野外活動がいいよね」とIk。わかってるじゃん。
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