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おむすびが転がったその先には? |
01月27日 (火) |
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「おむすびころころ」“Riceball Roll”を始める時に、子ども達の記憶にある昔ばなしの「おむすびころころ」や「おむすびころりん」を思い出してみたら、他のお話と混同しているところもあったので、「おむすびころころ」のお話をいくつか読んでみました。
中にはねずみにもらったつづらが、小さいつづらと大きなつづらだったり、欲張り爺さんは両方持ち帰ろうとネコの鳴き声をしてみたりとストーリーの途中が少し違っているものがありましたが、多くの絵本の最後は欲張りな隣のじいさんはモグラになるというものでした。
そんな中に、転がって行ったおむすびを追って行ったおじいさんが穴の中で出会ったのは、お地蔵さんだったというのがありました。
「鬼が来るから、わしの尻の下に入りなさい。3回尻を振ったらにわとりの鳴きまねをしない」と言われ、その通りにすると、鬼が置いていった欲しものがなんでも出てくる金棒をもらい、おじいさんは大金持ちになります。
それを聞いた隣の欲張りじいさんも、おむすびを持って山へ行きました。
そしてお地蔵さんの言いつけを守らず笑ってしまったため、鬼の金棒に縛り付けられて地獄に連れていかれてしまいました。
という広島県で語りづがれていた「地蔵浄土」という話の再話でした。
「おむすびまてまて」(ぶん:おざわとしお・まつむらまさこ)
ラボではもき・かずこさん再話、鈴木小百合さんの英語訳、宮本忠夫さんの絵と、おむすびが転がっていく時の音や餅つきの音楽、電気がペカッと消える時の音など、楽しい音楽とともに、「おむすびころころ」を楽しみます。
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