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2016年 あけましておめでとうごさいます! |
01月04日 (月) |
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ここ数年は、年末にラボ・ウィンターキャンプ(国際交流キャンプ)へ参加し、
そこで初めて出会い、お世話になったラボ・テューターや、ラボっ子たちに
慌ただしく年賀状を書くのが恒例となっていました。
大晦日には夫の実家へ向かい、
元旦は新潟ののっぺと、美味しいお餅と、イクラや鮭や蟹などの海産物に舌鼓をうち、
大雪の積もるお墓にお参りに行くのが、我が家の年始となっていました。
しかし、久々にウィンターキャンプへも行かず、夫の実家へも帰省せず、
老人ホームから母を呼び寄せて、のんびり横浜で過ごすなんて、なんだか不思議な感じ。
母が私の家でお正月を迎えるのは初めてなので
母も「ちゃんとしてるのねぇ」なんて驚いてましたが、
こういう日本的な文化をしっかり教えてくれたのはお母さんだよと、感謝しています。
小学低学年までは、毎年着物を着せてもらって、
そのまま羽子板片手に飛び出していき、
近所の子達と羽根つきや凧揚げをしたものです。
思えば中学受験を気に、そんな正月は消え去り、
記憶からも薄れていきました。
受験そのものが悪い訳ではないけれど、
正月特訓などで「隣は敵だと思え!」と
友情に亀裂の入る教えを刷り込んでくれた塾…
家族と囲む夕飯やお正月の新たな空気感など、
多くのものが奪われていたのだな、と今更ながら実感します。
ラボにいると、受験によってそんな大切なものが
奪われていないラボっ子達をたくさん見る事ができるので、心からホッとします。
お陰様で、うちの息子も、大切なものを失わずに過ごせているように思います。
「うちは年越し蕎麦を作るのはお父さんの役目なんだよ!」
「親戚のお家で毎年お正月を過ごすから、お年玉たくさんもらえるんだ〜」
「うちのパパは凧揚げがうまいんだよ。」
「うちはおばあちゃんが黒豆煮るんだよ。」
などなど…
目をキラキラさせて話すラボっ子にほっこりさせてもらっています。
勝ち負けだけではない人間関係がある事、
ご先祖様、親戚、家族があって自分がいる事、
当たり前と思えるほど変わらない日々が大切な思い出であり、
これから生きていく力の元を育んでいるという事を
今年も伝えながら、一日一日を丁寧に過ごしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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