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長年の問いの答えを見つけたくて・・・ |
11月02日 (水) |
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今や、協同という名のもとに、いろいろな分野で官民一体となった政策が行われています。私は、踊らされている気がしてあえて乗りたくなかったのです。
でも、そういうことが言われるずっと前に私は、まさにそれと出会っていたんだって、今になって思うのです。
実は今日、長年の思いを実行に移しました。(大げさですが…)
今をさかのぼること、10年くらい前。子育て一生懸命だった頃、静岡市清水区西里の山奥で、静岡県営林署主催の山の分校という名の講座が開催されました。その頃、土曜、日曜と仕事を入れる主人の下で私は3人の子たちとどんな一日を過ごそうかと情報誌をいつもチェックしていました。そこで出会ったのが山の分校でした。
そのかえり道、なにやら人の流れが山の方に行くのです(なんだろう?)不思議に思いながら、その流れについて行ってみました。そしたら、今日行った水声園のご招待日だったのです。
そこは、水声園の望月宅。
そこで、私たち4人は、手作りそば、竹の子煮、おでん、茶飯おにぎり、さといもの塩焼きなど、山の幸をいただいたのです。
心のこもった山の幸をお腹いっぱいいただいて、夢のようなひとときでした。
その頃、我が家にとって、お茶は、生活のなかに入っていませんでした。でも、そこで、名前を書いてからはお便りが届くようになり、この日を楽しみにするようになりました。
でも、ずっと、
(どうしてこんなことができるのだろう?これだけのお振る舞いがなぜ・・・?)
そう思って10年くらい経ってしまいました。あまりに申し訳なくていつかお手伝いに行こう!と思っていたのですが、なかなか実行にうつせませんでした。
それが、今日、お隣りさんの「ボランティアするなら、私も行きたいです。」の一言で決心がつき、そのあとすぐに電話をかけたのでした。電話の向こうは既に賑やかで、朝早くから蕎麦やおでんの仕込みが始まっていました。
さあ!あすの準備の様子を写真でご紹介しましょう。
そば粉をねっていきます。なかなか体力がいります。

伸ばした蕎麦を折って、切ります。目を揃えるのになかなか緊張します。そばを切っているのは、私の背中を押してくれたU村さん。

その頃、外では野菜の仕込みが始まっています。竹の子を切る人、だいこんの下ゆでをする人、菜っぱを洗って漬物の支度をする人…。とにかく、いちいちやることがダイナミックなのです。
切られた蕎麦は、こんな大きな鍋で茹で上げられます。蕎麦湯を焼酎で割ったら美味しそう!(えっ!?はんたい?)
昼ごろ、親戚のおばあさんが海苔巻きを作って差し入れしてくださいました。パンダに見えたのに逆さにしたら綺麗なお花に・・・。
(この海苔巻きはまさにアートだ!)
また、営林署の職員の方が2人(写真右)来ていらして、望月さんがこの地区のお茶業界に貢献していらっしゃるのを垣間見た気がしました。
とはいえ、1時間だけ・・・といいながら出来立てのお蕎麦もいただいて幸せいっぱいの一日でした。
U村さんのおかげで、ずっと知りたかった、水声園のパワーの源を垣間見ることができ、ボランティアの方々に混ぜていただいて嬉しかったです。
「イベントで1番楽しいのは、準備なんですよね。」
U村さんの一言に、楽しさの本質をはっきりと分かっている人なんだなって分かって、より心満たされたひとときとなりました。
明日も、素敵な一日になりますように・・・。
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