まて |
09月09日 (金) |
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ティムの鼻の上に、クッキーをおいて、「まて」をさせる。今、訓練中。時々失敗。
動けば落ちる、落ちれば食べられると知っているので、ズルする。
プレイルームのKoちゃんが、帰りにティムにクッキーをあげる。
ラボのおやつが終わったら、今度はティムのおやつタイム、そういって帰り支度をする。
靴を履いたら、クッキーを持たせる。
Koちゃんは、実は、かなりこわい。
近づかないうちに投げてしまうこともある。今日は、手に持って食べさせるのに成功!
今日は車がなかったそうで、長い距離を歩いてベビーカーで来てくれた。
また歩いて帰っていく。
「帰りに野菜を買っていくこともあるんですよ。」
え?そこKantaとKei(ラボっ子)の家だよ。道に面して無人スタンドが出ているのだ。
江戸時代の食事のとき、KantaとKeiが、ニラをいっぱい持ってきてくれた。
「ニラのみそ汁、おいしかったですよね。あの後作りました。」
そうそう、みんなも「みそ汁、もっとないの?」って言ってたものね。
他にもいろいろ入っていたんだけど、とにかくニラがどっさり!だったね。美味しかった。
Koちゃんは、入会したての1歳児で、お気に入りのSBやNRができはじめたところ。
まだまだ、と思わず、わかるかわからないかではなく、物語もぜひ、聞かせてくださいね。
ここすきだなって思う音楽やことばの雰囲気は、小さい子にもあるし、
理解することが重要なのではない出会いが、とてもよかったりする。
歌からものがたりへの移行は難しく考えないで、自然にね。
それは家庭生活がそうですよね。
小さい子向けに編集し直したものを体験させているのではなく、まるごとの生活の中から、
いっぱい体験していく。
そのうえで、吸収する準備が整っていくと思うし。
(国際交流もそうだなあ)
Koちゃんに持たせるために出しておいた犬クッキーがみつからなくなった。
しかたないから新しく別に3つだして、持たせた。
しかし・・・どこへおいたんだろう?
古くなってかびだらけのが出てきたりすると困るなあ。いろいろごそごそ探すが、ない。
Koちゃんが持っていったんだろうか?
お母さんは知らないと言っていたけどなあ。
あ、
私のポケットの中だった~!
ティム! 「まて」 (まて、だっつうの!)
人生の中で、理不尽に思えることもばからしく思えることも、いったん「まて」の心境で、
「さんにんのおろかもの」を思い出してみる。
なにがおろかものだか・・・。
ティムは、おりこう。抱きしめてほおずりする。
毛だらけになった。
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Summer FriendshipというTシャツの文字をみて、そのことばのはかない響きに泣きそうになった。
その下の For Life という文字をみて、もっと泣けてきた。
東京西地区の帰国報告会。みんな、いい表情で、しっかりと報告しており、
いい体験だったことを物語っていた。
アメリカは広い、世界はもっと広い。
台風による大雨でやきもき。今年はなんて天候が激しいのだろう。
この子たちが成田に集合するときも台風でハラハラした。
今頃は、アメリカや中国のホストファミリーたちが、「日本、大丈夫?」と心配しているだろう。
十代のこころにとっての劇的な変化を乗り越えて、まるごと理解しようとした国際交流。
今は逆に日本への適応に大きなエネルギーを使っている。
この体験が長い時間をかけて熟成していくように、今は、ソフトランディングを応援してほしい。
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今日より、秋の通常ラボ。台風模様の中、プレイさんが来てくれた。まずティムのところによって。
ソングバードとナーサリー、読み聞かせなどする。蒸し暑いけど、走り回って遊ぶ。
Knock at the door. Hey, diddle, diddleがお気に入り。
子どものおやつは持参だが、お母さんにブルーベリー玄米黒酢を炭酸水で割ったのを出す。
さわやかでしょ。暑いときや季節の変わり目にいいよ。
眠くなったので、ティムにおやつあげて帰る。ちょっとこわごわ・・・。
ティムは小さく小さくなってくれているんだけどね。
断続的に豪雨と晴れ間。気象情報とにらめっこだ。低気圧のせいか昨日おとといは頭痛がした。
今日はだいぶ慣れたかな。
「今日はラボやるんですか?」夜のクラスのお母さんから問い合わせ。
「やります。でも状況をみて、無理しないでください。」
このあいだは滝山街道が土砂崩れで通行止めになったからね。
「川がすごいことになってるよ。」そう、濁流が川幅いっぱいに流れている。流木もすごい。
それでも7時にラボっ子たちがやってきた。
この間のすがたり発表をお休みしたYoの「きてれつ」を先輩たちに聞いてもらう。
秋から冬にかけての予定を話し合い、テーマを決めよう。
ピーター・パン、トム・ソーヤ、ジョン万のなかから、どう?
「他はだめなんですか?」 そんなことないけど、やりたいのがあれば。
話した末に、ピーター・パンとなり、1話、2話、4話の配役シュミレーションをする。
主に4人でやるので、何役もこなす。
ピーター:Sh、ウェンディ:Kenちゃん、ジョンとロストボーイズ:Take、
マイケルとトゥートゥルズ:Yo、イヴニングスターは順番で。特別ゲストもあてにしよう。
男ばかりのピーターパン1話。
Kenちゃんが意外にウェンディが気に入っているらしい。ご、ごつい。
やっぱり、ピーターパンは、楽しいんだな。みんな好きだよね。
躍りがあるから1話を選んだ、というから・・・笑っちゃう。
去年の国際交流、今年のかましまや夏活動を通して、たくましく、頼もしく、
愉快に成長したTake(中2)がぐんぐんひっぱる。
今日はがっつり系じゃないけど・・・といっておやつのバウムクーヘンを出す。
男ばかりのクラスになって以来、おやつはスイーツじゃなくて、お好み焼きだのピザだの、ガーリックトーストだのになっていた。いくらでも入る人達。
「これ、すごい高いやつじゃね?」
いつもの袋入りバウムクーヘンじゃなくて、いただきもののユーハイム!
あ~、それもがんがんお腹に入っていく。おじさんの分、残しといて。
風雨の合間に散歩に連れて行ってもらえたティムは、排泄もがっつり。
台風の被害がこれ以上ひどくならないことを祈る。
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この時期、カリフォルニアの銀行とやりとりをしなくてはならない。僅かばかりの貯金があるのだが、
円高でおろせないままになっている。それが、コンタクトをとらないと凍結するぞと言ってくるのだ。
去年、やってから、もう一年かあ。まったく面倒くさいったらありゃしない。
おまけに、ぜったいに、電話が繋がらない。
指定された代表電話にかけると、エンドレステープばかり聞かされて、ちっとも繋がらない。
うちはデジタル回線でないので、何番を押せ、というのができない。
ずっと待っていれば「人間」に繋がるはずだが、何度も何度も同じテープを繰り返し聞かされて、
国際電話で何十分も待てない。
それで、個人のデスクにかけると、留守番電話が伝言を残せという。
伝言を残してみても、国際電話がかかってきたためしはない。
何日も何回も挑戦しないと。根気よく毎日かけているうちに、ひょっと繋がるのを待つ。
夏休みを取っていたり、そうこうするうちにレイバーデイのバカンスになる。
ぜっっったい、繋がらない。
わざわざカリフォルニアくんだりまで国際電話をかけまくって、テープを聴かされるだけ。
人間を出せ!
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夏活動の締めくくりのパーティ報告会。今年は各自すがたりに取り組んでいるので、途中発表。
すがたりのできはまちまちだが、制作部門は、各自の工夫やアイデアがたのしい。
Ayちゃんは、ぐるんぱ。段ボール紙のクッキー、厚紙のお皿、段ボール紙で立体的に作った靴。
それから、おおきなぐるんぱ福笑い。
Keiは、ひとあし、ひとあし。ボックスシアターとして、紙芝居にした。
しゃくとりむしはお母さんが毛糸で編んでくれたのを、竹串にさしてお箸のように歩を進める。
Kantaは、そらいろのたね。豆粒くらいの家、ひよこが入る家は立体で作った。
その次のサイズの家は平面に書いた。
Natsは、大陽へ飛ぶ矢。すがたりがとてもよかった。絵も、根気よく描いたね。
太陽から放たれた命の源を竹串で動かす仕組み。
Mっちは、かさじぞう。短かったけれど、はっきりと語る。制作は牛乳パックで作った立体パズル。
Kiちゃんも立体パズルのフレデリック。原稿ノートも自分で作り、しっかりことばも入れてきた。
Kiちゃんは、国際交流のすがたりにフレデリックを持っていくのかな。
Nanaは、ももたろう。おばあさんが川で洗濯をしている様子と桃からももたろうが生まれたところを
シアターに作った。フェルトを縫って作った桃、スズランテープの川など、よく頑張りました。
年中のGakちゃんは、ありときりぎりすを選んで、お母さんと粘土でありやきりぎりすを作ってきた。
いろんなおはなしが集まったし、制作物が楽しいのでみんなそれで遊びたくなる。
9月に本番大会だよ。
「大会なの?先生」そう、大会。
中2のTakeは、ライブラリーのタイトルを折り込んだ腹話術を披露してくれて、大爆笑。
さーて、カレーを食べようか。バーモント中辛とジャワ辛口を作ってきたよ~。
今日はお休みが多いので、ご飯を二升炊いたのに一升余ってしまった。
各自、夏活動の報告をして解散。
みんなの成長に感謝。
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バージニアで地震? ラジオのニュースに聞き耳をたてた。M5,8・・・震度3か4くらいか。
日本ではたいしたことのない規模の地震だが、バージニアでは90年ぶりくらいらしい。
アメリカ大陸は北米プレートの上に載っている。
太平洋プレートと接するカリフォルニアは、断層の上にあり、地震やその被害がある。
小学校は平屋、教室の出口は二つ、その内のひとつは外に直接出られるように法律で決められている。
だが東部は、ほとんど地震とは無関係だ。
以前、バージニアから来たシャペロンのメアリ・アリスは、
日本に来て経験してみたいことにひとつに地震があった。
小学校の先生なので、いろいろなことに興味がある人だった。
滞在中、一度だけ直下型の地震があったが、車中で気づかず、
ホームセンターへ入ったとたん、売り場のテレビがみんな地震といっているので驚いた。
結局、ラボっ子たちと一緒に立川防災センターへ行って、体験した。
アメリカ東部は古い地層がぎちっと詰まっているので地盤が固いのだが、
いったん地震になるとその震動はけっこう遠くまで響くらしい。とぎれのない一枚岩。
だから南部で起きたたいしたことのない地震が、遠く北部まで揺れたんだな。
昨日はコロラドであったらしいし。
バージニアのコーディネイター、ジュディ・アンから「びっくりした~!」と知らせてきた。
初めての経験にずいぶん驚いたらしい。余震もあるって。
交通機関も影響を受けたようだから、ラボっ子たちが帰日したあとでよかった。
メアリ・アリスからは、まだ感想を言ってこない。
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黒姫5班から帰って翌日、今度は実家へ。熱波の中、お盆やらかたづけやら修繕やらで汗だく、
いろいろ済ませて昨夜帰京。車の半分は、実家の物置から出てきた、資源ゴミだ。
もちろん、資源ゴミとして物置に置いてあったわけでなく、「こりゃあ何だろう?」と思いながら
ひとつひとつ分別。両親、祖父母たちの思い出の品だったり、活動の記録だったりする。
今回、やっと、一番奥のながもちまで到達。(見るだけは)
その中から資源ゴミと言える物を分別したわけだ。
来週、家の地元の資源回収だと夫が言うので、引き渡すことにして持ってきた。
手伝ってくれた叔父と叔母に感謝。
「こっちは寒いよ」という夫のことばを疑ったが、本当に肌寒い。昨夜はふとんにくるまって寝た。
最後に実家の車庫のシャッターを閉めるとき、背伸びして右手の指三本をシャッターにかけ、
思いっきり引っ張ろうとしたら、激痛・・・
指と指の間のスジを痛めたかなー・・・。
以前から、荷物を色々持つときに、袋ひとつ小指にかけたりすると痛かった。
若い頃は何でもないことが、だんだん、できないことリストに載ってくる。
痛いなあ、と思いながら、5時間近く運転して帰宅。
翌、今日は、「手がいたい」と言って、労働放棄。(ははは)
こういうのも腱鞘炎? 安静が第一なの。
もう飲まなくなってしまっていたグルコサミンコンドロイチンを、思い出したように飲んでみる。
これはアメリカでもらったのだ、2008年に。あの時も肩や腕が痛んでね~。
手羽先を圧力釜で煮込んだ。
夜、BBQの後で熱いプーアール茶を飲む。室温23度。あきる野はもう夏が終わったのかなあ。
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昨日、5班から戻った。幸い、私のバスでは大きな事件もなく、最後に緊急トイレ事情くらい。
もう高速を降りてしまってから、トイレに行きたくなったMっちを、最初は忘れさせ・・・
「もう、だめえ!う○こが出る~」 前の席に移動させて降りる準備をしつつ、もうすぐだから!!
バス中で歌を歌ったり数を数えたりで励ましながら、都庁駐車場に到着。
駐車するより前に当人を降ろしてもらってなんとかアクシデントは避けられた。
(ちゃんと最終休憩地でもトイレ休憩に行ったのですが、尿意と便意は別なんですな)
野外活動では、野尻湖探検隊に参加。ナウマン象博物館、筏や水質調査も、説明もとてもよかった。
キャンプファイヤでは、「鬼ばばあのパンツ」という出し物をしたが、メンバーが現れないなあ、
忘れているのかなと思っていると突然、ぎょっ!
す、すごい、怖い・・お化粧に装束の鬼ばばあたちが現れ、びっくりしてしまった。
私のトラ柄のパジャマズボンなんて、フツーすぎる。
フレッシュなシニアたちがそれぞれの持ち味でがんばっており、キャンパーも仲良くなれた。
パーティの参加者たちも、「すごく泣いちゃった!」 感動したんだね。
お引っ越ししていったIkちゃんにも再会できた。すごく大きくなっていて、
以前なら「せんせ~!」って走り寄ってくるのに、「あ、ども」ですって。
今日はだらだら準備して、刈谷の実家に行く。予定。
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明日からキャンプだ~! 福島からのパーティにも、会える!! 安全に気を引き締めて行こう。
今日はとても暑かった。夕方からはものすごい雷雨。一気に涼しくなったのは助かったけどね。
夜、ホストファミリークラブ主催の、保護者オリエンテーションを行った。
姉妹都市に派遣される中学生たちの保護者に、持ち物やセキュリティ上の注意事項、おみやげ、
ホームステイ中のことなど、お話しした。
明日からのキャンプ、新しい出会いと嬉しい再会が待っているだろうな。
ラボっ子たちが、さまざまな体験や出会いを通して、大きく大きく成長する場。
この場に、だしつづけることが大切。プログラムを信頼して、参加させて、待つ、ことが。
私たちはこの場を守り続けるために、献身しているといってもよい。どうか、利用してほしい。
では、5班の皆さん、キャンプでね。
キャンプから帰ったら、実家に行くので、そちらでお会いする方たちも楽しみ。
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ジョン万やももたろうのおじいさんたちはどんなものを食べていたのだろう。
ご飯とみそ汁、漬け物、海辺の村なら小魚もあるかも。
公民館の調理室を借りて、みんなで作った。
みんなが持ち寄ったのは、米1合、小魚(干物、切り身OK)、野菜すこし。
まず、お米を鍋で炊いて、きゅうりとなすはきざんで塩漬けに、さつまいもはふかす。
魚はフライパンにクッキングシートをしいたうえに並べて、弱火で焼く。
「江戸時代にフライパンってなかったんじゃないの?」 そうだね。ガスもないよ。
あとはじゃがいも二つとタマネギが二つ、ニラ、ネギ・・・わかめも入れて、みそ汁にする。
賢ちゃんの持ってきたおみそを見て、気がついた!しまった。味噌を忘れてきた。
Oかあさんが買いに走ってくれて、助かった。
ご飯も美味しく炊けた。3つの鍋で白米三合、三合、四合を炊き、別に玄米3合を炊いた。
沢庵漬け持ってきたよ。塩を入れすぎた即席漬けは、洗って塩気を抜く。
「せんせ~、みそ汁もうないの?」 美味しいね~!もうないんだよ。
魚もバリバリ食べよう。とってもヘルシーな晩ご飯になった。
余ったご飯は、かつおぶしと醤油をまぶしておにぎりに。
山本一力の『ジョン万』に、漁に出たジョン万が作った場面が出ていたよ。
江戸時代では、お残しはゆるしまへんで!
洗剤もスポンジもなかったんだよ、漬け物でぬぐってきれいに食べてね。
ばたばたでした。手伝ってくれたお母さんたちのおかげで助かった。
(1歳のKちゃんがみんなに大人気だったけど、こっちはハラハラ・・・!)
カリフォルニアの4-Hクラブ(お見舞いのカードをもらっている)に送る寄せ書きを書いて終了。
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