|
河原に、あつまってるよ、juvenile delinquent・・・・そう言って、次男が犬の散歩から帰ってきた。
最近、橋桁のらくがきもすごいね。
思わず・・・・三男は?うちにいる? と反応してしまう。
三男は、昨日今日の都大会の成績がふるわなかったらしく、超不機嫌のまっさいちゅう。
「あいつ、こわいよ、舌打ちしながら寝てる」
よっぽど、悔しいんだろう。ま、都大会が悔しい方の組で、よかった。
河原に集まってる方じゃなくて。(紙一重だったりする実感があるから・・・)
好調だった走り高跳びの記録も、上には上がいる。大会の度に上げ潮の記録。
昨日、自己記録としてはよくても順位は4位だったそうだ。
今日は、「おれに風邪うつしやがった奴がいて」あまりよくなかったらしい。
人のせいにするところも、あいつらしくて笑ってしまうが、悔しいのも自分自身・・・
怒りをエネルギーに変えている最中なんだろうと、思いたい。
しかし、どうなるんだ? 関東大会・・・・・
「関東大会は、確実。全国大会もいくかも」と豪語していたのが、ちょっとトーンダウン。
juvenile delinqent ・・・非行少年。
カリフォルニアに住んでいたとき、お向かいのかっこいいご主人が、「おれもそうだった」と
笑っていた。
ええ~?ジムが?アラバマの非行少年?
でも、えらく礼儀正しくて、語尾には必ず yes, mum. ってつける人だったな~。
久しぶりに聞いたこの juvenile という言葉の音。次男からでるとはね。
あぶなっかしさと隣り合わせの、成長・・・・中学の先生方の苦労がしのばれる。
「もう中3!」という三男、「まだ中3」というおとな達。
juvenile ということばに切なさを感じてしまう、私たちである。
|
|
|
すごい雨だった。地区研の後。車のワイパーはフルスピード、道路は川のよう。
もっとも、今までの人生でであった豪雨に比べても、まだまだ大丈夫かな・・・そう思って
待避はせず、気をつけて走行。真っ暗で、なかなかやみそうもないし・・・。
家の近くまで来ると、嵐は去ったらしく、道路はしっとり濡れているが、明るくなり、
今度は、山裾から立ち上るもやがすごい・・・・・
うちは麓だが、中腹まで行ったらあのもや(雲)の中なのかしら・・・
帰宅してみると、ティムのデッキ(簡易だがひさしあり)があまり濡れていない・・・
じゃ、この辺りは昨日の方がすごかったのかな。
カナカナカナカナ・・・・・・
雨が上がって、聞こえてくる今年初めてのひぐらし。
愛知県に育った私は、セミと言えば、アブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ・・・・やかましい奴。
ひぐらしは、高原や秋の気配・・・・
一昨年、アイオワに行ったらセミがいて、セミといえば夏の終わりの象徴だという。
えっっ? 日本でセミと言ったら夏真っ盛りよねえ・・・そう思っていたが、
6月から夏休みなんだもの、8月半ばのセミは、もう、夏休みの終わりを告げているわけだ。
豪雨と同じく、地震のニュースも頻繁にある。
同じく、一昨年、シャペロンで引率していくために成田のホテルに泊まっていたら、
チャララララン、チャララララン・・・・え? たまたまつけていた部屋のテレビから聞こえてきた。
訓練かと思ったら、本当の地震速報。
身構えていると、本当に揺れが来て、なるほど、こういうしかけか・・・と感心した。
引率しているラボっ子たちを連れて避難、とか、滑走路にひび、とか、ないよね?
一瞬、引き締まった。
あれ以来、チャラララランは、聞いたことがない。
(これって、たまたまテレビやラジオをつけていないと意味ないよね)
交流の夏がやってくる。
|
|
|
七月になった! 例年なら、梅雨寒のころだけど、今年は蒸し暑いね。あきる野なのに寝苦しい。
夏だ。今年の夏は、オハイオにTakeが、ゆつぼにたっくうさが、いとしろにShとIkが、
黒姫2班にKen、Yo、Its、Nちゃんを連れて行く。
そして黒姫4、5班のシニアにSoa。
ご一緒する皆さん、よろしくお願いします。
今年のテーマはたぬきのサファリ。ふふふ、テューターの出し物、どんなのにしようかな。
テーマ活動も楽しみ! 野外活動もサファリばりに楽しまなくっちゃね。
サファリと言っても、ライオンや象がいるわけではない。なのに、こんなにわくわくする。
常識では考えられない、キャンプマジックを今から期待しよう。
家族旅行も大切な機会だけど、ラボっ子がひとり送り出されてくるキャンプでの成長は、
国際交流、ひとりだちへの成長に繋がる。
ぜひ、繰り返して通ってほしい。
Takeは、オハイオの酪農家にホームステイと決まった。
このくらいの男の子の常で、お母さんをやきもきさせている。お母さんの心配もわかる。
でも、日本では味わえないような、どどっと広いものを感じ取ってきてほしいものだ。
おそらく、言葉にならないだろう、大きなものを。
年度替わりに南信へ引っ越していったN姉妹は、妹のIkが、Shと一緒に石徹白に行くのを楽しみにしている。
お姉ちゃんのYzは、学校からシアトルへ国際交流に行くんだとか。去年はYzがオハイオだった。
一年前の体験を活かす旅行にしてほしいな。
今日の夕方、久しぶりにお母さんから、お電話。
Ikのラボが遠いので、送った後、帰りまで待っているそうで、その間を利用してかけてくれたのだ。
帰りの車の中から、今度は、Ikが電話してくれた。
今度会うのを楽しみにしているからね。
長い時間かかって、ラボに送り迎えしてくださるお母さんに感謝。
それでも毎週のこの母娘の時間は、かけがえのないものになるだろう。いろんなことを話すんだろうな。
このお母さんなら、不便を貴重な体験にかえることができるはず。
ティムは、スポット薬に備えて念入りにシャンプーした。(あ~、くたくただ~)
もっとスカッと晴れてほしいんだけど、なあ、ティムや。
|
|
|
今年は例年になく、ダニーくんにたたられているティム。ついにどうぶつ病院に相談してみた。
市販のスポット薬は効かないし、貧血になったり、感染症になったりすると困る。
以前どうぶつ病院で出してもらった薬で失神してしまったので、そのことを伝える。
別の薬をためすことになった。
当時と違ってもう成犬だから、ダニーくんずの責めを受けているより、薬の方がましかも。
今までは、スポット薬がなくても、これほど困らなかった。
シャンプーかな? ダニ用シャンプーがもうなくなったからかな。
ダニ用シャンプーのにおいがいやで、う~、私が退治されそうだよ~、と思っていたので、
シャンプーがなくなっても買わず、石けんシャンプーにして、ああ、健康的、と思っていた。
このダニシャンプーが効いていたのだろうか。
シャンプーにしてもスポット薬にしても、あのだにーくんずが駆除できるんなら、
人間や動物の身体にいいわけがない。
ダニーくんずに困らないために、薬剤を使うなんて、矛盾感じるなあ。
暑さ負けしている次男をどやして、ティムを車に乗せ、どうぶつ病院へ行く。
けっこう、長い時間かかるのよね。お金も。
ところが、さきに受付に行ってみると、昨日電話で相談した薬がもう出すばかりになっていて、
薬代を払って、受け取るだけだった。なあんだ。
先に歩いて帰ってて。「え~~~~」
ドラッグストアに寄って、人間の、虫さされ・駆除剤・忌避剤を買いこむ。
車に戻ってみると、次男もティムも、待っていた。怠惰なやつめ。
ティムが暴れると(もとい、喜んで動き回ると)だにーくんずが落ちる。
取ったり、落ちたりしたダニーくんずは、マジックリン原液入りペットボトルに入れる。これで必殺。
これを読んで、「まあ、いやだ、不潔! だから犬なんか飼うもんじゃないわね」と思うあなた、
修行が足りませんぜ。
人間の方が、よっぽど、手がかかりまさあ。
|
|
|
首都圏4総支局の保護者オリエンテーションが、オリンピックセンターで行われた。
よく練られたプログラム、心のこもったお話と、的確なプラクティカルな説明の、第1部全体会。
参加人数が多いので、充実したプログラムでよかった。
「こどもを信じて任せてほしい」と激励する昨年の保護者のお話が印象的・・・・
むずかしいのよね。そう、これからが、親子バトルの本格的開始。
第2部は、州別ミーティング。4総支局のテューターの、シャペロン経験者が各州の対応をする。
私はカリフォルニアの担当だった。
同じ部屋にウィスコンシン、オレゴン、コロラド、ユタ、アイオワ、があり、
財団の入江さんと共にカリフォルニア、コロラド、ユタ、アイオワも担当することに。
カリフォルニアは、4-H受入の裏年にあたり、
4-Hコーディネイターのポーリーンが受入団体を新設して行う。
私はかつてカリフォルニアに住んで、4-Hコーディネイターをしていた。
ユタは、昔、私自身がホームステイしたところで、コーディネイターとも知り合い、
コロラドもコーディネイターと知り合いで、在米中、夏に旅行で訪れている。
アイオワは受入団体は違うが、08年にシャペロンとして滞在したところ。
いずれも夏場の気候や土地の様子などなら、まかせて。
持ち物、禁止事項、集合、解散の説明なども行う。
保護者からの質問にも、丁寧に対応していく。
このオリエンテーションには毎年対応しているが、
保護者の、我が子に対する想いの深さ、重さを、改めて感じさせられ、
それに対して、子どもたちの方は、実に贅沢な時間の使い方をしてくれる。
送り出す側として言葉のたりなさ、対応の重要さを自覚する機会だ。
それにしても、蒸し暑い。
北米に行ったら、こんな気候じゃないんだよな~。
時間ももっとゆったり、流れているよ~。
今、やきもきしていることの矛盾を感じてしまったりして・・・・・。
|
|
|
ダニーくんはいやだよ~。今年は多い。困りものダニーくん。え?国際交流じゃないよ、ダニの話。
ゴールデンレトリーバーのティムは、日中、庭で気ままに過ごす。
庭、といってもたいして広くもなく、玄関の方へは来られないようにしてある。
ティムが自由に遊べるのは、家の南側と東側、どちらも庭というより通路くらいの広さの所。
リビングに人がいるときはデッキで過ごし、暑いときは西側の木戸の前の石の上に寝ている。
周りを塀というか、擁壁に囲まれていて、擁壁の向こうは山。だから塀際が涼しい。
集中豪雨の時は、清水?が庭から湧いて出た!ような土地だ。
東京の気温が30度、というようなときでも、うちは涼しい。
でも、全身毛むくじゃらのティムは、panting so hard ・・・
それでも穴は掘らないから、それほど暑くはないのかな。
そういう自然に近い環境だからなのか、ダニがつく。
まだ若い頃に、どうぶつ病院で出たダニ薬で失神してしまったので、
それ以来、ダニは薬でなく、見つけ次第取るようにしていたが、
もう成犬だし・・・そう思って、市販のダニスポットをやっている。
なのに、なのに、いるのだ、ダニーが。
よーくなで回して、あちこち触ってやると、見つかる。
大きいのになると、コーヒー豆くらいで、ぽとっと落ちる。
取るとき、あごが残るので気をつけて取る。
落ちた奴は、小さい奴だと即、粘着テープで挟んで殺す。
この小さい奴を見逃すと、またとりついてぱんぱんに血を吸うかと思うと、ゆるせん。
大きい奴は踏みつぶすか、火あぶり。このやろう、うちのティムの血を吸いやがったな!ゆるさん!
ダニーくんはいやだよ~。やだね~。
昔、子どもの頃、犬も猫も飼っていた。その頃は、話題になるとしたらノミだった。
ノミは、糞があるので、いるとわかる。それで丁寧に見つけてはつぶしてやったね。
あの頃、ダニは、話題にもならなかったし、見たこともなかった。
刈谷(愛知県)には、ダニはいなかったのかな?
人生経験が足りなかっただけか。
12歳のTakeが、オハイオに行く。
中学に入ってから、身体が急激に大きくなって、親も私も見違えるよう。
国際交流Tシャツ、2枚目は行く直前に買いましょう、とお母さんに頼んでいた。
冬に買ったときは、「M」が大きめだった。今は、どう考えても、「 L 」でしょう。
お母さんは妹や弟に回すことを考えて、「デザイン、色は、変わりませんよね」なんて言ってる。
気持ちはわかるけど、このTシャツは、ラボっ子としても事後はステイタスにもなるんだよ。
毎日、10グラムずつ増えているというTakeが、帰りに着てくるには、Mじゃ、無理なんじゃない?
2004年に中1で参加した次男は、XLをおみやげに持っていった。
そうしたらホストのお兄ちゃんが、「やっとオレのサイズがきた!」と大喜び。
ホストのお兄ちゃんは、4-Hで受入のスタッフもやっていたから、嬉しかったんだね。
その次男も、ほどなくXL・・・・
アメリカのおみやげには、XLでも小さいかも・・・ね。
Takeのホストは酪農家。たくましそうなお父さんたちの写真がいい。
毎日160頭の乳搾りをするそうだ。Take、しっかり体験してきてね。
こりゃ、Take 、あんたも「 L 」でも小さいかもよ。
身体だけでなく、心も育ってこいよ~!
|
|
|
今年のテーマは、きてれつ六勇士、100名以上の申込みもあり、大変盛況に行われた。
小学生4,5,6年生の交流ひろばで、それに先立ち、5,6年生の実行委員会が2回もたれた。
我がパーティからは、小5のKiちゃん(実行委員)と、同じく小5のYo、小4のK太が参加した。
今年、小学生の実行委員会が復活し、モチベーションも上がったような気がする。
次男、Soaちゃん、三男と歴代ジュニアリーダー広場実行委員に出てきたのに、
さあ次は!というときに、その後実行委員会がなくなり、復活を望んできた。
やはり、当日行くだけなのとは違う。実行委員会に出る子も、それを支える子も、いい会になる。
キャンプを凝縮したような一日の交流広場。
課題テーマ、ソングバード、リーダー育成、そして、お昼は、楽しいカフェテリア。
事前合宿でも同じ会場を使うので、小学生たちの心の準備にもなる会だ。
この会に、担当以外のテューターは参加しない。
担当テューター・事務局、大学生、小学生実行委員、そして、なにより参加者を尊重するためだ。
「じゃあね、しっかりね」
テューターたちが心配半分、期待半分、連れてきたラボっ子たちに声をかけて、出て行く。
2時半からの発表をたのしみに、また戻ってくるのだ。
全然違うんだけど、ヘンゼルとグレーテルを思い出したりして・・・。
思い切って置いていかないとね、親がいっしょじゃ、成長せん。
キャンプも、国際交流も、親が一緒じゃないから、心配してくれる存在が一緒に行かないから、
新たに関係を構築しようとして、すばらしい成長をとげるのだ。
ある程度の年になったら、親が一緒の成長なんか、ない。
それもいきなりではなく、一歩一歩、毎年毎年、送り出してこそ、いよいよの国際交流で花開く。
親が連れて行って見せてやる景色、体験じゃないから、意味があるのだ。
崖っぷちに立って、腹くくってがんばるから、本当の成長ができる。
さて私は、合羽橋で、オハイオに行くTakeにもたせるちょっとしたおみやげをみつけた。
ひまわりの形をした和菓子のストラップ。コーディネイターのメリー・リンが気に入ってくれるといいなあ。
お昼は、バーガーキングで懐かしいワッパージュニアを食べた。え?ハラペーニョいりのがあるって?
おかわり。ハンバーガーにハラペーニョピクルスが挟まって、辛い!
2時半の発表タイム、テューター、保護者たちも集まってきた。
グループごとにきてれつの場面表現を発表する。見る側の感想もなかなか。
楽しかったね。
Red River Valley はどうだった?実行委員が説明して、みんなちゃんと男女ペアでやってくれたって?
やっぱり、自分たちのなかから実行委員がいると、協力もしがいがあるんだね。
Kiちゃんは、最後の実行委員長挨拶が気になってしかたなかったようだ。
もうちょっと他の人のことにも目がいくようになるといいんだけどね。一歩一歩だね。
Kiちゃんたち実行委員の反省会終了を待って、Yo、K太を連れて帰る。
長く乗ったり乗り換えたりで、やっと拝島までたどりつき、Yoはそのまま乗って行く、
私たちは五日市線に乗り換え、東秋留で降りるとK太のお父さんが迎えに来て、
Kiちゃんは、保護者が来るまでしばらくうちで預かる。
ちゃっちゃとできるもの・・・・というわけで、スパゲティミートソースを出す。
ジュニアリーダー広場、いいなあ。やっぱり。
それに、きてれつは、いいなあ!!やっぱり。
あの小粋な会話、言い回しが、すごくいい。思えば、アメリカでよく使った。
高校生でホームステイしてたときも、親子で住んでいたときも、
生活の中で、きてれつのことばがいっぱい湧いてきた。
ホストマムが「そんじょそこらのアメリカの子どもよりよっぽど気の利いた言葉を使う」と
自慢してくれたっけ。
物語のことばが生きているから好きなのか、好きだから生きていることばになるのか、
とにかく、すばらしいライブラリーだ。
Kiちゃんも、「パーティでやりたくなった」そうだ。
事前活動にも、むいているよね。気の利いたセリフの宝庫。たのしいし。盛り上がるし。
以前、高校留学のためのレクチャーで言ったのには、
日本人は表情が乏しく見えるし、黙っているので、相手に理解されにくい。
「じっと考えているときでさえも黙っていないで、
きてれつのセリフ『ちょっとまて、今考えてるんだ』を言いなさいよ。」
好きな物語のことばを使いこなすのは楽しい。
今年も参加できてよかった。
|
|
|
かつて多摩地区研だった頃、中村Tという方がいらした。姉御肌というより、おっかさん肌。
「多摩はねえ、新人もいきいき、中堅もいきいき、ベテランもいきいき。地区研って大好き!」
ことばの力はすごい。
新人だった私たちも、活かされていると思い、いろんな役や担当にも手を挙げた。
中堅ががっちり固めているので、新人が大胆にやってもカバーされ、
ここぞというベテランの示唆に、なるほど・・・・とうなづいたり・・・・。
まだ育っていないパーティの運営上の悩みはさることながら、地区研に行くのが楽しかった。
春の地区研修では、大物に手を出すことが多く、7月あるいは6月末の一日広場で発表した。
内容は、国生み、アリとキリギリスのスペイン語など・・・・・
(思い出深いのは、国生み。7月に出産を控えて、臨月のおなかででたっけなあ)
秋の支部研修が終わるとすぐに冬の総会の練習ということで、いろんなネタを発表した。
まじめな人、テーマ活動が好きな人が多かったので、
どんなにおもしろネタでも、テーマ活動風にしっかり練習。
まじめにやるテーマ活動になると、R&Jなど、とことんまじめ。
発表に至までもいろいろな話し合い、表現の食い違い、ここまでこだわるか~と思うくらい。
その合間には、お互いのプライベートな話題から、パーティでのラボっ子の成長や、イベント、
運営上の相談事など、本当に育ててもらったと思う。
「夫より、会っている時間が長いよね」
嬉々として会い、楽しい仲間たちだった。
もちろん、意見が合わないことや、気に入らないこと、腹が立つこともあったけど、
みんなが同じ目的に向かってがんばっている、協力している、という点では認めるわけで、
多少のことは「きてれつ六勇士」 いろいろあっていい。
言い過ぎるほど正直にものを言い合ったときは、後味も悪くて、あとで電話をかけたり、かばったり、
なにくそ~!と思ったときは、いつか私の時代が来る!と悔しさをバネにしようとした。
年配の中村Tは、後年、時々いねむりもされた。
議論がどうどうめぐりし、つまらないことにこだわっているときは特に。
そんなとき(中村パーティの高大生たちもよく言ってたそうだが)
ああ~、中村さんが「起きてる価値ない」活動をしているんだ・・・・
先生に起きててもらえるような内容を目指さねば・・・・とおもったものだ。
また、車で来る人が多く、これでもか~というくらいの料理のオンパレード。
それがなかなか、普段作らないような、乾物や和風の食材を使いこなした料理から、
イタリアン、フレンチ、沖縄料理、ケーキ、デザート、パン・・・・
そのどれもがヘルシー!
もう、お箸とお皿だけは忘れないようにしよう、帰りにはおみやげつき・・・みたいなうれしさだった。
若い人の料理も、認めて、習いたい!といってくれるほどの先輩たちの謙虚さに、おそれいったり。
「新人もいきいき、中堅もいきいき、ベテランもいきいき。だから地区研大好き!」
中村おっかさんの口癖が懐かしい。
地区再編したいまの地区研では、私は中堅か。そういう意味で、役に立っているだろうか。
周りを、ことばで、はげましているだろうか。
いやはや・・・・
「我慢も半日が限度!」なんて言っちゃってます。
|
|
|
4歳になったばかりのGちゃんの声が、アフターラボの清岩院幼稚園の運動場に響き渡る。
お迎えに来たお母さんたちが、目を丸くする。
「集合なんて、いったいどこでおぼえたの?」
福生(ふっさ)クラスは、幼児のGちゃんと小学生4人のクラス。
小5のKiちゃんがリーダーで
「集合!」「一列に並んで! Gちゃん先頭」「前へならえ!」「左向け左!」
そこでテーマ活動のタイトルを言う。
ふふふ。そうは言っても、びしっとできるわけじゃない、ぐにゃぐにゃした列だった。
私もそこまでやるか~?と思ったけれど、見守ることにした。ところが、毎週やるうちに
気持ちを合わせると気持ちいい!みたいな雰囲気になってきて、
きっとGちゃんもそうなんだろう、アフターラボの遊びで、絶叫する、「しゅーごー!」
ソングバードも、並ぶ列も、気持ちがうまく合うようになると、もっと楽しくなる。
人の迷惑顧みず走り回っていたMっちが、Gちゃんのために加減するようになり、
やはり末っ子のAyちゃんも、お姉さんの態度になってきて、
Kiちゃんが教える「Red River Valley」(ジュニアリーダー広場でのSBだとか)も楽しい。
マイペースのGちゃんに、どうやってテーマ活動やらせようかと思うらしい小学生たち、
「ありときりぎりす」「ホッレおばさん」「ピーターパン」などの中から選んだのは
「はらぺこあおむし」 日英韓でやることになった。
あおむしはもちろんGちゃんで、みんなが食べ物とナレーション。
途中、幼稚園のおもちゃの方に行ってしまうGちゃんを、うまいことばで誘い、引き戻している。
今日は、日韓で一度やった後、すぐに英韓でやってみた。
進行状況わけわからなくなる?と思ったけど、
Nちゃんが、英語も韓国語も言い、動いてつないでいた。びっくり。
「あたし、韓国語なんてやったことないから知らない」といっていたNちゃんだったが、
いえいえ、ちゃんと入っている。知っていることを知らなかっただけ。
「やってみたら、知ってた!」 そうとも。「あたし、ナレーション、全部やりたい」そうだね。
あおむしのGちゃん以外、4人の小学生がナレーションを分かち持ったが、全部できそうだ。
みんなでひとつのものを表現したい小学生があーでもない、こーでもないと表現を考えている。
そこにGちゃんを呼んできて食べさせて、思うように食べてくれなかったりするが、みんな忍耐強い。
チョウチョもみんなで一匹をやりたいらしいが・・・・軽やかに表現することができない・・・
Gちゃんのつかまえたちょうちょが卵を産んで、あおむしがいっぱい生まれたんだってよ。
このあおむしもお友達がいっぱいいるんじゃないかなあ。
チョウチョになってとんでいるとき、きっと周りにもいっぱいとんでいるかもよ・・・。
来週は、きれいな風呂敷、持ってきてみよう。
Kiちゃんは、支部のジュニアリーダー広場の実行委員会に出て、なんと、委員長に立候補。
先生が小5のとき、「幸福な王子」前半のナレーションをひとりでやったんだよ、と言ったら、
私だって! という気持ちになってるらしい。
ジュニアリーダー広場はあと一回実行委員会をして、
当日は、同学年のYo(あきる野クラス)も参加するからね。
ことばの実力というのは、たくさんの物語の幅広いバックグラウンドをもっているかどうか、だと思う。
高校の時、英語が得意という同級生が私の所にやってきて、
「なんで、そんなにできるの?何をしたらそうなったのか?」と聞いてきた。
特に何も努力していなかったから、もちろん勉強法を聞かれてもねえ・・・・
そういう自然な態度も不可解だったらしい。わたしだって、知らないよお・・・
彼が、私を「できる奴」と思ったのは、発音や語彙、ことばの知識が並はずれているのに、
なぜか自然に備わっているからだそうだ。
どうやって? どう考えてもわからないという。ネイティブでもない、帰国子女でもない・・・
今ならわかる。
ラボの物語をこれだけやりこんできて高校生になったらば、帰国子女並みの発音と語学力を持っている。
しかも、日本語で考えることがしっかり身に付いているから、日本で学ぶ英文法も理解できるし。
文法の教科書を読みながら、ああ、これ、たぬきに出てきたフレーズだ~。
長文や that 構文なんて、読むそばから理解できる。何を出題するかさえ。
「しゅーごー!」
堂々と言える。
ラボはことばを育てる。深いところで、広いところで、厚いところで。
Gちゃんもみんなも、それが日本語とか英語とか、韓国語とか思わずに、楽しんでいる。
楽しみながら、力をつけている。大きくなったら、その力を発揮できる。
|
|
|
初めて出会った、本物のニューファウンドランド犬。ピーターパンに出てくる乳母犬ナナのモデルだ。
「これ、ニューファウンドランド犬ですか?」 思わずそう聞いていた。
かなりの迫力・・・体重70キロ。
うわ~、うちのゴールデンレトリーバーのティムの3倍くらいあるよ。
子牛ほどもあり、広い玄関を占領するように寝そべっている。
「人が好きで、わざわざお客さんが来る玄関に寝ているんですよ」
ニューファウンドランド犬は、カナダのニューファウンドランドの冷たい海に飛び込んで、
猟師のこぼした?魚を拾っていたという犬で、これが改良されてレトリーバーが作られたと言われている。
犬図鑑でしか、見たことがなかった。
秋川渓谷のキャンプ場を下見に来て、たまたま入ったステキなコーヒーラウンジ&スタジオで、
すっかり魅せられてしまった出会い。
ピーターパンに出てくるナナに、初めてお目にかかった!
きゃー、触ってもいいですか?
色の出方も、いろいろあるらしい。ある映画では黒白のが出ていたなあ。
極寒の地(海)にいる種なので、あきる野は暑いらしい。
それでいつも冷たい玄関の石の上にどてっ。
専用の黒革のソファには、めったにすわらないんだとか。
真冬の秋川に入っていたという逸話もあるそうだ。
ラボのみんなに教えてあげたくて、アップしました。
River View の Puff くんに会いたい人は、五日市まで足を伸ばしてみて。
ステキなスタジオで、もちろん、コーヒーも絶品でした。
http://riverview.jp/
うちに帰って、ティムを見たらとても小さく見えた。
はなづらなんか、華奢だな~・・・なんて。
|
|