幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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中部支部国際交流オリエンテーションラボっ子用レジメ 12月04日 (木)
Are you prepared? 人は自分の目の高さの体験をする
ホームステイのスキット
人は自分の目の高さの体験をする

事前活動で何を準備するか---大きな意味での事前活動はすでに始まっている
 ラボ活動のすべてと今までの人生体験のすべてが、一夏の交流に繋がり、またそこから展開する。 
今日から始まる事前活動に、ていねいに、真剣に取り組もう。
* テーマ活動、すがたりを準備していく意義
* 自己紹介アルバム
* 決意表明と感想文   自分を客観的に見つめ直す。何度も書く。何度も書こう!


何を準備していったらいいか(スーツケースの絵)
* そんならわしは歌ができる
* 料理
* 自己紹介アルバム(Talk about me)   説明のことば をいれよう
* 役に立つ特技  chores  お手伝いは家族の一員になるチャンス



STEP
Smile
Thank you
Eye contact 目を見て話そう。目を伏せていたら世界の半分は見落としてしまう
Please
FLAIR   (カリフォルニア4-Hパット・イングリッシュさんからのアドバイス)
Flexible 適応能力があるか 食事、場所、人、習慣
Language    言葉は障壁にはならない。だが使えれば世界がもっと広がる。
Adventuresome 挑戦しよう
Independent   自立しているか。キャンプ、家族と離れた経験から自信をもっているか
Responsible   自分の考えを持ち、その言動に自信と責任を持ち、信頼を得る

感情を表す15の表現
好きな物語が君を救う(ワフからトムソーヤまでよく聞き込む地道な努力)

「みんなちがってみんないい」 
ちがいを見つけて楽しもう   意外に同じことも見つかるよ
* 水についての考え方の違い 飲む水・使う水
* 気候風土歴史、そして人間によって異なる生活習慣
* 物事に対する見方、生き方
ユタのトイレ事件



高校生へ
しばらくは孤独を味わう覚悟でも、自分の目的意識をしっかりもつこと
言葉で説明する習慣をつけていこう (新聞、ニュース、日頃感じていること)

ニュージーランド交流参加者へ
学校でロストボーイズ? 困っているのは君一人じゃない 移民の国で、適応能力を学ぼう



Are you ready?
あなたの準備は万全か  
* 自分を客観的にとらえ直そう テューター、両親からの小言は案外当たっている。
* 目を見てコミュニケーションできているか?
* 相手に伝わっているか?伝わっていないとしたら、その原因は何か?
* ホストが決まったら手紙を書こう
* パーフェクトな相性は自分で作り出す


元気でホームステイに突入するために
* 水
* 危機管理意識
   Follow the direction! 大人のいうことを聞く。表示、アナウンスに注意しよう。
   セキュリティーチェック

Skit with Laura
Setting: the early days of home stay
Character: Laura, as a host sister. Noriko, as a Labo student
Laura and Noriko meet. Laura welcomes Noriko with a lot of expression and conversation. Noriko doesn't understand well. Laura takes Noriko home and shows around.
At bathroom
Laura shows how to use bathroom and how to take a shower. She shows a basket of soups and shampoos for Noriko to use.
Laura asks Noriko that she wants to take a shower now. Noriko replied, "YES". But she doesn't understand. Laura leaves. Noriko pretends to take a shower.
At room
Noriko is writing a journal. Laura thinks Noriko is studying and try not to bother her.
Later
Noriko is alone in the room and complains a lot.
Laura doesnt understand why Noriko is always shut in room. Laura asks Noriko if she is hungry. Noriko says "NO". So Laura eats by herself. Noriko sees Laura eating and thinks Laura is not kind. Noriko complains a lot.
Laura hits upon an idea that Noriko is homesick、and lets her hug her teddy bear. Also, Laura makes Noriko busy to clean the room. Noriko thinks teddy bear is childish, and Laura is selfish because she is making Noriko to clean Laura's room. Noriko cleans only in her suitcase. Noriko complains a lot.
Both think something is wrong. What should they do?

Noriko begins to think about her days of preparation.

Noriko is recalling tutor's advice to drink water.
She thinks about her storytelling "Tanuki" which she likes very much and comes to recover.
Noriko picks her Album out of her suitcase and comes to Laura to show it.
They are having good time. They laugh and come to be close each other.
じぷた 1 11月26日 (水)
 今日のラボは、田園会館がお休みのため自宅で行う。クリスマス会にじぷたを発表すると決めた小2を中心とするグループ。車大好きなTは、なかなか難しいところがある。今まで、ほかのメンバーがテーマ活動、発表を通じて成長してきたのに、Tはいまひとつ。今回のじぷたはTのためだ。だが、じぷたのテーマも決して安易に提示したのではない。満を持しての登場だ。
 そのTから「俺さあ、5回しか聞いてこなかったよ」ということばが出る。にんまり。
 「ナレーションどうする?」と相談する。ほかのメンバーもやってきて、先週決めた役がまた動く。「今日で最終決定だからね。」
結局Tが、じぷたになり、しょちょうさんをほかにゆずる。はじめのナレーションをTにやってもらいたいと説得。Tを押すのは今がチャンス。キディと小1の女の子たちも初ナレーションに挑戦だ。
「そうだ。あれ見せるの忘れてた。」
 私の夫が若かりし頃に作ったプラモデルのじぷた。風雪にさらされ?もう前のウインチもナンバープレートもハンドルも取れてしまったが、ジープのプラモデルを改造して作ったということまで子どもたちを引きつける。残っている後ろのナンバープレートを見て、Tたちがうなる。動かないシフトレバーを動かそうとする。(おれちゃうー) 前のグリルは、プラスチックを削って作り直した。ジープにはないホースをどうやって作ったか、以前から考えさせておいたが、思いつかなかった。見たとたん叫んだ。「ストロー!」
 Tは車にとても詳しく、ともすればじぷたに批判的になる。こんな古い消防車、というわけだ。だが、Tがお父さんになったら、Tのミニカーのコレクションは子どもたちから「ふるーい」といわれるだろう。苦笑いしていた。今日もジープの性能について話しだし、四輪駆動なのかどうかという。「そりゃ、ジープなんだから、四輪駆動でしょう」という私に「ジープのすべてが四輪駆動というわけじゃない」と、食い下がる。「でもさあ、米軍払い下げのジープでしょ?この時代おそらく」「そっか、じゃ、四輪駆動だな」
 この間、ほかのメンバーはじっと成り行きをみている。たぶん、言葉が専門的すぎるのだ。幼児小1、2には。ははは。でも、私はあえて解説せず、Tと二人だけの専門的会話をたいせつにしたかった。
 じぷたは、ドングリ山の火事を消してから、立派になったのではない。元々、その力、存在理由がちゃんとある。それに気がついていなかったのは、じぷた自身なのだ。Tの成長につながれば、Tが自信をもてれば、この発表は大成功だ。
感謝祭が終わるとクリスマスの用意 11月23日 ()
アメリカでは、感謝祭が終わると、クリスマスの用意を始めます。
 感謝祭も、家族が集まって、感謝祭特有の料理を食べます。七面鳥に詰め物をして(フィリング、あるいはスタッフィングといいます)、クランベリーソースと、ビーツのゼリーをそえます。七面鳥は、レッドミート、ホワイトミートと、どちらがいい?と聞かれます。足と手羽肉ですね。私は両方好き。遠くから家族が集まってきて、雑魚寝をするのも楽しみの一つ。アメリカに移民したひとびとが、食糧不足で困っているときに、ネイティブアメリカンズが七面鳥やトウモロコシをあげて助けたと言われています。実際には、ネイティブの指導により、トウモロコシの栽培や、狩りのやり方、アメリカ大陸で生きていく技術を身につけた白人たちが初めての感謝祭をネイティブたちと一緒に祝ったのです。ネイティブに助けられて命を永らえた話はアメリカ各地に残っていて、私がステイしたユタのお母さんが私にトウモロコシの形のインディアンジュエリーを下さったのもここに由来します。
 感謝祭が終わると、次のホリデー、クリスマスに向け用意が始まります。もっとも、宗教によって、祝う内容や、スケジュールが異なってきます。つまり、街はクリスマスの飾り付けでにぎやかになりますが、ユダヤ教では別のお祭りがあり、イスラムはまた別の暦。
 異人種の多いカリフォルニアの学校ではクリスマスパーティと言わず、カルチュラルデーといって、各自のエスニシティーを尊重したパーティがおこなわれたりします。私は、日本の料理を持ってくるようにとのことで、おにぎり、えだまめ、カリフォルニアロール、フィラデルフィアロール、コアラのマーチ、ポッキー、おせんべいなどを持っていきました。一口サイズに小さく作ったおにぎりと枝豆は特に人気。
 クリスマスには、街でパレードなどもありましたが、小さな街のこと、出るのは子どもたちと消防車、町に一台しかないタクシー、市長さん、中学、高校のブラスバンドなど。見るのは親たちです。
 クリスマスや感謝祭などのホリデーには、お店もレストランもお休みです。マクドナルドも休み。家で家族で過ごしていた名残なのでしょうね。旅行中など気をつけないと食いはぐれてしまいます。
 
東京支部秋の研修を終えて 2 11月17日 (月)
 東京支部一日広場で、秋の研修の発表をしました。私は、木曜グループ。竹内セミナー2回を含んでいるグループでした。竹内セミナーでは、ことばとこころとからだ、というテーマで母音をはっきり発声すること、おなかから声を出すこと、その状況を具体的に捉えて動き、ことばに出すということをしました。
 また、竹内先生によるギルガメシュ王物語のテーマ活動では、具体的に状況を捉えるということに注意すると、石や煉瓦の大きさや重さが出てきて、動きが現実味を帯びてきました。ことばは母音をしっかり響かせるためあえて語尾を残す言い方を心がけました。そうしてみると、今までいかに尻すぼみの言い方をしていたか反省させられました。セリフは、ギリシャ悲劇のコロスや、ブレヒトの手法を取り入れたおもしろい試みをしました。つまり、ナレーション部分を、群衆であるコロスにいわせるところがある一方、観客とのつなぎ役をナレーターにさせること、そして、登場人物が自分の行動や状況を説明しながら動くというやり方でした。
 さて、竹内先生の教えを参考にしながらのテーマ活動です。私たち木曜グループは東京支部を代表して?セミナーを受けたわけですから、なるべく忠実に、その内容を伝えられるような発表にしようということになりました。そのため、コロス、ナレーション、ブレヒトの手法をも取りいれた日本語の単一言語の発表となりました。具体的にどういうことかというと、はじめの「大昔、メソポタミアに」という2行はコロス、「ギルガメシュは、神でもあり」という3行はナレーター、そして、「ギルガメシュは大きく、つよく、何でも持っていましたが」の1行はギルガメシュ自身が我が身を説明するという風に進んでいきます。明らかにギルガメシュの心情、群衆の心情という場面はまだやりやすいのですが、エンキドゥは、心情というより動作をあらわすので、動きながら我が身を説明するのは結構大変だったようです。おまけにエンキドゥは、シャマトからはなすこと、うたうことを教えられるまでは、ことばによる伝達の仕方をしないわけですから。そして、どこがコロス(全員で言う)で、どこがナレーション(ナレーターだけが言う)なのか、覚えられず苦労しました。
 発表当日も、それがあやふやになってしまったり、音楽を聞いて出だしを待っているうちに誰かが言い始めてしまったり、後から言い出した人がエコーになってしまったり、日本語だけの発表なのに覚えきれていなくて、失敗もありました。しかし、ことばをしっかり言うということがどれほど今まで出来ていなかったか、そしてこの反省により、どれほどみんなのことばが生きたか。つい、ほかのグループの発声が気になってしまうほど。また、表現の方は、あまり時間もなく、凝ることもなかったのですが、「はじめにことばありき」のテーマ活動とは、逆に表現に凝る必要がないほどしっかりするのだということがわかりました。ことばをしっかり発声することでことばだけで役を表現することが出来、表現に凝り始めない小学生の発表のシンプルな力強さを思いました。
 テーマ活動じゃないと言う声もあったようですが、そもそも、テーマ活動とは、ラボとは、「実験すること」いろいろな試みで遊んで、ことばの大切さがわかった貴重な体験だったといえます。もっとも、帰り道、車の中でテープを聴きながら、鼻歌のように英語を言う心地よさをも感じていましたが。
 次は何の発表にしようかなと、ラボっ子の心境でいます。
リンゴ取りとラボランド泊 1 11月16日 ()
 15日、坂口農園にリンゴ取りに行き、ラボランドに泊まって来ました。長男が何かのイベントに行きたいと、抜けたので、代わりにラボっ子を1人連れて行きました。心配していたお天気も、暖かくてありがたいほど。駆けつけ3杯の?豚汁のおいしかったこと。お漬け物や椎茸の煮物、絞り立てのリンゴジュース! 収穫の方は、今年はとてもよくて用意していた段ボール箱ではまにあわないほどでした。実家などにも送り、車にもつめこんで、干し柿の予約も。
 黒姫駅で、夫と子どもたちをおろし、私だけが車でラボランドへ。黒姫駅から歩いてラボランドへ行く練習です。私たちがラボっ子の時、スプリングキャンプは自主行動で行きましたので、各地にホームステイしたりしながらラボランドへ行きました。黒姫駅からは徒歩でした。40分くらいの、ちょうどいい運動です。この日の私は荷物運搬係、先に到着しました。ロッジはバイカル2、外では、バーベキューの用意ができています。まもなく、子どもたちが走ってやってきました。
 バーベキューでは、野菜を食べてからソーセージというのが、うちのパーティのきまりです。さっさと食べて、後はひたすら火遊び。子どもたちのおかげで、たき火が燃え続け、暖かさを保つことが出来ました? BBQの締めくくり、マシュマロがないことにはと、突然スーパーへ走り(私は飲まないので運転できる人は私だけ)、子供用にプリンやヨーグルトなども調達してきましたが、ほかの子どもたちはもう引き上げた後でした。大変に盛り上がり、まだ宵の口でしたが雨が降ってきたため撤収。
 子どもたちに布団、シーツ、お風呂など、ねる用意をさせた後、後は好きに遊んでいてもいいと言い残して、私と夫は、2次会へ。
 BBQの時から、いろいろな人といろいろな話に花が咲きました。グルンパ城も、すてきに生まれ変わろうとしていました。個人的見解から言えば、暖房効率や、夏は巨大な誘蛾灯に化してしまうのではないかと、心配になりましたけれども。ラボランドは、ラボっ子、テューターにとっても特別の場所であり続けます。いつまでも、私たちのふるさとであってほしいので、自分たちで維持を考えて行かねばなりません。まず、使うこと。建物は人が住んでいないとだめになってしまいます。そして、ここに来れば、会える人がいる、役に立つことが出来る、という目的意識が必要です。そのためには、と、いろいろ話し合いました。
 16日、朝から雨。突然すごい雷。ゆっくり起きて朝ご飯。事務局のTさんたちに、感謝。アファンの森の入り口をかすめて長野へぬける。いたるところに道路が出来ていて、驚いたり、考えさせられたり。
 坂口さんたちは、リンゴ狩りといわず、りんごとりと言います。包丁を入れると、切る前にズバッと割れていくほどみずみずしいのです。
 
FLAIR <パットからのメール> 1 11月14日 (金)
パット・イングリッシュからメールが来ました。全米カナダコーディネイター研修に出かける直前の忙しいときに、送ってくれたようです。以下はその内容です。

I think it is wonderful that Labo is able to use you as an "expert" for the exchange program. You have so much
"hands-on" experience to give to other tutors and students. Hooray!!

Yes you can use flare but I would like you to change it to flair.

F - for flexible
L - for language
A - for adventuresome
I - for independent
R - for responsible

Use independent (instead of "e" for experienced) to express the concept of a student that has experience traveling a
bit, staying overnight away from home and is independent and confident enough to enjoy the exchange.

The word FLAIR means have a knack for something so you do it easily or with style.
Let me know if you need any other help. I have a thank you gift coming to you. Hopefully it won't take too long. I
so much appreciate your dedication to me while I was with you in Japan. Thank you friend.

Pat

フレアーというのは、パットが中部の一日広場でプレゼンテーションを行った際に、「理想的なラボっ子はフレアーがある」として、ホームステイにおける準備活動を語ってくださいました。
今回、パットともう少し話し合い、フレアーについて中部で説明したFLARE をFLAIRに変えるようにしました。
事前活動でも活用していきたいと思います。
東京支部親子オリエンテーション 1 11月09日 ()
 東京支部の国際交流親子オリエンテーションでした。私の長男(高1)次男(小6)が来年北米に参加します。午前中、国際交流委員長の長川Tのお話、インターンのヘイリーのお話、矢部総局長のお話、そして事務局の高橋さんからのお話。午後は、各地区に分かれて、すがたり発表などのグループ活動と、親子面接。
 私の息子たちは、アメリカに住んでいたことがあるため、日常会話は困ることはありませんが、事前活動、ホームステイを通じて、この体験を自分のものにするためのプロセスを丁寧に体得していってもらいたいと思っています。
 長男には、家族になるために努力する、という日本ではすることのない体験を、身にしみて、行ってほしいと思っています。そのために何をどのような姿勢でやっていったらいいのかを考えてほしいです。そして、ぐずぐすせず、すぐに始めること。今日のオリエンテーションに対しても準備していたとはとても言えない状況でした。すがたり(バベルの塔)も全く始めてもいない様子でしたし、午前中も、エンジンがかからない様子でした。午後は逆に、グループの中で率先して役に立とうとしたり、面接でも、ラボが好きなのでがんばりますっみたいなことをのたまい、親としては驚きました。そんなことを考えているのだとしたら、実際の態度で示してもらいたいものです。
 次男は、とても友好的で誰とでも、どんな場合でもすぐに適応しようとします。すがたり(たぬき)は初めの2ページでしたが、堂々とした態度で、一生懸命やろうとしていました。面接では、PISや、「参加の準備はよいか」に書いたことをもうすべて忘れてしまったのか、ぼーっとして、いつものように答えることが出来ませんでした。この二人の面接の様子を見た方たちはきっと二人について、いつもの姿とはちがった印象を持たれることでしょうね。それとも、このモザイクが、若者の真の姿と言うべきなのでしょうか?次男には、一つ一つの体験を大切に、記録して、忘れることのない様、せっかくの体験を自分のものにとどめていくよう、心がけてほしいと思います。あっさりと適応できる分忘れるのもあっさりとしています。
 これからも、親子で話し合い、ぶつかり合っていきながらの事前活動になるでしょう。思春期のこどもとこれほど向き合う体験はあまりないと思います。 私も、親になっていく課程なのだと思い、こころしているところです。                      
パットによる一日広場でのプレゼンテーション 11月08日 ()
パットによるプレゼンテーション
 カリフォルニア ステートコーディネイター、パット・イングリッシュさんが名古屋のラボセンターにおいてホームステイ交流のプレゼンテーションを行った。以下はパット作成のレジメと、私が書き入れたメモである。4-Hソングから始まった。
I got the 4-H sprit upper my head, upper my head, upper my head,
I got the 4-H sprit upper my head, upper my head to stay
I got the 4-H sprit deep in my hearノ
I got the 4-H sprit down in my toesノ
I got the 4-H sprit all over meノ

Regional Tutorユs Meeting
October 20, 2003, Nagoya, Japan

4-H in California
A look at the focus areas of the California 4-H Youth Development Program
 元は、大学の農業研究の実験として学生たちにやらせたプロジェクト活動から、農業、生活技術を次世代に伝える青少年の活動として発足したのが4-Hクラブである。各州の主に農科大学や州立大学などにその州の本部を置く米国農務省の青少年育成団体である。
 第2次世界大戦によって世界がバラバラになってしまったことを悲しみ、若い世代の交流によって再び世界をつなごうとする目的から、大学生世代の国際交流が始まり、1972年、十代の青少年交流としてラボとのホームステイ交流開始。
 現在の4-Hクラブは、アメリカの農業人口が減少する中、農業中心の活動から、青少年育成活動としての存在価値を見いだしている。つまり、Citizenship, Leadership, Life skill を学び、伝えていく中で行われる青少年育成活動である。Citizenship とは、よき市民であるということ。人は生まれながらにしては何者でもなく、社会の中でどういった存在なのかによって市民たり得るのである。Leadership とは、いかにして人に自分の考えを伝えるか、である。日本で言うところの命令方ではなく、いかに相手をおのずから自分と同じステージにあげてものを伝えることができるか、である。 Life skill は、生きていくための技術そのものである。日本で言う精神的な生きる力よりも、実生活上の技術を伝える。そうしたことを、research & evaluation によって学び、伝えていく。またその姿勢は learning by doing, experience / reflection 実際に行うことにより学ぶ、体験し考察することである。

Contrasting Values
An activity to help youth and adults clarify their own value system

行動について、どちらが日本的か、アメリカ的かを考えるワークショップ
国民性、個人的な差違、違いを発見し、楽しむホームステイ交流、同じなるものをも発見する。

The Placement Process.
The メnuts and boltsモ of placing Labo students
メnuts and boltsモとは、物事の基本的な始まりややり方のこと。ホストファミリー決定のプロセスを説明。
 4-Hのニュースレターや、各カウンティのエージェントを通しての呼びかけ、フェアやコンファレンスでのワークショップ、学校訪問、あらゆる善意の団体個人を通じてのプロモーション活動が行われる。また過去のホストファミリーの再志願は実にありがたい。ホストファミリーは、両親とも4-Hのアダルトリーダーとして登録されている必要があり、そのためのスクリーニング、認証、それにともなう群警察での指紋押捺を要求される。それにより、過去に麻薬、虐待を含む犯罪歴のある人物は除かれる。書類は、志願者として連絡してきた場合にのみ申請書を記入してもらう。申請には、二人の異なる団体からの人物、カウンティのエージェントによる同意の署名が必要、その後家庭訪問をして、その家族の状況、住んでいる環境、申請が家族全員の総意によるものであるか、確かめる。ステートコーディネイターの署名をし、趣味、年齢などが適応するラボっ子を配置する。

The Ideal Labo Student
理想的なラボっ子は、FLARE をもっている。
Fは、Flexible 適応能力があること。日本とアメリカ、新しい家族、別の個人、見慣れない場所、食べ物、習慣、そうしたものに対し、柔軟に対応出来ることが肝要。
Lは、Language 言語能力 少なくとも10から15の表現方法をもっていること。ことばだけでなく、動作、表情など、あらゆるものを駆使してのコミュニケーション能力があること。
Aは、Adventuresome 冒険好きであること。ホームステイ中の体験や驚きを楽しむことが出来ること。新しいもの(食べ物や体験など)に挑戦する冒険心があること。
Rは、Responsible  信頼にたる人物であること。自分の考えをしっかり表現し、その言動に自信と責任を持つこと。
E は、Experienced 経験豊富であること。キャンプ、事前活動、また今までの人生のすべてを投入してその経験から学んでいること。
The perfect Labo student has style, which is FLARE.
素晴らしいラボっ子とは、すてきな子だ。それはフレアーを持っていること。

補足
FLARE とは、実は、太陽のフレアなど、火炎、ゆらめく炎や光、また感情の激発の意。
パットは、燃えてなくなってしまうのではあまりいい意味合いでないと判断して、同音異義語のflair の意味(識別能力、才能、眼識、直感力、好み、傾向)に置き換えて説明している。
だが、私はラボっ子とホストファミリーの感情の激しいほどの交流、自分から外側へ張り出していかなければ、という意味で、Flare もいいのではないかと思っている。

このあと、質疑応答の時間となり、オレゴンのコーディネイター、Sue Williams も加わって活発な話し合いとなった。レイトプレイスメントの問題については、パットたちは、貢献度の高いコーディネイターとして日本旅行に来ているのだからその責任はないのだが、11月の全米会議で提議してくれるとのこと。ラボ以外の団体との比較について訪ねた質問については、4-Hの活動として、あらゆる個人団体について、その宗教、人種、グループ性による差別は出来ないこと、また、ラボ側にたいしても、公平、良識に基づく対応をのぞむ旨話された。ラボもそうでない団体も、4-Hから見れば、同じ日本人であり、子どもが困っている状況であれば助けるのが当然の行動であろう。(補足 ラボが青少年育成団体であることが、実は大変意味のあることである。言語習得や野外体験のみならず、青少年育成であるというところが、4-Hと通ずるところであり、そのための準備活動をして交流に参加していることが評価されている)

このように、現役コーディネイターに、送り出すテューターの気持ちや教育理念を実際に見ていただいたのは大変有意義だった。ラボっ子は長い時間をかけて成長し、国際交流を期にさらに一回り大きくなるのだが、その力を与えてくれたホストファミリーにラボっ子がどのように成長したのか、before and after をしっかり伝えてほしい。それが、ラボの活動を理解し交流を支えていく原動力となる。

終了後、名古屋城など観光。夕方、再びラボセンターに戻り、かつてカリフォルニアに滞在したラボっ子、シャペロンたちと再会を楽しんだ。ラボっ子たちとの再会は、実に感動的だった。ホームステイ体験がその子の人生において大きな意味をもち、さらにその報告がほかの子どもたちの人生にまで影響を与えていることを直に聞き、この交流の計りがたい価値を実感したそうである。

夜、藤井T宅で、お母さんたちのグループが迎えてくれた。花嫁衣装の打ち掛けを羽織り、かつらまで。写真を撮る私たちにひとこと。「パパラッチ!」

翌朝、名古屋駅にパット、ジーナ、スーを見送る。これから、京都旅行を経て帰国だ。パットは朝、藤井Tと、お互いの結婚にいたるストーリーを引き出していた。お見合いから結婚に至る、ミスターアンドミセス藤井のドラマは、この上ない異文化でもあり、また共感を持つほどに交流したようだ。
お連れしてよかった。
母の会 1 11月02日 ()
 さあ、らくに立って。地球は水の惑星と言われています。その水があなたの足の下の大地の中にみなぎっています。あなたはその大地に生える木です。さあ、あなたの根っこから水を吸っていきましょう。まず、細い細い毛根から、ああだんだん、根っこにきた。ちょうど足の裏のところに水が集まっています。上の方へ吸い上げていきましょう。ふくらはぎからひざ、ももからゆっくりと腰の方へあがってきました。さらに上の方へ。髪の毛の一本一本から、天へとお水がかえっていきますよ。ふかーくいきをすって、はいて。おなかでね。おなかがあったかくなってきませんか?
 こんな風にして、母の会を始めてみました。
 日本語は、一つ一つの音に母音があります。はっきり発声して、ゆうやけこやけをうたう。このあたりは竹内セミナーを追体験してもらう。
 そのまま、「貝をも持たぬ山伏が、道々うそをふこうよ」と書いたホワイトボードを発声に気をつけながらよんでもらい、さらに狂言のいいまわしで、CDといっしょに。我がパーティの、三本柱導入です。
 我がパーティの母の会は、私自身の感動をお母さんたちに伝え、体験してもらい、いい気持ちになっていろいろ話をしてもらうこと。日頃の感謝をこめ、ごちそうする。ライブラリーにちなんだ献立とか、珍しい料理とか、話題性のあるものを心がける。この間の金曜日は、ちょうど夫の実家から届いた南魚沼産コシヒカリの新米と、私の実家から届いた干物がシンプルだが最高のおもてなしとなった。
 ライブラリーについては、年に2回の購入期に4本ずつ配布させていただきますと、してお知らせしてある。各自のライブラリー一覧に持っているものをチェックし、必須のもの3本にピンクの大丸をつけ、選択のもの数本に青丸をつけてお渡ししてある。話に花が咲いて、あら、かえらなくちゃという頃、急いでライブラリーの購入の話となるのがつねだ。
 子供たちの成長とともに、お母様方もとてもよくご理解してくださるようになり、よく支えてくださるので、本当に感謝しています。
パットとの再会(2) 10月31日 (金)
 日曜日の午後、新幹線で名古屋へ。のぞみの二人席をとり、富士山をみる。道中、いろいろおしゃべり。題材はつい、ホームステイのことや、翌日のプレゼンテーションのこと、また車窓の景色など。「あのロールのような植物は何?」「あれはお茶の木よ」「木?どう見てもブッシュだけど?」「日本語ではどっちも木っていうのよ。椿と同じ種類の照葉樹」しばし黙って、プレゼンのことを考えているらしいので私もいねむり。
 名古屋到着。私のふるさとの刈谷へは、ここから快速で20分。タクシーでまず私の実家へ行き荷物を下ろす。それから藤井先生宅へ。藤井ご夫妻が笑顔で迎えてくださる。夕食。先生の心づくしのおもてなし。「倫子ちゃん、椎茸好きでしょう?」私の好きな干し椎茸の煮物。パットも果敢におすし(藤井家御用達の特上とみた)やら、おつゆやら、茶碗蒸しやら、煮物などに手を出す。にんじんの梅の花型切りに感動したり。
 私が藤井家にパットを連れて行こうと思ったのは、ほかでもない。似ているのだ、この二人。年齢も一つ違い。表情や雰囲気も似ていて、カリフォルニア時代、私の夫もしきりにそう言っていた。今こうして二人を並べてみて、やっぱり!という感じ。お子さんたちも息子二人に末がおじょうさんと同じ。パットのご次男はシェフで、藤井先生のお嬢さんはパティシエで、シェフと結婚されているし、小さなお孫さんがいて、その話題にも花が咲いた。そしてなにより、藤井の暁ちゃんと同じく、パットもすごい涙もろいのだ。似た二人が並んで、二人して感激してウルウルしちゃってるのを見て、私もおじさんも大受け。きっと気が合うとおもった。
 今年の夏カリフォルニアにステイした藤井パーティのラボっ子がご両親と一緒に会いに来てくれた。写真、日記を持ってきてくれた。この子はおとなしくて一年延ばしたけれど、いいホストに巡り会うことができ、本当によかった。日記には、藤井Tの思いも綴られている。ラボっ子、両親、ホストファミリー、そして送り出しテューターの思いをすべて見ていただいたことになった。
 月曜日、朝刈谷駅集合。藤井先生は35年間ラボセンターに通っているのに、未だに駅のホームのどの辺りに並んだらよいか知らない。地下鉄の切符を買ってくれるといって聞かないのですが、一度に3枚買えるってことを知らなくて、一枚ずつ、お金を入れてはボタンを押して買い、またお金を入れて。先生はラボセンターへ、私たちは松坂屋へ。
 開店時、店員たちのお辞儀に迎えられて入った松坂屋では、Lサイズバーゲンをやっており、パットはジャケットをゲット。15号でちょうどいいというのだが、試しに17号をすすめる。「私がもっと大きいというわけ?」と、渋々試したら、やっぱり、そっちの方が、首周りがカンファタブルですって。試着室で靴を脱ぐのもおもしろがって写真撮影。会計でお金を入れるトレイもパチリ。ずらり並んでお客に対応せんと待ちかまえている店員たちもパチリ。いろいろ買い物もでき、楽しいショッピングだった。さあ、ラボセンターへ!
to be continued.
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