遠出 |
12月05日 (日) |
|
今日、12月5日は、亡くなった祖父の誕生日だ。これは特別な日だ。祖父が生まれてくれたから、
現在の私たちがあるのだから。
もちろん、私に繋がる、総ての人がそうと言える。だが、祖父は特別だ。
母親が、「この子が生まれて来にゃ、いいが」と、
毎日、お腹をたたいていたという逆境の中に生まれた祖父だそうだ。
だから、祖父が生まれてきてくれたことは、奇跡とも言える。
里子に出された先は、かわいがってくれたそうだが、赤貧洗うがごとしだったという。
栄養状態が悪くて、鳥目になったと聞いている。
村一番の秀才だったのに小学校しか行かれず、
米屋なら飢えることはないと奉公に出るが、米騒動など社会不安の時期。
級友たちが、巧みに陶器(祖父の郷里は焼きもので有名な常滑)を作り出すのを見て、
不器用な自分が同じ事をしておったらダメだと思い、
関東大震災の後、「じきに寒くなる」と火鉢を買い占めて舟で東京へ売りに行き、
友人に店番させて自分は新たな注文を取る、というやり方で大いに稼いだとか。
いつの頃か知らないが、土管を作る会社に入り、そこで出世して、ついに経営者になる。
日本全国に鉄道が敷かれて行くに伴い、線路下に入れられる土管の需要は高まり、
四国で台風にあい、総ての荷物を身体にくくりつけて橋の上を這って渡り、
無事注文を取り付けたという逸話も残る。
そんな祖父が、懐に入れてかわいがってくれた。
家族がどんなに大切か、身に染みていた祖父だったから。
祖父の誕生日に、遠出をした。祖父の会話にも時々出ていた飯田に。
城下町で、伝統と品のあるところという印象だった。
そこに、私のラボっ子が、引っ越した先でラボを続けている。
今日はそのパーティのクリスマス発表会だというので、ふらっと訪ねてみた。
長男に運転させて行くので、楽だった。
車の中で、ヘンゼルとグレーテルの話をしながら行く。
精神的に成長をやめているヘンゼルの姿、子どもの成長を飲み込む、底なし沼のような母性、
お菓子の家、きちんと整えられたベッドなど、一見、恵まれた環境が実は子どもを殺している。
グレーテルは逆境にあって、成長し、魔女(母)を克服して、再生する。
そうして家に帰るので、そこには母親はもういない。
「そんな深い話とは知らなかった」と長男がいう。
甘えていては、成長しないんだよ。
捨て去る、飛び込む、切り捨てる、そういう勇気が、成長には関わってくる。
母親に捨てられた祖父は、逆境を跳ね返し、成功し、実母も実父も弟妹も、後年、祖父を頼った。
だが、自分自身の家族には、死や病、心得違いなど、悲劇的なことが続出する。
強い祖父が、夜中に仏壇の前で、声を殺してないている、
そんな祖父をみて、父は、絶対、自分だけは祖父を悲しませたくないと思ったという。
幸せだったら、恵まれていたら、そうは思わなかっただろうから、
やはり、禍福はあざなえる縄のごとし、なんだろうか。
おじいちゃん、誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。
|
|
|
寒かったり、なま暖かかったりする今日この頃。教育の日「あきる野市中学生の主張大会」が行われた。
我がパーティのTakeが、所属中学の代表の一人で出場。
「ホームステイを終えて考えたこと」
今年の国際交流に参加し、帰国して、いろいろ考えたことを作文にしたものが選ばれたのだという。
アメリカで驚いたこと、感心したこと、日本の良さを実感したこと、両親の気持ちを理解できたこと、
反省したことなど、あの子なりの、ちょっとはしょった言葉でつづられていた。
もうちょっとじっくり説明したらいいのに、と思う部分もあったが、時間の制約の中で、
よくまとまったなあ。
「取りかかりが遅い!」「始めたと思うと凝りすぎて、まとめられない!」
「時間には限りがあるんだよ!」「まず、一番重要なことは何!」と
先輩たちから、がんがん言われていたものね、参加前は・・・・。
原稿を書いてから、また時間が経っているので、また山も谷も迎えていることだろう。
本当の味が出てくるのは、まだ、これからかな。
前もって市役所に教育長先生を訪ね、ラボっ子が出場する旨、ごあいさつしておいた。
国際交流の感想文をもって。
Takeは、通っている中学はあきる野市だが、居住地は近隣の瑞穂町なので、
例年のあきる野市への国際交流の前の表敬訪問はなく、瑞穂町にしていた。
去年のYzも福生市だったので、あきる野市には挨拶に行っていない。
この機会にラボの国際交流の継続状況をお見せできてよかった。
「とてもいいスピーチだった。感動しました。人を育てるのがうまいんだなあ。」と、
あきる野市長にもお褒めの言葉をいただいた。
「うちの嫁が、おじいちゃんは心配するかも知れないけど、留学に行かせますっていうんだよ」
と、話題はたちまち愛孫のことに。
孫くんは、この秋、積み立てを始めたのだ。(留学ではなく、ホームステイなんだけどね)
Takeのように成長する少年たちを見て、ご両親が積み立ての決心をしてくださったのでしょう。
実は、ほかのスピーチもとてもよかった。やるな、中学生。
会場は、ほとんど、保護者と教育関係者か、市の関係者。
多岐にわたる内容のスピーチで、曖昧な表現の所は、もっと詳しく聞きたくなった。
うちの中学生は、「べつに」とか「ふつう」とかがもっとも頻度の多い言葉かな。
「どう普通なの?」「べつに、何?」など、すぐにつっこみを入れる癖がついてしまった。
うちの中学生たちに聞かせたいスピーチだったね。そして感想を聞いてみたかった。
夕食は、久しぶりに家族全員揃って、チーズフォンデュ。
フォンデュがうまくいかず(チーズが分離して、濃すぎ)お腹だけいっぱいになったが、
息子たちは、さらに、オリーブオイル(バルサミコとガーリックのディップ)につけて
フランスパンを食べ尽くした。
|
|
|
水曜クラス(幼児~小5)は、クリスマスに発表するテーマを「ヘンゼルとグレーテル」に決めた。
小学生が話し合って、「長いのがやりたい」「他のパーティの発表をみて、よかったから」
「どうしてもおばあさんがやりたい」「むずかしいのに挑戦したい」などという意見。
フレデリックと争って、ヘンゼルに決まったのが先週。
ちょっと、手が届きそうもないが、そう思うようになった気持ちを尊重したくなった。
特に、小2のAちゃんが、ついこの間までは全く逆の姿勢だったので、
びっくり、ハラハラしながら、見守ることにした。
びっくり顔のお母さんたちにお願いする。
どんなに無謀でも、「特大が食べたい!!」という意欲が大事。
巨大ケーキの、表面を荒らすような食べ方に終わったとしても、
Aちゃんがこういう気持ちになったことが大切。
役ぎめでも、一歩も引かないねえ。
私が取り繕おうとして、
お話全部じゃなくても、楽しいところだけ選んで発表してみたら?というと、
「やっぱり、お話ははじめから全部やりたい」
「怖いところも省略したくない」「ナレーションも全部やる」とのこと。
でも、怖いと思っている幼児のGちゃんはどうするの?
Gちゃんは、まだ、小学生のようには考えないんだよ。
いろいろ話し合って、やっぱり譲り合うのも必要だということで、
Gちゃんには、お菓子の家を見つけるところのヘンゼルなら怖くないからというと、
「それならやる」という。
ヘンゼルがやりたくて、はじめ譲れなかったNちゃんは
「じゃ、アタシはその場面のナレーションにする」(他の部分のヘンゼルと)ということで収まる。
おばあさんを取り合っていたAちゃんとMっちは、
「Aちゃんがやる気になっておばあさんがやりたいからこの物語になったのに、
Aちゃんが他の役なら、私がフレデリックを譲った意味がない。」とNちゃんが言い、
Aちゃん(いままでほとんど声が出なかった)に、
英語も日本語も、感情表現もちゃんとやると約束させて、
Mっちは、「じゃあ、ぼくお父さんとナレーションでいい」と言ってくれた。
そうなるとグレーテルはKiちゃんしかいない。
「グレーテルはずっとでてるけど、しゃべらないから、動きながらナレーションもする」
わかります?5人しかいないのに、ヘンゼルとグレーテルって、もう、超チャレンジでしょう?
「お母さんはどうする?」「魔女のAちゃんがやるべき」
(Aちゃんは、魔女に挑戦するだけでも超超チャレンジなのだ)
私がやってもいいよと言うと、小5のKiちゃんが、「テューターにやらせてもいいの?」と不満そう。
お菓子の家の表現などは中高大生に頼むつもりでいるらしいのに、私が手伝っちゃいかんのかねえ。
でも、あと4週間でしょ、どこまで行けるかなあ。
A「先生、聞き込み表、ないの?やっぱ、聞き込み表があったほうがいいんじゃないの?」
どっひゃ~。Aちゃんの張り切りように驚く。
じゃあ、みんなお菓子の家の絵をおはなし日記に描いてきて。
それを自分の聞き込み表にしよう。色が塗れるようなのにするんだよ。
金曜日の小学生たちは、クリスマスはソングバードの発表にした。
先週、ディスク1と4から、好きなソングバードをひとつずつ、持ち歌に選んだ。
歌って踊れて書いて描いてソングバード絵本に仕立てる。
グループ共通SBは、This Old Man とJingle Bells にした。
今日は、みんなの分を一通り歌い踊った後で(これがもう熱くて・・・)
「絵で見るソングバード」を一冊ずつわたし、
おはなし日記にまず自分の持ち歌の歌詞と絵を描かせ、
最終的目標は2ページの絵と文字になるようなプランを練らせる。
おやおや、文字がみなくっついてしまっているよ、切れ目がないよ、などと独り言を言うと、
小4のNnがきれいに消して書き直している。小1、小2は、まあ、いいか。
小5のYoがちゃんと書けるようになっているのを発見。去年は続き文字だったのにね。
そうして、みんなの様子をみて、今年の作戦を練るのだ。
みんなが帰った後、クラス年長のYoと相談。どんな絵本にする?
続き文字になってたし、やはり原稿作って、なぞり書きにする?
Yoは自分で書けそうだね。みんなの分も6枚、書いてね。
「え~!コピーじゃダメですか?」
小学生の活動にコピーなんて、意味ないでしょ。
とにかく原稿だけは、Yoが6人分作って、みんなは貼れるようにすることに。
Yoのすがたり「きてれつ」を見てやったりしているうちに、高校生のお姉ちゃんがきて、交替。
中高大生クラスは、「国生み」
今日も、「がらんどう」始まりの所の話し合い。
まず、みんなの考え、言葉を引き出したいので、私はしばし姿を消す。
頃合いを見計らってもどると、考えを「言いたい!」「聞いてほしい!」状態になっていた。
考えを聞いたり、意見の交通整理をしたりして、始まりの場面の考えがまとまってきた。
動いてみよう。
「CDかけないで。自分たちのナレーションで、確認しながら動いてみるから。音楽ないし。」
そーですか。
国生みの「がらんどう」から、どう表現していくのか・・・・このテーマは本当におもしろいよね。
イザナキ・イザナミを具体的に表現したくないそうで、じゃあ、どうなるのかねえ。
クリスマスには、国生み部分だけにとどめ、火の神以降は年明けに。
「さすがに国生みは、じっくりやりたい」のだそうで、春の地区での全体発表を目標に
まず、始まりの部分をクリスマスで中高大生がみせるんだそうな。
ちょうど、ラボテープでも前半部分。(それだって間に合うのかしら・・・・)
国生みは、昔、谷川雁さんの黒姫学堂にも参加して、熱中したテーマ。
うちのラボっ子たちのものを知らないことといったら・・・・もう、絶句。
(雁さん、助けて~。)
本をいくつか出してきたら、「読んでみたい」という。
長野県の飯田近郊に引っ越したIkが、5日に発表会なんだそうだ。
たぬき3話のたぬきをIkがやるらしい。見に行きたいなあ。
|
|
|
今年のリンゴ狩りに行ってきた。11月が忙しかったので、やっと空いた日曜日。
いつもならラボランドに泊まるが、土曜日が都立高校説明会で、遅くにしか到着できないのと、
もう収穫祭が終わっているため、ラボランド宿泊者が他にいないらしく、
私たちのためだけにラボランドを開けてもらうのも悪い気がして、日曜日収穫の日帰りとする。
初めて長男に運転させて行くリンゴ狩り。
次男は高学年活動、三男は期末直前、ということで、私たち夫婦と長男のみの、(ティム抜きの)
気軽な遠出。車もオデッセイでなく、アリオンで行く。
S口農園に行くのも楽しみなのだ。「あれもこれも持っていけ」と、まるで実家に帰ったような。
農園中のリンゴが次々収穫されて、私たちのリンゴがラスト2くらいらしく、
「鳥に狙われて困っている」のだそうな。
確かに、くいつかれ、つつかれているのもある。
少し、収穫量が少ないそうで、他の木の収穫済みリンゴも分けてもらった。
果肉がすこし茶色になったラフランス・・・食べ頃!!
柔らかくなり始めてしまった柿もたくさん。(硬い方が美味しい種類)
農園の地面に転がっている、瓜のようなもの・・・これはなんだろう?
聞いてみると「せんど瓜」
金糸瓜ともいう。そうめんカボチャとも。
輪切りにしたものを茹でて水にさらし、ほぐすと果肉が糸のようにほぐれる。
酢の物にするといいんだって。サラダもいいかな。
(茹でてほぐしたものを鍋に入れてみたが、なかなかよかった)
教えてもらった蕎麦やは、もう終わっていて、がっかり。
もう初雪が降った信州。毎年、お天気とにらめっこのリンゴ狩りである。
車のタイヤは大丈夫か、心配する。
暖かい日で助かった。
帰宅すると、ティムが狂っている。
「おいてったな~!」とばかりに。
|
|
|
日本に留学している学生を招いての交流会(一泊ホームステイ)という地区行事を行った。
今年は、桜美林大学から中国、フィリピン、タイ、アメリカ、ラボ日本語学校から韓国。
とても楽しい、いい留学生たちで、高大生との話し合いも、交流会も、すばらしいものになった。
日本文化の体験では、うちのパーティの兄妹が、剣道を披露。よかったよ。
留学生のお国自慢プレゼンでは、私たちが楽しい体験をさせてもらった。
アメリカは、Twinkle,Twinkle, Mary had a little lambの歌、
韓国は、3びきのクマ、韓国語の挨拶、
中国は、頭・肩・腰・膝・・・の動作遊び、太極拳、ハンカチ落とし、
タイの同じような遊び(Head and shoulderみたいな、ね)
フィリピンは、だんだん高くしていく跳躍ゲーム。
持ち寄りも美味しかった。
中国から来た二人が、北京外語大だというので、
私の中国の息子も北京外語大だよと言ってみた。
「え~! だれ?」
陳浩って知ってる?
「同じクラス!」
え~~~!!??
ラボの中国交流で2005年に上海から来たチェン・ハオくん、今年の春に再会したハオくん、
その知り合いに会うとは。
二人によると、ハオくんは、すでに中国外事科(日本でいう外務省)に内定しており、
来年桜美林に留学して来るという。
早速、ハオくんにメールすると、
「スゴイ!あの二人に会うとは。来年よろしくお願いします!」と返信が来た。
来年、ハオくんがくるんだ・・・・感慨。(掃除しなくちゃ)
留学生との交流会の後、会場近くのクレストホテルに行ってみる。
モーガンヒルの一行は、翌日帰国・・・・
ユナイテッドで帰るのが3人、大韓航空が2人、それぞれ時間が別なので、送っていくのも別。
あとの3人は・・・え?帰らない?
「みんな大人として自主行動しているのに、なぜ人の行動を把握しようとするの?」
・・・役場の人は、成田に送っていくために確認作業をしているのにね、苦笑い。
モーガンヒルの一行は、毎日ホテルのロビーで酒盛りだったそうで、なんともはや・・・
忘れ物事件のバッグは、プラダではなかった。私の思い違い。プラダは別の人だった。
|
|
|
あきる野市の姉妹都市マサチューセッツ州マールボロウから中学生の訪問団が5日に来日。
空港まで迎えに行く担当の方に、バスの中で来日オリエンテーションをしてもらうべく、
前もって打ち合わせておいた。
このオリエンテーションは、前回は私が行ったので、要旨とテクニックを伝授。
こちらから行くときもそうだが、入国時の効果的なオリエンテーションが、
その後の適応に関わってくる。重要。
6日(土)は、歓迎・引き渡し式で、中学生たちはホームステイに入った。
7日(日)は、4人の先生たちとホストファミリークラブの何人かで箱根バスツアー。
これは、一般のバスツアーに参加したので、バスには他の方も乗っている。
渋滞渋滞でやっと大湧谷、芦ノ湖遊覧船・・・・お天気がよくて助かったが、
余裕のないツアーであった。
8日(月)は、夕食会。(生徒たちは学校体験がはじまったし、先生たちも学校訪問)
(モーガンヒル来日。なんとスタンバイチケットだよ)
9日(火)は、午前中から午後まで、瑞穂町の町制70周年記念ということで
来日しているモーガンヒル訪問団の対応をかけもち。
夕方からマルボロのウェルカムパーティの準備、会の司会。
10日(水)は、瑞穂町の植樹祭、記念式典の最中、モーガンヒル訪問団対応のあと、ラボ。
この間、息子の中学で三者面談やら、研修やら、ラボのクラスやら。
12日(金)は、モーガンヒルの都内はとバスツアーに長男が対応。(私はラボがあるので)
夜遅く帰宅した長男に、「どうだった?」と聞くと、もう、大笑い。
「すごくいい経験させてもらった~。もうちょっとで、大使館行くとこだったよ~。」
朝、7時に町役場集合で、ワゴン2台でホテルへ出迎え、都内まで送って
英語のはとバスツアー半日コースに参加する。
お昼がトンカツだったそうだが、インド人のラジュさんはベジタリアンで、食べるものがなく、
(ホテルから持ってきたものを食べていたらしい)
マシンガントークのカレンさんには、「あの人ひとりで5人分」だとか。
おまけに、浅草見物の後、船着き場から舟に乗ろうとしたら8人中、リトル夫妻が行方不明。
「トイレにバッグを忘れたので取りに戻った」という。
役場のMさん(真っ青)が浅草に残り、長男が他の6人を連れてツアー続行。
(3人離脱しましたと言ったら、はとバスのガイドが、どっひゃ~)
雷門の前で張っていた役場のMさんは、二人を見つけられず、大いに焦ったらしいが、
長男と連絡しつつ、船着き場に戻ったところでリトル夫妻を発見。
この三人は水上バスとタクシーではとバスを追いかけ、浜松町まで戻って、ついに合流。
全員一緒に、またワゴンで帰ってくることができたそうだ。
夕食は、お好み焼きのはずだったが、「もう疲れた」ということで(ことにして?)
石川サービスエリアのスナックになったらしい。
(もう、役場の人達も限界だったかもね)
トイレに忘れたというバッグは、プラダのバッグで、中には財布やバスポートが入っていた。
よくでてきたな~!と思う。交番に届けられていたのだそうだ。
(ああ、よかった~。日本の恥にならずにすんだ~)
さすがにリトル夫妻も慌ててしまい、交番で名前を聞かれて答えられず、
震える手で町役場が作った名札を差し出したとか・・・。
(今日だけじゃない事件続出の訪問団に、振り回されっぱなしの役場の人達に同情・・・)
明日は、ラボの地区行事「留学生との集い」
明後日(日曜)は、夕方、マールボロウの先生たちと能鑑賞会。
(モーガンヒルは帰国。帰国便もスタンバイチケットだとか)
月曜日は研修の発表の後、マールボロウの先生たち、市の職員の方たちと最後の夕食会
火曜日に帰国。
国際交流は、気合いだ~!
|
|
|
あいついで訃報を聞いている。残された人の、哀しみを思う。
それなのに、発表会や実行委員会に研修、通常クラス、マルボロが来て、モーガンヒルも来る・・・
身動きのとれないスケジュールにはばまれて、伺うこともままならない。
どんな思いをされているかと思いながら・・・・ことばもなく、立ちつくしている。
テューターは、どのような哀しみがあろうとも、海のように深く沈めているときがある。
その哀しみははかりしれないのに。
ほほえんでいるその水底に横たわり、消えることのない哀しみが、しずかに広がっているのを感じる。
私の心は、なにをおいても、車を駆ってかけつけ、疲れたあなたの代わりに立ちたいと思う、
少なくとも、ただ、そばにいたいと願う。
あなたがそうしてくれたように。
ただ、ずっとそばにいたいと思う。
|
|
|
台風のおかげで延期した3パーティハロウイン交流発表会。今日、やっと、ハロウイン抜きで開催。
6時集合で、ソングバード、お弁当のあと、各パーティから国際交流報告。
我がパーティのTakeも、原稿をしっかり用意してきて、立派に報告してくれて、うれしい。
発表は、原田Pのプレイルームのソングバードとたぬき1話(小中高)
加藤Pの日韓おどりトラ、ひとつしかない地球(手話と歌)(全員で)
久保田P、かいじゅうたちのいるところ(小学生)、西英こつばめチュチュ(中高大)
1週間、練習もなくあいてしまったので、みんな、どうかなと思っていたが、
どうしてどうして、よく頑張って立派に発表できたね。
おどりトラのRyuはじめ、みんなの動きも言葉もすばらしい。
マイクのない会場になったため、小さい声のナレーションが拾えず、残念。
国際交流に参加したTakeが、堂々とした「強トラ」
小学生たちのトラばしごが、つぎつぎ伸びていくところも、出る順番を間違えたのに
一生懸命うまく帳尻を合わせていて、見ていて笑ってしまった。
サッカーの試合で出られないはずだったYoが音楽CDをしっかり担当。
そして、笛の音隊が、おどりトラを誘惑。
クライマックスで聴き応えのあるナレーションに
見応えある(?)落ち方をしたラボっ子たちもついに笑い出してしまった。
最後のおどりのところでGちゃんが、大ゴキゲンでピッピーピリピー(うわ、アブナイ、反対回り!)
年少のGちゃんは、笛の音隊1号。
木の一番高いところで木こりの一番近くで一番最初に笛の音を表現する。
練習では、大学生のTakkusaの背中に乗ることになっていたが、どうもうまくいかない。
ある日、Gちゃんが言った。
「あのね、高いところが、こわいの」
そうか、高いところがこわいのか~。(リピートすると、落ち着く)
「パパなら、いいんだけど」
パパなら、いいのね~。
と、いうわけで、パパに出てもらうよう、お願いした。
大木の柳の木になるなあ。
だが、平日になってしまったため、Gちゃんのお父さんが出られず、GちゃんはTakkusaの背中に。
こわいので背中より上には行かれない。(肩車はダメ)
だれてくるGちゃんをよっこらしょっとおんぶし直したりして、ナレーションを忘れたTakkusaであった。
Gちゃん、集合時は眠くてぐずっていたが、このころすっかり元気になり、
ピッピーピリピーピリピリピー絶好調。
みんな、スペイン語と英語のこつばめチュチュの発表中、しずかに見ている態度も立派だったね。
今日は、お弁当のかわりに、カレーを作っていった。
平日だし、フルタイムで働いているお母さんたちも多い。
今季3回目のカレー。
「先生の家、毎日、カレー?なんでしょ」
小学生の意見には、ときどき、ひく。
|
|
|
今日の夕方から予定していた3パーティ交流発表会は、台風接近により、中止ときまった。
12時現在、中止の目安となる大雨・暴風警報ともでていないが、
近隣の市で洪水警報が出はじめ、
今後ひどくなることも予想されるので、中止、金曜日に延期とした。しかたがないね。
だれ? あんたたちの学年の子たちが今日、なにかやってんじゃないの?
(三男は雨学年。学年の行事はことごとく大雨。)
「今日、みんな模試だよ。」
やっぱり!!
校長先生の予言、「入試は雪」があたりそうだな。
|
|
|
あきる野市の姉妹都市、マールボロウ市から12人の中学生訪問団がやってくる。
引率はナンシー始め、先生方3人。ホームステイ先も早々に決まり、来週の来日を待つばかり。
我が家は、今回ホストをしないし、ときどきお手伝いをするのみだが、ナンシーとの再会は楽しみだ。
昨日、近隣の瑞穂町役場から電話が来た。
今年、国際交流に送り出したTakeの住む町で、渡米前に表敬訪問している。
「国際交流に行った子は、元気にしていますか?どんなふうに成長しましたか?」
おかげさまでずいぶん成長し、おとなっぽくなり、生徒会に立候補したりしています。
「そうですか、うれしいですね。またぜひ役場の方に来てください。ところで・・・」
その瑞穂町が町制70周年ということで、姉妹都市カリフォルニアのモーガンヒル市から、
訪問団が来るというのだ。
モーガンヒルは、私たちが住んでいた町。なつかしいなあ。
あらたな展開を期待している。
|
|