幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ティム、ゲートで出迎え
カトリーヌの日記
カトリーヌの日記 [全1165件] 251件~260件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
ちで鹿  2 05月02日 (月)
帰宅すると、夫がなにやらプロジェクトの最中。ハンガーを利用して、地デジ化を試みているらしい。
映った映った!と喜んでおる。息子たちも、「へえ~!」と感心している。
夫は「こんなハンガーなんかでアンテナができちゃうんだもんな~・・・」と自画自賛だ。
テレビから長いコードが、二階の階段の手すりの上に立てかけられた四角い針金まで伸びている。
「まだ、試験段階」 だそうだ。「へんなアンテナ=ヘンテナ」という。

翌日、ハンガーは、もう少しましな材料に作り替えられていた。
「できた」 だそうだ。
やろうとすると私が予約している番組が始まり、はかどらなかったと文句を言っていた。

ひとの「趣味」をどうこう言う筋合いはないが、
夫のプロジェクトは、やぐい(強度に欠ける、粗末)んだよね~。
地震のときはどうなるの。
ドアが閉まらない。
ティム、どうするの。

まだ「仮」なんだって。とりあえず映るということがわかったから感激してるんだそうだ。
まだ家の中の仮置きだし、おいおい屋根裏から外に生やすそうだ。
屋根に登らなくてすむそうだが・・・・雨の日はどうなるか、まだわからないんだって。
これからどう発展していくんだか・・・。


さっそく、ビンラディン没とのニュース。
911の時には、カリフォルニアに住んでいた。
東部と時差があるので、起きぬけのまさに、ブレイキングニュースだった。
帰国引越を控えての時期だったが、すべての作業は中止、忙しいのにテレビから目が離せなかった。
あれから10年。・・・・ドルが上がるか。
Belated Easter and Curry party 04月29日 (金)
遅ればせながら、イースター。今日は、最後の合同練習の日で、集まってすぐにエッグペイント。
ゆで卵に食紅でペイントする。乾かす間に、さあ、国生みの練習。

大きい子のお休み・遅刻が多くて、かなり大変な練習のあと、たまごとお菓子を袋詰め。
中高生が隠しに行く。小学生以下は、ナレーションの練習をしてからエッグハントに出かけていった。
いろいろあって、高校生のSoaに怒られていたIts、「はいはい、あやまりゃいいんだろ」
その態度が悪くてまた、私から叱られ、
私が立つと、さっとSoaが目配せして、高1のShが泣いているItsの隣りに座っている。
なかなかの連係プレーだ。

もう一度後半部分を練習したあと、カレーパーティ。
会場の炊飯器を一つ借りて、一升炊いた。うちからも一升炊きのお釜ごと持ってきたが、
ご飯を持ってきてくれた子もあって、今日はご飯は充分だった。
カレーは、バーモントがひとパック半と、ジャワ辛口をひとパックの、ふた鍋作って持ってきた。
先に、会場の炊飯器の方のご飯から使い、「水につけておいて」というと、
まだ食べている最中だったのにShがさっと立って、給湯室に持っていってくれた。


さあ、もう一度通す。
今度は、今までにないしっかりした出来になった。
(大きい子がセリフ、ナレーションをもうちょっとしっかりしてくれれば、もっといいね)

片付けだ~! 8時までにここを出なければ。
あ! ご飯のお釜、洗ってきて! 
Fook「それならオレがもう洗っておいた」 え”~?上出来・・・
Takkusaが「すごいよ、卵の殻」といいながら掃除機をかける。

発表会は7日。小6のKiちゃんが案内を作ってくれたので、今日配ると、小4のNが、
「先生! 私もこういうの作りたい! いつかやらせて!」という。頼もしいなあ。
「今日、私、ちゃんと覚えていなくて、先生と一緒に言ったから、ちょっと恥ずかしかった。」
Nちゃんなら、大丈夫。(しっかりていねいに音を入れているから)
覚えてくるのを楽しみにしているよ。

小3、AyちゃんとKaeちゃんは、ペアのナレーション。
同学年だが、クラスが違うので余り接点がなかったけれど、今日は一緒によく声が出たね。
ItsとKaは、あともう少し? Mっちは「えっと」は、なしだよ。
Yoが「先生! ぼく次までに最後の2行、覚えてきます!」よろしく。
小3のKeが、まあ、前置詞いっぱいの長い文章を、なんとすべらかに言ってのけることだろう。

今日前半は、どうなることかと思ったよ。もういやだと思っただろうね。
小学生のうちは、うまくいかないことも、おもしろくないこともいろいろあるだろう。
調子に乗りすぎて、怒られることもいっぱい、ね。
彼らとは、いつものるかそるか、真剣勝負である。
でも、乗り越えるものが大きければ、大きくジャンプできる。
背伸びしてジャンプだ!
それで信頼も育ってくると思う。


それにしても・・・中高大生が、まだまだ・・・・。

帰宅すると、長野に引っ越したYzからなんと、中学の修学旅行のお土産が届いていた。
修学旅行というと、いつもラボにおみやげを買ってきてくれる仲間どうし。
みんな、発表会頑張って!というメッセージつき。
注射だよ、ワッフ 一番乗り 2 04月27日 (水)
狂犬病の予防接種の日。午後のラボの時間の前に帰ってこないと、と思って、早めに出かけた。
ものすごい風だ。とぷう大暴れ。桃色びんたーずと黄色ほっぺたーずのぐれん隊だな、こりゃ。
「I can't see, Mommy. 目が見えないよ~、ママ~」と言いたくなるが、ティムは、ゴキゲン。
うわ~、橋の上でう○こするんじゃない~! ティムが首から提げているバッグに入れて持ち帰り。
会場に到着する直前にも、また~・・・二回目はやわらかいんだよな・・・あったかいし。
やらやらのう○こ×2袋を持ち帰り。
ティムはお水が飲みたくて、水道に走っていくが、蛇口の水栓がはずしてあり、水が出ない。
なんで~?流しなのに~と、ティムは未練がましくうろうろ。
早めについたので、まだ誰も来ていない。どこにならべばいいのやら。
会場といっても、地区会館前の公園(駐車場)のようなところで適当に打っちゃうらしい。
ぼちぼち、お犬さんたちが現れ始める。
飼い主たちは、無用の混乱を避けるためにお互い離れて待つ。犬どうしの緊張の距離感。
お犬様、と言わないのは、「様」のほうはどうぶつ病院に行くから。
こんな平日のお昼頃に来られるのは、地元にいる定年後世代が飼っているフツーのお犬さんたち。
接種予定時間は13時20分から13時50分。(移動式)
そろそろという頃に、軽自動車のトランクから年寄り?のゴールデンが現れた。
ティムが大喜びで寄っていくと盛大に吠えられてしまった。
「おかしいなあ、いつもこんなに吠えない子なのに」ですと。じゃなに?ティムが悪いとでも?
お医者さんの車(こっちで注射)と、役所の車(支払い)が来た。
私の次に来たおじいさんが「一番はあの人(私のこと)、ボクは2番、お宅は5番・・・」と
仕切ってくれて、おかげさまで一番最初にやってもらえた。
「元気ですよね?」の一言のみで、背中にブスっと刺される。
料金を支払い、証明書をもらって帰る。あっという間だった。

帰りにすれ違うお犬さんたち。
昔、飼っていた犬は、おじいちゃんが連れて行ってくれたなあ。
長いこと並んで、やっと次の番というとすーっと後ろに行っちゃって、また並び直しだったとか。

相変わらず、すごい風で、Ka太の家から発泡スチロールの箱が道まで飛んできた。
返しに行こうとすると、喉からからのティムは、Ka太の家のスイレン鉢のお水を飲んじゃった。

帰宅して、水道を出してやると、横からじょうずに飲む。あ”~、ごくらくごくらく・・・?
わ、私の方は、よれよれだよ・・・シャワーを浴びてすなぼこりと花粉と眠気を洗い流す。

ラボは、小学生4人で国生み音楽CDで通して、意見を言って、セリフ練習して・・・
おやつは外で分けて~。

帰宅して、夕食の準備。今日は、お刺身と菜の花の酢味噌和えとみぞれ汁だよ~。
なのに誰も帰ってこない。
ご飯だよとメールすると、三男から「いちいちうるさい」と返信が来た。怒りマーク4つもつけて。
こんなのを間髪入れずに返信してくるなんて、暇なんだな。
牛乳だよ、ワフ 04月19日 (火)
ワフ、ヮワッフ、ワッフ・・・ワフ。牛乳の配達だった。ティムはいつものようにデッキにいる。
最後のワフは、私の顔を見て、ほら、と言っているようだった。ありがとう、かわらないね。
昨夜から雨。

茨城と電話で話した。雨、大丈夫?(警報が出ているくらいの豪雨だったはず) 
「うん、ブルーシートかかってるから」
昨日の合同会議で、震災以来初めて会えた。震度5と6の違いを、体験から話してくれた。
6となると、瓦が手裏剣のように飛ぶ、と言っていた。
人が生きているのは、時に滑稽な事もかっこわるいこともいっぱいあるなかで、
生き残れたことで笑い話になる。そう言って、いっぱい笑った。
「これを機に、学ばなきゃダメだよね~」そう言ってまた、笑った。


「いつもどおりに」と言われるけれど、自分のアンテナにちゃんと反応していきたいとも思う。
「いつもどおりに」したいよ、私だって。でもそのために、どうすればいいか、を考えたい。
もっとこのことに向き合わないといけないんじゃないの?
そうして初めて、いつか「いつもどおりに」できるんじゃないの?

安全管理を見直すこと、第2,第3のプランを考えておくことや、
いろいろな考えの人達がいることをわかって、せかさず待つことも必要じゃないの?
そしてやっぱり、ここから学ばなくては。
天から与えられた試練だと。
それによって練られた具体策があって、はじめて保護者の方たちにも信頼してもらえると思う。


夜、思いがけずいただいたお電話は、福島からだった。
ありがとう! 落ち込んでいる気持ちが、ふっと報われたような気がした。
ケータイが壊れた 1 04月18日 (月)
昨夜、突然、ケータイが壊れてしまった。開くと電源が落ちてしまう。真っ黒。縦線が入ることも。
開き加減を調節して、斜めに見ながら、なんとか使用してみるが、うまくいかない。
月曜は合同会議で出かけないと・・・・。それにしても困った。
以前使っていた古い携帯を掘り出して、一晩充電し、シムカードを入れ替え、
とりあえず電話とメールはできるようにしたが、もちろん機能は段違いだ。
一番困るのはアドレス帳・・・。

思えば、震災もあって酷使していた。
人間と同じように、くたびれちゃったんだな。

新宿のラボセンターまでは、JRと地下鉄。
節電で車内照明も消え、空調も働いていないので、窓が開いている。窓の外はどんより。
花粉症にはつらい。窓からどんどん入ってくる外気、空気清浄機なし、それにこの低気圧。
マスクをしてずきずきする頭を抱えていると、隣の人がおばあさんに席を替わっている。
おばあさん、いたんだ・・・。
(昨夜も余り眠れないでいるところに、地震があった)

今日一日、古い携帯で、なんとかしのいだ。
1年半前に水没したケータイだが、2日くらいしてひょっと電源を入れてみると生き返ったのだ。
捨てないで取っておいてよかった~。

夜、帰宅する前に携帯のお店に直行。
修理には2,3週間かかるという。やいやいやいや・・・。
私の古い携帯よりはましな、代替機を貸してもらい、アドレスなども移してもらう。
お店の人も、ケータイを半開きにして、隙間から見て、やってたよ。
私の古い携帯をみて、
「すごいですね。ボーダフォンってマークが付いてますよ!よく取ってありましたね。」


若くて、新しくて、元気のある人に、私も代わってもらいたいね。
買って食って支える (更新おわり) 04月15日 (金)
ラジオを聞いていたら、なるほどと思う標語?にであった。東北の物産を「買って」「食って」
被災地を支えようというもの。
水産庁にお勤めの漁師 <魚の伝道師>上田勝彦氏の、ラジオに出演した際の言葉だった。
『買って・食って・支える被災地へのエール、築地大祭(仮)』の開催へむけて準備中だとか。

「飲んで」もつけたいひとがいるかもね。
でも、東京のこんな田舎に住んでいると、どうやって買ったらいいのか・・・
お取り寄せする?なにが取り寄せられるのかな。今の状況で・・・。
デパートとか、スーパーとかでも受付してほしいなあ。
地区研でみんなで注文するとか・・・・。

需要があれば、世の中も動く・・・かも。そうだ、生協にもリクエストしてみよう。


(更新 夜)
あのあと、生活クラブの注文があったので、さっそく「仙台みそ」を注文した。

金曜小学生のクラスで、「くにのはじまり」絵本を見せると、
「日本のかたちが違う。なんだこれ~」と、笑う。
あのね、今回の地震で、日本が何センチもずれちゃったんだってよ。
「えー!うそ!」「ほんと? 地震でそんななるんだ」
日本の絵を見せながら、
ほら、たぬきをやったとき、日本列島が昔は中国大陸に繋がってた話したでしょう?
ここ(対馬海峡)と、ここ(北海道の先)が、大陸に繋がっていてね、
日本海は海じゃなかったんだよ。湖だったり、陸地だったりね。
「え~?じゃあ、海になったときは、そこにすんでいた人はどうなったの?」
「みんな死んじゃったんじゃない?」「津波?」
うん、人が住んでいたかも知れないね。たいへんだったろうね。
今回の大震災もたくさんの人が亡くなったね。
「でも、赤ちゃんも生まれたんだよ」
そうだね。亡くなる人もいれば、新しく生まれてくる命もあるんだね。
「海に命が行ってしまっても、また戻ってくる」(ヒルコのこと)
そんなふうに、戻ってきてくれるといいね。


中高大生のクラスでも、この話題で
「イザナミは、災害、なんだと思う」
「で、イザナキがまた生まれさせる」
じゃあ、さっき、Soちゃんが「もう日本は終わり」って言ってたけど、終わりじゃないの?
「また生まれてくればね。」
「でも、また人間に生まれてくるとは限らないんじゃね?」(小6)(輪廻を知っているのかな?)
この時代を選んで生まれてきたあなたたちが、新しい日本を作っていってほしいなあ。
「ホストに手紙書きました。地震や計画停電のこと説明した。」
去年、国際交流に行く前の自分を思い出して。そんな手紙が書ける自分になったんだよ。
「去年だったら、絶対無理」

いま、この時期に「国生み」をやっている意味も、考えてほしい。
SoちゃんとYoちゃんのお父さんだったら、「えらんだんです」って、言うよ、きっと。
決まっていたんだよ、国生みとの出会いが。
「うん、ぜったい、お父さんだったらそう言うと思う。」
Yoは、きょとんと見ている。
Yoはまだ小さかったから、お父さんのことは、人から聞くしかないんだね。
(お父さん、空から見ててね。あなたのことを覚えている私たちが、あなたの息子に伝えます)

「醜女は、イザナミのダークサイド」
「不安だったり、悔しかったり、恨んだりするどろどろした気持ちが、凝縮されたグロい存在」
「グロいって、どういう意味?」「グロテスクのグロ」「ああ」
「グロいよね、うじだよ、うじ。」
ウジって、見たことあるの?
「ない」「ホームレスの頭についているやつじゃない?」それはシラミ。
ウジを見たことがないとは・・・・クリーンに暮らしているんだなあ。
ものや動物が腐っていくところを見たことないの?
「なくね?」・・・そのまえに捨ててるか・・・。

私にとって当たり前のことが、彼らの共通認識には入っていないのだ・・・。
いったいどうやって国生みをわかるのか・・そういうとまどいを持つ。
腐っていく物、そこからまた新しい命が湧いてくるところを見せるには・・・・
ああ、もうちょっと暖かくなったら、うちのコンポスターを覗かせてやるか。


ウジの話題のあとで、恐縮ですが、
買って食って支える。やりませんか。すこしずつ。
桜レター 初めてのエアメール 04月13日 (水)
Gちゃんを迎えに行くと、おうちから出たがらず、泣いている。おばあちゃんも困って。
このところ、とても不安のようだ。
それでも、桜の花びらをひろったり、好きなソングバードを選んだりで、明るさも取り戻している。
不安だったり、楽しそうだったり、そういう行きつ戻りつが、必ずあるんだよね。
お母さんたちはさぞ、心配だろうけど、どうか、見守って。大丈夫だから。

GちゃんセレクトのABC、Walk Turtle、Zoo-t-la-la、Three Little Speckled Frogsをやり、
そのあと、韓国語SBの「私は幸せ」をかけると、
Ayちゃんが「先生、今そんなこと言ってていいの?」
N子「大変な人がいっぱいいるのに」
(笑ったり、楽しんだりしたらいけないという気持ちがあるようだ。)
そうだね。でも私たちまでみーんなで暗くなってても、しかたないじゃない。
私は幸せだと思うのよ。
つづいて「ひとつしかない地球」をやると、
「ああ、そうそう、そのとおりだよ!」「いのちは重いんだよね」などと言っている。
ついに「ソロモン・グランディやる!」と言いだした。もうすっかり大丈夫だね。

今日は、桜レターの宛名書きもすんで、切手も貼った。あとはポストに入れるだけ。
自分の住所がはっきりわからない子もいるので、お母さんにチェックしてもらってから、
(ついでに中身もみてね)封をして出すように言う。
宛先は、今まで交流のあった州のコーディネイターの住所を紙に書いておき、それぞれ選んだ。
兄の行った州、先輩ラボっ子たちの行った州、ハンバーガーで選んでテキサスという子も。
姉妹都市もある。
宛名は鉛筆で書いてみて、合格もらったら、ボールペンで上から書く。
Gちゃんが拾って配った桜の花びらもいれた。
私から、説明を書いた手紙も同封。
世界中から、日本を見てくれている今、再び信頼感ある友人としての日本を取り戻したい。
この子たちがいるから、大丈夫。ね。
おつかれ 2 04月12日 (火)
いろんな人が同じような言葉をはいているのを見つけた。「もうかんべんしてくれ」「もうやめて」
昨日今日と、本当に地震が多い。原発は、レベル7になってしまった。
被災地の人達は、気が休まる間もないことだろう。
こちらは、被害はないのに、やっぱり疲れる。
東京でも僻地のこの辺りは、節電がはげしくて、エスカレーターもATMも稼働せず。
(駅の券売機も稼働せず、定期を買うには主要駅まで行かなくちゃならん。)
電車も空調がついてなくて窓が開いている。
この時期、電車の空気清浄機はありがたかったんだけどな。
筋肉痛と花粉で、もうへろへろだ~。(こんなざまで、ごめんなさいだけど)
昨日まで多忙で疲れたので、朝寝坊して寝たままラジオを聞いていると、
その間も緊急地震速報やらなんやらで、放送も中断され、落ち着かない。

3,11以来、お米やガソリンなど、ギリギリの生活をしないようにしている。
物資はだんだん元通りになって、今日の生協の配達も欠品が減ってきたと思う。
納豆もチーズも来た。お米もきた。
お米お米としょっちゅう言っているように聞こえるかも知れないけど、
注文する銘柄(無洗胚芽米)2キロが月に2回、5キロが1回、注文のない週もあるし、
家族5人が食べるから、毎回注文しないと、欠乏気味だった。1回に炊くのが五合。
今週は高校の弁当も始まったし。

あの日も、事の重大さに気がついたときに、とりあえずご飯を炊いた。
昔、祖父が工場を経営していて、
すわ一大事、というときに、おばあちゃんと母がすることは炊き出しだった。
いつもの電気釜でなく、竈(おくど)に火をおこして、昔ながらの釜(一升)でご飯を炊く。
釜はおくどに二つかけられるようになっていて、火加減も大変な作業だったと思う。
炊けたら、おにぎりにして、運ぶ。
平和時は、お祭りの時に押し寿司などが同じようにして作られた。
それが身体のどこかに残っていたのか(腹時計のなせる技か?)
あの日、取り残されていたラボっ子におにぎりを持っていってあげることができた。
「Soちゃんなら、ぜったい買い食いしてると思うよ。」と三男が言っていたが、
車に乗り込んできたSoちゃんは、私のおにぎりにかぶりついた。
その翌週、お米が配達されず、近所から恵んでもらう羽目になった。情けは人のためならず。

まあ、あったかいご飯は、それだけでやっぱりホッとできるよ。
いつもおいしいご飯があるようにしておこう・・・なんて思っていたのに、
くたびれが出て夕方からまた寝てしまい、三男が帰ってきたときにご飯ができていなくて怒られた~。


いわきナンバーの車が敬遠されるという話は、とんでもないことだ。
腹が立つ!!
不必要な自粛の一方で、そういう差別が行われるのは、がまんならん。
不動のエスカレーターも、元気で若い人しか世の中におらんのか!と言いたくなる。
元気で若い三男は「せめてエスカレーターを階段として使わせてほしい!」そうだ。
フォーラムと一日ひろば 04月11日 (月)
日曜日のフォーラム、月曜日の一日ひろばと、二日続けて都心へ出た。久しぶりだった。
桜がきれいだったが、かえって切なくなるような気がした。
フォーラムは、45周年記念「子どもの未来を考える」教育フォーラムで、
いろいろと示唆のある言葉とも出会った。
熊井パーティのテーマ活動は、パーティでの話し合いのビデオもとてもよかった。
小学校英語について「歌と踊りのお楽しみではだめだ。もっと質の高いものをやらなければ」
というご意見があった。
それについては、まず納得、理解はするが、
本来、歌と踊りは楽しいと私は思う。それが楽しめないから、硬いのだ。と思っている。
ことばは、硬い頭じゃなくて、しなやかな身体に入っていくと思うから。
でももちろん、それだけじゃダメだ。
子どもたちが「背伸びしてジャンプ」(佐藤学氏)できる内容でなければ。
そう思うと、ラボの高学年がやっている物語は、素晴らしい内容を備えていると思うが、
それなら小学校英語として市販しているものは何なのだ。
「楽しい歌と踊り」と「がらがらどん」と「かぶ」ではないか。
低学年ならまだしも、小学校英語が高学年の教育内容である以上、これではな~・・。と思う。

月曜日の一日ひろばでは、地区・支部の皆さんとも、実際顔を合わせてほっとした。
緊急管理と安全な活動についての話がまず行われた。
午後の分科会の時に地震が来た。
たいした揺れではなかったが、天井から下がったモニターが揺れており、
その下にいたテューターたちが無言でさーっと待避していた。
ひろば、委員会の打ち合わせもすんで、外が暗いのに気がついた。雨だ。
どうしても放射能ということばが頭によぎるが、敢えて誰もそういわない。

この日は、「自分へのご褒美」のつもりで、新宿のデパートによった。(だって本当に久しぶり)
都会でフランス料理でも食べてやるぞ!くらいのつもりでいた。
ところが、デパートについてすぐに、緊急地震速報が鳴った。
これは大きそうだと、壁際の柱の近くに待避。1階だったのに、大きな横揺れ。
3,11のとき、ラボセンターにいたMさんが、フラフープのように丸くゆらゆら揺れたと
言っていたけど、本当にそうだ。そういう耐震構造になっているんだろう。
この時もけっこう長いこと揺れて、ここからうちまでは歩いては帰れないな、
いざとなったらラボセンターまで歩いて、知っている人達の所に行こうとか考えた。
次男に連絡して、とりあえずご飯を炊いておくように言う。
被災現地は震度6弱という大きな地震だった。
デパート内は混乱もなく収まったので、上の階に行くと、
そのあとになってエレベーターもエスカレーターもしばらく止まってしまった。
フランス料理はやめて、タイの米麺1300円を食べて、ラッシュ時間を避け、西武線で帰る。
JRは路線が長いため、何かあったときに影響が出るしね。いやあ、熟睡。
拝島駅から車で帰宅途中、またも緊急地震速報。

大丈夫だったか?と帰宅すると、家は真っ暗。
ごはんはお米と水が入っているだけで、蓋も閉まっておらず、炊けていない。
「あれ~?おれ、寝ぼけてたかな」 平和なやつ。
感動することば 04月08日 (金)
15歳、今日、高校の入学式だったというTsuがやってきた。彼は、3月11日の地震の日、
帰宅困難で中学に泊まり、翌日帰ってきた。東京でも、そういう体験をした子たちがいる。
その後、計画停電などでも電車が動かなくなり、高校生たちは学校に行けなかった。
やっと落ち着いて、相次いで高校の入学式をむかえた子たちの成長した姿がまぶしい。
小中学生たちも新学期が始まった。
桜が満開だ。
昨日の三男の高校の入学式、桜の前で写真を撮る気持ちにはなれなかったが、
今年の桜はわすれないだろう。


思い出されるのは、NHKで放送された被災地気仙沼の階上中学の卒業式での答辞。同じ年の子だよ。
絞り出すように、全力で言葉にする姿に、見ていた誰もが感動しただろう。
そして、答辞の内容にも。
あの答辞は、どうやって書いたんだろう。
苦境において天を恨まず・・・というくだりは、孔子を思い出させる。
彼と恩師とが学問によって繋がっていた、そういう中学校生活だったと思わせられた。
志の高い生徒たちが机をならべて、導いてくれる先生方との関係を作っていた学校だったんだろうな。
あの子たちをとりまくおとな達も、素晴らしい人達だったに違いないと思った。


甲子園でも、選手宣誓の「生かされている命」ということばが心を打った。
15歳の、感動する言葉。


今日の小学生の国生みでは、動きに心が入っていないので、
がらんどうって何?と、もう一度聞いてみた。みな確かでなかった。
このあと、何になるの?
「つち」「大地」「水」・・・・
じゃ、そうなるための、今は何? 土ができるには?土は何でできているの?
「すな」「鉄とか・・・」ああ、鉄が入っているのね。「石も」
自分は、何を作り出すための何かなんだって思って、動いてみようよ。

ひるこについても、話しあった。
不気味な音がして・・というところを表現したいよね。(うなだれたり、揺れたりする)
ああ、悲しい感じがする。思い通りのものが生まれてこなかった、という感じだね。
もうすこし、具体的にヒルコについて話し合う。
「じゃあさ、ヒルをつかまえてきて、真ん中に出せばいいじゃん」 
「ぐちゃぐちゃしている」 「ぶよぶよ~」
お腹の中にいる赤ちゃんがね、まだちゃんと育っていないのに、外に出てきたら、
生きられないんだよ。
みんなのお母さんがみんなをちゃんと育つまでお腹に入れておいてくれたから、
みんなは元気に生まれてきたんだよ。
そうじゃなかったかも知れなかったんだよ。
「障害者みたいってこと?」 そうだったら、みんなはどうする?どんな気持ち?
「なにかしてあげたい」「かわいそう」
葦船に入れて流すっていうのをAyちゃんはお葬式だって言ってたよ。
なんで葦船に入れるんだろう。葦船ってなに? 葦って、川に生えてる蘆、笹みたいな。
笹船を流したことあるでしょう? あれは葉っぱ一枚だけど、そういうのをたくさん集めて
「編んだ!」ああ、なるほど。「籠みたいな」 籠の船ね。
「ぐちゃぐちゃのを籠に入れる」
あ、ねえ、卵、割ったらぐちゃーっと広がるでしょう?そのビデオ逆再生したら・・・
「あ!固まった」「広がっちゃってるのをあつめて籠に入れたんだ」
じゃあ、どんな籠(船)? (手を組んだりして編むような表現をいろいろ考える)
どんな気持ちで流したんだろうねえ。
今は生きられないけど、今度生まれてくるときは、生きてねって思うのかな。

「せんせ~! あとでそれをだせばいいんじゃない? 流したんだけど、あとで戻ってくる」
え? あとってどういうこと?
「イザナミが殺して、イザナキが生ませるっていうところ! そこで流れてくる。」
なるほどね・・・・。


イザナキ・イザナミの創世神話は、洪水神話の系譜を持っている。
洪水か漂流で、二人だけ生き残った兄妹が、子孫を増やしていくという説話。
日本の神話は、いろいろな神話の系譜を伝えている。
葦船に入れて流すというところは、卵生神話につながるし、
これはあとで海幸彦がシオツチノオジにつくってもらう卵の形をした船ではっきりと出てくるね。
シオツチノオジといえば、塩竃。
遠い海に流したものが、あとで帰ってくるか。
西日本の神話と思っていた古事記だが、東北にも思い至ることがあるんだな。
そうして営みを続けていくんだね。
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