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昨日、NRリサイタル・デザートナイトだった。夕食後に集合して、デザート持ちより発表会。
毎年、このバレンタインの時期にNRの個人発表をする。
今年のテーマNRは、「威風堂々ヨーク公」
絵本もできあがり、お母さんたちに手に取ってみてもらう。
表紙には、MY FAVORITE NURSERY RHYMES 2012
ヨーク公の絵。行進している軍勢や、ヨークの白いバラなどが描かれている。
裏表紙には、This book belongs to なまえ 年齢 学年 そして自画像。
(毎年、描かれる自画像の変遷?も楽しい)
絵本の中身は、各自が選んだNR二つと、小4はShe sells... 小5はPeter Piper
小6はIf all the seas...
中高生はNR-2の英詩の翻訳をした。
発表は、全員のヨーク公とLavender's blue のあと、個人発表。
全員、横に並び、発表する子は、マイクを持って発表、その他は所作をする。
プレイルームのKoちゃんがいいところで交ざってくれて、かわいかった。
(「もっかい?」と言ってくれるのだが、ごめん、次に移るね)
普段、ふざけてばかりいるわんぱくどもも、いいお兄ちゃんお姉ちゃんになりたいらしい。
そして、みんなのそれぞれの成長が見える発表がすすみ、
小5のKa太の、Peter Piper が素晴らしい出来映えで終わり、
つづいて「ジャックの建てた家」が始まったとき、こらえきれなくなったお母さんが・・・
泣きだしてしまった。
この二つは、お母さんにとって、ラボをやっているうえでの目標だったのだそうだ。
Ka太は、小5という年頃にふさわしい?反抗的で落ち着きのない態度で、
絵本も完成しておらず、その日の午後もうちにきて、やらされていた。
でも、おや? いつものように、いやいやでなく・・・
作業し、完成し、練習する様子も、おや、確かなものがあるぞという感じだった。
Ka太ぁ、三月にね、Kiちゃんの国際交流の集いを見学にいくんだけど、
行く?国際交流の集い。
「うーん。」
来年、Ka太は、国際交流に行ってもいい年なんだけどね、自分ではどうなの?
「うん、あのね、ちょっと不安」
そうか。不安だよね。まだ決めなくてもいいんだけど、
来年行くかも知れない子は、今年の国際交流の集いを見学にいく、
というのがうちのパーティの決まりなの。
みんな、そうしてきたんだよ。
今年のきいちゃんだけは、去年の集いが震災の影響で中止になったから、今年ぶっつけなんだけどね。
「え?Kiちゃん、大変だね」
どうする? 行って、来年の自分を想像してみる?
「うん、そうする」
じゃあ、お母さんにお願いして、行かせてもらおうね。
中身が育ってきているとは思っていたが、それをいつ、どう発揮してくるか、と思っていた。
だれもが認める成長で、大きい子たちも「Ka太を成長させるためにやらせなくちゃ」から
「信頼できるからやらせよう」に、対応も変わってきた。
デザート持ち寄りもおいしくて、楽しい会になった。
春の地区発表会に出すテーマ「たぬき4話」も決まった。
うまくいってゴキゲンのKa太兄弟は、たぬきを聞きながら寝たとか。
お母さんもすっかり気をよくして、スプリングキャンプに出してもらえることになった。
ラボっ子たちの成長は、うれしくもあり、切なくもある。
そして、私の手を離れていく子たちもいる。
それが自然、なのだけど。
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思いがけず?「ことばの宇宙」に、ジョン・ブラウンの記事が載り、ハーパーズ・フェリーのことも
知っていただけたと思う。
FCC参加のために渡米した翌朝、ホテルの近くで朝食をとり、レンタカーを借り、
パットの運転でハーパーズ・フェリーへ。
紅葉がすばらしい。アパラチアン山脈が迫り、シェナンドー河、ポトマック河・・・
ハーパーズ・フェリーは、バージニア、ウェストバージニア、メリーランドの三つの州が交わる地点。
かつては交通の要所として、また武器製造の要所でもあり、ジョン・ブラウンの急襲を招く。
また河の交わる地点で、増水の時期にはたびたび洪水にも見舞われている。
それでも古い町並みが保存されていて、とてもすばらしかった。
ときどき聞こえる汽笛は、いまでも炭鉱から石炭をはこぶ貨物列車だった。
お昼には、おすすめのソフトシェルクラブのバーガーを食べてみた。
飲み物はもちろん、地元のルートビア。昔の風邪シロップの味がした。
ジョン・ブラウンに呼応した北部の人達がどっと南北戦争で南部に押し寄せ、
あるグループは、教会の鐘を奪って帰った。
自分たちの消防署に鐘がなかったから・・・というのだが、
重いのに、どうやって持ち帰ったんだろう。
その鐘が「ジョン・ブラウンの鐘」として、マサチューセッツ州マールボロウ市にある。
近年、バージニアの町から返還希望が出たが、ピケをはって断固反対したそうな。
南北戦争の続きを、まだやってる、アメリカ人。
(日本でいえば、薩長会津・・・)
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日本列島、寒くて大雪・・・北日本、日本海側の方たちのご無事を祈る。妙高も積雪3メートル。
妙高は、黒姫の隣り。長野県でも北のほうの黒姫は昔から大雪の土地柄だったが、
おぼえてるかな、
2005年から06年にかけての冬は、大雪だった。
その年、我が家は上海からハオくんがホームステイに来ており、次男三男とウインターキャンプに
出かけていくとき、三人に新しい長靴を買った。膝まであるやつ。
ラボランドの積雪は3メートル。
ロッジの屋根から落ちた雪が周りに溜まって、それが建物を押しつぶしそうだった。
今にもガラスが割れるんじゃないかと心配していたそうだ。
毎日毎晩、ロッジの周りを除雪したそうだが、翌日にはもう、元の木阿弥。
スズランテープのあるところをたどりながら、気をつけて出入りしていたとか。
ひとりでは出入り禁止。行動は必ず団体でまとまって。
それが一班だった。
二班でいったSoちゃんが、「え?とんでもない、私たちはロッジから出られなかった」
ずっと、ロッジ活動?
いまラボランド、雪がすごいんだよ。ラボに向かう車の中でラボっ子に話す。
いまから6年くらい前も、大雪だったんだよ。(その時のことを話す)
「うん、知ってる」と小5のKaがいう。
「ぼくも知ってる」と5才のGがいう。
「え? 知ってるわけない。まだ生まれてないでしょ?」
「!! 生まれてないけど、話は聞いて知ってるの!」 (言い争ってます)
夜、テレビで妙高の豪雪のニュースを見た三男、
「お、スプリング行きたくなってきた」
暖冬で雪のないウインターキャンプもある。
異常気象で半袖Tシャツですごせたスプリングもあったっけ。
今年はさぶいぞ。
なのに、もう、花粉も始まってる。
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ペンシルバニア4-Hで長い間ラボとの交流に尽くしてくださっていたワンダ・ブレイマーさんが、
今月末で勇退と知らせてきた。
ワンダは、みかけがとても若くて、初めてあったときは、まだお嬢さんだと思ってしまったくらい。
あれは、アルバカーキの4-Hコンファレンスだった。
20代と思っていた。絶対、私よりずーっとずーっと若いと思っていた。
あれから14年? 今でも、とても若い。
孫がいるとは・・・・とても思えない。
毎年コーディネイターコンファレンスで会い、交流のエバリュエーションをし、親交を深めた。
帰国してからは、来日したワンダのショートステイを受入した。
ワンダが作ってくれたマフラーがある。私のリクエストした色を組み合わせて編んでくれた。
「ラボとの交流は私にとってベイビー」だと、それほど大切に思ってくれていた。
何年か前、ラボとの交流の仕事から別の仕事になって、とても残念がっていた。
カリフォルニアのパットもそうだが、
私たちは、コーディネイター仲間として、ずっと親交を育んできた。
その友人が、新しい旅立ちをするのは、なんだかおいて行かれたような気がする。
交流事業に携わっていれば、また会えると思っていたが、
これからは、個人的に会おうとしなければ会えないのだな。
ペンシルバニアに縁のあった皆さん、
ぜひ、お礼のお手紙をペンシルバニア4-Hへ。
未来の交流の一助ともなりますように。
Pennsylvania 4-H
The 329 Building, Suite 214
University Park, PA 16802 U.S.A.
Phone: 814-863-8790
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長期にわたった異常乾燥の後で久しぶりに雨が降ったとき、ビニールのひさしにたまった雨水が
じゃーっ!
ティムはこれが怖くて、デッキにいられず、わざわざ雨の降る中に座って、びしょぬれになっていた。
おばかだね。
雨宿りの仕方を忘れちゃったのか?
雪が降ったときも、外に座っていて、身体に雪が積もっていた・・・・おまえは銅像か。
日中、雪解けの音が、ぽたぽた・じゃーじゃー・・・これも気になったのか、デッキから避難。
雪が屋根からどさっと落ちてきて大音響、また大騒動で逃げている。(当たるわけじゃないけど)
いやー、おつかれさま。
さて、雨の時、水がビニールのひさしに溜まりにくくするために、棒をぶら下げ、応急処置した。
水が棒(不織布ワイパーの柄)をつたって、下に置いてある鉢に入るようにした。
以前、紐でおもりをぶら下げたときは、ティムが紐にアタックして、すぐに食いちぎってしまった。
ビニールからぶら下がったワイパーの柄は、ゆらゆら揺れて、実にあやうい感じだが
今回は何日も保っている。
下に水の大鉢があるから、ジャンプできないらしい。
今夜、ふと見ると、ティムがその柄のワイパー部分を鼻で揺らしている。
すごい気に入ったようで、長時間、熱中している。
しっぽまで振って、ゆらゆらやっている。
外気温はすでにマイナス3度。ぽたぽた・じゃーじゃーは終わっている。
日中すこしずつとけた雪が夜にはまた凍る・・・プロメテウスのようなティムのひそかな遊び。
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先週とは違って、昨夜から本格的にずんずん降ってきた雪。こんな日に車は12ヶ月点検で、
戻ってきた頃には、ディーラーの人もびっくりの大雪。
思いっきりスリップしながら帰って行った。
「雪かき、する?」と三男。
今やっても無駄。これから朝まで降るんだってよ。
そして今朝。
夫は歩いていったらしい。
ティムは外に出してあったが、フードに雪が積もっている。雪をのけると、食べ始めた。
やっとお日様が出てきたので、雪かきを始めた。
近所の造園会社の人達が付近の道路をやってくれてありがたい。
次男をたたき起こして、手伝わせる。
はかどり具合がぜんぜん違う。
さすが、がてん系。
「うるっせ」
私は、もう、身体がうごかんわ・・・(雪国の人には申し訳ないが・・)
昨夜のティム。わざわざ雪が積もるところにいて、このような有様。
これでも落ちた方で、写真を撮る前は、背中から頭まで、もっこり何センチもの綿帽子だった。
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今年も、NRの持ち歌決めから。去年の自作絵本をみて、各自「おぼえてるかな」発表をした。
去年のパーティ共通はThe North Windだったので、ミッドナイトブルーの画用紙に
それぞれ表紙の絵を描き、中身は自分の持ち歌や学年共通・クラス共通のNR。
今年は去年以外のNRに決めようね。(一昨年のももってくればよかったなあ)
3つから4つ、候補を決めてきた?一覧表に名前を書き込んでね。調整するから。
小さい順に、二つずつソロの演目を決めていく。
「また小さい順? ずるいよ、そんなの!」
Kaは、ラボ歴も長いんだから。あっ、メリーゴーラウンド卒業してNR2に行く?
「いい」
NっちゃんやKiちゃんはNR2に行くってよ。
女の子たちは案外、野心家だ。長いの、むずかしそうなのに挑戦しようとする。
どうも、お互い同じ物ばかりの繰り返しになってくる傾向があり、
そのため、パーティ共通や学年共通のを決めておく。
高学年で早口言葉をマスターさせたく、小4はShe sells sea shells・・・小5はPeter Piper。
小6は、If all the seas were one sea
中高生はThis is the house that Jack built(まあね、If構文やThat構文をマスターしてちょ)
(もっとも、低学年の頃から何度もトライしているから、今度こそ)
パーティ共通としては毎年、その年のテーマを決めて選んでいたが・・・一巡した感ありだ。
そこで、バレンタインの頃の発表にちなみ、Lavender's Blueをテーマソングとしよう。
そして、今年のパーティ共通NRは・・・・Oh, the brave old Duke of Yoke とした。
小学生たちの立ち姿やいずまいが、だらだらして、ちっともしずかにならないことや、
いつでも「手無駄事」をしているのが、気になっていた。
「気をつけ」も「整列」も揃わなかった。
話を聞く、静かにする、きちんと立つ、気持ちをそろえる・・・
昔の子どもなら普通にできることができず、どうしてそうしなきゃならないのか、わからないという。
それで、「威風堂々ヨーク公」で、行進の練習をすることに決めた。
行進のとき、どっちの足から出すか、知ってる?
「知ってる!左から」
お~、よく知ってるじゃない?(なのに、できないんだけどね)
「たぬきを思い出した」
そうだね、衛兵たちが左!右!とやっているのに、
たぬきがみぎひだり!だったから足が揃わなかったんだよね。
そういえば、Gちゃんのお父さん、まだ消防団やってるかな?
気をつけ!前へ進め!と、号令をかけてもらおうかな。
よそのお父さんに号令をかけてもらったら、緊張感あるでしょ。
「みんなにとられて、やる気なくした」といっていたKaだが、この子はラボ歴も長く、
ほとんど鼻歌で言えるくらいになっていると思う。
なのに、次に進む挑戦心が、ちょっとないんだな・・・。
去年の自作絵本に書かれた字をみて(忘れてしまった)歌詞を思い出すということをさせてみたが、
なんとか、字や絵を手がかりにして、他の子の分まで思い出して
その子のためにくちずさんでいる。
ラボ歴が長いと、その分聞き込んでいる量があるのだろう。
「早く、絵描きたい」そうだね。来週から、絵本作り始めよう。
明日の中高生クラスで、Lavender's blueとDuke of Yorkの下書きを作ってもらおう。
小学生たちは、その原稿を元に書く作業をはじめる。
Oh, the brave old Duke of Yoke・・・表紙の色は何色にしたらいいかなあ。
(毎年の共通NRにちなんだ色の画用紙を使っている)
ヨークといえば白いバラ・・・水色に白いバラをあしらうか。
(バラ戦争のヨーク家は白いバラ、ランカスター家は赤いバラ・・・
ついでに言うとThe lion and the unicornのライオンはイングランド、
ユニコーンはスコットランド。)
来年は、これにする?
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寒いね~!今朝はマイナス五度だよ、ここらへんでも。実家から古い毛布を持ってきたので、ティムに。
「どうせ、めちゃめちゃにするだけだ」
そうしたら捨てればいいじゃん。
ま、一応、写真撮ってみた。
犬ががりがりするのは生理現象なんだそうだが・・・
爪の間から出る皮脂腺?をこすりつけているんだとか・・・
ティム部屋にお風呂マットみたいなのをしいてやったときは、がりがりにされたが、
人工芝みたいなのにしたときは、やらなかったなあ。
毛布をしいてやったデッキは、がりがりして、木が削れちゃってる。
気に入ったらしく、ずっと毛布の上で寝ている。
私が出かけるときも、寝ていて出てこなかった。
ところが・・・
帰ってきたら、もうびりびり・・・
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Facebookのコメントの仕方がわからなくなり、ごちゃごちゃやっているうちに、
なんとなくNEVERLANDのFacebookへ。
写真をみながら、なつかしいなあ、私もコメントしたいなと思い、長男に指南を求める。
やった、できた!
見つけたのは、78年高梁サマーキャンプシニア、81年(80年?)若者合宿の写真と、
夫(いわし)が載っている77年サマーのシニアの写真。
77年は、私は国際交流でユタ州にステイ中。引率はカメラマンの井口さんだった。
私が日本にいない頃、夫は受入していて、そのマイケルさんと一緒に黒姫でシニア?
シニア写真には、私が会ったことのないマイケルさんも写っている。
キャンプの写真が多いのは、やっぱり共通の思い出だからだろうか。
ラボ国際交流も40周年、元ラボっ子のみなさん、かつての滞在州にお礼行脚の旅にいきましょう。
人数そろえて行ったら、おもしろいんじゃないかな。
4-Hには、お世話になったものね。
天命を知る年齢となってしまいましたが、そんな夢を抱いております。
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年末に、University of California の封筒が届いた・・・開けてみると懐かしい写真と手紙。
This picture takes me back.
Thank you again for all the help you gave me in those early years.
My program had a good start because of you.
Pat
写真には、パットと関西のS原テューター、そして私。
S原Tの手には、Certificate of Adoption。
カリフォルニアの引き渡し式で渡される「養子縁組(?)証書」だ。
パットは千羽つるのレイをかけ、
私は昔ホストマザーにもらったインディアンジュエリーのネックレスをつけている。
たくさんのドラマがあるよね。
パット、回顧録書いてよ。私、翻訳するからさ。
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