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『「民際人」中浜万次郎の国際交流』 |
01月03日 (金) |
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ウインター・キャンプーでは、この夏国際交流(ホームステイ)プログラムに参加する地区の中高生6人と一緒に電車で黒姫に向いました。電車の中で年末年始休みに感想文を書くことになっている本を、読んでいる子が何人かいました。もう読み終わった子もいて、私たちはその本の話をしていました。
鶴見俊輔著“「民際人」中浜万次郎の国際交流”という本です。
これは鶴見俊輔氏の『ひとがうまれる』(ちくま書房)の中浜万次郎に関する部分と、鶴見氏の国際交流関連の講演録が載っているラボ教育センター出版の新書です。

中高生の子供達が新書を読んでいることに興味をもたれた方が声をかけてくださったので、
これからこの子達は夏のホームステイに向けて、観光旅行ではなく、相手の文化を理解し家族のひとりとして過ごせるよう準備をしていくこと等お話をしました。
とても本の好きな方のようで、「若い頃にしっかりした本をたくさん読んでおくのはいいことですね。私も10代から20代の初めに読んだ本のことはとてもよく覚えています」とおっしゃっていました。60代後半から70代初め位の女性の方でしたが。
中学1年生には少し難しいかもしれませんが、こういう機会に鶴見さんの本を読むのもいい経験ですね。
子供達がどんな感想を書いてくるのか、楽しみです。
1月の集まり・事前活動の日には感想をシェアする時間も設ける予定なので、私ももう一度読んでおこうと思います。
1992年の名古屋での講演は、私も聴かせてもらっていますが、この時彼らはまだ生まれていないのですよね。
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