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我が家の三男、舜は、小学3年生。二人の兄たちがホームステイに行ってしまい、一人っ子状態だ。特に次男は、彼にとってなくてはならない存在で、成田ビューホテルへ送っていく日は電車の中でずーっと話しかけ、ちょっかいを出し続けて次男をあきれさせていた。次男が寝なければ舜も寝られないので、次男がテレビの映画を見たいときは一旦一緒にねて、次男だけそっと起き出してくることになっている。(もっとも、次男はよくそのまま寝てしまうのだ)去年次男だけへいぐんキャンプにやったのは、次男のためもあるが、翌年の「一人っ子状態」に備えた舜の準備でもあった。ウインターとスプリングの置いてけぼり状態にも耐えた。
さて、兄たちがいなくなって、2週間。次男が受け止めていた舜のおしゃべりに閉口しながらも、かわいい一人っ子である。キャンプにいっていたこともあり、冷蔵庫冷凍庫は、後ろの壁がみえる状態。ほとんど入らなかったアイスも3種類常備。本人は毎日川遊びにかぶとむしに、、、と、絵に描いたような夏小僧。宿題も順調にやりつつあり、「こんな子はじめて」 わがままも言うけど、結局は一人っ子の愛情たっぷり状態に満足しているのか、3人分のお手伝いもこなしてくれている。
夜、舜が用意してくれたお風呂に入って「あー極楽極楽」キャンプの疲れを癒している。(あきる野は夜涼しくて暖かいお風呂で暖まりたいという贅沢やってます)一人っ子っていいなあ!でも、長男が一人っ子だったら、と思うとぞーっとするから、やはり長男次男ときて、やっと出たコマなんだろうな。
夜、舜の20匹もいるカブトムシとクワガタが活動を始める。と、そこら辺を歩き回ったり、飛び回ったりしていて、うわー!!ゴキブリと一緒! 捕獲に忙しい親たちである。
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黒姫2班に行ってきた!野外活動は、なんとハイロープコースに挑戦!うちのパーティでは、長男に続き2人目の挑戦。息子どももアメリカカナダで楽しくやっているらしいし、私も今年は挑戦だあ!途中リタイヤもありかなあ、大丈夫かしらと思いながら登ってみたが、なんと、木登りが得意だった昔を思い出す状態に! 気持ちいい! 落ちなかったので、腕の力のない私でもなんとかなりました。もう一回やりたーい!「先生、どこいったの?ええっっっうそお!」とうちのラボっ子たちに言われました。
中1のTは黒姫登頂に成功。我がPから、私(中1の頃)長男についで3人目の快挙。彼がメインストリートを満足感溢れる表情で下ってきたのをみて、あれが幼稚園の頃、ナーバスで泣いたり、おなかが痛くなっていたTくんかと、思いっきり目頭があつくなりました。彼はパーティの参加者のリーダーとしてもよく引率がんばってくれました。
ないの滝に挑戦したKは、思いがけなく時間がかかり驚いたそうです。去年は天候が悪く、パーティの子で装備(ズボン型の雨具)の問題で落とされたりしたのに、今年は甘いセレクションだったのか?我がパーティでは「ないの滝をクリアした者だけが黒姫登頂に挑戦できる」という位置づけで、ないの滝自体の難易度も高く見なしている。テューターの経験もいろいろになり、参加させる側の野外活動に対する認識も毎年のことながらしっかり見直していきたいと思います。
うちのパーティからの参加者11人、すごくいい表情をしていました!心配していた子たちもしっかり楽しんでくれたようです。この夏一人っ子の三男、とびっきりの笑顔でした。そして私も、大変だった送り出しのあと、神様からのプレゼントをもらいました。自分のためにこんなに楽しんだキャンプは久しぶり。ハイロープに続き、すてきな友人に出会えたし、キャンプファイヤーのテューターのだし物で、ン十年ぶりにステージに上がるという快挙? さあ、この夏もがんばるぞー!!
キャンプから帰り、ダーリンに聞く。「何食べて暮らしてた?」
ダーリン「かすみ」
三男「ええっっっいいなあ!カップラーメンかなんかかと思ったのに、そんなの食べてたのー?」
そんなのってどんなの?
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今日からキャンプ。黒姫2班だ。ラボっ子11人をつれていく。バス添乗責任者でもある。今年は珍しく連れ子がいない。ロッジに私一人だ。今年はラボランドの外に出られそう。そうだ、カヌーなんて挑戦してみようか。だめだ。靴がない。去年次男がへいぐんにもっていったはずだが、ない!なくしてきたかー。長男のでは大きすぎる。私も準備が悪いんだなー。行く日になってこれだもの。
我が家から私と三男だけだから、お弁当も大したことない。だいたい、冷蔵庫の中は長男次男がいた頃とは大違い。後ろの壁がみえる!
ジュディさんも2班。久しぶりに会える。ジュディさんへのプレゼント(ラボ旗にサインしたものと定期券イオカード)を持っていく。楽しみ!キャンプでの新たな出会いも楽しみです。それから、テーマ活動!「みにくいあひるのこ」は好きなテーマ。昨日おもしろいことがあった。CDを聴いていた三男が、「子どもたちが拍手してこおどりするってどうやるの?」という。何と彼は、白鳥の子どもたちがちいさな翼でぱちぱちしているんだと思ったんだって。もう、笑い死にしそう。想像してみて。
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長男も次男も、今頃は雲の上だろう。飛行機に乗るのは初めてではない彼らもも、緊張して旅立っていったかなあ。それとも、調子にのって軽はずみなことをしているのではないか、親として心配したらきりがありません。
家を出る直前まで、準備ができておらず、にもかかわらず暇さえあれば。マンガなどにうつつをぬかす。ひとりだちの旅!と、待っておれば、何にもすすまず、最後の何日間の私のストレスはひととおりではなかった。落ちているものを拾いなさい!「おれに何もかも言わせる気か!」早く洗濯物を干しなさい!「いつまでもいいお天気が続く訳じゃないぞ!」どうして、ラボのライブラリーはこう、ばしっと決まるセリフがあるんだろうね。
次男はすがたりの本など一式をなくしてしまい、でてこない。アメリカ人は柿は見たことがないかも知れないからと 、あんなに大騒ぎでジュディさんも一緒になって「柿」をつくったのに。なんで、なくすかねえ!アルバムも追い込み。中学の入学式の集合写真をなくし、ホテル集合の日に近所の友達に頼んでカラーコピーさせてもらう始末。なんでもなくしてしまう。夏休みの宿題をなくさないように、口を酸っぱくして言う。でもあちらこちらに落ちている。長男にいたっては、口にすることも憚られるほど、準備不足。1ページもできていなかったアルバムは、集合の日に、「カラーコピーって、高いじゃん」などといっている。千円やっておいだす。10時半頃、まだはさみで写真を切り離している。切り離すだけしておいて後はホテルでやるとか。はさみはキャリーオンにいれて持っていけないんだからね!!「ばかのおまけにぐうたらまでついてるわ」
三男は、むりやり朝からプールに行かされていた。いやそうだったが、朝から出発までずーーーっとおしゃべりされてはたまらない。上の二人が出るまでは、他のことはパス!「プール終わったら速攻で帰ってきてね。」
10時半過ぎに生協を受け取り、三男が帰宅し、それっタクシーを呼ぶぞ!という時、くさくて困っていた長男がやっとシャワー。タクシーにのり、駅へ向かう最中、次男が「あ、帽子忘れてきた」長男「腕時計わすれてきた」もう、引き返している時間はない。11:40の電車にのらなければ!「もう、あんたちは! だから準備というものが大事なの!」駅でがみがみ怒る。うるせえと言っていた長男、乗換駅で「あ、すがたりの本わすれてきた。どうしよう」「スガタリでやるんだね!」さすがに返す言葉がない。同じグループに同じテーマの子がいるからカラーコピーさせてもらうつもりでいる。できるか?
成田空港第2ターミナル駅までは長い道中。長男は離れたところでねむりこけている。次男は次第に言葉数が少なくなってきた。自分の世界に入っている。テキサスやカリフォルニアでコーディネイターをしているとき、ラボっ子たちはホストファミリーとの対面が近づくにしたがって皆無口になっていった。次男もそうなのだろう。ところが三男は、ひたすら次男の関心を誘おうとちょっかいを出し続けている。うっとおしがる次男。朝プールにやったのは正解だったなあ。
ホテルで、テキサスのシャペロンと話をしていると、すーっとちかづいてきて知ったような顔をしている長男。マニトバの邦彦さんと、スタッフのような挨拶を交わしている長男。こいつが中味ないってこと、いつ判明するのだろうか。それとも人と同じことはできなくても、それ以外のところで何かがんばってくれるだろうか?
次男は自分の席が見つけられないでいる。次男のホストファミリーのお兄ちゃんが、ワシントン側で受入のユーススタッフとしてコーディネイターのキャロルを手伝うと張り切っているらしい。一番先にホストに会うわけだ。ああ、もう、私の手を離れた。グルンパを送り出す気分。がんばてこおーい!
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今日は長男、次男が成田に集合する日。元ラボっ子同士の夫婦でテューター、元4-Hコーディネイター、国際交流体験も豊富、とラボの中では「専門家」と言われる我が家も、不出来な息子どもには苦労させられています。これでもか、とばかりに起こる事件に学業の問題、国際交流参加への準備不足、、、それを叱咤激励しつつ、この暑さの中、家事も並大抵ではないのに、ふと見るとせっかく洗って干した大量の洗濯物が、子ども部屋で踏みしだかれている!もう、母の怒り爆発!
ここ何日も日付変更線のない生活。というのも、朝方の次男と、夜型の長男が、私が見張って、怒っていないと何もしないからなのです。元気な三男は川遊びにカブトムシ取りにとお忙しい夏の小学生。とばっちりくうのは、やはり夫で、ごめんなさいと思いつつ、私がこんなに大変なのに!!!夜中に食べるものの好き嫌いだと?!
ああ、静かな生活にあこがれます。送り出しがすむと、キャンプ、町内の盆踊り大会の実行委員、亡父の初盆、息子どもの帰国、パーティ合宿と、あっという間に夏は終わりです。
先日、夏休みをもっと短くするという案がテレビでありましたが、とんでもない!もおおおっと、ながくして(米国並みに)そのうえで、学校で無料のサマースクールをやるべきだ!米国生活がほんとに、懐かしいのであります。
いいなー、息子どもは。アメリカ、カナダに行けて。もっとしっかり準備しろー。
ああ、今日も、夜が明けてきた。蝉がないています。成田行くまでしっかり。
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19日は、神奈川東京秋のスクランブル研修のお世話さん会議だった。私は水曜Bグループ。もうひとりのお世話さんは、神奈川のベテランテューター。今日初めてお会いしたが、素晴らしい方。有意義な研修になりそうだ。ことば、語り、ものがたりの深さを追求するテーマの中から「鮫人のなみだ」と決まった。ぞくぞくしちゃうね!研修ゴールはテューター自身が深く取り組むことにより「テーマ活動で育っていくものを明快に描き出す」こと。皆さんどうかよろしくお願いします。
私事で忙殺されており、先日は電車の中で席を譲られるという初体験。頭は脳軟化状態。息子たちの国際交流の準備もあたふたしていると「ひとりだちの旅なんですから、参加者本人にやらせてください」という、シャペロンの方のお言葉。ごもっとも。
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加藤P夏の発表会は、アイスクリームソーシャル。つまりアイスクリームの持ち寄りパーティだ。アイスのほかにも、炭酸、コーヒー、オレンジジュースなどの飲み物(クリームソーダやフロートができる)いろいろなトッピングやコーンもあって楽しい。
10時集合と同時にアイスクリームやさん(お母さんたち)が準備してくださる。子どもたちには目の毒?SBをしてまっていようね。
そのアイスを食べながら鑑賞するテーマ活動発表は、白雪姫(小5、6、中高)と3匹のこぶた(小1,2,3)プレイルームの紹介。
言葉が入っていない今回の発表にはずいぶんやきもきさせられた。3匹のこぶたグループには、電話練習。一人ずつ電話をかけての個人練習だ。雷で電話が壊れていてかけられなかった子もあり。白雪姫グループは今朝8時半からテューター宅で自主練習。
今年加藤Pから国際交流に参加する2人の壮行会、すがたり、母の会からのおみやげ贈呈。サマーキャンプの集合などのインフォ。
12時解散。残ってプールに入りたい人は、ピザ注文係がオーダーをとっている。子どもだけでプールには入れるのは4年生からだが、3年生たちも4年生と偽って堂々と入っていった。
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15日。雷雨。酷暑。雷雨。プレイルームさんが来るときも激しく降っていて、おやすみにした方がいいかと思ったほど。7月から正式に始まったばかりのプレイルームさん。1才2才3才たちにかみなりこぞうのよみきかせをする。初めてのラボライブラリーの読み聞かせでもある。読み聞かせといっても、CDをつけて一緒によむ。私の得意なストーリー、いつもはCDを流さないで読み聞かせをするのだが、今日は、音と雰囲気を楽しむのが目的。物語の内容はまだ。最後まで通すこともない。「山の麓の村へお出まし」というところで本物の雷がどどーーーーん!こんなすごいBGM初めて。たぶんまだ、早いかな、という読み聞かせだが、自然現象にも助けられて子どもたちの目は絵本にくぎづけ。ラボの活動の中でも一生に一度あるかないかのかみなりこぞうになったかもね。
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14日。今日はジュディさんを代々木オリンピックセンターに送っていく日。ゆっくりした朝、ジュディさんが家族が出かけていくのを順に送り出している。昨夜、4-Hのコミティの方やラボのエグゼクティブとのディナーだったので、今朝になって荷造りだ。
荷物を出し、市内のお寺に行く。毎朝駅から見えるお墓が気になっていたのが遂にかなった。行ってみると、せがき供養が行われており、ハスの花もよく咲いていて、とてもよかった。新宿にでてお好み焼き屋にはいる。最後の食事。お好み焼きは初めて。
オリンピックセンターでは、つぎつぎとホストファミリーが送ってきた。ひと言ずつ、心に残ったことを発表し、フェアウェル。そのあと、明治神宮に散歩に行くということで、付き添いを頼まれたが、時間が押しているのと、本隊がまもなく到着する受け入れ態勢のこともあり、また研修生自身が「行くよりここにいてしゃべっていたい」という意見がが多く、暫く部屋にいてから夕食に行くことになった。夕食に19人連れていくというだけのことなのだが、レックス、ユートレックとはここで別行動となるのに別れがたく、2人ほどトイレに行っていてさんざん行き違いになったり、ジュディさんのこの3週間の大変さは推して知るべし。結局私も宿泊棟移動まで対応してから、帰ってきた。明日はまた対面式だ。Have a nice stay!!
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13日。ジュディさんも明日は我が家を離れる。この一ヶ月、あっという間だった。本当に楽しかったし、ありがたかった。昨日は日本語研修の修了式で、今日はあきる野の学校訪問だった。
朝、ジュディさんは三男と一緒に歩いて登校。私は子供たちの波が収まるのを待って車で登校。なにしろ「うし」も一緒だから。8:50からの1時間目に三男のクラス(三年生)で「授業」をする。車から教室までのわずかの間にも、「なにそれ!?」と、子供だけでなく大人たちにも囲まれ、なかなか行き着けない。担任の先生はこころぼそかったらしい。クラスでは、お互いの自己紹介、米国のこと、ウイスコンシン州のこと、乳製品のこと、シールとペニーをもらったり、コインの勘定をしたり、チキンダンスも!一体何が始まるのか、想像できなかった先生は「こういうことだったんですね。ちっとも思わなかった。」私はこれを年がらやっているんだけど。先生がなんとお琴の演奏をしてくださり、米国国歌をお琴で歌うのは初めて。その後、校内を見て回り、去年の担任の先生の教室に飛び入りしたり。あちこちでビッグコモーション。
それから次男の中学へ。こちらは英語の先生が案内してくださり、校内をまわった。あの友好的な次男も、やはりはずかしいのか、無関心を装う。でもやはり気になるらしい。あつい!さすがにくたびれて、冷房の効いた応接室へ待避。米国の学校を視察したことがあるという校長先生とおおいに盛り上がった。給食当番も見、給食も食べた。
市役所へ教育長さんをたずねる。こちらも、「加藤さんの連れてくる人なら今後も教育委員会として協力したい」とまで言ってもらえた。
急いで帰宅し、ジュディさんはシャワーを浴び、ラボセンターへ。今日は4-Hのコミティの方がみえ、レセプションのあと、エグゼクティブディナー。私?残念ながらラボのクラスがあり、発表会も近いので。去年のメアリアリスさんもおんなじスケジュールだったなあ。ディナーは素晴らしかったそうで、本当によかった。シャペロンお疲れさま。後半のホームステイも楽しんできてね。
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