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手編みのセーター |
01月12日 (土) |
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叔母から、手編みのセーターが届いた。だれかに編んでもらったセーターなんて、何十年ぶり?
ことのいきさつは、こうだ。
何年もかけて、実家のかたづけをしている。すぐには解決できないことや、
手をつけないでいることも多く、処分できない物も多い。
そんな一角が、母の手芸だった。刺繍、編み物、パッチワーク・・・・。
手芸の得意だった母が、長年、手にかけていたものらしく、量もたくさんあり、完成していない物も。
新品の材料は、だれかもらってくれる人を見つけてはあげてきた。
完成品は、人にあげられる物はあげ、古びている物は、私が使うかな・・。
困るのは、未完成品。ふう・・・。
私は、超不器用で、手芸はやったことがない。引き継げないし、捨てられもしない。
手芸がプロ!の妹は、手が痛いから、もう手芸はやらない、というし。
物置で、編みかけのセーターを見つけた。
母の好きそうな、エンジの毛糸で、シンプルなセーターなのに袖口や切り替えが
部分によって変わった編み方が仕込まれている。
母が、特に編み物に凝っていたのは70年代後半だったが、これはいつ頃の作品なんだろう。
なんで物置に?
途中であっちやりこっちやりしているうちに、わからなくなったのかな。
片袖だけ、完成していない。毛糸が足りなくなったのかなあ。
2年後?似たような毛糸を、全く別の場所から発見。
一緒に片付けを手伝ってくれた叔母に、なかば押しつけるようにして引き取ってもらった。
もうすっかり忘れていたが、「完成したから、送るわね!」と郵便で送ってきた。
え~!?
手編みのセーターなんて、私が幼稚園か小学生の頃に作ってくれた以来じゃない?
おばあちゃんを思い出した!
新しい毛糸を買うこともあったが、古い編み物をほどいて、
練炭の上にかかったやかんの蒸気にあててくせをとり、編み直すこともあった時代。
毛糸を玉にまき直すお手伝いをしたことがある。
おもしろそうな、玉に巻いていく作業はおばあちゃんで、私は長い束を持っている役。
落ち着きがなくて、僅かの時間じっとしていることができなかったなあ。
でも手伝わせてくれたことを貴重な思い出だと思っている。
届いたセーターは、片袖がちゃんと編み上がり、
「むずかしくて大変だったのよ。友達にも手伝ってもらった」という袖口が完成していた。
早速着てみると、とても小柄向け。
袖が短めのは「おしゃれなデザインなのよ」と叔母が言っていたが、
母は、いったい誰のために編んでいたんだろうか。
自分かな、私かなあ。繋いでくれた叔母に感謝。
叔母は母の妹だが、私が生まれたときに中学生だったから、
年の離れた姉妹のような・・・? 母の弟妹たちはそんな感じ。
昨日、「コクリコ坂から」をみていて、叔父叔母たちは、あの登場人物たちのようだと思った。
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Re:手編みのセーター(01月12日)
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オードリーさん (2013年01月16日 23時31分)
カトリーヌさんへ
今年もよろしくお願いしま~す!
私は年末年始いつも以上にバッタバタの日々でしたが、こちらにいらっ
しゃってましたか?
ロミ&ジュリにいらっしゃらなかったので、今年は?と思っていまし
た。
我が長男が生まれた時、私の妹は中学生でした!
私があの世へ旅立ったら同じように懐かしんでくれるのかな~~(笑)
なんて。
でも整理しようにも何もないな・・・。あるのはライブラリーとラボの
書類だけかも。
手芸できるって憧れです!
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Re:Re:手編みのセーター(01月12日)
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カトリーヌさん (2013年01月17日 00時37分)
オードリーさん、
年末は31日に刈谷へ行き、4日にもどりました。もっと早く帰って、のんびりしたかった
ですが。
3月のわかものは、地元なので!帰りますよ。またお会いしたいです。こんどお電話でも。
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