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買って食って支える (更新おわり) |
04月15日 (金) |
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ラジオを聞いていたら、なるほどと思う標語?にであった。東北の物産を「買って」「食って」
被災地を支えようというもの。
水産庁にお勤めの漁師 <魚の伝道師>上田勝彦氏の、ラジオに出演した際の言葉だった。
『買って・食って・支える被災地へのエール、築地大祭(仮)』の開催へむけて準備中だとか。
「飲んで」もつけたいひとがいるかもね。
でも、東京のこんな田舎に住んでいると、どうやって買ったらいいのか・・・
お取り寄せする?なにが取り寄せられるのかな。今の状況で・・・。
デパートとか、スーパーとかでも受付してほしいなあ。
地区研でみんなで注文するとか・・・・。
需要があれば、世の中も動く・・・かも。そうだ、生協にもリクエストしてみよう。
(更新 夜)
あのあと、生活クラブの注文があったので、さっそく「仙台みそ」を注文した。
金曜小学生のクラスで、「くにのはじまり」絵本を見せると、
「日本のかたちが違う。なんだこれ~」と、笑う。
あのね、今回の地震で、日本が何センチもずれちゃったんだってよ。
「えー!うそ!」「ほんと? 地震でそんななるんだ」
日本の絵を見せながら、
ほら、たぬきをやったとき、日本列島が昔は中国大陸に繋がってた話したでしょう?
ここ(対馬海峡)と、ここ(北海道の先)が、大陸に繋がっていてね、
日本海は海じゃなかったんだよ。湖だったり、陸地だったりね。
「え~?じゃあ、海になったときは、そこにすんでいた人はどうなったの?」
「みんな死んじゃったんじゃない?」「津波?」
うん、人が住んでいたかも知れないね。たいへんだったろうね。
今回の大震災もたくさんの人が亡くなったね。
「でも、赤ちゃんも生まれたんだよ」
そうだね。亡くなる人もいれば、新しく生まれてくる命もあるんだね。
「海に命が行ってしまっても、また戻ってくる」(ヒルコのこと)
そんなふうに、戻ってきてくれるといいね。
中高大生のクラスでも、この話題で
「イザナミは、災害、なんだと思う」
「で、イザナキがまた生まれさせる」
じゃあ、さっき、Soちゃんが「もう日本は終わり」って言ってたけど、終わりじゃないの?
「また生まれてくればね。」
「でも、また人間に生まれてくるとは限らないんじゃね?」(小6)(輪廻を知っているのかな?)
この時代を選んで生まれてきたあなたたちが、新しい日本を作っていってほしいなあ。
「ホストに手紙書きました。地震や計画停電のこと説明した。」
去年、国際交流に行く前の自分を思い出して。そんな手紙が書ける自分になったんだよ。
「去年だったら、絶対無理」
いま、この時期に「国生み」をやっている意味も、考えてほしい。
SoちゃんとYoちゃんのお父さんだったら、「えらんだんです」って、言うよ、きっと。
決まっていたんだよ、国生みとの出会いが。
「うん、ぜったい、お父さんだったらそう言うと思う。」
Yoは、きょとんと見ている。
Yoはまだ小さかったから、お父さんのことは、人から聞くしかないんだね。
(お父さん、空から見ててね。あなたのことを覚えている私たちが、あなたの息子に伝えます)
「醜女は、イザナミのダークサイド」
「不安だったり、悔しかったり、恨んだりするどろどろした気持ちが、凝縮されたグロい存在」
「グロいって、どういう意味?」「グロテスクのグロ」「ああ」
「グロいよね、うじだよ、うじ。」
ウジって、見たことあるの?
「ない」「ホームレスの頭についているやつじゃない?」それはシラミ。
ウジを見たことがないとは・・・・クリーンに暮らしているんだなあ。
ものや動物が腐っていくところを見たことないの?
「なくね?」・・・そのまえに捨ててるか・・・。
私にとって当たり前のことが、彼らの共通認識には入っていないのだ・・・。
いったいどうやって国生みをわかるのか・・そういうとまどいを持つ。
腐っていく物、そこからまた新しい命が湧いてくるところを見せるには・・・・
ああ、もうちょっと暖かくなったら、うちのコンポスターを覗かせてやるか。
ウジの話題のあとで、恐縮ですが、
買って食って支える。やりませんか。すこしずつ。
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