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ホームステイ報告<dairy farm にステイした二男> |
09月14日 (金) |
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報告が遅れました。
この夏、一家3人、それぞれ全く違ったホームステイを経験してきました。
パーティやエリアの報告会で、また直接お会いした方にはすでにたくさんお話ししたのですが、ここでも軽くふれておきましょう。
一番、異文化を体験したと思われる二男の報告から。。。
彼は、イリノイ州のdairy farmにステイしてきました。
家族はホストマザー、ファザー、ホストのトビーの3人家族
他、動物が 牛125頭、馬4頭、鶏30匹、猫13匹、犬8匹
コーン畑、小麦畑、大豆畑、ベジタブルガーデン
自給自足のような暮らしで、家族の一員となって働いてきました。
到着してすぐに“I want to work”と言ったそうです。
そして、次の日5時に起きたところ、もうみんな働きに出ていて
“too late” と言われてしまったので、その日から毎晩寝る前に明日は何時におきたらいいか、聞くようにしたところ 5時の日、6時の日、7時の日、何時でも寝てていい日、があり、その日によって仕事が違ったそうです。
仕事内容はホントにいろいろ。
牛や鶏の世話はもちろん、牛の出産を手伝ったり、farm で働いたり、とれた野菜を瓶詰めにする手伝い…
自分が担当の子牛もいたし、生まれた子牛に自分の名前(望というのでHope)を名づけてもらったり。
一番すごいのが、牛の解体作業のハナシ。自宅で食べるためのようで、塩漬けにして冬用の保存食にするそうです。
解体直後、どこの部位が食べたい?と聞かれたので“Good taste,please"と答えたとか。なるほど。
出産をみたのは他にうさぎ、猫、しか。
締めるのをみたのは、にわとり、うさぎ。
毎日、重労働で夜8時にはくたくたになってベッドに倒れこんだそうです。
私からみて不思議なのは、このような体験をそれほど特別なことのように思っていない、というところです。
この生活がすんなり出来てしまうのは、中学生だから?ラボっ子だから?
英語も特に意識していないのか、「別に普通にわかったし、通じた。分からない時は辞書つかえばよかったし」
英語力と言うよりコミュニケーション力だと思うのですが、こんなに長けているとは思いませんでした。
ホストは、牛が大好きで本当によく働く、かっこいい奴だった、と今でも言っています。
毎年カウンティフェアのcow showで賞をとっているそうです。
友達の家に遊びに行く時はいつも望のアルバムを持っていってみんなに紹介してくれて、必ず望も一緒にまきこんで遊んでくれたこと。
自分も名刺と小さな日本のおみやげを持っていってみんなに配ったこと。。。
素語りもやったし、日本食は肉じゃがとお好みやきとそうめんを作ったと。
余った鰹節は猫の餌にするように、とおばあちゃんにあげたこと。
持っていった「ふじっこ」をあげたらsaltyと言われたので野菜を切ってジップロックに入れて浅漬けを作ったらgood,mildと喜ばれたこと。
などなど、書いたらキリがありません。
本人はごく普通に暮らしていただけと思っているみたいですが、
私からみたら満点の出来です。よくやってきたな、と思います。
ところが、この充実したホームステイが途中で終わることになってしうまうのでした(泣)
喘息を発症し、ホストチェンジを余儀なくされたのです。
気になるところだとは思いますが、時間がなくなってしまいました。
この続きは次回に。
お待ちくださいませ。
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