|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
シャーロットウェブと4-H ホームステイに行く前に観たい映画 |
07月11日 (月) |
|
「シャーロットのおくりもの」をNHKBSプレミアムでやっていた。
時代設定はちょっと古いが、ほとんど変わらないアメリカの田舎。
カウンティフェアのことを学校で先生のような人が言っている。黒板には4Hの文字が。
夏の終わりのフェアだが、メイン州なのですっかり紅葉が始まって美しい。
原作もよかったけど、映画は景色や風景、家畜や人のようすや食べ物などが直にみられてとてもいいね。
今年、アメリカにホームステイに行く人は、こんな風景のなかでこんな食べ物を食べ、
こんな所に行き、こんな感じの人々と会うだろう。
ウィルバー(ぶた)を見に、4-Hシャツの子が走り寄ってくる。こんなシャツ、うちにもあるよ。
もう二度と起こらない、同じではいられないひと夏の出来事。
原書で読んでいたとき、子グモたちの旅立ちには、本当に感動してしまった。
サイエンスジャーナル的な子グモの旅立ちとしても美しいけど、それだけでない、
やはり、ラボっ子たちのひとりだちに思えてしまうから。
シャーロットウェブの映画化は3回目。描かれているのはアメリカの良心。
Ordinary Miracle という主題歌もすごくいい。
「Just another ordinary miracle today すぐそばで起きている普通の奇跡」
今年、ホームステイに行く子たちは、それに出会う・・・かも。
それがわかる子でいてほしい。
昨日、東京西地区の送り出し会だった。
みんな、「行く」ことしか頭にないんだろうなあ。
でも「待っている」人たちがいて、その人たちとの「別れ」は、まだきっと頭にないだろうなあ。
先週、ユタのお母さんに電話したんだよ。
はじめは、「え、誰? 聞こえないよ・・・」と言っていたMomだったが、
すぐに私とわかって、30何年前の会話に花が咲いた。
「私はもう、83歳よ」
ホームステイには、楽しいこともうれしいことも、たくさんある。
うまくいかないこともこんなはずじゃなかったということも。
でもがんばったぶんだけ、報われると思う。
ついこのあいだBBQの時に、家の蜘蛛の巣を見ながら、シャーロットウェブの話をしたばかり。
今日のBSの映画は、気がついたときにはもう始まっていたけれど、
ブタ好きな三男のために、録画のスイッチを押した。
彼がホームステイしたのはイリノイのブタ農家だったからね。きっと思い出すだろう。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|